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調布市のKAZのブログ一覧

2025年09月16日 イイね!

[KENWOODモニターレポート] 3wayセパレート型カスタムフィットスピーカー KFC-XS175S 製品インプレッション

[KENWOODモニターレポート] 3wayセパレート型カスタムフィットスピーカー KFC-XS175S 製品インプレッション(株)JVCケンウッド さんのカスタムフィットスピーカー KFC-XS175S のモニター企画 に応募したところ、運よく当選となりました。早速、一部をカスタマイズしながらエクシーガに装着させていただきました。

すでに整備手帳ではインストールまでの工程を、パーツレビューではインプレッションを上げていますが、今回は 改めてブログでも それらの様子を振り返ってみることにします。

■思いがけない当選
モニター企画に応募するにあたって、「本機を取り付けの前には必ず適合車種をご確認ください」 という注意事項に従い、あらかじめケンウッド さんの公式サイトで適合車種を確認しました。我が家のレヴォーグもエクシーガも、そのままの状態では適用対象外となっているようでしたので、応募ブログ(→ https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/blog/48573940/)では 文中に次の文言を明記しました。

 > ※現状は上記車種専用の取付ブラケットがありませんので、
 >  モニターの際には筐体などを簡易的に自作予定です。

応募時点では素直な気持ちを上記の文言として載せつつ、実際には 「取り付けできないならばモニターにも選ばれることはないだろう」 …と思っていたところ、思いがけず当選通知をいただいてビックリ。

応募総数1233件中、モニター募集数は5名でしたから、単純計算で倍率は約247倍。取り付けに際して 「自作予定です」 と書いたからには、責任を持って実行に移す必要があります。製品が発送される前に、いろいろな情報を収集することから始めました。


■スバル車用のブラケットが流通している
KENWOOD さんのスピーカーを取り付けするには、KENWOOD さんのインナーバッフルを活用するのが(締結剛性的にも)理にかなっているのですが、この時点では、同社純正のインナーバッフルはエクシーガには使えないと読み取ってしまいました(後ほど、それは誤認のようだと思い直しましたが)。

誤認した その経緯については、「整備手帳・その1」 に書きましたで、そちらをご覧ください。

◎レポートその1・そのままでは適合しない理由の考察
 → https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/1195387/8359338/note.aspx

その傍ら、ネットオークションでは様々なインナーバッフルが流通していることを確認しました。エクシーガにも適合するものがありました。ワンオフで設置するなら、いずれ加工も必要になるかも…と予見して、メタル製ではなく樹脂製のインナーバッフルを格安で落札。形状はフラットタイプではなく、純正と同様の傾斜型のバッフルを選択しています(これが後々に利いてくることになります)。

◎モニターレポートその2・傾斜バッフルで装着可否の確認
 → https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/1195387/8360053/note.aspx



その後、しっかりと活用すべく、インナーバッフルには小加工を加えることになります。

◎モニターレポートその3・傾斜バッフルの加工(締結の適正化)
 → https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/1195387/8360688/note.aspx




■試聴した結果を反映させるカスタマイズ
その後、ツィーターを理想的な位置に設置しつつ、ウーファーともども(右chのみですが)試聴したところ、高音の伸びと解像度が向上した分、相対的に低音のパンチを改善したくなりました。車内でボリュームを少し上げて聞く分には(バランスは)問題ないのですが、ボリュームを絞り気味で聞く場合には、低音側を(物理的な手法で)少々補強したい。

◎レポートその4・ツィーターの設置位置検討から実装まで
 → https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/1195387/8361321/note.aspx



結局、ウーファーの背面に逃げる音響パワーを前面に反転させる筐体(≒リフレクター)をアドオンすることによって、その狙いを実現しようと考えました。その部材を百円均一店で見つけ出した過程が、以下の整備手帳です。このへんの考え方や行動様式は、当方オリジナルになるでしょうね。

◎レポートその5・ウーファーを包む筐体の探索とその結果
 → https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/1195387/8361947/note.aspx



