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Yuh_Fazioliのブログ一覧

2015年09月20日 イイね!

W169電動ファンをmbedから完全に制御


 川端さんのアドバイスやベンツファンコントローラーの説明書の記述のおかげで、つなぎ方と電圧のかけ方がよりシンプルなやり方でいけると分かり、ファンコントローラーへの出力回路をトランジスタを使ったシンプルなものに見直した。
 出力系の何らかの事故の影響をマイコンに及ぼさないように、フォトカプラを噛ませて、マイコンとドライブ回路をアイソレートすることにした。

 これで非常にきれいな波形が出せるようになり、完全に狙った通りの回転数制御ができるようになった。

 あとはプログラムを煮詰めることと、ブレッドボードからユニバーサルボードに回路を作り変えること、電源系を車両に合わせて作ること、センサーをどう設置するかを決めること、等々、まだまだ道のりは遠い。

 **

 電動ファンのターゲットはピアッツァだが、とりあえずエアレギュレーターを取り付けないと、車が動かせない。

 元の位置につけるのはかなり困難。ホースを引っ張り出してメンテナンスしやすいところに移したい。

 それがおわればタイミングベルトとオイルシール、ウォーターポンプの交換か……。
Posted at 2015/09/20 01:33:46 | コメント(2) | トラックバック(0) | 工作の時間 | 日記
2015年09月17日 イイね!

【PIAZZA】W169電動ファン、ちがうやり方でもコントロール可能


 これまでと異なる制御線の使い方をしてみたが、それでもきちんとコントロールできる。

 内部回路の関係で異なるつなぎ方でも同じような信号入力になっているようだ。

 ボッシュやベンツの内部資料がある訳ではないので本当に正しい使い方がどれなのかは分からないのだが、今やっている方がアメリカのベンツCクラス用のファンコントローラーの仕様と同じ使い方で、それらしい気がする。川端さんが先日コメントで書いていたのもこのやり方。

 これなら想定より簡単な回路で信号を与えられ、断然ラクになる。

 と言っても、マイコンを介入させることは変わらないのだけれど。

 エアコンの入力をフォトカプラで受けて制御に使うこともやるかどうか。押し込みファンはエアコンオンで動くから、W169ファンを動かさなくてもいいような気がする。エアコンを使って水温が上がれば嫌でも高回転させることになるし。リスクを分散させるためにも2つファンがあった方がいいし。

 水温センサーをどうするか。純正のサーモスイッチをセンサーに置き換える方法もあるし、それらとは別にセンサーをつける方法もある。
 ホースの間にセンサー用のパイプをはさむ方法もあるし、ラジエーターの出口付近にセンサーをはり付ける方法もある。
 何にしろ、がっちりつけておかないとならない。

 当然、断線を検出して全開にするようにプログラムしておかないといけない。

Posted at 2015/09/17 03:45:07 | コメント(0) | トラックバック(0) | 工作の時間 | 日記
2015年09月16日 イイね!

今度買ったmbedは書き込み時の動作が違う


 mbed LPC1768は、USBでPCにつなぎ、そこに見えているドライブにプログラムファイルをドラッグ&ドロップすると、ファイルが書き込まれ、リセットをかけるとプログラムが動き出す。

 mbedは皆そう言う動作をするのだと思っていた。


 今度入手したmbedは2種。


 一つはNUCLEO_F401RE。サンプルプログラムを書き込んだら、ファイルが消えてしまう。そしてリセットがかかってPCがボードを認識し、自動再生のダイアログが表示される。

 え?

 PCの常識として、勝手にリセットがかかるのはマシンが暴走したときだ。とうぜんmbedについてもそう考えた。

 ファームウエアを最新の物に書き換えたり、WINDOWSの関連ドライバを最新の物に更新したが、書き込んだとたんにファイルが消失するのは相変わらず。
 ただ不思議なことに、ファイルが見えていないのに、容量は減っているようなのだ。

 動作不良の不良品かと思って、購入先に問い合わせを出してしまった。



 次に、mbed LPC1114FN28の方もサンプルプログラムをコンパイルし書き込んでみた。すると全く同じくファイルが消えてリセットがかかってしまう。

 ????


 全く同じ症状。わけがわからないよ。


 ググってみてもよくわからない。ただ、英語サイトで同様な症状の質問があり、「これは正常な動作だ」と回答している物に出くわした。

 正常?

 さらにググっていると、次のような記述にもぶつかった。

書き込み後、mbed LPC1114FN28の中身を確認すると、書き込んだファイルが見えず、mbed.htmしか存在しないように見えますが、壊れているわけではないのでご安心ください。


 え、書いた物が消えてしまうのが正常なの????

 そこでプログラムを書き換えて動作を確認してみた。すると、見えないプログラムがちゃんと動いているではないか。

 NUCLEO_F401REの方も、書き換えて確認すると、同様に動いていることが確認できた。

 一体何なんだよ。書いた物が見えないってどういうこと? あとで消したいときはどうなるの?

