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調布市のKAZのブログ一覧

2006年03月26日 イイね!

[格安タイヤ選び] for WRX-AT (4.ディーラー見積り編)

[格安タイヤ選び] for WRX-AT (4.ディーラー見積り編)GDA-C(通称:涙目)型インプレッサWRX-AT 用の
激安タイヤ選び に関する話(その3)。
   ・(その1 韓国・中国・台湾編) は → こちら
   ・(その2 トレッドパターン読み)は → こちら
   ・(その3 国産各社・ピレリ編) は → こちら

ディーラーに行く前に、手持ちのパーツリストで純正タイヤの価格を調べてみたのだが、まったく記載されていない。まぁ、時価製品なので記載のしようが無いか・・・。純正タイヤは結構値段が高いはずなので、1本 4万円くらいはするかもしれない。

ディーラーのフロントに到着し、まずは純正タイヤなんてものの在庫があるのかどうかを尋ねてみた。すると 「あります。RE010 は 4本セットで工賃や税金を含めると 13万円強になります。」 という答えが返ってきた(値段の正確な数値は記述を控えます。以下同様)。同時に BS のPlayz の場合も値段を出していただいた。工賃や税込みの 4本セットで 11万円強、とのこと。やはり業販店の方が安いことは明白である。

そこで私は、「今回は安いタイヤへの交換を検討している。」 という旨を伝えつつ、「ディーラーさんで何かお勧めのタイヤがあれば、教えていただけますか?」 と打診してみた。すると、対応していただいたフロント長は 「それでしたら、ダンロップとファルケンが該当しますよ!」 と言って、すぐにその場で見積もり書を作成 していただきました。

以下、ディーラーで見積もりしていただいた値段
 ・純正 RE010   ・・・ 13万円弱
 ・BS Playz     ・・・ 11万円強
 ・ダンロップ ルマン・・・ 8万円+α
 ・ファルケン ZIEX  ・・・ 7万円台後半
(※いずれも工賃・廃タイヤ処理料・消費税を含む 215/45R17 の 4本価格。)

なるほど、ディーラーでタイヤを購入する場合は ファルケンが安くなる・・・と。これは、タイヤメーカーによって値引率が異なるからではなく、もともとタイヤの仕切り値 (ディーラーに卸される値段) がメーカーやブランドによって大きく変わるため、だそうだ。まぁ現実には、たとえファルケンであっても、街中の業販店の実売価格よりも高くなっているのだが(それは仕方のないことだろう)。

そこで、自分でタイヤを外部から調達し、そのタイヤをディーラーに持ち込んだ場合でも交換作業を請け負ってくれるのかどうか、尋ねてみた。

ディーラーで取り扱っているタイヤであっても、また取り扱っていないタイヤであっても、持ち込みタイヤのハメ換え作業はちゃんと請け負っていただけるとのこと。現実にも、レガシィユーザーでは ピレリタイヤを 持ち込んで ホイールへの装着作業を依頼する お客様が多いそうだ。確かに ディーラーでは ピレリタイヤ は売っていないのだが、スタッドレスタイヤでも ピレリ を持ち込んで交換依頼するユーザーがいても不思議ではない。
・・・よ~し、これで 安心してネット(通販など)でタイヤを調達できるゾ・・・と思ったのは言うまでもない。

ちなみに ふだん私がお世話になっているディーラーでは、16インチまでのタイヤの場合は整備工場内で自前のチェンジャー&バランサーを用いて組み替え作業を行うが、17インチ以上の大径タイヤになると、ディーラーの外部 (具体的にはタイヤメーカー直営店) に交換作業を 外注する そうだ。曰く、「大径タイヤの場合、タイヤメーカー系列の方が精度良くバランスが取れますから」 だそうだ。

・・・うぅ~ん、そうした区分けがあるとは知らなかった・・・。餅は餅屋、ということなのだろう。まぁユーザーにとっては、値段が変わらないのなら より確実な作業をお願いしたいので、そうした外注システムが確立されていることはありがたい、と思っておいた方が良いのではないだろうか (もちろん販社や営業所によっては、20インチくらいまで対応するタイヤチェンジャーを備えているかもしれないが)。