ケンウッドさんの中では、軸芯のディフューザーを 「凹形状でボーカルの音像を鮮明化」 したり 「径方向に空けた空間と外周の壁が位相とレスポンスの乱れを排除する(臨場感の向上)」 ように、恐らくは詳細な音場シミュレーション(解析技術)を尽くして設計・検証されていると想像します。

その(技術の粋を集めたであろう)ウーファーに対し、エンドユーザーが お手軽かつローコストな 「背面を包む筐体をアドオンする」 設置方法を実践するとは、恐らく 「想定外」 の使い方だと思います。が、実際にそのようなDIYをする者がいるという実例を示すことが、ケンウッドさんという会社の中の 「常識を覆す」 ことにつながれば…と思っています。

# 「○○は、いないだろう」 ではなく 「○○が いるかもしれない」
# と考える方が、市場想定ケーススタディの幅が広がりますよね。


■細かなアレンジ
ウーファーをインナーバッフルに固定する際、その締結ねじの首下の接触面積が小さい(→ 面圧が高くなる)ことを嫌ってワッシャを追加したり、アドオン筐体(≒背面リフレクター)の固定方法をラジアル方式としたり、これまた百円均一店で 「すきまテープ」 や 「吸音シート」 を入手したりなど、細かなアレンジを追加しました。

◎レポートその6・ウーファーの設置方法のDIYアレンジ
 → https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/1195387/8363433/note.aspx



最終的には、我が家のエクシーガに見合った設置状態を実現できたと思っています。私だけでなく、互いに 「聞く音楽のジャンル」 がまるで異なる家族たちの感想も、「音がクリア、深みが増した、臨場感がある」 とのことで意見が一致しています。

◎レポートその7・KFC-XS175Sのインストール&システム完成
 → https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/1195387/8365271/note.aspx



<↓参考: 関連パーツレビュー>
(1)Yahoo!オークション スバル車用 傾斜型インナーバッフル左右セット(17cmスピーカー対応、KENWOODのモニター当選の準備品として)
 → https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/1195387/13608551/parts.aspx

(2)サナダ精工(株) ご飯一合炊き(電子レンジ調理器) KENWOOD KFC-XS175S のウーファー筐体として転用
 → https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/1195387/13613023/parts.aspx

(3)(株)エルオー すきまテープ(2巻入りグレー&防水用ブラック)、KENWOODのKFC-XS175Sインストール用として
 → https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/1195387/13614701/parts.aspx

(4)エコー金属(株) 吸音スポンジ波型タイプ(25cm×25cm×2.5cm) KENWOODのKFC-XS175Sインストール用として
 → https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/1195387/13616557/parts.aspx


■あとがき
我が家の2012年式エクシーガtSは、ちょうど今年で6回目の車検を取った 「経年13年車」 ですが、まだまだ家族のために活躍してほしい現役車両です。そんなエクシーガの車内が、ケンウッドさんの 「KFC-XS175S」 をインストールすることで、従来以上に音楽や映像を家族みんなで楽しむ時間を共有できる空間とすることができたように思います。

◎モニターレポート: KFC-XS175S のパーツレビュー
https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/1195387/13618479/parts.aspx

# エクシーガに乗り続けるための室内環境が
# 現代的にアップデートできたことになります。

改めて、今回のモニターキャンペーンを企画された(株)JVCケンウッドの事務局の方々や、みんカラの関連スタッフの方々に この場を借りてお礼申し上げます。同時に、当方の整備手帳や関連パーツレビューをご覧になった方々、「イイね!」 ボタンを押していただいた方々にも感謝いたします。

一連の投稿が、何らかの役に立ちましたら幸いです。
Posted at 2025/09/16 00:00:47 | コメント(0) | トラックバック(0) | carview タイアップ企画 | クルマ
2025年08月29日 イイね!

