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調布市のKAZのブログ一覧

2009年06月04日 イイね!

純正HDDナビ不調の巻・その2(パナソニックからの驚きの回答)

純正HDDナビ不調の巻・その2(パナソニックからの驚きの回答)YA5A型エクシーガGTに装着した、スバル純正オプション設定のHDDナビ(パナソニックFクラス・CN-HW1000DFA)が不調だ、という件について述べるシリーズ。まだ事態が完結したワケではないが、今回は 「その後の進捗状況」 を紹介する。

(その1・経緯と症状)は → こちら

不調の原因究明(トラブルシューティング)のため、GPSアンテナを単体で交換した後も、「受信感度が安定しない」 という症状には改善が見られなかった。また、「地図データが読めません 販売店にご相談ください」 とのエラー表示が出現したことも、明らかな事実である。

したがって、HDDナビ本体側に原因があると考えて ほぼ間違いない状況となった。純粋にFTA(故障原因究明の樹形図)で考えると、「HDDナビ本体は単独でOK、かつGPSアンテナも単独でOK、ただし両者の組み合わせで初めてNGに至る(要するにハードの相性問題)」 という事象もあり得るが、その可能性は極めて低いと推定。
(※ナビの近くに設置している、ユピテルのGPSレーダー探知機 RW989si の影響有無については、後述。)

このままでは 「使いたいときには役立たず」 となってしまいかねないため、思い切ってディーラーに 「(初期不良として)HDDナビを丸ごと交換していただきたい」 旨の打診をし、書面で申し入れしたのが、今年の3月末。 EXCELシートにJPG画像を添付して、症状の詳細を 文書化しておいたものをプリントアウトして持参 した。

・・・なぜ文書化したかって? そりゃ、情報を正確に伝達したいため・・・に尽きる。スバル純正指定部品とはいえ、HDDナビはパナソニック製であって富士重工業製ではない。スバルディーラーの立場は、言ってみりゃぁ 単なる仲介窓口に過ぎないと思うのだ。

お客様(つまりユーザーである私)から製造者(パナソニック)へとクレーム申請する際、今回のように第三者(スバルディーラー)が介在すると、たとえその第三者が意図せずとも、口頭での伝聞では情報が正確に伝わらなくなる恐れがあることを考慮すべきだ、と私は考える。それを避けるため、あえて自ら文書を作成した次第。症状の再現テストをするであろうパナソニック側にとっても、ユーザーの生の声(症状詳細と関連情報)が添えてあった方が良いだろう。
(※もしも不要な情報が添えてあったとしても、先方の判断で切り捨てれば良いだけのこと。)

またクレーム申請する場合の条件として、「ナビ本体の製造番号を添えること」 との指示があったので、この件についても、ナビ本体のシリアルナンバーをデジカメで撮影したカットと保証書の写しをプリントアウトして提出した。

<↓ナビ本体のシリアルNo.をデジカメで撮影>      <↓CN-HW1000DFA に添付の保証書のコピー>
ナビ本体のシリアルNo.をデジカメで撮影  CN-HW1000DFA に添付の保証書のコピー

不調のナビを新品ナビへと交換できた暁には、シリアルナンバーも変わることになるため、「新たなシリアルナンバーに応じた保証書も新規発行してもらわないとならないなぁ」、などと来るべき状況に備えて考えていた。

HDDナビの取り外しはディーラーのメカニックにお願いした。もちろんナビの脱着作業は私でも簡単にできるのだが、「保証」 に関係する案件なので、自分から脱着作業の手出しはしない方が賢明だ。

なおユーザー(私)の使用環境として、ナビ近傍にユピテルのGPSレーダー探知機 RW989si が設置されている件については、パナソニック側で疑似環境(または同等環境)を再現できるとのことで、こちら側からHDDナビとセットでレーダー探知機を参考品として同梱する必要はない、とのことであった。


       + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + +

こうしてナビ無し状態が1ヶ月ほど続いた5月某日、ディーラーから連絡があった。
パナソニック・テクニカルセンターからの回答が電話で届いた、というのである。
以下は、驚くべき その要約。

