Yuh_Fazioliのブログ一覧

　もともと1.4GHzのCeleronMが載っていたZ60tをPentiumM 2.0GHzに載せ替えていたのだが、廃熱に問題があり、不安定になることが多かった。そのために負荷をかけないような使い方しかできず、最近はWindowsのCPU管理でクロック数を下げていた。

　今回、SSDに載せ替えたついでに、廃熱問題の解決を図った。

　聞くところに依ると、このモデルはその後ヒートシンクが強化され、ヒートパイプが２本に変わったらしい。廃熱問題への対処であった可能性がある。

　そこで、ヤフオクで安価に手に入るZ60t/Z61t用の、ヒートパイプが２本のヒートシンクを購入してみた。約２０００円である。



　購入時のものはヒートパイプが１本である。

　運用してみると、たしかにCPU温度が下がっている。常時８０度を超える状態であったものが、６０度台になっている。CPUの動作も当然ながら安定している。

　今まで悩んでいたのがばかばかしくなる。

　毎度どうでもいい話ながら、エラーを発するようになった温水洗浄便座を分解してみた。

　分解で悩んでしまったが、実は蓋を先に外さないと本体のケースが外れなかった。くだらないことで時間を浪費した（まあ実質数十分だけど）

　中を見て分かったことは

・ノズルへの水の経路でわずかずつ水漏れが発生している。
・その水漏れのために、ビデとお尻を切り替えるステッピングモーターが浸水し錆びている。周辺のいくつかのネジは錆でぼろぼろになって回すことができない状態。

　ビデとお尻を切り替える装置（一部浸水）にはセンサーがついているのだが、おそらくステッピングモーターが正常に動けなくなってきて、水の経路が正常に切り替わったことを検知できずにエラーを発生するようになったのではないか。

　ついでに、

・給水管接続部にも錆が発生していて、分解をきっかけに水漏れが起き始めた。

　古いだけに部品の手当も難しそうだし、複数箇所の故障になるとあちこちかなり経年劣化で問題が出はじめていることを示しているとも言える。

　14年半使ってきたが、そろそろ限界だと言うことだろう。

　新しいものに買い換えることを検討することにする。



　中学生頃から使ってきた温水洗浄便座は、もはや欠くことができない装備になっている。