D'z Garege 「Haruna SUBARU FES 2025 !」 (スバル車ミーティング)参加記録

D'z Garege 「Haruna SUBARU FES 2025 !」 (スバル車ミーティング)参加記録先月末(2025年07月27日(日))、家族で群馬県伊香保に行ってきました。

娘の提案&希望で、D'z Garege & D'z style 実行委員会 さん主催のスバル車ミーティングに参加するためです。
少々時間が経ってしまいましたが、備忘録を兼ねて、その時の様子を簡単に記すことにします。


■「Haruna SUBARU FES 2025 !」 について
娘からの情報で、このイベントを知りました。場所は群馬県の伊香保スケートリンク。単一車種に限定されたミーティング(例: RX-7 MTG など)ではなく、タイトル通りすべてのスバル車を対象としたミーティングとのことでした。

<Haruna SUBARU FES 2025 !>
・主催: D'z Garage、D'z style 実行委員会
・対象: 全スバル車
・日時: 2025年7月27日(日)
・会場: 群馬県総合スポーツセンター・伊香保スケートリンク

D'z Garege さんの9周年記念イベントのとき(報告ブログは→ こちら)は、娘と二人での参加でしたが、今回は家族4人で向かうこととなりました。娘以外の家族も楽しめるイベントになることを期待しての参加です。


■会場入り(こんなに混むとは思わなんだ…)
当日の朝、東京の自宅を早めに出発します。結果、高速(関越道)を降りてから会場への分岐道にも早めに着いたのですが、スケートリンクへアクセスするための道は1本道。「あと少しで駐車場の入口」 …というところで、早くも渋滞となってなかなか前に進みません。

<↓会場の伊香保スケートリンクにアクセスするための道は、一本のつづら折りの峠道しかない>


<↓あと少し…というところで、後ろも前も渋滞となって、その場に停滞する状況に>
 

結局、イベントは10時開始のところ約30分遅れで会場の(リンクから離れた)駐車場に入れました。こんなにもスバル車ユーザーが集結するとは…恐るべし。自分もその一角を担っていたのですけどね。

<↓駐車場で見かけた貴重なアルシオーネ(俗称: クサビ)。ナンバープレート隠しを持参されていました>


■イベント展示車両
会場は小高い丘の上ですが、午前中のうちに すでに気温は上昇。汗ばむほどとなりました。

<↓駐車場から階段を上がってリンクへ。立地条件として冬場はそこそこ冷える場所なんでしょうね>


<↓デモランが可能な広さを持つ会場は限られますが、このスケートリンクは確かに広さがあります>


リンク脇には、このイベントのための展示車両が並べられています。それらの中から、主なものを載せてみます。

<↓ヴィヴィオのラリー仕様車。かつては我が家もヴィヴィオに乗っていたので、思い入れもあります>


<↓初代BC5型レガシィセダンRSターボをベースとした、10万km連続走行世界速度記録達成仕様車>


高速走行時の燃費対策(←Cd値低減策)として、スキマを埋めたフロントグリル(ただし六連星エンブレムはあり)、フラットディッシュのホイールキャップ、ルーフ中央に左右に設けられた風切りモール、その他安全対策としてボンネットピンなどが確認できます。

初代レガシィの誕生は1989年ですから、今から36年も前のことになるんですねぇ。当時はインターネット(個人のWEBサイト)もケータイ電話もまだ無かった頃です。そう思うと、(話は変わりますが)今でも初代BC/BFレガシィを動態保存されている(or 日常使いに供している)方々、お疲れさまです。


<↓GC8型WRXベースのクスコインプレッサ。フロント左右のカナードがなかなか いかついサイズです>


ボンネット先端に貼られたステッカーの 「SAFETY21」 は、ロールケージのブランド名ですね。JAF国内競技車両規則が定める引張強度(350N/mm2)以上の強度を実現しているはず。かつてはBGレガシィワゴン用のロールケージもYahoo!オークションに出品されていましたね。

■いよいよデモラン
午前11時過ぎ、午前の部のデモラン開始です(午後の部でもデモランあり)。スケートリンクとなっている路面の状態は悪く、「果たしてこんな路面で走れるのか?」と思えるほどです(>失礼!)。

