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小林あにのブログ一覧

2018年04月28日 イイね!

設楽森林鉄道鰻沢線跡をちょっと歩く(6)

今日は、設楽森林鉄道鰻沢線跡を歩いてきました。歩きつないで6回目となります。

今回は、旧豊橋鉄道田口線田峯駅と接続していた地点から上流へと歩いていきます。

旧田峯駅付近に残るトンネル。区間唯一のトンネルです。








廃線跡を利用してわずかな区間が遊歩道にされたらしいですが、トンネルのすぐ先で柵が崩壊してます。


転がっていた宮内省帝室林野局の境界標。地中に埋まる基礎部分の大きさに驚かされます。


遊歩道は右上へと登っていきますが、廃線跡は直進します。


先を少し進むと、廃線跡は旧段嶺隧道の上で途絶えてしまいました。旧国道を拡幅した際に削られてしまったようです。


山の斜面を登り、途絶えた先へと移動します。廃線跡が途絶えているのは100mくらいでしょうか。

迂回した先には用途不明の大きなコンクリート柱?が横たわっていました。


ふたたび路盤の跡が明確になってきました。


森林鉄道に関係するものか不明ですが、多分、滑車のようです。


宮内省の境界標が頭を出しています。


沢が洗い越しのように流れています。


下の国道との高低差は20mくらいでしょうか。


路盤が大きく崩れています。


振り返って見ると高い石積みの擁壁。


ベンチが現れました。田峯城跡への遊歩道との交差点に出たようです。


すぐ近くの沢に石積みの橋台が残っています。


反対側には長い谷積みの擁壁。苔に覆われています。


次の大きな沢にも石積み橋台が残っていました。


来た方向を振り返って。


道中は相変わらず倒木が多くて歩きづらいです。












境界標に「七三」の刻印。意味は不明です。


森林鉄道が通っていた所だけあって、山深さを感じます。


また沢の流れが路盤を横切っています。ここは溝がまだ現存していたので、スムーズに流れています。


碍子に金具が付いた物が落ちてました。用途不明です。


堀割りを通過。


石垣がきれいに残っています。






南向きの斜面に入り、日が差し込みます。


急傾斜地を進みます。


法面工事のために伐採しているようです。


資材運搬用のためか、モノレールが設置されてます。


大きなカーブを描く石積みの築堤が現れました。破損もなく、今回一番の大物ですね。










また洗い越しを通過。




路肩が崩れて路盤の幅が狭くなってます。通過に支障はないので難無く通過。




二段になった石垣。普段から磨かれているみたいにきれいです。


廃線跡が道路に吸収されてしまいました。


この先は民家の前を通り(1)で歩いた廃線跡に続くので、今回の探索はこれにて終了とあいなりました。

合流地点の少し手前にある石積みの暗渠。本体である森林鉄道の築堤はほとんど欠落しています。増水時に沢の流れを阻害しないよう壊したのかもしれません。


ここまで3時間の行程。気分的には、「えっ?もう3時間経ってるの?」という感じでした(笑)。

当貝津川沿いを通る国道まで降りて、旧段嶺隧道前に停めた車まで戻ることにします。

戻る途中の交差点で撮った国道おにぎり3段。知っている人は知っているという程度のものですね。


引き返し地点から約40分で車に到着。膝がパンパン、腰も痛い…。タイトルの「ちょっと歩く」がだんだん合わなくなってきてしまったな…。
2017年08月06日 イイね!

設楽森林鉄道鰻沢線跡をちょっと歩く(5)

うだるような蒸し暑い日が続いていますが、懲りずにまた設楽森林鉄道鰻沢線の跡を歩きに行ってきました。

今日はまず寄り道。

北設楽郡設楽町小松の県道10号に残る旧制の道路標識。




以前にも載せたことがありますが、すっかり錆び錆び。本来は白地になっている部分が青色で、錆びている部分が白色だったみたいです。「徐」の字の下にはうっすらと「SLOW」の文字も。

ここは設楽ダムが完成すれば湛水区域になるので、余命あと何年でしょうかね…。

次は、設楽森林鉄道本谷線跡と林道が交差する地点にあるという林道用道路標識を見に行こうかと思いましたが、入口がよくわからなくてパス。そのまま県道33号を裏谷まで登って、県道365号で国道420号へと下っていきます。