ということで、GDA-C型 インプレッサ WRX (スポーツシフトAT車) のタイヤ交換は、ネットや通販で格安タイヤのみを購入し、それを 「部品持ち込み扱い」 でディーラーに交換作業を依頼する。・・・ということに落ち着きそうである。あとはタイヤ購入のタイミングというか、いつ、画面のボタンをクリックするか・・・ということになるだろう。なお現時点の候補は、次の通り。この中から、いずれかを発注(落札)予定。

 ◎GT RADIAL CHANPIRO 328 (中国) ・・・ 30,000 円 (税・送料など込み)
 ◎ハンコック  VENTUS K102 (韓国)  ・・・ 34,000 円 (税・送料など込み)
 ◎ピレリ     P7000             ・・・ 34,000 円 ~
 ◎ヨコハマ   DNA GP           ・・・ 41,000 円 (税・送料など込み)

あぁ、もしもハンコックとピレリが同じ値段だったらピレリを選んでしまうので、実際には選択肢は 3つ・・・ということになるか? 実際にタイヤを入手したら、またブログでお知らせします。

余談。
# 「ナンカン NS-2(台湾)」 と 「ヨコハマ DNA-GP」 と 「TOYO TRAMPIO Vimode」 の
# トレッドパターンが だんだん同じように見えてきた。あぁぁ、深く考えすぎ?
2006年03月25日 イイね!

[格安タイヤ選び] for WRX-AT (3.国産各社・ピレリ編)

[格安タイヤ選び] for WRX-AT (3.国産各社・ピレリ編)GDA-C(通称:涙目)型インプレッサWRX-AT 用の
激安タイヤ選び に関する話(その3)。
   ・(その1 韓国・中国・台湾編) は → こちら
   ・(その2 トレッドパターン読み)は → こちら

国産タイヤは実売価格でいくらほどになるのか、店舗に出向いてザッと確認してみた。この時期は、各量販店ともスタッドレスタイヤからの履き替えフェアなどを開催しており、4本セット限定で格安モデルを設定していることもあれば、工賃半額フェアを併催していることもある。

まずはスーパーオートバックス。BS では、現状は B500Si あたりが値ごなれしているようで、4本セットで6万円をわずかに切る 59,800 円 となっていた。オートバックスブランドのタイヤ (マックスグレードIII ) が同じ 215/45R17 のサイズで 64,400 円 であったことを考えると、ずいぶん割安感が出てきた。いや・・・マックスグレードに割高感があると考えた方が正解か。と言うのも、かつてオートバックスブランドのタイヤが 「マックスラン」 と呼ばれていた頃(※)は、ひたすら たたき売りしていたイメージしか残っていないからだ。

(※)マックスラン :
現在でも一部モデルにそのシリーズ名が残っているが(マックスランME3、マックスランエクセラII )、
扁平率が低いモデルはマックスグレードIII と呼称を変えて、高級志向に移行させているようだ。

スーパーオートバックスでは、3月末までにタイヤを4本セットで購入すると通常価格よりも 10%引きとなるほか、三鷹店限定だが 3000円以上の買い物で 500円引きとなるクーポンセールを開催している。が、B500Si 以外でこれは、と思うようなセール品は無かった。

次はイエローハット。国産で実売価格が安いタイヤというと NITTO (TOYO の北米向けブランド) があったが、残念ながらコンパクトカー向けのサイズしか取り扱っておらず、17インチ以上の在庫は無いようだ。BS では 「運転が楽になる」 との触れ込みの Playz が 23,730円/本。4本セットだと、タイヤだけで 94,920円 にもなってしまう。これならば、タイヤ&ホイールセットの特価品の方が遙かにお買い得になってしまうではないか(例:レオニスFST+TOYO トランサスクルーズ or BF Goodrich g-Force で99,000円)。