オフィシャルのスタッフさんからは、「路面の砂や小石が飛び散ってケガをする恐れがあるので、十分に離れてください!」 と、何度もコールが掛かったほどです。


<↓安全対策のため、観衆の輪は次第に外側へと広げられました>


<↓リンクの外側に広がった観衆に向けて、あえて?ギリギリ接近したところでターンするWRX>


<↓ドリフト後のタイヤ痕。画像の右上に見切れていますが、路面の凹凸や舗装の切れ目がハード>


その後、午後の部(13時スタート)でもデモランを観覧。ここでもサービス精神?あふれるデモを見せていただきました。

<↓レガシィ速度記録車は久しぶりの実働のためか、比較的おとなしい走りで雄姿を披露>


<↓この日、一番の驚きはヴィヴィオ。排気量に見合わず、デモ車の中で排気音が超絶にうるさかった>


軽自動車の排気量のハズなのに、耳をつんざく超絶にデカい排気音!ドライバーも(自車の排気音で)疲労が増大されてしまうのでは? と思われるほど、遠くからでも うるさかったです(>失礼)。昔の競技車両には騒音規制は無かったのかしら?

<↓再びWRX。スピンターンやらドーナッツターンやらを決めまくっていました(スモークも もくもく)>


■その他
会場では、思いがけず みん友 さんと遭遇しました。だだっ広い会場で、参加者も多いイベントで、ばったりと出会うことができてビックリです。ドラえもん好きの方と、キャンプ(ジムニーも)好きの方です。ちゃんとご挨拶&会話もできました、ありがとうございます。

<↓エクシーガ界隈などでは、とても有名な方々です。後ろ姿を失礼します!>


午後のデモランが終了したあと、早めに会場を後にします。退場しようとリンクから出たところで、有名人さんと遭遇!何と、STI (モータースポーツ関係)で監督を務められていた辰巳さんではないですか! 一般の人に混ざってフツーに歩いていらっしゃったところを、我々が気づきました。

<↓子供たちがファンであることを話しかけたところ、快くいっしょに撮影していただけました>
 

最後の最後で、大物さんと記念撮影できて良かったです。
その後は娘の希望で、頭文字Dの舞台モデルとなったであろう場所に向かいます。


<↓頭文字Dのアニメで、何度も登場した場面のモデルになっているであろう場所>


<↓特性マンホールの所在MAPと、手作りの「ぬい」といっしょに記念撮影する娘>


<↓帰路の途中で「食の駅」なる場所に立ち寄り。おみやげ品を購入しました>


<↓さらに深谷花園プレミアムアウトレットにも立ち寄りしました>


こうして、目の保養を含め、家族で貴重な体験をすることが出来た一日でした。当日の雰囲気が多少なりとも伝わりましたら幸いです。
Posted at 2025/08/29 22:32:24 | コメント(2) | トラックバック(0) | └ マニアックなスバル話 | クルマ
2025年08月02日 イイね!

みんカラ:モニターキャンペーン【エンジン内部洗浄添加剤 SEC】

みんカラ:モニターキャンペーン【エンジン内部洗浄添加剤 SEC】~エンジン内部洗浄剤 S.E.C モニター応募ブログ~
 (Smart. Engine. Clean)

Q1.S.E.Cの存在を知っていましたか?
回答: 存じ上げませんでした。

Q2.TAKUMIモーターオイルに期待していることは?
回答: (総論)ユーザーの指向に寄り添ったオイルの開発。
    (各論)例えば、次のようなコンセプトモデルです。

 ・例1→ 超ロングドレンインターバルを実現した長寿命オイル。
 ・例2→ 旧型車向けの(上側の)粘度指数が高いオイル。
     エンジン各部のクリアランスが増大気味の旧車に対し、
     それをカバーするような高油温時でも高粘度のオイル。
 ・例3→ 燃費指向に特化した高濃度モリブデン成分配合オイル。

なお余談ですが、
本家WEBサイト(→ https://www.takumi-motoroil.jp/product-list/12 )では
ちゃんと 「Engine」 となっていますが、モニター応募画面では
綴りが 「Engin」 となっており、末尾の 「e」 が抜けています。
(このブログトップの画面キャプチャ。)

この記事は みんカラ:モニターキャンペーン【エンジン内部洗浄添加剤 SEC】 について書いています。

※質問項目を変更、削除した場合、応募が無効となる可能性があります。
Posted at 2025/08/02 22:02:14 | コメント(0) | トラックバック(0) | carview タイアップ企画 | タイアップ企画用
2025年07月31日 イイね!

