かねてからの計画通りに事が進み、8月21日日曜日、TGRラリーチャレンジin福島へ会社の同期やすい氏のコドラとして一緒に参戦してきました。
前日の20日土曜日は移動日。早朝5時半に自宅を出発して、中央道、上信越道、北関東道、東北道と経由し、のんびりと約10時間ほどかけて現地入りしました。
やっと到着したラリー会場のあづま総合運動公園は雨。
道中は雨が降ったり止んだり、時には前が見えないほどの豪雨になったりと目まぐるし変わり、しかも台風が日曜日には接近するとの予報もあって、「開催されるの?」と心配になるほどでした。
翌日早朝、目が覚めて外を見ると天気は薄曇り。「これなら良さそうだ。」とほっと一息。
サービスパークが設置されるあづま総合運動公園に着く頃には晴れ間さえ出てきました。
ついに福島の地へと降り立ったAE92。
HQでレキ受付を済ませて、彼にとっては初めてのレキ走行へと向かいます。
ペースノート作成の事前練習は1回できただけでしたが、SS1~3と戸惑うことなく進めることができました。
レキが終わってのSSコースに対する感想は「このコンディションでこのSSは怖すぎる。」。
前日の雨の影響で路面は当然ウエット状態のまま。全区間にわたって木々が覆いかぶさり、路面が乾いていくことがあまり期待できそうもないこと。なのに「狭く曲がりくねった」とあるSS1・4でも長い直線区間が至る所にありスピードを出せるところは出せてしまう。2車線高速コースのSS2・5は高速コーナーも多いので、スリップやブレーキミスしたら一巻の終わりになりそうな予感をさせるものでした。
サービスへと戻ったところで、参加確認、車検と手続きをします。今回もお世話になるタクミクラフトさんのサービス隊は車検前の整備・チェックで大忙し。
私たちが乗るAE92は、基本的にやすい氏が製作したもの。彼はレース経験は豊富ですがラリー経験はゼロであるため、車検を通過するか否かが最後の関門でした。
サービス隊のメカニックHさんが車検員とのやり取りについて対応。それを二人して見守っておりました。「いつものヴィッツの時よりも長い気がするなぁ。」とか思いながら眺めていましたが、無事に車検を通過。これで公式にラリーへ出場できることとなりました。
この頃になるとラリー見物の観客たちもサービスパーク内を歩き回るようになります。
このAE92、何気に見ているとけっこう立ち止まって写真を撮ったりする人が多いんですよね。ラリー関係者の方もしげしげと眺めてはドライバーのやすい氏と話が盛り上がっている。今はすっかりAE86の陰に隠れてしまったマイナー車。そこが逆に興味を引いているようでした。
ドライバーズブリーフィングが始まるころにはすっかり晴天。
灼熱の陽射しが照りつけ、参加者の半分以上はHQテント前ではなく周りの木陰に隠れて話を聞いている始末(笑)。
そしてついにやすい氏のラリーデビュー。
MCさんからのインタビューもそつなく答え、人だかりの中を出発です。「レースだとスタンドすらガラガラなのに、こんな間近にたくさんの人が来るなんてすごいな!」と少々驚いておりました。
何か長くなってきたので「その2」へ続きます。
Posted at 2016/08/22 18:11:17 | |
トラックバック(0) |
TGRラリーチャレンジ | 日記