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2018年10月19日

[CBR250Four] DIYメンテ記録・「リヤブレーキのみ制動灯が不点灯」を解消する

[CBR250Four] DIYメンテ記録・「リヤブレーキのみ制動灯が不点灯」を解消する ワンオーナーで経年32年の現役バイク、ホンダCBR250Four(MC14型、昭和61年(1986年)式)のDIYメンテナンス記録です。
今回の内容はブログタイトルに示す通りで、作業的には軽微なものですが、安全上は重要となるメンテの備忘録です。


※バイク(スクーター以外)は通常、右手で前輪ブレーキを、右足で後輪ブレーキを操作します。

■日常点検の巻
車齢も30年を過ぎると、日々の点検も重要です。「まだ大丈夫」 と思っていても、思わぬところが痛んでいる場合があり、その結果、重大なトラブル(or 事故)につながる・・・というリスクがあります。

今回は日常点検の際、リヤブレーキ(右足操作)のみ、ブレーキランプが点かないことを認知しました。フロントブレーキ(右手操作)では点灯します。確認したところ、ブレーキランプスイッチのスプリングが経年劣化で折損したためと判明しました。


■ブレーキランプSWのスプリング折損状況の巻
現車の当該部位を確認した結果について、順に画像を載せます。フロントブレーキ操作ではブレーキランプ(制動灯)は点灯するため、球切れではありません。単純にリヤブレーキ操作にまつわる回路を点検すれば、原因にたどり着けます。

<↓右ステップ周り。黄色の囲み(次の画像エリアを示す)の中の部品が後輪のブレーキペダル>


<↓ブレーキペダルの下に、錆びたスプリングがぶら下がっていることが分かる>


<↓もともとのスプリングの位置関係。本体は、その上に位置するブレーキランプSWに接続する>


<↓ブレーキランプSWの先端には、折損したスプリングのフックがまだ残っていることを確認した>


■純正部品の在庫あり、の巻
さっそくパーツリストで部番を確認すると、次のようになっていました。

◎ストップスイッチスプリング : 36367-ME9-000 (平成1年当時で95円/本)

ナップス(← 店舗名。オートバックスのバイク版のような感じ)にて在庫の有無を問い合わせていただいたところ、「純正品の在庫あり」 との結果でした。

<↓赤い囲みが 今回発注したスプリング>


CBR250Four(MC14型)に固有の部品の場合は、部番のセンター部分が 「(5ケタ)-KT7-(3ケタ)」 となっていることが多いのに対し、当該スプリングは当初から 「ME9」 と設定されていたことから、恐らくは CBR250Four が誕生した時点で、すでに他車部品との共用化が計られていた部品なのだろう、と推測しています(そして今でも生きている部品の可能性あり)。


<↓発注から2~3日後に入荷したスプリング。この時点で残り在庫数は100本以上ある、とのこと>


なお、実際の購入価格は税込み199円でした。
約30年が経過する間に、価格は約2倍になっていました。


■ブレーキランプSWのスプリング交換の巻
入手したホンダ純正のストップスイッチスプリング・・・(何だか言いにくい。個人的にはブレーキランプスイッチスプリング、の方がしっくりきます)・・・を、車両の既存の折損したスプリングと交換します。

<↓ブレーキランプSWをブラケットから取り外してから、スプリングを交換する方が楽に作業可能>


<↓上側(SW側)はこんな感じ>


<↓スプリングを抑えながら、その下端をブレーキレバーまでガイドします>


<↓スプリングの下端を、ブレーキレバーの所定位置に引っかけます>


<↓スプリングの両端がしっかりとハマっていることを確認したのち、SWをブラケットに挿入します>


<↓画像で矢印の部分が、ブレーキランプSWのブラケット(ホルダー)。緩み無きことを確認します>


■作動確認の巻
経年劣化による錆で折損したスプリングを新品に交換したあとは、問題なく作動することを確認します。

<↓右足ブレーキ操作でブレーキランプが点灯し、リリースで消灯することを何度か繰り返し確認>


フロントブレーキ操作時を含めて、作動(制動灯の点灯/消灯)に問題ないことが確認できました。ブレーキランプの不点灯は、後続車にとっては 「えらい迷惑(というよりも安全上の問題あり)」 ですので、球切れ有無を含めて、常に注意しておきたいところです。もちろん、バイクだけでなくレガシィやエクシーガも、ですね。

<↓ホンダ純正スプリングの在庫が現代においても残っており、簡単に復旧できたことはラッキー>


以上のメンテの実施日は、2018年9月2日(日)のこと。実はこの後に、(エンジン左側に続いて)右側のウォーターパイプからのクーラント漏れのDIY修理を実施しています。水冷エンジンでクーラントが漏れると致命傷になりかねないので、またまた工数をかけて復旧させているのですが、その様子はまた後日、ブログなどにて紹介する予定です。

※決して意図的に内容紹介を次回ブログに ”引っ張っている” のではなく、9月~10月は
  これら軽整備を含めた一大レストア期間だったため、内容が多数・・・なのであります。


機会を見て 「続・クーラント漏れ対策(右ウォーターパイプ編)」 に続く予定。
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2018-10-24(Wed.) : 更新
[CBR250Four] 続・水パイプからのクーラント漏れ修理(RH・パイプC編) をアップロードしました。
ブログ一覧 | 【ホンダ・CBR250Four と四半世紀】 | クルマ
Posted at 2018/10/19 02:02:50

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この記事へのコメント

2018年10月19日 21:45
在庫ありというのがすごいですね。各パーツのサイズが四輪のパーツほど大きくないので、保管期間は比較的長めという慣習なんですかね?

でもさすがにカウルとかタンクの新品はないのかな(^_^;)
コメントへの返答
2018年10月20日 10:37
どーも。恐らく、現行他機種と共用の部品になっているので、まだ在庫があるのかもしれません。もしそうでない場合は、廃番になる前に「作りだめ」しますが、小指サイズよりも小さなバネですので、自動車用の補修部品ほど管理スペースがいらないことは事実ですね。

でも同様な部品はホームセンターで代用できるので、ブレーキディスクなどの消耗品がすでに欠品である方が痛いです(代用が利かないので)。それよりも大きな部品はすでに在庫無しですね。

オークションでは時々、長期保存の新品(時には新車そのもの:オークションID=r255556373)が出ることもあって「お化け」です。

プロフィール

「[整備] #レヴォーグ [実験君] レイバック純正部品の流用でレヴォーグの車高は上がるか?(その3・車高アップ効果の測定編) https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/3465748/7837000/note.aspx
何シテル?   06/18 00:44
調布市のKAZ [読み:ちょうふし_の_かず] と申します。 スバル・レヴォーグ(VNHC型)、スバル・エクシーガ(YA5E型)、ホンダ・CBR250Four...

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