みんカラ:モニターキャンペーン【KENWOODカスタムフィットスピーカー】

みんカラ:モニターキャンペーン【KENWOODカスタムフィットスピーカー】~KENWOOD KFC-XS175S モニター応募ブログ~

Q1.装着する車種と年式を教えてください。
回答: 下記2車種のうち、どちらかで検討しています。
   (1)第一候補車 → スバル・エクシーガ(2012年式)
   (2)第二候補車 → スバル・レヴォーグ(2023年式)
  
 ※現状は上記車種専用の取付ブラケットがありませんので、
  モニターの際には筐体などを簡易的に自作予定です。

Q2.お聞きになる音楽ジャンルを教えてください。
回答: いろいろ聞きますが、その中で主なジャンルは次の通りです。
   (1)AOR:1980年代~2000年代のアメリカンロック&ポップス
   (2)打ち込み系のサウンド(含:シンセ、リズムマシン)
   (3)特撮ヒーローもの(水木一郎さん、子門真人さんetc.)
   (4)インストルメンタル(器械体操の女子床運動で使うような)

 ※具体的な歌手・グループは、プロフィール欄に記載しています。
 (https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/profile/)

この記事は みんカラ:モニターキャンペーン【KENWOODカスタムフィットスピーカー】 について書いています。

※質問項目を変更、削除した場合、応募が無効となる可能性があります。
Posted at 2025/07/31 23:06:15 | コメント(0) | トラックバック(0) | carview タイアップ企画 | タイアップ企画用
2025年07月30日 イイね!

私とクルマとKENWOOD

私とクルマとKENWOOD熱い想いをどうぞ!

「私とクルマとKENWOOD」 投稿キャンペーン:

https://minkara.carview.co.jp/event/2025/kenwood/

に基づいて、これまでの歴代愛車とKENWOODとの関わり合いを、年代順に記してみたいと思います。



■2代目BGレガシィ(1996年~2006年)
私と KENWOOD 製品との最初の出会いは、2代目レガシィワゴン(BG5B型)を購入した際に、純正採用されていたヘッドユニットになります。当時のオーディオの記録メディアはカセットテープが主力で、CDが台頭してきた頃となります。

<↓2代目レガシィワゴンに純正採用されていた KENWOOD のヘッドユニット>


このユニットはDSPによる音場調整機能に特徴があり、LIVE/HALL/CHURCH など、記録ソース(音源)に合わせた再生が可能でした。クルマという閉ざされた空間ではありつつも、エンジンやトランスミッションからの発生音や、シートや内装パネルといった反射 or 吸収する素材に囲まれている不利な環境下において、様々な音場調整ができることに感嘆したものでした。

# あとから思うと「再生音が少し人工的だったかな?」
# とも感じられましたが、残響音も含めて 好みの音に
# 調整できたことは、カーライフの質向上に役立った
# と思っています。

そこでまず手がけたのは、純正スピーカーからアフター品の KENWOOD スピーカーへの交換です。購入したモデルは KFC-U1692 で、1998年のことになります。


<↓BGレガシィに適合するフロントスピーカーとして、KFC-U1692 を購入>


<↓ブログのトップ画像にも載せていますが、純正スピーカーとの外観比較>


<↓レガシィに載せるにあたり、手持ちの吸音材などをアドオン>


<↓スピーカー交換の作業風景(BG5Bレガシィ)。交換は DIY で実施>


このスピーカーの良いところは、音源(音楽のジャンルも)によらず、比較的広い周波数帯で自然なバランスで再生してくれる点です。奥行きや臨場感に優れるスピーカーは、確かに他メーカーにありますが、本品はジャンルを問わず「聞いていて疲れない」懐の広い再生特性があると思っています。