   (1)お客様のHDDナビは最新型のFクラス・CN-HW1000D のため、リンク機がまだありません
     (注:リンク機とは、ユーザーからの故障機を丸ごと引き取った際に、
        代わりにメーカーから丸ごと出荷する検査済み同型代替機のこと。)
   (2)したがって、HDDナビを丸ごと 同型の新品に交換することはできません
   (3)結論として 「同型新品への交換」 ではなく、「現品修理」 とさせていただきます。

な・な・なんと、「ナビが現行型(モデルが高年式)のため、代替機の設定がない」 というのだ! 「丸ごと新品に交換できるモデルは、比較的古いナビになる」 とも。ホンマかいや? そんなこと、にわかには信じられへん。

ここで言う 「現品修理」 とは、要するに電源系だけとか、特定の基盤だけとか、HDDだけとか、悪いと認められた部分のみを部品単位で交換することだ。とすると、次の疑問が浮かぶ。「単に同じ部品に交換しただけならば、使用中にまた 症状が再発する恐れがあるってコト になるじゃん。交換用の ”対策部品” でもあるのか?」

スバルディーラーでも その点は疑問に思ったらしく、パナソニックのテクニカルセンターに 問い合わせたが、「出荷前検査で合格した製品のみ、お届けしています(ので大丈夫)」 との口頭回答しか得られなかったという。
すべてのユーザー環境で作動テストができるワケじゃあ あるまいに・・・。_| ̄|○
しかも、上記(1)~(3)に加え、さらに驚きのコメントがあったという。

   (4)お客様にご指摘いただいた症状以外にも、いくつかの不具合現象が確認されました

ディーラーの担当者は 「それ以外の不具合現象」 が一体何であるのかを探るため、電話口でしつこく食い下がったが、絶対に教えてもらえなかったとのこと。おいおい、それじゃあ CN-HW1000D には 「個体(当方のナビ限定)」 ではなく 「仕様(同型品全体に共通)」 に及ぶバグでもあった?とでもいうのか???

これじゃ、ますます 「現品修理」 への不安が増すばかりである。・・・もしもHDDナビの筐体内部の構成部品ごとに部品番号が割り付けられており、修理から戻ってきたときに部番の末尾の数字が「1」だけ繰り上がっていたとすれば・・・対策部品か?と推定できるかもしれないのだが。。。いや、まずそんなことは無いだろうけども。


純正HDDナビ不調の巻・その3(20年物カロッツェリアを仮置き・前編))に続く
2009年04月17日 イイね!

純正HDDナビ不調の巻(パナソニックFクラス・CN-HW1000DFA)

純正HDDナビ不調の巻(パナソニックFクラス・CN-HW1000DFA)YA5A型エクシーガGTに装着した、スバル純正オプション設定のHDDナビ(パナソニックFクラス・CN-HW1000DFA)が不調だ、という話。

パナソニックのHDDナビとのつきあいは、旧BG5Bレガシィ(や、エクシーガの下取りに出した旧GDA-Cインプレッサ)でCN-HD9000系を装着した2002年にさかのぼる。

当時CN-HD9000系を選択した主な理由は、ナビ画面の見やすさからであった。旧GDA-Cインプレッサには当時のスバルディーラーOPだったCN-HD9000SD(インダッシュ型)を、旧BG5BレガシィにはYahoo!オークションで格安で手に入れたCN-HD9000WD(オンダッシュ型)を、それぞれおごっていた。

インプレッサのHDDナビはホップアップ故障(画面がセリ出てこない/格納されずに引っかかる)、レガシィのHDDナビは低温環境下で画面が写らない(音声反応はあるが画面が真っ暗)というマイナートラブルを体験したが、致命的な故障は発生しなかった。

そういった経験を踏まえつつ、今回もパナソニックのHDDナビ(CN-HW1000DFA。型番末尾の「~FA」は自動車メーカー向け仕様を表す)を選んだワケだが、Fクラスでロジックが大きく変更されたせいか? 初期不良?に悩まされている。