ホイールとのセットで安売りされているタイヤが TOYO や BF Goodrich であったことから、試しに BF Goodrich (g-Force Sports) の タイヤのみ 4本セット価格を確認したところ、49,800円 だそうだ。TOYO もほぼ同様である。やはり BS よりはずっと安い。

ついでにオートテックに寄ってみたが、国産タイヤはそれほど安くは無かった。代わりに GT RADIAL の CHAMPIRO 128 や NEXEN N5000 が 4本セットで 36,800円、交換工賃や廃タイヤ処分代込みで 40,000円 で販売されていることが確認できた。が、これらは 同社の WEBサイトで公開されている内容と何ら変わりはなく、その店舗独自の (=WEBには載らない、来店者だけの) 特別セールがないものか・・・と期待していたのだが、そんなものなど ありゃぁしない。甘かった・・・。_| ̄|○

せっかく店舗に足を運んだので、GT RADIAL のカタログをもらってきた。中国国内では、マツダ・いすゞ・日産・現代・ベンツ・GM・クライスラー の純正タイヤも生産しているそうだ。航空機用のタイヤも生産しているとあるので、GT RADIAL は案外狙い目かもしれない。安いのはアジア産だけか?と思って最後によく見たところ、何と ピレリの P7000 が 4本セットで 39,800円 で販売されているではないか! でも、オークションだと 34,000 円 から出品されている例もある。まぁ、オークションは水物(みずもの)なので、多少割高でも店舗で現物を確認できた方が無難かもしれない。

結局、ごく限られた範囲ではあるが、この時点で量販店にて確認できたことは、
 ・BS では Playz が発売された影響からか、B500Si が 約6万円で売られている。
 ・他の国産では、TOYO あたりが 約5万円 で売られている。
 ・それ以下の値段では、中国や韓国、台湾製となる。
 ・国産の良いタイヤを選ぶと、タイヤだけで 「アルミ+アジア製タイヤセット」 の価格よりも高くなる。
 ・ピレリは 約4万円 で販売されていることがある(ネットでも同様)。
 (※いずれも 215/45R17 の 4本セットでの価格。)

ちなみにネット(オークションや通販)だと
 ・ピレリ     P7000           ・・・ 34,000 円 前後
 ・ヨコハマ   DNA GP          ・・・ 41,000 円 (税・送料など込み)
 ・ダンロップ  SP SPORT FM901    ・・・ 44,000 円 (税・送料など込み)
となる。

この結果からは、量販店で安心ブランドを選ぶなら BS B500Si 、ブランド問わず国産で良いなら TOYO。ネットで入手するなら横浜(ダンロップも)が4万円台からある。ピレリは予想以上に安売りされており、まったくの穴場。格安のアジア製タイヤについても、量販店で買うよりもネット(通販)で買った方が安い。・・・といったことが分かってきた。

この次は念のため、ディーラーでタイヤの見積りをしてもらうことにする。もちろんディーラーではタイヤの安売りはしないから、メーカーによる仕切り値の違いとか、純正タイヤの値段とか、あるいはユーザーがタイヤを持ち込みで持参した場合の交換工賃はいくらになるのか・・・などといった周辺情報を聞き出すことが目的である。業販店とはまったく異なる独自の入手ルートを有しているだろうから、持っている情報も量販店とはまったく異なると思われる。だから、あえて聞きに行くのだ。拠り所とする情報源は多い方が良い。必要な情報は、その中から自分で選択すれば良いだけのことだ。

以下、以下、(その4・ディーラー見積り編) に続く。
2006年03月24日 イイね!

