今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の完成車から、BMWの3シリーズです。
全車異形パネルの専用ナビオーディオ付きのお車に、ベーシックパッケージの取付と、ベーシック防振の施工と、ドアスピーカーの交換の作業を行いました。
まずドアの内張を開けて、純正スピーカーを取り外すと、裏が雨に濡れて乾いてをくり返したというのが見て分かります。
純正スピーカーを外した後には、インナーバッフルを製作して、上半分に金属シートを貼ってレインガードにしてスピーカーの裏が濡れない様にします。
金属シートはラミネート加工してあるので、水ははじき返す様になっています。
またインナーパネルなどの樹脂部分には、方ドア合計8枚の防振メタルを貼って、鈍い響きを抑えています。
ここにブチルゴムの表面にアルミを貼った材質を貼る店がある様ですが、樹脂よりも硬い材質を貼るというのが、心地良い響きでスピーカーを鳴らすコツです。
ピュアディオブランドのISPー91を取り付けて、スタジオっぽい音色にしています。
この材質は放送局で曲の頭出しを行う時に、ちょっと再生させる時の小型スピーカーの材質を使っていて、見た目の地味さの割にはそれなりの値段がするので、あまりお客様にはお勧めしていません。
ただ市販スピーカーの様な深みの無い、妙に明るい音とは違って、欲しい方には代わる物が無いと言われているスピーカーです。
3シリーズの元のスピーカーは床下に薄型ウーファーと・・
ドアの中ほどにスコーカーと、ミラー裏のツイーターの3WAY構成になっています。
ミラー裏の純正ツイーターは鳴らなくして、ダッシュ上にスタンドを使ってピュアディオブランドのATXー25を取り付けて、中高音はグレードアップしたユニットで鳴らしています。
3WAYのスピーカーの音調整は、グローブボックス下に取り付けたピュアコンで行います。
今回はダッシュの上にマットが貼ってあるので、通常とは違うチューニングを行わないといけません。
ピュアコンの他にバス・トレブルも動かして、生音・生声に近くなる様にセッティングして、納車させて頂きました。
追伸
以前はダッシュにマットが貼ってあると「吸音率が高くなるからこれが限界です。」と弱音をはく事もありましたが、現在は外付けコイル2個に加えて、ブラックボックス内部のコイル2個も全て一から手巻きしていて、これまでの表現の限界を超えて音質を上げる事が出来る様になりました。
4つコイルを一から手巻きすると、かなり時間がかかりますが、音を良くするためには必要な手間です。
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Posted at
2024/12/23 10:46:46