この掃除機の一番の問題はホースだ。
何度も踏みつけられたらしく、つぶれ、内部にある電線が浮いてしまっている。そしてひどく汚い。
本体の汚さも大概だが、このホースが見るのも嫌だった。一体どんな使われ方をしてきたのだろう。
追記:
今どきの掃除機の場合、容易に破れてしまうようだ。ぎりぎりコストカット以前のバブル期の商品だけに、そのあたりは余裕があり丈夫であるらしい。
追記ここまで。
このホースだけ更新すれば、かなりきれいになるのであるが、残念ながら国内を検索しても見つからない。
電線入りフレキシブルホースはAlibabaで見いだすことができるが、1本単位では買えない。
ホースの純正品も見つからない。今あるのは動作が電子制御のタイプばかりで互換性がない。昔はごく普通だった物が見つからないなんて。
ならば他の掃除機から流用するしかない。
一番簡単な解決は、スイッチを本体に付け、先を単なるフレキシブルホースにしてしまうことだ。マキタの掃除機用ホースが使えそうだが、カラフルで面白い。
Dysonや業務用フロア掃除機は、大概本体にスイッチがついている。
たしかに手元にスイッチがついていると便利ではあるが、本体も手で動かさなければならない場面は多く、必須とは言えない。
なお、ホース接続部の外径(ホースの内径に相当)は実測39mm弱で、内径38mmのホースをねじ込むことですき間を無くすのではないかと思う。
電線のないフレキシブルな内径38mmのホースは、排水ホースやバキュームホースとしてよく見かける。
ここで問題になってくるのは経済性である。
流用が効きそうな新品掃除機用ホースアセンブリは安いものでも3,190円(税/送料込み)だ。
しかも内径が分からない。
最近は内径の太いものが多いので、確実でないと買えない。
最近の掃除機は非常に安いので、今レストア中の掃除機より吸い込み仕事率の高いものが少しお金を足すだけで買えてしまう。しかも軽い。
これではお金をかけてレストアするのもなあ、と考えてしまう。
そうなると、内径38mmフレキ管(マキタの掃除機用を複数接続することも選択肢)を買い、本体にトグルスイッチでも付けてしまった方が遙かに安上がりで確実になる。
表にスイッチが出ているとみっともないので、小物入れの中に取り付けるとか、見た目にさほど悪くない物を取り付けるとか何か工夫が必要。
最悪は、ホースの差し込み口部をショートして、ホースを差すと動き出す仕様。普段はホースを外しておくと。ウーン。
ホースに配線を巻き付けて這わせる手もあるけど、みっともないなあ。
東芝のオニ吸引力の掃除機も持っているが、タービンブラシタイプのホースの太いタイプだ。これが強力な一方で意外に使いにくい。エコモードとか強弱が余計なのだ。
昔からある、スイッチは一つだけで細ホースの、パイプをつなぎ合わせて使うシンプルなタイプが自分は好きなのだけどな。
とりあえず電気屋でいろいろ見てこよう。
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修理・レストア | 日記
Posted at
2019/12/01 11:56:29