2019年末→2020年始はレガシィで東京から札幌に帰省しました。その様子を場面ごとに当方の視点で振り返るシリーズです。
今回は、帰省先の札幌を出発してシルバーフェリー(苫小牧→八戸)に乗ったときの様子や、八戸→東京までの間で立ち寄った道の駅などの様子について記します。
[2020年始・帰省記 シリーズ]
◎その1 → 往路編(東京→宮古→シルバーフェリー→室蘭上陸まで)
◎その2 → 札幌編(室蘭→札幌,MaxValu,ホーマック,アリオ,ビール園)
◎その3 → スキー&初詣編(札幌手稲オリンピア、烈々布神社)
[2020年始・帰省記(初売りシリーズ)]
◎その4 → ジェームス編(2020年始・東京→札幌 帰省記その4)
◎その5 → ジョイフルエーケー編(2020年始・東京→札幌 帰省記その5)
◎その6 → DCMホーマック編(2020年始・東京→札幌 帰省記その6)
◎その7 → 仕事用品店・プロノ編(2020年始・東京→札幌 帰省記その7)
◎その8 → スバル初売りフェア編(+ラーメン、回転ずし、ムック本)
■復路の準備
帰省の際には全自動バッテリー充電器を持参していますので、復路の前に車載バッテリーをフル充電しておきます。
<↓実家の外壁に設置してあるAC100[V]コンセントを活用して、レガシィの車載バッテリーをフル充電>
苫小牧発のフェリーは21:15の出港予定。時間に余裕をとって、苫小牧の目標到着時刻を20:00に設定。さらに、通常は札幌→苫小牧(高速道路)の所要時間が1時間15分のところ、今回は2時間かかると見ておきます。こうして、札幌の出発時刻を18:00に設定しました。かなり余裕を含むことになります。
ところが高速に乗ってすぐに、まさかの事故通行止め。恵庭ICで強制的に降ろされます。
<↓しばらくまったく動かない状態を経て、ようやく最寄りの恵庭ICで降りることができました>
この時点で19:30過ぎ。苫小牧フェリーターミナルまでは、下道で約39kmの距離。仮に一般道を平均時速40kmほどで移動できたとしても、ここからの所要時間は約1時間。出港時刻の45分前(乗船手続きがあるので、実質30分前)となる見込み。
果たして・・・結果は、ほぼその読み通りとなりました。
あらかじめ、出発時間に十分な余裕を持たせていたことで助かりました。
<↓シルバーフェリーの苫小牧フェリーターミナル。乾燥した冬の低外気温でのイルミが映えます>
■「苫小牧→八戸」ルートのシルバーフェリー
窓口でWEB予約時の画面(を印刷した紙)とともに、車検証を提示しながら乗船手続きを行います。
往路(宮古→室蘭)の時には、「車両にはドライバーのみ乗車。同乗者はクルマから降りて、徒歩にて搭乗デッキからご乗船ください。」と指示されました。ところが復路(苫小牧→八戸)の時には、同乗者が子供だけしかいなくなる(引率者なし)・・・という理由により、一同がクルマに乗ったままの状態での乗船が認められました。
<↓ターミナル入口前のイルミを別角度から撮影>
<↓復路で乗船するシルバープリンセス号(苫小牧~八戸間)>
<↓ドライバー以外の同乗者ありの場合、ダッシュボードに「同乗」の紙を表示するよう手渡されます>
<↓ルーフボックスがあっても、ワゴンの荷室はこの通り、荷物とおみやげで「いっぱいいっぱい」>
■船内にて(シルバープリンセス号)
以下は船内の様子です。往路(宮古→室蘭)の船と較べると、明らかにこちらの方が豪華に見えます。往路のときには「必要十分」と思っていましたが、いざ、復路でこの船に乗ると「同じ運行会社(シルバーフェリー)なのに、苫小牧~八戸航路の方にコストを掛けている」ことが分かります。
# 特に船内浴室の様子には、大きな差がありました。
# 宮・蘭は普通の風呂、苫・八は個別の仕切もあって造りも豪華。
利用する者にとっては便利なルートであっても、不採算航路(>失礼!)のフェリーにはお金がかけられない(?)という現実を垣間見たような気がします・・・。
<↓車両甲板からエレベーターに乗って、個室のデッキへ移動>
<↓予約した4人部屋への入室は、(ホテルなどと同様に)カードキー方式>
<↓左:2列の2段ベッドの奥にはTVモニタ付きの小スペースあり 右:さっそく部屋の中で遊ぶ供たち>