今回は、国道420号と県道35号の交差点のさらに上流、道路の2車線区間が終わる辺りに車を停めて、斜面を線路跡へと登っていきます。


線路跡に着きました。


ここから上流の豊邦地区へ向けて歩いていきます(下流側は(2)で確認済み。)。












下を通る国道に削られて線路跡がなくなってますが、そのまま斜面を進んでいきます。


線路跡が復活して先へ進んでいくと地面からレールがニョッキリ。




先へと進みます。


建設当時にこの周辺の御料林を管轄していた宮内省の境界標識だそうです。


石垣の先で路盤がなくなってます。




岩を登れないこともなさそうですが、無理はしないということでここは高巻きして迂回。

崩れた個所を上から見下ろしてみます。


再び線路跡を歩いていきます。




緩いヘアピン区間。






ここまで大きな遺構はなく、ひたすら線路跡を追うのみ。






路盤が崩れた場所でレールが飛び出しています。




巨岩が露出する沢を高巻きして迂回します。




その先、地面からレールが頭を出してました(ちょっと掃除しました。)。


反対側にも埋もれているかもと思い、地面を掘り返してみたところビンゴでした。


久しぶりに現れた石積み橋台。




この辺りまで来ると段々惰性で歩いている感じに(笑)。




















新しい砂防ダムがある沢筋へ出ました。




この先の線路跡はより薄暗い感じ。集中力も切れてきて、時間も間もなく15時半。今回はここで打ち止めとしました。

すぐ下を通る国道420号へ下りて、自分の車へ向かいトボトボ歩いていると聞き慣れた大きいエンジン音。カーブから姿を現したのは、母を連れてドライブでたまたま通りがかった弟のレックスでした。

「お~い!」と手を振って呼び止めたところ、車まで乗せていってくれました。こんなまぐれもあるんですね(笑)。


今回は結局、豊邦地区まであと一歩という所で2時間弱の行程でした。まだ先は長いですが、あと何回歩けば終点に着くのだろうか…。まあ、はまっているうちにマイレージを稼がないとね(笑)。
2017年07月16日 イイね!

設楽森林鉄道鰻沢線跡をちょっと歩く(4)

今日は久しぶりに設楽森林鉄道鰻沢線の跡を歩いてきました。

前回と同じく国道420号と県道35号の交差点、鳴沢の滝付近の路肩に車を停めて、近くの沢筋から廃線跡へと登っていきます。

前回はここから下流側へ向かい、途中で引き返してしまったので、今回はその先を目指すことにします。


前回引き返した橋梁へとやって来ました。


橋桁の幅があるので、上を歩いて対岸に渡ります。




しばらく歩くとレールが残っていました。


ここよりも上流側で1本だけ突き出ているのは見ましたが、ここは2本並んでいるので、敷かれていた当時のままかもしれません。


結局のところ、今回歩いた区間でレールが残っていたのはここだけでした。


なんで残っていたのでしょうかね?回収前に土砂に埋もれて放置したのでしょうか?

先へと進みます。


橋梁跡に出ました。石積みの橋脚が2つあります。




橋脚を下から見上げるとお城の石垣のように反っています。


橋台の上には木製橋梁の一部が朽ちていました。


この橋から先は急斜面に岩盤が露出している険しい地形が続きます。




次の橋梁跡に来ました。立派な石積みの橋台が残っています。


ここの沢は岩盤が深く抉れていて、廃線跡から沢まで10~15mくらいの深さがあります。

周囲は苔むした岩場か玉砂利が拡がる急斜面であり、自分の感覚ではとても沢まで安全に降りていけそうになく、一旦、降りられそうな所まで引き返します。

木立ちを使えそうな場所から急斜面を降りて、沢の下流に設置されていた砂防ダムを渡り、対岸の急斜面を廃線跡まで登り直します。

廃線跡を逆戻りして、対岸の橋台まで来ました。


見届けたところで、再び下流側へと廃線跡を辿っていきます。








またコンクリート製の橋桁が残る橋梁跡が現れました。先ほどと同じく分厚い橋桁です。




さらに先へと進みます。


地元の人が使っているのか丸太が架けてあります。


周りから車の音が聞こえ、家の屋根が見えてきたら廃線跡は途絶えてしまいました。


出てきたところは旧三都橋小学校の前。


写真を撮りながらですが、ここまで約2時間の行程でした。並行する国道からではわかりませんが、いくつかの深い沢があり、なかなかに険しい地形を通っているんだなと体感しました。

これで1回目に歩いた区間と大体つながりました。次の機会にはさらに上流側を歩いてみたいと思います。
2016年12月11日 イイね!

