2018年10月20日土曜日、翌日曜日に開催のTGRラリーチャレンジin高岡万葉に参戦のため、富山県高岡市へと向かいました。
途中の東海北陸道飛騨河合PAにて。
このパーキングエリアから覗くことができる飛騨トンネルの坑口。
すぐ隣にある管理用通路。
天井には7万7千ボルトの電力線と光ファイバーケーブルが通ってました。
さて、夕方までに宿泊先である高岡市内のホテルに着けばよかったので、ちょっと寄り道することにしました。
能越道福岡ICで下りて、国道8号を西進。県境の倶利伽羅トンネルを通り抜けてすぐの所にやって来ました。
国道8号の陸橋の真下。この陸橋から国道8号の倶利伽羅トンネルが、かつて北陸本線が通っていた跡地です。
橋脚の間を先へと進んでいくと坑口を埋め立てられたトンネルが現れます。旧九折隧道です。
ご覧のとおり、陸橋の真下に坑門だけが保存?されています。
次は倶利伽羅駅まで移動して、駅のすぐ東にある煉瓦アーチへ向かいます。
広畑橋梁。アーチ部分はコンクリートで改築されています。
ここは4種類の橋が並列していて、煉瓦アーチ、煉瓦橋台の桁橋、コンクリートアーチ、コンクリート函渠とあります。
連絡先のプレートがあり、橋梁名がわかりました。
続いて、もう少し東側へと歩いていくと、また煉瓦アーチがあります。
名称不明橋梁。
上部はコンクリートで補修されていますが、おおむね旧来の状態を保っているようです。
内部も煉瓦造のままです。
反対側はコンクリート製の函渠で延長されてます。
残念ながら銘板は見当たりませんでした。
再び車に乗り、さらに東側へと移動します。
大谷橋梁。雑草に埋もれています。
坑門上部に銘板があり、名称がわかりました。
ここは先ほどの煉瓦アーチと逆で、函渠の奥に煉瓦アーチがあります。
反対側の坑門。アーチの煉瓦は5重巻きです。
さらに進んで、旧国道と北陸本線が立体交差する地点へと来ました。
名称不明橋梁。今まで見てきた所は通路兼水路でしたが、ここは川に架かっていて、アーチ高もけっこうな高さがあります。
最後に国道8号の旧道の峠である天田峠に来ました。
この峠の下を通過している国道8号や北陸本線のトンネルの名称は「倶利伽羅」ですが、本来の旧北陸道倶利伽羅峠は、この天田峠のさらに南の山中を通っています。
峠に残る「天田峠改修碑」。
もう1か所、峠を下ったところにある廃線跡に煉瓦アーチがあるそうですが、通りすがりのぱっと見ではわからず、集合時間も近づいていたのでパスしました。
Posted at 2018/10/25 00:12:23 | |
トラックバック(0) |
北陸本線 鉄道・廃線跡 | 日記