2017年2月11日土曜日、今日も煉瓦アーチ見物に出かけてきました。行き先は岐阜県東濃地方の中央本線。
昨日から東海地方も寒波の影響を受けていて、東海環状道猿投山トンネルから北は雪景色となっていました。
まず1か所目は、土岐南多治見ICで降りて土岐市街をかすめ、土岐川沿いの県道385号を多治見市方面にやって来ました。
欠築沢川橋梁(けっちくざわがわ)
アーチ部分は注意喚起のためか黄色にペイントされています。
反対側は複線化時にコンクリート製で増築されたようです。
ここからは土岐市街へと戻り、国道19号で瑞浪市へと向かいます。瑞浪市内はパイパスを通らず、旧国道を走りながら、見える範囲でチェックしていきます。
途中、瑞浪市土岐町付近で石積みの橋梁がチラリと見えて立ち寄ってみましたが、桁橋でハズレ。ついでに付近の探索をしてみましたが、何もありませんでした。
土岐市からはずっと雪が降り続いていて、気温も0℃前後。
再び国道19号を走行。瑞浪市釜戸町の百田交差点を右折して、広い路肩に駐車します。
この辺りは中央本線の旧線跡で、その跡となる道路を辿っていきます。白狐温泉の真下にある民家脇で路地に入っていくと突き当りにあります。
旧中央本線名称不明橋梁
廃線跡が現役時は人道・水路暗渠として使われていたのでしょうが、今は暗渠の先の道跡は薮で覆われてしまい行き止まりです。
続いては、少し恵那市寄りにある中央本線釜戸駅の西端に位置する煉瓦暗渠へ。
周りは住宅に囲まれていますが、ささっと水路に下りて流れの中を歩いていきます。
名称不明橋梁
名称は「大島川橋梁」らしいのですが、川の名前は「御湯川」とあり、よくわかりません。
中を確かめてみると、駅構内を拡げた際に暗渠も継ぎ足して山側に延長したようです。
ここからは恵那市内を飛ばして、中央道中津川IC付近まで移動します。
後田川橋梁
ご覧のとおり丈の低い車道・水路兼用のガードですが、そこそこ通行量があり、多くの車が天井を削っていったようです。
国道と反対側は、複線化時にコンクリートで増築されてます。
ここから中津川駅に向かっては築堤が続いているので、次に知っている煉瓦アーチまで線路沿いに歩いていってみることにします。
3か所に橋とガードがありましたが、桁橋かボックスカルバートでハズレ…。
黙々と線路沿いを歩いていきます。
最後に着いたのは中央本線中津川橋梁の手前、住宅地と工場に挟まれた場所。
名称不明橋梁
5重巻きで高さもある立派なガード(ここも水路兼用)ですが、裏路地であるゆえか緊急連絡先のシールが貼られてなく、名称はわかりません。
ここも片側はコンクリート製で増築されてます。
これで本日の予定はすべて終了。
元来た線路沿いのあぜ道を雪と北風に吹き付けられながら、車を停めている後田川橋梁近くまでトボトボと戻っていきました。
コンビニでの休憩を挟んで40分ほどで到着。背後の山は雪で真っ白です。
帰宅後、漏れが無いかストリートビューでおさらいしていたら、恵那市の東端に煉瓦アーチを1つ発見。明日行ってみるか来週に回すかどうするかな…。
Posted at 2017/02/11 20:24:34 | |
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中央本線 鉄道・廃線跡 | 日記