設楽森林鉄道鰻沢線跡をちょっと歩く(3)

昨日に続き本日も設楽森林鉄道鰻沢線の跡をちょこっと歩いてきました。

今日は国道420号と県道35号の交差点、鳴沢の滝の横に車を停めて、近くの沢筋を登ってみます。

砂防ダムを迂回して砂と泥の河原を歩いていくと頭上に石垣がありました。


さらに石垣の脇をよじ登っていくとようやく線路跡に出ました。


まずは上流側へと歩いていってみます。




線路跡を支える石垣です。


間もなく国道の法面で線路跡は途絶えてしまいました。


今度は下流側へと歩いていってみます。

国道と県道の交差点が見えています。


杉林を抜けました。足元は垂直の法面…。




通り抜けて振り返ってみます。


しばらく歩くと沢筋にカーブした石垣が残ってます。






U字に沢筋を回り、ふたたび国道上の線路跡を歩いて次の沢筋へと来ました


今度は橋桁が架かったままです。なかなか太いコンクリートですね。




対岸にもまだ線路跡が続いていましたが、今回はここで引き返すことにしました。


帰りにふたたび絶壁の上の地点で1枚。


よくもこんな絶壁の上を木材満載のトロッコで駆け下りていたものです…。
2016年12月10日 イイね!

設楽森林鉄道鰻沢線跡をちょっと歩く(2)

今日は天気が良いので「どこか出かけようかなぁ。」と思いながら、結局ゴロゴロしていてようやく11時過ぎに家を出て車に乗り込みお出かけ。

勘八峡から県道11号、県道33号と辿り、段戸湖まで登ってから県道365号へと突入。相も変らぬ極狭で荒い舗装路を淡々と走行。この人家もない道で郵便配達のバイクとすれ違うとは思いませんでしたが、それ以外は出来事もなく国道420号へ。右折して新段戸トンネル方面へと進みます。

「ここまで来たし、まだ日もあるからちょっと行ってみるか。」と、県道35号との交差点のさらに先の路肩に停車。いつも積んでいる長靴に履き替えて、沢伝いに山の斜面を登りやって来ました。

設楽森林鉄道鰻沢線の跡。


石垣は沢を渡る橋の橋台の跡ですね。午後2時半なので、杉林の中はすでに薄暗くなり始めてます。

登って来たのはいいですが、少し歩いていくと国道の法面に線路跡は削り取られています。


すぐに進めなくなってしまったので、場所を変えます。


もう少し上流側へと移動して、ふたたび沢筋を登ります。

石垣を見つけて近づくと石渠が残ってます。


崩れずによく残ってました。

ここから下流方面へと歩いていってみます。


落石覆いの支柱が線路跡に突き刺さってます。


高い石垣を所々に見かけます。


ここも国道の法面に削られてますが、通路は確保されてます。


この先も線路跡が続いているでしょうが、段々斜面が荒れてきたので引き返しました。


引き返してきた時に気が付いた「レール」。


こういうものはきちんと撤去されているものなので、気付いた時は小躍りしました(笑)。

さて、上流側へも歩いてみましたが、こちらは興味を引くような物は見当たりませんでした。

こういう跡を辿っていると自分はいつまでも延々と歩いていってしまうので、いい物が見つからない事を口実にして止めないときりがない。ちょうど国道へ降りられる場所があったので、そこで引き返しました。

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「【2025年】豊田しもやまラリーを見物してきました http://cvw.jp/b/1796277/48541371/
何シテル?   07/13 21:23
「小林あに」と申します。よろしくお願いします。 休日はドライブしたり、廃道となった旧道や峠の古道を歩いてみたり(煉瓦製のトンネルや暗渠も好物ですが、最近は...
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