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Yuh_Fazioliのブログ一覧

2025年07月04日 イイね!

みんカラ:モニターキャンペーン【KENWOODディスプレイオーディオ】

Q1.装着車種と年式を教えてください。
回答:
スバル アルシオーネSVX H7年式

Q2.接続するスマートフォンの機種を教えてください。
回答:
iPhone13 /Xiaomi REDMI NOTE 13 PRO

この記事は みんカラ:モニターキャンペーン【KENWOODディスプレイオーディオ】 について書いています。

※質問項目を変更、削除した場合、応募が無効となる可能性があります。
Posted at 2025/07/04 23:45:48 | コメント(0) | トラックバック(0) | タイアップ企画用
2025年07月03日 イイね!

【カメラ】プリズムの再生に向けて その3

 Canon FXのガラスが腐蝕したプリズムを磨いてみた。

 酸化セリウムというガラスと反応する研磨剤を使うのだ。
 呆れるほど長くひたすら擦り続けると、ガラスが削れてくるのだ。
 のだ。

 
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磨き前は広い範囲でかなり腐蝕している。

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磨き後はかなりクリア。

 まだ磨き残しがあるが、薄皮一枚はいだので、かなり綺麗になった。

 これをあと2面+αやらねばならないのだから、たいへんに骨の折れる作業だ。


Posted at 2025/07/03 02:08:47 | コメント(0) | トラックバック(0) | カメラ | 日記
2025年07月02日 イイね!

【カメラ】プリズムの再生に向けて その2

 プリズムの塗装と反射層の剥離に挑戦している。

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 プリズムはCanonのフラッグシップ機 PELLIX前期型(非QL)と、中堅機FT後期型(QL)・普及機FXの後期型それぞれからとりだしたものだ。写真では左からPELLIX,PELLIX,FT,FXだ。 

 この三つのプリズムは互換性があるが仕様が違うらしい。

 いろいろやって分かったが、FT/FXはアルミ蒸着。PELLIXは銀であるらしい。
 と言うのも、PELLIXは塩素で黒くなるので塩化銀ができている(正確には、生成した塩化銀<白>が光で分解し、銀に戻ったときに黒く見えるらしい)と考えられる。アルミニウムなら塩化アルミニウムの白い生成物ができるはずだ。
 塗装の下の反射層は表面が少し酸化していて茶っぽくなっていた。これもいかにも銀だ。FT/FX後期型では変色はなかったようだ。

 PELLIXの非反射面は塗装しファインダーと光入力面はマスキングした上で全体に銀層を作ってある。銀層に結構厚みがあり、銀鏡反応かもしれない。塗装にはさまれた反射面では銀層に指紋が付いていた(笑)手作りだったわけだ。非反射面は塗装がかなり強力に付いていて、なかなかはがれないのでまだ剥がさずにおいてある。ラッカーシンナーに付けておけば剥がれるだろうが。

 プリズムそのものの作りも違っていて、PELLIXは、面取りをしてあったり、ファインダーに当たる部分に溝を掘って窓をつくってある。FT/FXは面取りがなくファインダー部もマスキングしてあるだけ。

 やはりフラッグシップはこんなところにもお金がかかっている。もっとも、設計の問題で腐蝕してしまっていては世話ないのだが。と言いながら、FTやFXも前期型はPELLIX前期型と同じなのかもしれないのだが。

***

 モルトによる腐蝕問題への対策がされているはずのFXのプリズムは、天頂から塗装が剥がれて、腐蝕していた。
 その腐蝕面はガラスもやられていたので、水に浸かった経歴があるのだろう。アルカリの影響でも受ければガラスは腐蝕する。
 このプリズムは再生しようと思ったら平面をある程度削ってやる必要がある。

