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2021年05月07日

[エクシーガtS] 自己融着テープの出番(HDDナビのエラー解消・SP配線の改善)

[エクシーガtS] 自己融着テープの出番(HDDナビのエラー解消・SP配線の改善) COVID-19対応のため、今年の5月連休も帰省は取り止めして、自宅で過ごしていました。ほぼ家庭内とクルマのDIYで終わったような気がします。

エクシーガ(2012年式ですので、今夏で9年が経過します)では、HDDナビのエラー表示からスピーカー配線を引き直ししたほか、バックランプをLED化しました。これらの様子を備忘録として記すことにします。


■直近の出来事の振り返り
つい先日、エクシーガのHDDナビの画面が真っ白(ホワイトアウト状態)となり、何も写し出さなくなったこと。その復旧時に「ハーネスコネクタの経年による端子接触状態の変化がありそう。予防措置として配線チェックと端子清掃を行った方が良さそうだ」「その際に、融着テープが役に立つときが来るだろう」とブログに記していました。

今回、まさしくその通りになった…という話です。
以下、事実を時系列で並べてみます。


・2021年04月06日: ダイソーで自己融着テープを購入。
  (※以前から目を付けていたが入荷がなく、このときに運良くゲット。)
・2021年04月18日: HDDナビの画面がホワイトアウト状態に。
  (※エンジン再始動で解消。このときの様子の詳細は → こちら。)
・2021年04月27日: 「その後」の状態を様子見。
  (※配線チェック&端子清掃の必要性、またその際には融着テープが
   役に立つであろうことを予想。この際の詳細ブログは → こちら。)
・2021年04月30日: 家族が使用中に、HDDナビのエラー表示が出現。
  (症状の認知が夜だったため、当方の点検は翌日に持ち越し。)
・2021年05月01日: 融着テープを使用して配線を見直し、エラーを解消。
  (本日のブログは、この様子(↑)の紹介を兼ねた備忘録。


■ナビのエラー表示が示すもの
家族からの報告を受けた翌日、HDDナビ(パナソニックCN-HW1000DFA)を確認してみます。症状は再現し、エラー表示もそのままの状態を保っていました。

<↓画面OFF状態であっても、エラー表示は継続されていました>


実は、上記のエラーメッセージには見覚えがあります。「配線の不良または機器の故障の可能性」とありますが、当方の経験では、スピーカー配線の不良(短絡など)の可能性が高いです。

<↓エラーメッセージの表示中、音声出力はされないが、画像出力はされることを確認>
 

VISUAL系ではなくAUDIO系にイレギュラーが発生しており、HDDナビ本体としては自己保護機能が働いて音声カットしているのだと推定しました。

■スピーカー配線の総点検
ターゲットをスピーカー配線(コネクタ含む)に絞り、前後左右の全ドアのSPケーブルの点検に移ります。まずはドアパネル(ドア内張り)をサクッと取り外します。

<↓ドア内張りは、盲栓外し用のマイナスとタッピングスクリュー用のプラスドライバーがあればOK>
 

助手席ドアのスピーカー(以下、SPと表記)配線から点検開始。ケーブルの配策、コネクタの接続、コネクタ内の配列ピン、ピンの接触摩耗も問題なし。次に後席左側のSP。こちらもケーブル、コネクタ、ピン(端子)とも問題なし。さらに回って今度は運転席ドアのSP。同様に問題なし。

あれ? おかしいな…。
当方の見立てだと、スピーカー配線が怪しいのですが。それともドア側ではなく、ヘッドユニット側の配線に異常が発生したのだろうか?

最後に、残る後席右側SPの点検に移ります。ここでSPケーブルをコネクタごと揺すってみると、音が出たり出なかったり。「うおー、これか!」試しにSPケーブルを抜いて無効化(フロント左右+リヤ左のみ駆動)状態にすると、ナビ画面のエラー表示が消えます。

原因は、SPケーブルとコネクタピンの接触状態が不良となっていたためと判明。恐らく、車両の使用過程において路面振動による影響を受けたことに起因すると推定しました。


■自己融着テープの出番
対策として、各SPの+/-の絶縁強化、ケーブルとピン(ギボシ)の固定状態、端子摩耗無きこと、コネクタの嵌合などの確認、そしてケーブルとコネクタの固定強化(車両振動で揺動しない)、などの改善を図りました。

<↓今回、ダイソー(百円均一店)で入手した「自己融着テープ」の出番が早速やってきました>


<↓融着テープ自体は、初期状態(伸ばす前)では そこそこの厚みがあります>


◎ご参考: (株)大創産業・DAISO伸ばしてくっつく融着テープ(電気小物No.124)
 パーツレビュー(製品詳細)は → こちら


<↓コネクタ本体にSPの極性を記しておくと、その後の点検時に何かと便利>
 

自己融着テープの特徴や使い方は、上記(別ページ)のパーツレビューをご覧いただくとして、今回は配策するハーネスやコネクタの絶縁・固定に有効活用することができました。

<↓「素線からコネクタを一体化して」のように、異形(異径)部材でも連続的な固定が可能>


上記はSPケーブルやコネクタ類の配策改善(絶縁/固定/振動対策など)のほんの一例ですが、音質を保つためには、コネクタのピン(端子)同士の表面酸化や接触摩耗などについても定期的に点検した方が良さそうです。…まぁ、DIYの範疇でしたら「どこで自分が手打ちするか」の世界かもしれませんが。

■点検作業と前後して
こうして、ナビのエラー表示は無事に(予想通りに)解消されましたが、その点検作業の間も、車載バッテリーは電力を消耗することになります。そこで、すかさず車載バッテリーもフル充電しておきます。

<↓単に電装品のためだけでなく、エンジンに良い火花(燃焼)を与えるためにもバッテリーは重要>


ついでにSDカードからHDDナビに、手持ちの音楽データも移行させます。
(使用用途は、あくまで個人の趣味の範囲。)


<↓最近はCDのリッピングよりも、SDカードからの音楽データの移行が多い>
 

<↓最近、聞くようになったユニット(の一例)です>


<↓令和の時代に、こんな曲も楽しんで聴いております>


以上、あらかじめ入手しておいた自己融着テープが、予想通りに有効活用されるシーンがやってきて事なきを得た…という事例の紹介(という体を採った備忘録)でした。
ブログ一覧 | └パナソニックHDDナビ故障 CN-HW1000D | クルマ
Posted at 2021/05/07 23:30:08

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