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2005年09月12日

ランエボ・ワゴン試乗記&雑感(その2・走行性)

ランエボ・ワゴン試乗記&雑感(その2・走行性) BGレガシィの買い換え候補としての三菱ランエボ・ワゴンの試乗記と雑感(その2)です。くどいようですが、なにぶん 素人 の試乗記と雑感ですので、「そうした物の見方をする人もいるのだ」という軽い気持ちで読み流していただければ幸いです。
   ◎(その1・接客編)は → こちら

ほどなくして、試乗車が戻ってきた。いよいよ私の番が回ってきた。運転席に座ってポジションを調整し、左右ドアミラーやルームミラーの角度を調整。シートベルトをして準備が整ったところで、助手席のセールスマンに「運転上の 注意点 がありましたら 説明 をお願いします。」と声を掛けた。

セールスマンは一瞬 驚いた ようだった。どうやら、今までの試乗者たちは、シートに座ると すぐに走り出そうとする者たちばかり だったようだ。セールスマンは、シフトノブに触れながら「リバースの時にはこのリングを引き上げてください。」とだけ言い、逆にあとの説明は省いて試乗ルートの案内に入った。

「それでは発進します。」リヤシートの人々に聞こえるように、私は声を出した。そう、私はあらかじめ試乗前に 「フル乗車(大人5名相当)で試乗をしたい。」とセールスマンにお願いし、それを 承諾 してもらっていたのだ。世の中には「一人で運転したときには印象が良かったのに、仲間や家族、あるいは荷物を乗せ/載せて走ってみると印象が変わってしまうクルマ」が、ままある。私の使い方だと、ランエボ・ワゴンはカーゴルームに荷物を載せる機会が多いことになる。だから試乗の際にも、なるべく普段通りの状況を再現させたかったのだ。
(まぁ、さすがに荷室を荷物でいっぱいにすることは出来なかったけど。)

試乗ルートは1周約1~2km。案の定、ディーラーの周囲をグルッと回って来るだけのものだ。道幅も狭い。「たった 1回、しかも 短時間 の試乗でランエボ・ワゴンの 何が分かる?」 とお考えの方々もいらっしゃるでしょうけど、「多くを感じ取ることが できる か/何も感じ取ることが できない か」は、その人次第 だと思うのだ。自分なりの 基準 を何か持っていれば、短い試乗時間の間でも確認できることは ある。極端な話、ドアを開けてシートに座る瞬間から「試乗」は始まっているのだ。

駐車場から細い道に出て、まずはワザと早めのタイミングでシフトアップを繰り返す。フル乗車でもスルスルと加速する。先の信号が赤に変わるので順にシフトダウン。ここまでのところ、スバル車で言うところのニュートラルセットスプリング荷重(要するに中立位置)が甘いような気がするが、まぁこんなものか?シフト/セレクトの各ストロークは、もう少し短い方が節度感は向上するだろう。

発進後は「一定速 からのアクセル 踏み増し加速」 を試す。例えば4速40[km/h] キープなどといった状態から、ギヤをホールドしたまま、アクセルのみでの加速性を見る。それを速度とギヤ段を変えて試すのだ。要するに実用域でのエンジンの 粘り を見るというワケだ。

結果は2000rpm台でも即座に加速開始・・・ただし、この低回転領域での加速自体は大したことはない。スムーズではあるが、単に加速が始まったという感じ(>失礼)。ミッション形式が異なるので単純比較はできないが、この状況下では家にある涙目GDA-CインプレッサWRX(AT)の方がピックアップは速い感じがする。一部の人にしか分からないバイクでの例え話で恐縮だが、4気筒16バルブDOHCで45ps(後期は40ps)を発揮するホンダCBR250系エンジンよりも、馬力もトルクも劣るVT系(VTZやスパーダやVTRなど)2気筒エンジンの方が低回転速度域では速いことと似ているかもしれない。

