
追記
オススメ→
自治体や信頼できる計測をまとめた放射線量マップ
WSPEEDIによる広域シミュレーション[追記あり] 2011年05月14日
より精度の高い放射性物質移流拡散シミュレーション 2011年05月07日
↑柏付近への降下の様子が分かるシミュレーション
柏周辺放射線ホットスポット 有志版マップ 2011年04月27日
も参照のこと。
追記終わり
群馬大の早川由起夫教授が東大や国立がんセンター、個人の放射線測定データをまとめている地図で、柏-金町ホットスポットの形がはっきりしてきた。
かなり細長い形状になっているようだ。
しかし、測定地点が少なすぎるため、把握はかなり不完全な状態で、
埼玉方面へ伸びている可能性もある。
なお、この
水色で囲まれた領域は0.5μSv以上を示し、原発30km圏内の南相馬市高見町などより高い(ただし、南相馬市高見町は0.3μSvで、30km圏内としてはかなり低い。)。0.5μSvの線量が続いたとすると年間4.38mSvになる。
平時の一般の人が許容される放射線量が年間1mSvであるから、これを超える計算になる。一方、現在非常時(原発事故)での避難の基準としているのは年間20mSv以上である。
追記
実際には、自然放射線があるので、それを差し引いて考える必要がある。柏周辺であれば自然放射線は0.02~0.04μSv/時程度あると考えられる(
日本地質学会の自然放射線マップによる)。
追記終わり
このホットスポットは、たまたま東大柏キャンパスと国立がんセンターでのモニタリングがあったために発覚したもので、他の地域にも同様なホットスポットは生じている可能性は充分ある。
なお、当初東大は柏キャンパスの放射線量が高いことについて測定装置近辺の敷石からの放射線の影響と説明していたようだが、もともと高くともさらに高くなっており、国立がんセンターのデータと併せて周辺がホットスポットになっている疑いが高まっていた。
東大関係者が問い合わせに対して検証もせずに安易に回答したことについては、問題があると言わざるを得ない。
福島第一原発から漏れた放射能の広がり(群馬大 早川由起夫教授のまとめ地図)
http://maps.google.co.jp/maps/ms?hl=ja&ie=UTF8&brcurrent=3,0x34674e0fd77f192f:0xf54275d47c665244,0&msa=0&msid=210951801243060233597.0004a066858a3066ee70a&ll=35.838968,139.924622&spn=0.290566,0.373535&z=11
関連エントリ
柏周辺放射線ホットスポット 有志版マップ 2011年04月27日
ホットスポット?千葉県柏市で空間線量0.4μSv/h以上が続いている[ホットスポットマップ追加] 2011年04月10日
ホットスポット?[追記あり3/29 12:28] 2011年03月24日
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放射性物質・放射線 | 日記
Posted at
2011/04/21 05:19:37