[格安タイヤ選び] for WRX-AT (2.トレッドパタン読み)

[格安タイヤ選び] for WRX-AT (2.トレッドパタン読み)GDA-C(通称:涙目)型インプレッサWRX-AT 用の激安タイヤ選び に関する話(その2)。   ※(その1)は → こちら

ネットオークションや通販では、韓国・中国・台湾製のタイヤが
   「215/45R17 サイズで 4本セット 3.0~3.5万円」
で買えることが分かった。国産品のおおよそ 3~5割程度の金額になる。そこで次は、トレッドパターンからそれらのタイヤのおおまかな性格を読んでみることにした。

ただし、この時点では各メーカーの公式サイトや輸入代理店の公式サイトはまだ見ていない。とりあえず自分がトレッドパターンから読み取れることを読み取ってから、その後に改めて公式サイトの能書きと見較べてみよう・・・という目論見(もくろみ)である。

さて、画像に示すタイヤは左上から右上の順に、
  (1)フェデラル   SS595 (台湾)
  (2)GT RADIAL CHANPIRO 328 (中国)
  (3)ナンカン   NS-2 (台湾)
そして左下から右下の順に、
  (4)クムホ    ECSTA SEVEN (韓国)
  (5)ハンコック  VENTUS K102 (韓国)
である。

何だかどれもどこかで見たことのありそうなパターンを持っているが、ここではそれは置いておいて。以下、極めて私見であるが、順番にその性格を類推してみよう。まぁ類推というよりも、私的な印象といった方が近いかもしれないが。

■フェデラル SS595 (台湾)・・・画像・左上
センターからショルダーにかけてのミゾがなめらかなRでつながっており、一見すると、排水性が良さそうに見える。でもよく見ると(いや、よく見なくても)、ストレートグルーブが無いんだよね。センターのRミゾをやや太めに取ってはいるが、ストレートグルーブが無いぶん、速度が上がるにつれてドライ時とウェット時のグリップ差が大きくなるように感じられる。雨の高速道路でなくても、不意に水たまりの中に突入した場合にハイドロでふらつくかもしれない。

ショルダーのブロックは、回転方向に対して平行四辺形ではあるが比較的大きなブロック面積を確保しているので、縦方向・横方向ともドライグリップはそこそこあると思われる。が、やはりウェット時はトリッキーな気がする。結局、その点が気になるので却下。

■GT RADIAL CHANPIRO 328 (中国)・・・画像・中上
ストレートグルーブはトレッドの左右に2本確保されている。トレッド中央のブロックパターン(杉の木のシルエットとか矢印のような形をした部分)が回転方向に対して鋭角を刻んでいるのに対し、ショルダー部のブロックパターンが鈍角を刻んでおり、両者でパターンが不連続になってしまっている(つながりが悪い)ような気がする。

センターのブロックは縦に細長く、この部分での横方向のグリップは期待できないが、代わりに回転方向に対して360°連続している(つながっている)から、必ずどこかの部分で接地していることにはなる。対してショルダーのブロックは大きな四角形をしている(この部分のブロック剛性は高そうな)ので、縦・横方向とも腰砕け感は薄いはずだ。

惜しむらくは、このショルダーブロックにサイプ(細い切れ目)が入っていないことだ。全体的にどれもブロックが大きめで、しかもその大きさが同じようになっていることから、走行ノイズは(周波数が分散しないので)大きめであると予想される。まぁ、格安タイヤに静粛性を求めても酷である。ドライグリップの力強さ感と、ウェット時の排水性とをバランスさせていると思われるので、静粛性に目をつぶることにして候補に残す。

余談だが、「GT RADIAL」 と聞くと、私はヨコハマタイヤを思い出す。かつてヨコハマタイヤのロゴマーク(タイヤの中央に、笑った顔が付いた図案)には、「GT RADIAL」 と刻されていたことがあったはずだ。あとで公式サイトで確認してみよう。もしかすると、ヨコハマタイヤと技術提携していた会社かもしれない(※後述)。

■ナンカン NS-2 (台湾)・・・画像・右上
何だか国産タイヤで見たことがありそうなデザイン。中央部にストレートグルーブが2本平行に並んで走っている。また、センターからショルダーにかけてのミゾ形状から判断すると、総じて排水性は良さそうだ。ただ、ストレートグルーブの両脇のブロックもショルダー部のブロックも、ともに細長い形状をしており、ブロック単体での剛性感に欠けそう。横方向(コーナリング時)にはブロックが容易に動的変形し、かといって(ブロック形状自体が細いので)縦方向のグリップを重視しているワケでもなく、パターンが中途半端(どっちつかず)のような気がする。