 何とも不思議な仕様だが、そんなものらしい。

 mbed LPC1768のわかりやすさが当たり前だと思っていたが、そういうものではないらしい。
 だったら、そういう注意書きをわかりやすく示してほしいなあ……。

Posted at 2015/09/16 01:03:51 | コメント(1) | トラックバック(0) | 工作の時間 | 日記
2015年09月15日 イイね!

うずく電子工作ゴコロ


 小学生から中学生の頃は、よく半田ごてを握って電子工作をやっていた。

 電子工学の専門書を見て回路を作ったり、いろいろ研究をしたりしていた。自分で簡単な回路を設計したりもしていた。

 中でもオペアンプに魅力を感じて専門書をよく見て研究していた。
 秋月のキットの絡みで4558というオペアンプに出会ったことがきっかけだったりする。


 アマチュア無線をやっていたことや、オーディオに手を出していたこともあり、当時はかなりアナログな電子回路に傾いていたが、後には少しはデジタルも扱った。

 コンピューターと電子工作はそれほど結びつけていなかったが、大学での研究時にはMSXに自作ハードをつけてソフトから機器を操作するなんてことをやりデータを取ることもやっていた。

 **

 電子楽器を扱うようになってからは、D/Aコンバーターを組み立ててデジタル出力をアンプにつなぐとかをやっていた。機器が多すぎてグランドループができたりノイズ対策で苦労したが。

 この頃にはアナログ増幅用に4558の低雑音高性能版4580DDとか、オーディオ用と銘打った5532DDとかそんなものを使っていた。

 **

 そんなことを思い出しながら、秋月で部品を頼む時に、一緒にオペアンプも買ってみた。



 **

 mbedをつかってファンを無段階制御しようと考えるのも、コンピュータというハードの先に何をやり、どうすればソフトからコントロールできるかと言うことを知っているから、何だ、雑作もないことだと思ってしまう。

 ベンツW169の電動ファンは、付属のPWMコントローラーが一般的でない制御をしているおかげでとても厄介なのだけれど、それも何とかしてやろうとか思ってしまう。トヨタのコントローラーならしごく簡単なのに。

 ハードの操作をやりやすかったのはホビーパソコンたるMSX2で、ジョイスティック端子とかプリンターポートをつかってハードをつなぎ、ソフトでコントロールすることが容易だった。

 子供時代にそう言うことができるハードウエアに出会えたのはとてもラッキーなことで、今どきの若い子たちは

・コンピューターは与えられたものをつかってネットをググるもの。
・艦コレをするためのもの。

程度の意識のが多い。ワードとかエクセルとかパワーポイントとか、そうしたソフトを使ったりもするけれど、自分でソフトを書いたりハードをつくってコントロールするなんて考えがたい環境にある。これは不幸なことだと思う。

 しかしながら、今はまた状況が変わりつつある。
 mbedのような極めて容易にハードをつなぎソフトからコントロールすることが可能な低価格なハードと開発環境がどんどん開発されて供給されてきているからだ。

 これには子供たちが手を出すよりも積極的に、かつての電子工作少年たち(=電子工作中年たち)が手を出しているらしい。

 コンピューターはどんどん高度になるものの、自分で容易にソフトを書いてどうかできるようなものではなくなってしまった。
 それを以前とは少し違う形ではあるがもう一度自分の手に取り戻すことができるのだ。しかもかつてより遙かに高度で安価に。

 電子工作ゴコロのある人たちにとっては、いい時代になったものだと思う。

 **

 MSXの時代は4MHzのZ80(正確にはもう少し低いクロックだが)で、インタープリター言語の内蔵BASICでプログラムを書くことが基本だった。今は2GHz以上のクロックで2個以上のプロセッサーを同時に動かすのが当たり前で、それを比べると恐ろしく処理能力の低いハードではあるが。

 他の8bitパソコンほどマシン語開発環境がよくなかったので、MSXではなかなかやりにくい部分があった。しかし、オンメモリーBASICコンパイラー「MSXべーしっ君」の登場でBASICで書かれたプログラムをかなり速くソフトを動かせるようになったのは画期的だった。自分で作ったSEGA版テトリス類似プログラムが実用速度で動いたのだから。

 自分の場合はMSX-DOS上で8bit版のTURBO PASCALを使って自分でライブラリを書いたりしながらソフトを作ったりもしていた。BASICでは32kbytesしかRAMを使えなかったが、MSX-DOSでは64kbytes(-システムエリア数kbytes)を利用できたし、メモリーマッパーを駆使すればうちのマシンでは128kbytesを利用できた。

 ASCIIが発売していたアセンブラーも買ったけれど、結局ほとんど使わなかったな。DOS上のTURBO PASCALでプログラムを書きコンパイルすればかなり速く動いたから。

 MSXの場合、ソフトを書く上では高い互換性を求められ、I/Oポートを直接操作することは許されていなかった。
 とはいえ自分で使うだけなら問題ないので、MSX-DOS2が登場するまでシステムコールがなかったメモリーマッパーなんかは直接ポートを操作して拡張RAMを利用していた。けれど、そんなソフトは外部に出せないし、なんか妙な罪悪感? みたいな感覚があった。

