以前、母親が自分のエコドライブを、電池切れの時計と勘違いして私に電池交換を依頼したが、開けて見て二次電池と判明し、光に当てて動くことを確認して返したことがある。
その時計を何故か開けたから壊れたと思いこみ、光も当てずにしまい込んでいたため完全に止まっていたが、まるで私が壊したかのように言うので、また光を当てて動くことを示しておいた。
ただ、少なくともちょっと前のエコドライブは光を当てないとあっという間に二次電池が消耗して駄目になってしまうような印象がある。このエコドライブも二次電池が駄目になっているかもしれない。
母はソーラー時計をうす暗いところに置いておいて複数駄目にしているので、よく光に当てるように言っておいたが、どうなるやら。
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その母親から託された2つの時計。よく似ているが同じではない。どちらも安物時計。
ENDURO EW-1133-WTA レディース
TELVA TEV-1279-WTS レディース ¥1480+税
どちらも株式会社クレファーの製品らしいが、前者のブランドはもう使っていないらしい。
TELVAの裏蓋ははめ込み式で、SR626SWを入れて動き出した。
ENDUROの裏蓋はねじ込み式なのだが、めちゃくちゃ堅い。レディス時計で小さくて持ちにくいこともあって、現状の道具では開けられなかった。
なので、とりあえず時計にも使えるミニバイスともう少し使いやすい裏蓋外しを発注。道具がないことには始まらない。
明日にはつくので、すぐ形を付けられるだろう。
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Citizen Thunderbird は電池を入れても針がピクピクするだけで要オーバーホールの状態だった。長く放置していたからやむを得ない。
クオーツといえどもオーバーホールは可能だ。というか、クオーツも10~20年もすれば油が変質し固まって狂いが大きくなったり動かなくなったりすることがある(シャルルホーゲルはよく動いたな。さすがは盛岡時計[seiko]ムーブメント)。オーバーホールが必要なのだが、その費用で新しい時計が変えてしまうから、よほどの高級時計以外はまずやらないだろう。
8626ムーブメントについてしらべているが、情報がほとんどない。
シチズンのエコドライブなどの自社ブランドのほか、GainerコラボのCitizen時計、L.L.Beanなど他ブランドへのOEMでいくつかの物が存在するのは確認できた。
ただ、これを修理したり分解しているようなものがほとんどネットにない。唯一時計屋さんのブログで二次電池を入れ替えたというのがあったのみ。
私のThunderbirdは文字盤こそ痛んでいないが見にくい色で、針は蓄光塗料が腐蝕したようになっている。
光るわけでなし、電波時計な訳でなし。オーバーホールは自分でしようとは思うが、元々あまり使っていなかった時計で、直したところで積極的に使うとは思いがたい。
自分としてもあまりお金をかける気にならないのが正直なところだ。
交換の二次電池は買ってしまったので、どうせならジャンクの8626 ムーブメントの時計をいくつか手に入れて部品取りにし、チタンのケースのものに入れ替えるとか、そういうことを考えたりはしている。
実質別の時計になってしまいそうだけれど。
追記:
ムーブメントは異なるが、参考になるものがあった。
【時計修理】クォーツ腕時計 分解掃除(オーバーホール) 分解工程・詳細版
シチズンフォルマエコドライブクォーツ腕時計
機械 No.7821Aクォーツ
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2019/08/24 21:23:47