想定される長所としては、排水性の良さと、(ブロック面積が相対的に小さいことによる)走行音の細かさか。ショルダーにもサイプが入っている点は好印象。ただ、やっぱり全体的に中途半端な印象が残るが、悪くはない。ということで候補には一応残しておくことに。

■クムホ ECSTA SEVEN (韓国)・・・画像・左下
ダメだこりゃ。いや、あくまで私見ですが。ストレートグルーブが 4本入っているのは良いとして、ムダに太すぎ。これでは、雨水は縦方向に流れることはあっても、センターから左右のショルダー方向に逃がす(タイヤの両脇に排水させる)ことはできないだろう。しかも、ストレートグルーブに挟まれた部分のブロックには、前後方向に貫通していない袋小路のミゾがある。これでは、走行時にタイヤと路面とで囲まれた空気の逃げ場が無くなってしまい、気泡の破裂音(つまりは走行ノイズ)が大きなことが予想される。当然、その部分の排水性もイマイチだ。

ミゾが大きい分、ランド比が小さく、結果として(タイヤの幅の割には)ムダに接地面積が小さい=絶対グリップ力が小さいと思われる。ブロック面積を小さくしているのに、そのブロックに役割分担をうまく与え切れていない印象なのだ。ひとことで言うと、パターンのバランスが悪いというか、このパターンでなければならないと主張する根拠に欠ける印象だ。クムホというメーカーには良い印象を持っていたが、パターンを見る限りではあまり納得がいくものではなく、今回は却下することにした。

■ハンコック VENTUS K102 (韓国)・・・画像・右下
見た目の印象は悪くない。センターに太めのストレートグルーブが1本。両サイド(左右ショルダー)に、変則的だがストレートグルーブ相当が各1本。タイヤが回転するにしたがって、ウェット時にはトレッド面の水が中央から左右ショルダー方向へと振り分けるように誘導されるので、センターストレートグルーブとともに排水性はそこそこ良さそう。

各ブロック(菱形をした部分)も縦方向・横方向にバランスしている(指向性を持たない)ので、グリップ力も縦方向と横方向でバランスしていると思われる。ショルダー部は全体として大きめのブロック構成としながらサイプを入れており、各ブロックで少しずつ面積をズラしている(周波数を変えている)ことから、パターンノイズも耳につくものではないだろう。案外見直した。候補に残す。

以上より、候補に残したのは
  ◎GT RADIAL CHANPIRO 328 (中国) ・・・ 30,000 円 (税・送料など込み)
  ◎ナンカン   NS-2 (台湾)       ・・・ 31,000 円 (税・送料など込み)
  ◎ハンコック  VENTUS K102 (韓国)  ・・・ 34,000 円 (税・送料など込み)
であるが、ここで実売価格も考慮して、結局 「GT RADIAL CHANPIRO 328 (中国)」 を第一候補、対抗馬を 「ハンコック VENTUS K102 (韓国)」 とした。「ナンカン NS-2 (台湾)」 は中途半端な感が残る点と、GT RADIAL の方がわずかだが安いことから見送ることにした。あとは、念のため国産タイヤ(やピレリ)からも検討してみることにした。

※その後、GT RADIAL の公式サイト を見てみると、「1981年に横浜ゴム(日本)からの技術支援を得てタイヤを発売」 とあった(注:英語表記です)。

その3(「国産各社・ピレリ編」) に続く。

なお、今後のブログ:[格安タイヤ選び] for WRX-AT の展開は、以下を予定しています。 
  (2.トレッドパターン読み編) →  (3.国産各社・ピレリ編) →  (4.ディーラー見積り編) など
2006年03月23日 イイね!