 FTも対策後だが腐蝕があった。プリズムの面取りされていない隅の塗装に亀裂が入り腐蝕したらしい。ただし、ガラス面への影響はあるがFXより軽微だ。

 FT/FXのプリズムはガラスにも腐蝕があるので酸化セリウムで磨いてやる必要がある。

 ガラスが健全なのはPELLIXだけだ。


 後期型のFTやFXは対策済みなので、プリズムが健全なものが多いはずだが、保管場所が多湿など扱いが悪いとプリズムもやられてしまう。部品取りにするにもプリズムチェックは重要で、自分のようにヤフオクメルカリ調達だと賭けになってしまう。


***

 試しにスライドグラスにハイパークロームAgという銀を使った塗料を吹いてみたが、鏡にはなるもののかなり暗い。

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  これではダメだ。塗った面は明るいのに、ガラス面はこんな感じ。

 ガラスに吹き付けた時に弾き気味であったことと、ナトリウムガラスの緑がかった色が影響しているが、これでは使えない。

 やはり、真空蒸着、真空スパッタリング、銀鏡反応のいずれかか。


Posted at 2025/07/02 11:52:32 | コメント(0) | トラックバック(0) | カメラ | 日記
2025年06月30日 イイね!

【カメラ】因縁のシルバーOM-2Nジャンクは…

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↑写真はオークションのもの


 シルバーのOM-2Nは、まさに実家にあったものと同じ、因縁のモデルだ。

 オークションのライバルは複数いたが、安値のうちに撤退し、落札できた。
 写真を見る限り、あちこちにスポンジやフェルトが貼り付けられ、汚れが見えるレンズのゴムフードもあまり印象がよくなかったのだろう。

 でも、自分は、前オーナーの愛情をとても感じたので、この個体は非常に綺麗で、本質的問題はないと思っていた。
 安値で買えたのはラッキーだった。

 それが本日到着し、各部チェック。本当に綺麗な個体。大切にされていたことが分かる。

 電池室の中には電池が入ったままで、端子が黒くなっていた。まずは接点を磨いて電池を入れて、電池チェック…赤いLEDがやや不安定に点灯。スイッチの接点が酸化している様子。

 傷も少なく、外観や内部は非常によい状態。
 おそらく使われないまま放置されていた期間があったのだろう。そのため、電気接点部分は酸化していたようだ。

 AUTO-OFF-MANUAL切り替えスイッチの接触が不安定だったが、何度か動かしているうちに良好に。
 AUTO、MANURALとも正常に動作している。照度計も動いているが、MANUAL時に不自然に低い。シャッタースピードにかかわらず同じ指示。
 シャッタースピードの検出がうまくいっていないようだったので、シャッタスピードダイヤルを何度か動かしていると復活。正常と思われる動作をするようになった。

 これで、この個体はほぼ完調のように思われる。プリズムに若干の腐蝕があるが気にならない位置。

 レンズも状態が非常によく、前玉の汚れが多少目立つ程度で清掃で綺麗になった。

 


追記:
 ブラックのOM-2Nはマニュアルがオートになるという不思議な異常があったが、分解してスイッチ部分の接触を改善させ、動作のようすが変わった。だが、シャッタースピードはまだおかしい。シャッターを切るごとにスピードが変わったりする。
 経験上、OM2のシャッタスピードダイヤルは接触不良が起きやすいことを思いだし、接点復活を図ったら、改善していった。
 現在は完調になったように見える。
Posted at 2025/06/30 20:03:22 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2025年06月29日 イイね!

【カメラ】本物のクソジャンクを再生してみた

 誰も手を出さない、リサイクル販売業者のOM-2を買ってみた。

 動作未確認、清掃なしのボロボロジャンクだ。

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 届いてまず、

「これはヒドイ。本物のジャンクだ」

と感じた。

 それぐらい汚れているし傷は多いし底は凹んでいるし。汚れはおそらくタバコのヤニだ。このカメラの時代は、喫煙者が大手を振っていた時代で、多くの機械がヤニにやられているらしい。

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 ミラーアップ状態で、シャッターも押せないし、巻き上げもできない。TTL測光用の乱数表が見える、電池がなくなったときのモードになっている。
 電池がないと何もできない機種なので、取りあえず、電池を入れてみるが、電池チェックのLEDが付かない!