 ところがmbedの場合は一切そんなことを考える必要も感じる必要もない。はじめから互換性なんか気にする必要がないのだ。何しろ、周辺ハードは自分が何をどうつなぐのかを設計/デザインするのだから。
 当然ポート叩き放題というか叩かないと何もできないはずなのだが、今のところそういうローレベルハード操作のめんどくさいところは誰かが作ってくれたライブラリーを利用することで気にする必要がない。これもmbedのありがたいところだ。
 ハード的に用意されていれば、ピンの用途も宣言するだけで変更できるし。デジタルアウトがアナログインに化けたりする。
 キャラクター液晶を利用するのも、ライブラリーを組み込んで、どのポートに液晶をつないだのかの宣言をすれば、あとはライブラリーを介して文字表示ができる。

 その他、さまざまなマイコン接続できる機器が簡単に利用できるようになっている。本当によくできている。

 もちろん、低電圧デジタル素子丸出しなので壊さないよう気を付ければならないが、プラモデル感覚でいろいろなことができるこうしたハードの出現は、何かを大きく変えてきたようだ。


(↑手持ちのmbedなボード達)

 壊れたかと思った液晶だが、昨日手持ちの生きたmbedをつないだ時は使えなかったのに、今日届いたmbedをつないだらちゃんと使えた。電源をつないだ状態で液晶に何か表示されているので、mbedに液晶を使うプログラムを焼いて動かしたらちゃんと表示されたのだ。
 ラッキーだが、なんで昨日は使えなかったのだろう??? 不思議。

 
Posted at 2015/09/15 19:26:53 | コメント(0) | トラックバック(0) | 工作の時間 | 日記
2015年09月14日 イイね!

mbed 微妙に軌道修正


 mbedは楽しい。かんたんに使えて、工作心を刺激するとてもよいデバイス。

 しかしながら、ほとんど素子が丸出し故、かんたんに壊れる。

 まあ、今回は+15Vなんてmbedでライトに遊んでいる限りはあまり使わない電圧を使っていたので、ほんの偶然の接触でかんたんに昇天してしまったけれど、普通はそこまでひどいことにはならない。電源の逆接とかはありがちだけれど。

 ジャンパーをつなぎ替えるときに電源を切るのは徹底しなくては。ちょっとつなぎ替えたくなることはよくあるのだけれど。

 外部に出力するときは、フォトカプラでも噛ませることにしよう。これならフォトカプラが壊れるだけで済む。

 **

 で、これまで2台のmbed  LPC1768を使ってきたけれど(1台はガイガーカウンターの制御)、これはmbedの基本でありながら一番高くて、何かあるとダメージが大きい。

 で、今やっているような単純な処理には、もう少し小規模なマイコンでも全くかまわない。

 そこで以前ここにも書いたように、100円台のプロセッサーを使う方向にする。これでも液晶を使いながら複数のアナログ入力やPWM出力を使える。


mbed LPC1114FN28


 こいつは2000円台で、DIPのプロセッサーに書き込むライターとしても使える。

 これにゼロプレッシャーソケットを付けるとプロセッサーを付け替えてまさにライターとして使える。

 プロセッサーは秋月で今は140円。



 ライターなのにI/Oが使えるので、載せたままソフトのデバッグができる。ソフトのデバッグが終わったら、プロセッサーを直接ボードに差して使えばいい(ピンの指定は書き換えなくてはいけないようだけれど)。

 クロックは半分だしピン数が少ない分I/Oもすくないのでやること次第だけれど、このプロセッサーでできる範囲のものなら、140円だから遠慮なく組み込んで使える。6000円近いmbed LPC1768を組み込みに使うのはもったいない。組み込んでしまったら次の開発に使えないし、遊べない。

 しかし、こう言う発想だと、1114でできる範囲のことしかやらなくなりそう……。

 **

  LPC1768のように多くの機能を安く使うなら、互換ボードもある。


STM32 Nucleo Board STM32F401

 秋月でなんと1500円。クロックは最高で84MHzなので、若干遅いが(秋月では扱っていないが、もう少し早いモデルもあり、マルツなどで扱っている)、mbedでつかうのに超高速な処理は求めないので充分だろう。本家より新しいM4プロセッサで、演算が高速化されている。

 しかも、ST MorphoおよびArduino UNO Rev3互換の外部拡張コネクタを備えているので、それら用に用意されているハードが使える。

 これも安いので、割り切って組み込んで使える。本家よりボードが大きいが。
 こんなのもの一つ持っておくといいかもしれない。
Posted at 2015/09/14 01:35:29 | コメント(0) | トラックバック(0) | 工作の時間 | 日記

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「梅雨、日本周辺にしかない独特の気候なのだ。おかげで日本人は紫外線の影響を受けにくくなっているし。悪いことばかりではない。」
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