[格安タイヤ選び] for WRX-AT (1.韓国・中国・台湾編)

[格安タイヤ選び] for WRX-AT (1.韓国・中国・台湾編)GDA-C(通称:涙目)型インプレッサWRX-AT 用の
激安タイヤ選び に関する話(その1)。

家の GDA-CインプレッサWRX の純正タイヤが摩耗してきた。インプレッサは去年の11月に車検を通したので、純正タイヤの寿命は我が家の使用環境では3年ちょっと、ということになる。ずいぶん持ったものだ。

我が家ではインプレッサは完全なファミリーカーで、私よりも家族が運転することがずっと多い。年に何度かのイベント (例:イチゴ狩りなど) で高速道路を走ることもあるが、日常用途のほとんどが市内の買い物と送迎である。そのため、走りも全く大人しいものでしかない。

そこで今回、タイヤを新調するにあたって、思いっきり格安の製品も検討 してみることにした。具体的には、 215/45R17 のサイズが 4本セットで 3万円台から、という価格帯のタイヤである。とりあえず、ネットオークション系から値段だけで選んでみた候補は次の通り。

(1)フェデラル   SS595 (台湾)      ・・・ 35,000 円 前後
(2)GT RADIAL CHANPIRO 328 (中国) ・・・ 30,000 円 (税・送料など込み)
(3)ナンカン   NS-2 (台湾)       ・・・ 31,000 円 (税・送料など込み)
(4)クムホ    ECSTA SEVEN (韓国) ・・・ 34,000 円 前後
(5)ハンコック  VENTUS K102 (韓国) ・・・ 34,000 円 (税・送料など込み)

上記はいずれも 4本セットでの価格である(念のため)。レガシィ(GT-B)に履かせている BS のレグノGR-8000 が 4本セットで購入当時 12万円 以上したことを思うと、隔世の感がある。特に中国製タイヤや台湾製タイヤは 3万円ほどであるから、レグノ 1本の値段で 4本が買える ことになる。あるいは、レグノ1回の値段で 格安タイヤセットが 4回も買える ことになる。ひぇ~~

仮に、これらの格安タイヤの寿命が (耐摩耗性の面から) 1万km程度しか持たなかったとしても、4回交換して 4万km。とすると、レグノの寿命 (4万km程度?) とほとんど変わらないじゃないか。いや本当のところ、この手のタイヤの耐摩耗性はどうなんだろう?まぁ、実際にはころがり抵抗による燃費差など、ランニングコスト も差として出てくるのだが、ひとまずここでは置いておいて。

かつて広告で 「タイヤは命を乗せている」 という名キャッチコピーがあった。こうした輸入タイヤは価格的に非常に安価であるが、だからといって、その価格 のみ を理由にして悪者扱いしてしまうのは 偏見 だと思う。仮にも大量生産されている工業製品であるから、命に関わるようなバイタルな懸念は無いハズだ。もちろん、最先端の開発体制を敷く国産メーカー品と較べると、埋めることのできない絶対性能差は存在するとは思う。

が、街乗り専用とも思える家のインプレッサにおいては、そうした絶対性能の差が生死の差を分けるような使い方をするワケではない。最初からタイヤの持つ特性を理解し、かつタイヤの限界よりもずっとレベルの低い領域で使う限り、値段と性能と使用用途というバランスにおいて、十分納得できる買い物となる余地 (購入検討する価値) はあると考えるのだ。

その2(「トレッドパターン読み」 編) に続く。

なお、今後のブログ:[格安タイヤ選び] for WRX-AT の展開は、以下を予定しています。 
  (1.韓国・中国・台湾編)   (2.トレッドパターン読み編)   (3.国産各社・ピレリ編)   (4.ディーラー見積り編) など

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何シテル?   06/08 18:06
調布市のKAZ [読み:ちょうふし_の_かず] と申します。 スバル・レヴォーグ(VNHC型)、スバル・エクシーガ(YA5E型)、ホンダ・CBR250Four...

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