2014年10月30日
組み立て直してみたものの、1つビスを止め忘れた。それとは別にちょろちょろと排水経路から水が出て止まらない症状が発生。とりあえず元栓を閉めて出勤し、帰ってから状態を確認。
分解してみると、最初の貯水槽から水が余分な水を流す排水経路に流れ続けている。水を止める弁が正常に働いていないらしい。
一度分解したときにゴミをはさんだ可能性がある。内部のあちこちに石灰がついていたので、そうしたものがくずれて挟まっているかも知れない。
分解清掃し、組み立て直すと、全てが正常に。
いつまでもつか分からないが、しばらくは様子を見てみよう。
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しかし、こういう装置は面白いもので、電気制御のアクチュエーターがない代わりに、水圧を利用してノズルの動きを制御している。
ノズル伸縮用の水経路とウォッシャー用の水経路があり、弁で制御されている。水の経路がごちゃごちゃしていて少々アクロバティック。まるでピアッツァの負圧系のようだ。
ノズルを伸ばす水は垂れ流しで、水の無駄がある。しかしヘタに水を再利用するものだとゴミが溜まる、つまるなどの問題があるので、流水の方がよいのだろう。
水圧を作るポンプは一つだが、意外に大きい。
コストはかかるだろうが、アクチュエーターを使った方が確実で無駄がなく、トラブルは少なくなるような気もする。
水圧で動くなんてローテクだが、マイクロプロセッサーを使った電気制御で動いている。言わば、ふた昔前の電子制御キャブレター車みたいなものだ。ローテクとハイテクが混じり合っている。
シャワー自体は自分で作った水圧なので、初期のアバウトな制御の電子制御インジェクター車みたいなものかも知れない。
実家の二つのうち一つはポンプを持っておらずおそらくマイコンも持っていないのでキャブ車か。もう一つはアクチュエーターでノズルを制御する完全電子制御の最新鋭。緻密な最近の電子制御インジェクター車みたいなものだ。
Posted at 2014/10/30 19:26:22 | |
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