 こりゃ基板がダメかも、と思いながら分解開始。

 付属レンズの状態はカビもなく落ちるくもりだけで、本体と比べて驚くほどよかったので十分元が取れているのだが。


***

 この機種は巻き上げレバーを固定しているカニ目ねじが、レバーを覆う部品と接着剤で固定されていて非常にかたく、ネジをカニ目の爪で傷つけてしまうし、プラスチック部品が割れてしまったりする。
 おそらく、溶剤を流し込んで接着剤を緩めておけばいいのだろうけれど、40年以上経った接着剤はカチカチである。緩みもしない感じだ。
 結局無理矢理回したが、プラスチック部品は割れずに済んだがネジに傷が付いてしまった。前のOM-2Nではプラスチック部品が割れたので、そちらに部品を回すつもり(何しろ部品取り)。

 開けてみると、内部は思ったより綺麗。
 スイッチの接点の接触不良かと思い調べてみた。
 テスターを当てると、電池を入れても電圧が来ていない。

 そもそも電池の一つが液漏れしていた。電池を入れ替えてみたがやはりダメ。
 電池ケースからスイッチまでの導通や電圧を調べてみたが、どうも電池ボックスの接触不良があるらしい。少し改善を図ってみた。

 されにスイッチの接点を動かしているうちに、LEDが点滅。電圧が不十分ならしく、接点での電気抵抗が大きくなっている可能性がある。
 接点復活剤代わりにパーツクリーナーをかけて動かしているうちになんとかLEDが綺麗に点灯するようになった。

 こうなれば次はシャッターのチェックだ。
 この機種はシャッタースピードをバルブ位置にしてリセットボタンを押すと、リセットされる。
 押してみるとガシャッとミラーが降りてきた。

 露出計は光に反応して動いている(正確かどうかは分からない)。
 オートモードでは明るさに応じてシャッタースピードが変わるし、マニュアルではダイヤルに応じてシャッタースピードが変わる。

 この動作はほぼ完調である。

 ただ一点、底外装を取り付けるとシャッターが上がらなくなる。
 これは底板が微妙に変形していて、シャッターのリンクに当たっていたためだった。
 修正して正常動作。

 ただ、よくわからない非常に弱いバネが一つ落ちて来たのだけれど、どこから出てきたものだか。困った。

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 WEB上にあった先達のこの写真を見て、バネの場所が分かった。早速取り付けておいた。本当に役に立っているか分からないほどの弱いバネ、だが、リンクを抑えていた。なくても正常動作する。
 よくシャッターが押せなくなる不具合を起こす小さなダンパーゴムの潰れがあったが、動かしたら崩れてしまった。ゴムチューブか何かでつくってやる必要があるが、なくても正常動作している。そのうち付けてやる。

 とりあえず軽く清掃して、見た目はやや悪いが、ほぼ完調のOM-2が仕上がった。
 外装の錆などを落として塗装し、モルト交換してやればかなりいい状態。
 あまり気にならないが定番プリズム腐蝕があるので何とかしたい。

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 先日入手した綺麗なOM-2Nはマニュアルモードにならない(オートになってしまう)状態だが、こちらはきちんと機能している。

 あちらもおそらくスイッチ関連の問題なので、分解して修理しよう。


 しかし、部品取りのつもりで手に入れたものを直していたのでは、いつまで経っても部品取りができない(苦笑)




Posted at 2025/06/29 18:09:39 | コメント(0) | トラックバック(0) | カメラ | 日記

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「梅雨、日本周辺にしかない独特の気候なのだ。おかげで日本人は紫外線の影響を受けにくくなっているし。悪いことばかりではない。」
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