船内浴場は、上階デッキにあります(これは往路と同じ)。
早速、子供たちと順番に一風呂浴びてきます。
<↓案内表示に従って階上に向かう>
<↓オシャレな感じの階段を上がると>
<↓船内浴場の入口はこんな感じ>
<↓公衆電話も備わっています(テレホンカードが使えますね)>
お風呂から上がってからは、少し前に入手していながら、なかなか見ることができないでいたDVDを、まとめて鑑賞しました。
<↓私は妖怪人間ベム(オリジナルアニメ版)を、子供はサンタさんからもらったスターウォーズを堪能>
こうして、船内でゆっくりとリフレッシュ。
出港から約7時間半後に八戸に到着します(翌AM04:45)。
<↓約8時間ほどの船旅。長距離ドライブの疲れを癒やすには、(長すぎずに)ちょうど良い乗船時間かな>
■八戸着、いよいよ下船
船内アナウンスの開始とともに、4人部屋を出て、各自荷物を分担しながら車両甲板へと向かいます。乗船の際にはエレベーターを使ったので気がつきませんでしたが、下船の際には階段を使ったので、次の表示が目に入りました。
<↓初めて見るとビックリする「エンジン始動 ちょっと待って!!」の表示。理由を読んで納得>
<↓トラックの場合はこんな感じで固定されているのですね>
# それにしても「エンジン始動でエアサス上昇により
# 車両破損するケースが多発」とは。船も車も大変です。
<↓八戸に着いたどー! ここから東京までは、残り約680kmの距離>
■道の駅・紫波にて
八戸からしばらくの間は、下道で東京に向かいます。途中で道の駅・紫波に寄りました。
<↓道の駅・紫波の案内板>
<↓特徴的な自動販売機>
# 「鉄神ガンライザー」というヒーローなのですね。
# 初めて知りましたが、なかなか味があって良いキャラかも。
<↓併設の「産直センター あかさわ」に、開店と同時に入店>
<↓各種りんごが安い! 瓶詰めのジュースも、原料のりんごの種類まで明記されています(ミックス種も)>
# お酒以外の瓶の飲み物で、日光よけ?の和紙?で
# 包まれている製品を初めて見ました。
早速、美味しそうなりんごの品定めをして購入します。いや、もちろん、どのりんごを選んでも美味しいに違いないでしょうけど、細部を見ていくと多少の違いがあることに気づきます。
<↓私が買うことにしたりんご。ビニール袋に「呼吸穴」が設けられており、生産者さんの気遣いが感じられる>
安価に良いりんごを買うことができて満足です。
(東京で帰りを待っている家族にも、ジュース類を購入。)
<↓荷物を積んだら、ワゴンもこんな使いっぷりに(実際にカーゴネットが役に立っています)>
■無事に帰着
こんな感じで、復路は下道(国道4号線)を使って東京方面に南下。時間を見計らいながら、途中で高速(東北道)に乗りました。SA・PAでも適度に休憩を取りながら、トラブルなく東京の自宅に到着できました。
東京←→札幌、往復1802kmの帰省旅は無事終了。経年14年目のBPレガシィはトラブル無し(オルタネーターも問題なし)。子供たちもみんな元気です。
<↓往復1800km超の帰省旅を無事に走りきってくれたレガシィ。融雪剤でボディの汚れが激しい>
子供たちが何歳まで、私といっしょに帰省旅に付き合ってくれるのか・・・それは私には分かりません。しかし、幼少時からクルマで各地に寄りながらおみやげを買い、フェリーに乗り、仏壇に手を合わせ、時にはお墓参りをして、北海道の美味しい料理を食べて、自然に触れて、スキーも出来るようになり、こうした一瞬一瞬が脳裏に刻まれる。
大人になっても、こうした節目節目の想い出を忘れずにいて欲しい、と思います。
シリーズ・ラストは「番外編」の予定です。
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2020-01-31(Fri.) : 更新
[2020年始・帰省記] 番外編(東京→宮古・室蘭→札幌→苫小牧・八戸→東京) (シリーズ最終話)をアップロードしました。
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【自走・片道1000kmの旅】 東京~札幌 帰省記 | クルマ
Posted at
2020/01/30 22:14:51