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Yuh_Fazioliのブログ一覧

2016年01月11日 イイね!

ポールシフトが話題のようだけど


 先週の【北野誠のFXやったるで】を聴いていたら、急にポールシフトの話題になってビックリ。

 出演者たちはデマレベルの説明をしていたけれど、ポールシフト自体は地球の歴史の中で頻繁に繰り返されてきた普通の現象だ。

 決して地球の地殻がずるっと反転するわけではなく、なんらかの変化によって地磁気軸のみが反転する。

 


 この図はWikipediaからの引用だが、525万年間に19回地磁気の反転があったことを示している。

 この現象は冷えて固まった溶岩の帯磁として固定し、この反転の模様が海嶺を挟んで対象であることから、海嶺でプレートが生まれて両方向に広がっていることの証明に使われた。

 また、太平洋上の海山に残された地磁気の向きの記録は、ホットスポットが動くことの証明にも使われている。この研究からマントル自体が動いて極移動が起こるしくみ:真の極移動の研究が進むことも期待されている。

http://www.aori.u-tokyo.ac.jp/research/news/2012/20121127.html


 **

 地球の歴史の中では繰り返されてきたポールシフトだが、その影響ははっきりしない。

 地磁気が弱まれば、地球を包むバンアレン帯も弱まり、宇宙からの放射線が飛び込みやすくなる。
 これによって生物のDNAの変異が起こりやすくなるし(がんも発生しやすくなる)、電子機器も強い影響を受けるだろう。、

 

 この図はバン・アレン帯を表していて、Wikipediaから引用している。

 その影響はどの程度起こるのかはわからない。ただ、研究によれば地球規模の大i絶滅が起こった形跡はないらしい。

 とりあえず言えることは、磁北が動くスピードが上がっていること、地磁気が急速に弱まっていることで、ポールシフトが近づいていると言われることが多くなった。

 ではいつ起きるのか。当分起こらないのかはわからない。

 すっと移動して早々に地磁気が安定するのか、当分その影響を受け続けるのか。

 こればかりは起きてみないとわからない。




Posted at 2016/01/11 00:36:33 | コメント(0) | トラックバック(0) | サイエンス | 日記
2015年12月27日 イイね!

天動説は当時立派な科学だった

勘違いが常識になっていることを指摘しておこう。
「天動説は間違っていて地動説が正しい。」
 これは現代の科学による観測で証明されている。天体の動きは運動方程式によって記述でき、正確に予測することもできる(だから「はやぶさ」は小惑星イトカワへ行き、戻ってくることができた)。
 同時に、
「宗教が非科学的な天動説を支持して科学的な地動説を迫害した。」
とも思われているようである。
 だが、天道説が優位だったのは、周転円という概念によって惑星の運動をかなり正確に記述できたからだ。一方の当時の地動説は、まだ天体の動きを正確に記述することができなかった。
 正確に天体の動きを決められる以上、天動説に圧倒的な優位性があった。だからこそ信じられたのだ。当時は立派な科学として取り扱われていたのだ。

 **

 地動説をまとめたコペルニクスは、太陽を運動の中心に置くだけでなく、惑星間の関係も示した。しかし、円運動で説明をしようとした結果楕円軌道に気付くことができず周転円を用いた。また惑星の運動を完全に計算で求めることができなかった。

 やがて地動説に基づく計算が天動説によるものと同等の精度か、それ以上を示すことができるようになり、天動説の絶対性が揺らぎはじめた。
 しかし、なぜ飛ぶ鳥が地球の動きにおいて行かれないのかなど説明できないことがあり、地動説は便利な仮構としての扱いを出なかった。

 その後、ガリレオが慣性の法則を見つけたほか、惑星の衛星を観測し、地動説を事実として説得できるものへ進めていった。
 ちなみに、ガリレオの最初の支持者はイエズス会の天文学者で、当時聖書に記述がないのでカトリック教会は天動説を教義としては取り扱っていなかった(そもそもコペルニクスはカトリックの司祭で、コペルニクスの説は聖職者達の支持を受けていたらしい。しかし、プロテスタントのルターが激しく地動説を非難するようになっていった。原理主義者は聖書にないことを行うとしてカトリックを攻撃するのと同じ文脈でコペルニクスの地動説を攻撃の対象としたようだ。この動きがカトリック改革へと結びついた)。
 本質的には宗教と科学は別であり、本来ガリレオが宗教裁判にかけられる理由はなかったのだが、ややこしい当時の勢力争いがガリレオ裁判につながったらしい。
 
 やがてニュートンの登場と万有引力の発見によって地動説は確固たる地位を築くに至った。

 **

 天動説か地動説かは、かつては計算精度の問題であった。天動説はかなり長く地動説より惑星の運動を正確に示すことができたので、その地位はなかなか揺らがなかったのである。
 天動説は計算によって求められる立派な科学であったわけである。
 決して宗教によって非科学的な説を人々が信じ込まされていたが故に天動説が信じられ、科学的な地動説が否定され受け入れられなかったわけではないのである。
Posted at 2015/12/27 16:33:39 | コメント(0) | トラックバック(0) | サイエンス | 日記
2015年12月14日 イイね!

