2021年8月1日日曜日、母・姉と長野県木曽郡南木曽町にある柿其(かきぞれ)渓谷へ行ってきました。
中央道を中津川ICで下りて国道19号を走行。「柿其入口」交差点で左折して、最初のうちは対向2車線ですが、やがて1車線余の細さになる山道を案内板に従って登っていくと柿其渓谷の駐車場に着きます。
駐車場から渓谷入口までは徒歩5分ほどです。
渓谷の入口に架かるつり橋「恋路のつり橋」。そこそこ揺れるのは仕方ありませんが、手すりが無いので、母は渡る時に腰が引けていましたね。
対岸へと渡り、川沿いの遊歩道を進んでいきます。
つり橋から10分も歩かないうちに渓谷は険しさを増してきますが、しっかりとした遊歩道が造り付けられているので、気楽に渓谷美を楽しむことができます。
つり橋からほぼ平坦な道を歩いていきますが、途中からは一気に急な階段で崖上へと登っていきます。
階段を登り切ると休憩所があり、この遊歩道の終点にある牛ヶ滝が見えます。
休憩所からは再び下りとなり、遊歩道の終点へと向かいます。
階段の踊り場から滝の上にある削れた岩を眺めます。
遊歩道の終点である牛ヶ滝の展望台に着きました。牛ヶ滝の眺めです。
終点の展望台は数人が立てる程度の場所なので、長居はせずに引き上げました。
遊歩道の脇に転がっていた森林鉄道のレール。路線は野尻森林鉄道柿其線と呼ばれていたようです。
つり橋のたもとに掲示されていた注意書き。
つり橋から上流側の眺め。多くの人たちが水遊びに興じています。
一方、下流側には人影は見られませんでした。
これで、この日のドライブ目的は果たされたので、あとは適当に走りつつ帰宅します。
柿其渓谷から恋路峠を越え、木曽川を渡りやって来たのは、JR中央本線野尻駅。単なる寄り道です。
ホームへ出たら、ちょうど名古屋行きの特急しなのが通過していきました。駅の向こう側には貯木場が見えています。昔は森林鉄道から木材が搬入され、ここ野尻駅で積み替えて、中央本線で送り出されていたのでしょう。
野尻駅の駅名板。
次に訪れたのは、読書水力発電所の取水路の橋である柿其水路橋。柿其渓谷へ行く道路が橋の下を通り抜けています。
外観はまるで鉄道などの高架橋を思い起こさせますが、中を覗き込むと発電所へと送られる大量の水が流れています。
この後は寄り道せず帰路につきましたが、中央道の渋滞があったので、東海環状道豊田藤岡ICまで下道で迂回する羽目になりました。

Posted at 2021/08/12 21:39:52 | |
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