[エクシーガtS] 樹脂バンパーのガリ傷・DIY修理その2

家族が擦ってしまったエクシーガのフロントバンパーを、DIYで「目立たなくする」程度の修理にチャレンジした際の備忘録・「その2」です。

◎「その1」は → こちら

今回は、タッチアップペンでの補修から方針転換する様子を中心に記します。

■修理2日目：修理1日目の反復作業
フロントバンパーの上下2箇所（のエリア）に付いた、比較的深いガリ傷。

上部のキズについては、「タッチアップペンで凹みを薄塗り」→「乾燥後にタッチアップペンで重ね塗り」→「乾燥と重ね塗りを何度か繰り返し」→「凹みが凸状になったら研磨」…という工程を当初はイメージしていたので、前回の作業の繰り返しとなります（この時点では）。

＜↓ガリ傷の凹みを明確化するため、#1200番手で表面を軽～く研磨（水研ぎ）＞


＜↓拡大図。浅いキズはタッチアップペンで埋まったものの、深いキズはまだ凹みがある状態＞


＜↓凹みを埋めるべく、スバル純正タッチアップペン（J3677Y0110PG）で重ね塗りしました＞


タッチアップペンでの作業をしながら思ったことは…。
・キズの凹みが埋まるまで、毎回重ね塗りすることは効率が悪い。
・バンパーは車載状態（塗装面が垂直）なので、注意しても垂れる。

このような作業手番では、完成までに日が暮れてしまう（いや、実際に日が暮れているのですが）…と思い始めます。

次にバンパー下部のキズへの対処です。こちらも前回、日没で終了したところからの継続作業になります。こちらは表面が平滑化されるまで研磨した後に、スプレー塗装する方針でした。

＜↓前回、樹脂繊維の毛羽立ちを粗研磨したところからの作業継続になります＞


＜↓霧吹きで噴霧しながら、ペーパーやすりの番手を替えながら研磨していきます＞


＜↓線キズ（えぐれ）が次第に目立たなくなってきましたが、まだまだ平滑にはなっていない状況＞


ここで作業2日目も日没サスペンデッド。
（いや、また日が暮れとるやんけ…。）

■修理3日目：平滑化作業→方針転換
「仕事を終えて夕方からの作業着手」が続きますので、日没までの時間が限られます。この日も作業可能な時間は、夕方以降夜前までの実質2時間くらい。

＜↓いよいよ研磨板を準備＞


＜↓こんな感じ＞


＜↓だいぶ平滑化されましたが、深い線キズは残っている状態＞


結局、深さのある線キズを消そうとすると、かなりの研磨が必要になってしまうこと。板厚が全体的に薄くなってしまうこと。時間が掛かりすぎること。

前述の「タッチアップペンで凹みを塗り盛る」ことの非効率さと今回の上記状況を鑑みて、方針を変更。上部のキズ、下部のキズとも、パテを塗ることにしました。パテ塗りは避けたかったのですが、対象部位がドアなどの金属ではなく樹脂バンパーですので（耐候性は）そんなに悪くはないだろう…と考え直しました。

■修理4日目：パテ塗り
これからの作業に必要なモノを揃えます。いろいろありましたが、結局は以下のモノを調達しました。

＜↓左：樹脂バンパー用のうすづけパテ　　右：各種スプレー（プラサフ、ボカシ剤、ペイント、クリア）＞
　

＜関連パーツレビュー＞
◎99工房・樹脂バンパー用うすづけパテ・ライトカラー（B-205・ホワイト）
　　→ こちら
◎99工房 「プラサフ、ペイント（WRブルーマイカ02C）、ボカシ剤、クリア」
　　→ こちら

材料が揃（そろ）ったところで作業再開します。と言っても、またまた仕事終わりの夕方から日没までの短時間集中型の作業になってしまいますが…。

＜↓バンパー用のうすづけパテにはヘラが付属＞


＜↓こんな感じで躊躇なくキズを埋めていきます＞


夏場（外気温度30℃弱）なので、思いのほか早めに硬化します。触れた感じでは、約30分で研磨可能な状態になりました。

＜↓こんなに簡単にキズ埋めできるとは…最初から使えば良かったですね＞


バンパー上部のキズ（凹み部分）も同様にパテで埋めてしまいます。

＜↓作業途中の様子。付属のヘラ（スキージ）で線キズに塗り込みしていきます＞


乾燥・硬化後に研磨したのが下の画像です。細部をチェックして問題なければ、塗装工程に移ります。

＜↓パテの使用により、一気に作業効率がアップ＞


「その3」に続く。
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2022-08-16（Tue.） ： 更新
[エクシーガtS] 樹脂バンパーのガリ傷・DIY修理その3（最終話） をアップロードしました。