<↓その後、MDチェンジャーもコンソール内にDIYで内蔵させる>


メディアとしてMDも手軽だったことから、ヘッドユニットに接続可能なMDチェンジャーも導入。通常はトランク(セダン)や荷室(ワゴン)に設置するであろうところ、ドライバー自身がクルマから降りずにMDマガジン(連装ホルダー)を交換できるように、コンソール内(アームレスト下)にDIYで設置しました。

<↓そのほか、低音増強のため サブウーハーも導入>


こうして、オーディオ環境は KENWOOD 製品のお世話になっていました。その後、車両を新しいレガシィワゴン(BP5D型)乗り換えることになり、後付けした これらの製品は取り外して室内保管していました。

■4代目BPレガシィ(2006年~2023年)
2代目BGレガシィから、3代目を飛ばして4代目レガシィワゴン(BP5D型)を購入したのは2006年。4代目レガシィでは、後席乗員のオーディオ環境にも配慮すべく、2007年にサテライトスピーカーを導入しました。

<↓他社の同様な製品も検討して、最終的に KENWOOD の KSC-SS10 を選択>


<↓しっかりとした梱包から開梱しているところ>


<↓取り付けはDIYで実施(取付説明書は分かりやすかったですね)>


<↓後席乗員を考慮すれば、再生音(スピーカー)の後方配置もアリだと考えます>


◎ご参考: レガシィのパーツレビュー
KENWOOD ケンウッド・サテライトスピーカーシステム KSC-SS10
https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/1516859/9342247/parts.aspx

その後、BP型レガシィと KENWOOD スピーカーは17年間もの長きに渡って活躍してくれて、クルマは後にレヴォーグに乗り換えとなりました。


■YA5A型エクシーガ(2008年~2012年)
我が家は家族が増えたタイミングで、多人数乗りが可能なエクシーガ(7人乗り)も購入しています(元々は妻のインプレッサをエクシーガに買い替え、という経緯です)。

このエクシーガには、KENWOOD の 1DIN MDプレーヤーとサテライトスピーカーを導入しています。エクシーガを最初に購入した2008年当時でも、純正ヘッドユニットはすでに HDDナビ(再生メディアはCD or SDカードのみ)でしたが、過去の資産を活かすべく、MDプレーヤーを後付けした次第です。


<↓1DIN MDプレーヤーの装着はDIYで実施>


<↓ポン付け不可ですので、必要なハーネス(配線)は自分で作成して配策>


<↓これがそのMDプレーヤー、E212MD。夜間のイルミもキレイでした>


◎ご参考: エクシーガの整備手帳
KENWOOD・1DIN MDプレーヤーE212MDの装着
https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/392528/679671/note.aspx

サテライトスピーカーについては、エクシーガと同じ時期に前述のレガシィにもまだ乗っていましたので、単純に「買い増し」となります。レガシィで好印象でしたので、エクシーガにも、いや「3列シート多人数乗りのエクシーガにこそ必要だ」、と考えて導入しました。


<↓レガシィに続いて、サテライトスピーカーシステム KSC-SS10 を買い増し>
 

<↓装着はDIYで実施。3列シート車には、サテライトSPによる改善効果は絶大>
 

この初期型エクシーガ(年改区分Aタイプ)には2012年まで乗ったあと、同じエクシーガ後期型の限定車(年改区分Eタイプ)に乗り換えしました。

■YA5E型エクシーガ(2012年~現在)
2012年からは、後期型のエクシーガに乗り換えしています(2025年現在、継続使用中)。このエクシーガのトピックは、かつて2代目レガシィ(1996年~2006年)で使用後に室内保管していたスピーカー KFC-U1692 を再活用 していることです!