ビタミンCがガン細胞を選択的に殺すという研究


 こんな研究がツイッターに流れてきた。
 まぢかいな。


Vitamin C selectively kills KRAS and BRAF mutant colorectal cancer cells by targeting GAPDH


Jihye Yun1, Edouard Mullarky1,2, Changyuan Lu3, Kaitlyn N. Bosch1, Adam Kavalier3, Keith Rivera4, Jatin Roper5, Iok In Christine Chio4, Eugenia G. Giannopoulou6,*, Carlo Rago7, Ashlesha Muley1, John M. Asara8, Jihye Paik9, Olivier Elemento6, Zhengming Chen10, Darryl J. Pappin4, Lukas E. Dow1, Nickolas Papadopoulos7, Steven S. Gross3, Lewis C. Cantley1,


Getting all stressed out by vitamin C

Few experimental cancer therapies have incited as much debate as vitamin C. Yet the mechanistic effect of vitamin C on cancer cells is still poorly understood. Yun et al. studied human colorectal cancer cells with KRAS or BRAF mutations and found that they “handle” vitamin C in a different way than other cells, ultimately to their detriment (see the Perspective by Reczek and Chandel). Because a certain receptor is up-regulated in the mutant cells, they take up the oxidized form of vitamin C (dehydroascorbate). This leads to oxidative stress, inactivation of a glycolytic enzyme required by the mutant cells for growth, and finally cell death. Whether the selective toxicity of vitamin C to these mutant cells can be exploited therapeutically remains unclear.

Science, this issue p. 1391; see also p. 1317

ABSTRACT

More than half of human colorectal cancers (CRCs) carry either KRAS or BRAF mutations and are often refractory to approved targeted therapies. We found that cultured human CRC cells harboring KRAS or BRAF mutations are selectively killed when exposed to high levels of vitamin C. This effect is due to increased uptake of the oxidized form of vitamin C, dehydroascorbate (DHA), via the GLUT1 glucose transporter. Increased DHA uptake causes oxidative stress as intracellular DHA is reduced to vitamin C, depleting glutathione. Thus, reactive oxygen species accumulate and inactivate glyceraldehyde 3-phosphate dehydrogenase (GAPDH). Inhibition of GAPDH in highly glycolytic KRAS or BRAF mutant cells leads to an energetic crisis and cell death not seen in KRAS and BRAF wild-type cells. High-dose vitamin C impairs tumor growth in Apc/KrasG12D mutant mice. These results provide a mechanistic rationale for exploring the therapeutic use of vitamin C for CRCs with KRAS or BRAF mutations.

http://www.sciencemag.org/content/350/6266/1391.abstract



 まだぜんぜんよく分かっていない話のようだけれど、今後の展開が興味深い。

Posted at 2015/12/14 12:54:34 | コメント(0) | トラックバック(0) | サイエンス | 日記
2015年12月05日 イイね!

元村記者の件で、もう一度STAP細胞事件を振り返った


 STAP細胞について、発表時に違和感を感じた人は少なくなかっただろう。

 あまりにも簡単すぎる作成方法(同様なストレスは生体内でもあり得るのではないか、とか)、発表時の「リケジョ」「割烹着」「若い女性研究者」をあまりに強調した不自然な理研サイドの発表姿勢。それに完全に乗ったマスコミの姿勢。

 前勤務校時代に求められて出題した小論文課題では、科学リテラシーとメディアリテラシーを常に取り上げたが、そうした目からは「何かがおかしい」ととらえてふしぎはない。

 ただ、無謬ではあるはずがないし商業誌に過ぎないとはいえ「ネイチャー」に載る以上、十分な査読はされたはずであるし、共同研究者も一流である。あの時点で内容を確認する以上のことはなかなかできなかったのはやむを得ないだろう。そうでなくとも先端分野の内容把握は大変だ。

 笹井氏が論文を執筆している故に査読が十分行われなかったのが実際だったのだが。

 ただ、自分は不自然さが多いため、それを手放しで受け入れることはしなかった。

 なにも考えず「リケジョ リケジョ」と浮かれていた女性理科教員等がいたことは知っているが、当時の研究者が多い自分のツイッタータイムラインを見ても驚きこそあれ、いつものように冷静に内容を見ていたし、浮かれたマスコミの姿勢に冷淡だった。一般マスコミとの違いは際立っていた。

 近接分野の研究者では、先行類似研究のミューズ細胞との関係や混同を見ていた人もいただろう(まもなく指摘に上がっていた)。

 サイエンスクラスタとそれ以外、分野・世代間の反応、とらえ方の違いについては、大隅典子氏(日本生物分子学会理事長)の次のエントリーがよく表している。

大隅典子の仙台通信 STAP狂奏曲のエピローグ
http://nosumi.exblog.jp/21406728/

昨日(12月19日)、STAP細胞検証実験の結果についての発表が為された。論文の疑義等について3月3日、11日と7月4日に日本分子生物学会理事長としての声明を発し、8月26日付で文科省から「研究不正に関するガイドライン」が出された時点で、後は見守るしか無いと思ってきたので、1600個以上の細胞塊を移植してもキメラ胚ができなかったと知っても、特別な感覚は無い。自分の中で、STAP細胞は存在しないと納得したのは、もうずいぶんと前のことのような気がする。公表されている資料を見る限り、厳密なやり方で丁寧な実験が組まれ、きちんとその結果の記録が取られており、科学的な検証としては問題無いものと思う。監視体制の元で本人に実験を行わせたことも、今回のケースではやむを得なかっただろう。