ただし、3500~3600rpmを過ぎたあたりからランエボ・ワゴンは(本来の)加速性を示し始める。と、先の信号が赤に。そこで、次のゼロ発進加速では1~2速で引っ張ってみる。やはり低ギヤでも3500~3600rpmを境に加速(トルク)に段付きが感じられた。BGレガシィは、シングルターボ領域からツインターボ領域への段付きが酷評されたモデルであり、一方三菱の4G63系は低回転域からのフラットトルクに定評があったが、実際にエボワゴンに乗ってみると、そうした 先入観 (世間一般では 「予備知識」 と呼ばれることも多いが) を差し引いても、4000rpm以下では私が想像していたほどの低速トルク感は感じなかった。ちなみに、高回転域は残念ながら諸般の事情により試していない(注:それでは 一番おいしい 領域を試して いない コトになるじゃないか、というご指摘もあるが、街中で常に全開走行するワケではないので、今回は割り切った試乗で良いのである)。

試乗途中で雨が降り出す。ディーラーに戻る。駐車場での取り回し性(最小回転半径が5.9mと大きめ)は気にならなかった。ボンネットを開けてエンジンルームを観察。久しぶりの横置きエンジンだ。バッテリーサイズが小さい(B区分)ことに驚く。部品同士のスキマで広いところと狭いところの差が大きい気がするが、メンテナンス性は良さそう。次の試乗者たちが待っているだろうから、最後にカーゴスペースの確認へと進む。果たしてエボ・ワゴンの積載性はどうか?納得できるものがあったら、BGレガシィの買い換えはグッと現実性を帯びてくる。

急いでリヤゲートを開けてみると・・・。

以下、(その3・積載性)に続く。
※スミマセン、引っ張る意図はありませんが、今回も長くなってしまいましたので区切らせていただきました。m(_ _)m
ブログ一覧 | 【ランエボ・ワゴン試乗記】 | クルマ
Posted at 2005/09/12 20:08:16

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この記事へのコメント

2005年9月12日 22:38
わくわく。
ぼくもランエボワゴンはとても気になってるのですが、あいにくと訪問したディーラーに試乗車が来るのが2週間後とやらだったので続きが楽しみです。
今までワゴンを所有したことが無いのでカーゴスペースが果たしてどうなのかは余程酷くない限り判断できないと思うので、ワゴン使いの方の目から観察していただけると嬉しいです。
コメントへの返答
2005年9月13日 7:24
こんにちは、お久しぶりで~す♪

積載性という点では、セダンからの乗り換えは十分に「アリ」でしょうね。BEからですと、荷室の奥行きは小さくなりますが高さがドンと増えますので、差し引きでは実容量アップで使い勝手(出し入れのしやすさ)も向上するでしょう。

ただ、BG・BHからの乗り換えだと荷室容量はだいぶ減ります。外観ではスパッと切り落としたようなテールゲートのデザインに好感を持っていたのですが、実際の荷室の天井(上下高)はそれほど高く感じませんでした。これなら荷室が狭くなったBPの方がまだ良いや・・・と思ったのはナイショ。詳細はまた別途。
2005年9月13日 1:39
おお、バラスト役は誰だったんすか?

別件:森山荘で麦茶を飲みました(笑)
しかし、あんな使い方でいいのか?
森山荘…
というか、相変わらずいい加減な守衛
所ですな。あれでは誰でも入所できる
ですね。うひひ。
コメントへの返答
2005年9月13日 7:33
こんにちは。
バラスト役は・・・別の所でお知らせします。

森山荘は定年退職慰労会や新人激励会でも使われるようですよ。他の使い方は知りません(役員が参集するコトもあるかも)。移転説が過去に何度も飛びかいながら、結局は現在のままのようです。守衛所は・・・推して知るべし。でも内部はセキュがしっかりしているハズかと。

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「[整備] #CBR250FOURフォア [CBR250Four] テールカウルのリフレッシュその2・表面研磨からプラサフを吹いて ... https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/28623/8339136/note.aspx
何シテル?   08/20 00:00
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