<↓2006年から室内保管していた KFC-U1692 を、2020年に再活用!>


KFC-U1692 の室内保管期間は、2006年から2020年までの、実に丸15年間に及びます。通常のスピーカーですと、コーンエッジがボロボロになったりして、とても再生どころではない経年劣化が避けられないと思います。

ところが この KFC-U1692 は、見た目で劣化が感じられない状態でしたので、試しにエクシーガのリヤドアに適用してみることにしだ次第です。


<↓15年前のスピーカーになるので、配線は自作して引き回す必要があります>


正味で15年間も経過すると、スピーカーに同梱されていた、いわゆる「カスタムフィットハーネス(コネクタ)」はまったく役に立ちません。15年前当時のクルマの純正コネクタ形状は、現在のクルマのコネクタ形状を網羅できていない(形状がまったく異なる)ため、ハーネスを自作して引き回す必要があるのです。

<↓エクシーガ純正SP(リヤドア)と KFC-U1692 との外観比較>


<↓固定金具もホームセンター品を利用し、無事にエクシーガに適用できました>


◎ご参考: エクシーガの整備手帳
[スピーカーコード] コネクタのピン端子を再配策(ノイズ対策)
https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/1195387/8119232/note.aspx

エクシーガに無事にDIY装着したあと、HDDミュージックを再生してみてビックリ! あの「下から上まで(の再生周波数で)バランスの取れた自然な音」が、今なお再現できていたからです。

CDであってもDVDであっても、はたまた Youtube であっても、いろいろな音源で(一部分のみが人為的に強調されるなどの加工性が感じられない状態で)リラックスして聞ける「懐の広さ」が保たれていました。あくまで私見ですが。

レガシィ(2006年)からエクシーガ(2020年)へ、文字通り「レガシィ(大いなる伝承物)」としてスピーカーの引き継ぎができたことに感謝しています。


■VNH型レヴォーグ(2023年~現在)
BPレガシィの後継車として、現在はレヴォーグ(VNHC型)に乗っているのですが(上記YA5E型エクシーガも併用)、前述の驚きのスピーカー体験があったことから、レヴォーグにも新車購入時点で純正オプション設定されていた KENWOOD スピーカーにDIYで置換しています。

<↓スバル純正部品に指定されているフロントSPセットの KFCXS174SFF>


<↓フロント用の KFCXS174SFF は、ウーハーとツイーターのセット品>


<↓ダッシュボード左右の純正ツイーターを、FCXS174SFF 同梱品に置換>


<↓フロントドア用SPは、筐体が純正に倣って楕円形状となっています>


このフロントSPセット KFCXS174SFF は、恐らくは2023年時点で最新の技術によって製造された量産スピーカーですが、そこそこ の価格設定(>値段が高め、の意味)となっています。

ですが、あの(レガシィ→エクシーガ、と引き継いで活用している) KFC-U1692 にもつながる「味わい」が感じられます。単純に、再生特性の性格が延長線上にあるというのではなく、さらにダイナミックレンジ(音のメリハリ)が広がっているというイメージです。

◎ご参考: レヴォーグのパーツレビュー
(株)JVCケンウッド KENWOOD フロントスピーカーセットKFCXS174SFF(スバル純正オプション)
https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/3465748/12617699/parts.aspx

今までも、そしてこれからも、KENWOOD ブランドの製品は 我が家のクルマたちとともに活躍してくれることを期待しています。

以上、歴代の我が家のクルマたちと KENWOOD とのつながりと、それによって得られた満足感が多少なりとも伝わりましたら幸いです。
Posted at 2025/07/30 20:20:17 | コメント(1) | トラックバック(0) | carview タイアップ企画 | タイアップ企画用

プロフィール

「[整備] #エクシーガ [KENWOODモニターレポート] その7・KFC-XS175Sのインストール&システム完成 https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/1195387/8365271/note.aspx
何シテル?   09/15 00:48
調布市のKAZ [読み:ちょうふし_の_かず] と申します。 スバル・レヴォーグ(VNHC型)、スバル・エクシーガ(YA5E型)、ホンダ・CBR250Four...

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