発端となったNature誌2本の論文は7月4日の時点ですでに取下げられているが、では、どのような実験を元に(あるいは元にせずに)データが集められたのかについては、また追って年度内に各種細胞の遺伝子解析等についての発表があると聞く。それはそれで粛々とやって頂くしか無いが、今後のことは科学の世界で扱えない部分が多いのではないかと思う。

今回のSTAP狂奏曲を聴いていて一番強く感じたのは、人それぞれの受け取り方の違いが大きいということだ。研究者と非研究者では大きく異なるし、文系・理系でも違う(例えば、こちらの芦田宏直氏のFacebook記事など、私にはとても違和感がある)。理系の中でも数学や物理の専門の方々と生命科学系ではかなり感覚が違っていた。化学系、材料系もしかり。これらは、専門的に扱う対象が違い、お作法が違うからだと思うが、さらに、生命科学系でも理学系の方と医学系の方には、微妙な感覚の違いがあった。それは、真正ではないと思われるやり方で「STAP細胞を得た」と主張した人物に対する感覚においてである。この事件の受け取られ方の違いは、もちろん関係者にどれほど近いかによっても異なっていたが、世代によっても大きく違っていた。とくに、今よりも研究人口が少なかった世代と、大学院重点化以降の世代では温度差が大きかったように思う。「このような研究不正は稀なことであり、また、不正論文は再現性が無ければ引用されなくなり忘れ去られる」という考え方は、「でも不正論文を出すことによってポストや研究費で得をすることになるのはおかしい」と思う世代の研究者には受け入れがたいものがある。

STAP事件は重大だが、研究不正の問題はそれだけでは無い。「ハインリッヒの法則」によれば、大きな1つの事故の背景には29の小さな事故があり、さらに300の「ヒヤリハット」が存在するという。大きな事故を防ぐには、多数存在すると思われる「ヒヤリハット」を無くさなければならない。「最後の理事長メッセージ」にも書かせて頂いたが、研究不正対応は、現場ではすでにアクション体制に入りつつあると思う。平成18年度に出された日本学術会議の「科学者の行動規範」(その後、平成23年1月25日改訂)や文科省ガイドラインでは研究不正を防ぐことができなかったという歴史的事実に対する反省をもとに、今夏に決定された「ガイドライン」では、研究者本人の責任のみならず、研究機関の責任が強く打ち出されている。そのため、本学でも検討の委員会が作られ、今後の体制整備についての準備が進んでいる。科学者は自由な発想に基づく真理の探求という研究行為を社会から負託されている存在である。その自由を守るためには自らの行動を律することが必須であり、そうでなければ社会からの信頼を得ることができない。自由な精神を守りつつ、どのような「ルール」を示していくのか、知恵を絞ることが喫緊に求められている。

第5期科学技術基本計画の策定も視野に入って来ているが、研究環境をどのように良くしていくかは、短期的な資金の配分だけの問題ではなく、持続的な教育や人材育成の観点も重要である。科学を行うのは、イノベーションを生み出すのは、機械ではなく人なのだ。天然資源に乏しく「科学技術立国」を提唱する我が国においては、それを支える人材を大切に育てていくことが必要である。また、そういう人材が搾取されない社会でなければならない。

【追記】
この1週間後に、9月3日付で設置された調査委員会の報告が発表され、STAP細胞とされたものの実体はES細胞(もしくはES細胞とTS細胞の混合物)であることがわかりました。3月の時点で専門家が予測していたことが証明されました。
Posted at 2015/12/05 09:41:45 | コメント(0) | トラックバック(0) | サイエンス | 日記
2015年02月23日 イイね!

NHKスペシャル「腸内フローラ」が相当ひどかったらしい

昨日

NHKスペシャル「腸内フローラ ~解明!驚異の細菌パワー~」

という番組をやっていたそうだが、微生物系の研究者たちが切れてる。相当ひどかったらしい。

最近NHKの科学系番組があやしげなのだけど……。

大丈夫か、NHK?!


STAP細胞で懲りてないのか。

追記:
 番組を観てみた。
 腸内フローラ自体は最近研究が進み注目を浴びていて、トンデモな訳ではない。
 番組の作り方が、芸能人を並べてまるで民放バラエティ番組のよう。実証が充分ないことについて、あまりに都合のよい期待を持たせるやり方で、たしかに問題あり。
追記終わり
Posted at 2015/02/23 17:41:33 | コメント(0) | トラックバック(0) | サイエンス | 日記

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