まずはエクシーガ納車直後からの症状として、
 「ナビのGPS受信感度が低い」
ことが挙げられる。

新車1ヶ月点検時にディーラーに相談すると、「GPSアンテナ側に原因があるのか/あるいはナビ本体に原因があるのか」を切り分けるため、まずはGPSアンテナのみを新品に交換して様子を見てください、ということになった。もちろん、アンテナと本体との接続状態に異常は認められないことは確認済み。

エクシーガの場合、純正OPなので、本体もGPSアンテナも装着作業はディーラーのメカニックが実施。GPSアンテナの設置位置は、ユーザーが特に指定しない限り、センターコンソールの樹脂パネルの下になる(BP/BLレガシィ系ではインパネの奥、メーターバイザーの下になる)。

他のエクシーガでの症状有無は不明だが、こと我が家のエクシーガに限っては、GPSアンテナを新品に交換した後であっても、この設置位置のままでは感度が極端に低くなることが判明。・・・いや、低いと言うよりも全然信号を拾わないのだ。例えば、東京都内の国道20号線を新宿方面に向かって走っているとき、現在地表示させると「ここは横浜です」などと表示されてしまっていた。

自分なりにいろいろ検証していくと、どうやらGPSアンテナがナビ本体と接近していると感度不良になることが判り、暫定処置としてダッシュボードの上(の、思いっきり助手席側)に露出させることとした。
しかし本来は、ダッシュボードの中に置こうが上に置こうが、GPSの受信感度にはほとんど影響しないハズである。例えば、エクシーガに設置したユピテルのGPSレーダー探知機 RW989si では、センターコンソールの樹脂パネルの上(ナビ本体の上方)に設置しているが、GPSの受信個数は4機程度は拾っている。
ところがまったく同じ状況下で CN-HW1000DFA のGPS受信状況をシステム画面で確認すると、受信機ゼロか、せいぜい1機しか信号を拾えていないことが多々あるのだ。

<↓同じ状況下にありながら、GPS受信感度に差がある>
同じ状況下にありながら、GPS受信感度に差がある 

<↓ユピテルのRW989siでは信号を4機拾っている> <↓CN-HW1000DFAでは1機も信号を拾っていない>
ユピテルのRW989siでは信号を4機拾っている  CN-HW1000DFAでは1機も拾っていない

そうこうしているうちに、ブログ冒頭の画像に示したシステム異常を警告する表示(販売店にご相談ください、の画面)が出現、ナビ不調は決定的となった。

これらの症状が出そろった段階で、
 (1)GPSレーダー探知機ではGPS信号を拾うのに、同じ状況下でナビは拾わないこと
 (2)「GPSアンテナの設置位置による受信感度への影響」を、デジカメで動画撮影
 (3)システムエラーとなった際の、エラー表示画面をデジカメで記録撮影したもの
を、証拠(デジタルデータ)としてディーラーに提出。

現在、HDDナビ本体を交換していただく方向で調整中である。
(ナビ自体は富士重工部品ではないため、ディーラーが当該課経由でパナソニックと交渉中のようである。)

もしもナビ本体交換となった場合、これまでにCDからリッピングした音楽データがバックアップ保存(move)できないのは痛いが、外出先でとんちんかんな道案内をされた場合の実害を考慮すれば、仕方のないところ。特に私は東京~札幌間を自走往復する機会があるので、出先でのナビ不調は何かと致命的である。

やっぱりクルマも電気製品も初期型は敬遠すべきなのか・・・(苦笑)。


純正HDDナビ不調の巻・その2(パナソニックからの驚きの回答) 」 に続く

プロフィール

「CBR250Fourが高スロットル開度にて#4が失火気味。要求電圧が高くなるときに3気筒になってしまう模様。低中回転速度でth開度が低いときは失火は発生しない。原因の切り分けのため、#1と#4の点火プラグを入れ替えて様子見します。」
何シテル?   06/13 18:56
調布市のKAZ [読み:ちょうふし_の_かず] と申します。 スバル・レヴォーグ(VNHC型)、スバル・エクシーガ(YA5E型)、ホンダ・CBR250Four...

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