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調布市のKAZのブログ一覧

2006年01月23日 イイね!

お客様感謝デイ・東京スバルは平日を含めて6日間

お客様感謝デイ・東京スバルは平日を含めて6日間東京スバルのお客様感謝デイ(WEEK)の話。

2006年1月、今年最初のお客様感謝デイは、東京スバルでは1/24(火)~1/29(日)までの6日間、連続で開催される。スバルの 「お客様感謝デイ」 は、メーカー (富士重工業(株)) 主導で開催される全国統一フェア的なものもあるが、基本的には各販社 (例:北海道スバルとか東京スバルとか) が独自に開催日と会期を決めているようだ。

富士重工業(株) の公式サイトにも、お客様感謝デイは地域によって開催日が異なること、および各販社での開催日がいつなのかをお知らせするページが設けられている。だから 「オレの住んでいる地域のお客様感謝デーはいつ?」 などと疑問に思う人がいたら、何も調べずに CarView の車種別掲示板で聞くようなことをする前に、まずは富士重工業(株)の公式サイトを見てみるべきだろう。

さて、今回開催される東京スバルの感謝デイについてだが、先日、私のところにDM (ダイレクトメール) が届けられた。販社はどこでもそうだと思うが、東京スバル(あるいは営業所単位)でも、客寄せ・・・いやいや、一人でも多くのお客様に足を運んでいただくため、独自のフェアを企画していることが多い。

例えば過去の例で言うと、クイズ大会がある。展示車のスバルR2の車内に風船がギッチリ積み込まれており、「車内の風船の数を当ててください」 というもの。もちろん、カーゴルームだけでなく運転席やら助手席やら後席の足元やら、至るところに風船が入っている。応募者の中で、一番正解に近い数だった人に商品が当たったと思う。え?私?当たったことはまるで無いです。はい。

ということで、今月の感謝デイでは一体どんな企画が?と思って DM の封を開けてみたのが、左上の画像である。えっ~と、ナニ何? 「お子様にJAF子供免許証を発行します」 とある。子供免許証?

「子供免許証」 というと、東京ローカルの話で申し訳無いが、「多摩テック」 という乗り物メインの遊園地を思い出す。ここでは、遊園地ながら子供の安全運転教育に力を入れており、例えばプッチタウンのキッズドライブ(電気自動車)では、運転者(子供)のコースのライン取りの鋭さ・甘さに応じて運転技術が採点され(※1)、90点(だったかな?)以上獲得者のみがゴールドライセンス(無料)を発給される(※2)。このライセンスを提示すれば2年間、誕生月には入園料が無料となり、また誕生日当日にはパスポートが発行されるという実利もある。

(※1):車輌にラインセンサが付いており、コース中央をトレースして進まないと、点数が加算されない。
     もちろん踏切で一時停止を怠ったり、指示された停止線を超えて停止すると、たまった持ち点が
     今度は減点されていく。このように、本物の交通ルールを模した内容になっている → こちら
(※2):時々、園児を乗せたパパさん・ママさんが、子供に運転させるフリして自分が必至
     に運転している姿を見かけるが、案外大人が運転しても90点越えは難しいようだ。

ところが今回の東京スバルのいつもお世話になっている営業所では、何と JAF公認 の子供免許証のようであるからスゴイ!だが一体、JAFの子供免許証って何だ?どんな場面で使えるのか?将来、B級ライセンスを取得する際に有利になるのか?(んなアホな。) あるいは子供のうちから JAF に対する良いイメージを与えて、将来の加入者増を狙っているのか? ・・・ハァハァ(ちょっと しつこい)・・・。

独自企画として、さらにはクレーンキャッチャーもあることが判る。これも明らかに子供向け企画と思われる。今や、ファミリー(奥さんや子供)ウケしない営業所は、生き延びることさえできないのだ。どうせなら、お父さん向けにも ユニック4段ブーム を使って本物のクルマを釣り上げる 実物大クレーンゲーム くらい、企画してくれたって良さそうなものだ(んなムチャな)。あるいは、つい先日、2006年1月22日付けブログで紹介した 不二越の産業用ロボット 「SC700」 を展示してくれてもイイぞ!・・・ハァハァ(これまた ちょっと しつこい)・・・。

話が脱線してばかりだが、とにかく、東京スバルではお客様感謝デーの 平日会期が昨年からグンと増えた。この試みは、実施する側にとっては大変な面もあるが、お客様の来店が分散する (1日あたりの営業所の負荷が低減する) 効果も得られるという。もちろん、我々ユーザーにとっても好ましいので、単に 「試み」 で終わらずに、今後もずっと定着して欲しいと思っていると述べて、このブログを終わりにする。
2006年01月14日 イイね!

富士重工業(株)、販社の再編に最大600億円を投資

富士重工業(株)、販社の再編に最大600億円を投資スバルの弱小な(>失礼)販売体制が変わっていく、という話。

このところ、自動車業界紙を賑(にぎ)わせている話題のひとつに、「自動車メーカーの国内販売体制の再構築」 がある。

具体的には、トヨタの高級販売チャンネル 「レクサス」 に呼応するかのように発表されたホンダの 「アキュラ」 ブランドの立ち上げ、それに伴う 「プリモ」 「ベルノ」 「クリオ」 の各チャンネルの統廃合である。日産自動車においても販売チャンネルごとの専売制を廃止し、レッドステージとブルーステージで原則的に同じ車種を取り扱うように方針変更されている。その他にも、メーカーが連結対象販売会社の資産を統合することもある。

販売網の再編に関し、新聞記事を拾ってみると次のようなものがある。以下は2006年1月11日付けの日刊工業新聞からの一部要約である。

<販売網再編の動き>
◎トヨタ・・・2004年に旧ネッツ店と旧ビスタ店を統合し、新ネッツ店に。
       2005年8月にはレクサス店を立ち上げ。
◎日産・・・2005年にレッドステージとブルーステージを完全併売化。
       7月には連結販社を持ち株会社の傘下に一本化。
◎ホンダ・・2006年3月に既存3チャンネルを完全併売化。
       2008年にアキュラを立ち上げ。
◎三菱・・・2003年に旧ギャラン店と旧カープラザ店を統合。
◎ふそう・・販社36社中、連結26社を3月に統合。

過去には、大メーカーはもとより、中小メーカーもこぞって国内販売チャンネルの複数化を競っていたかのような時期があったが、今回の流れはそうした動きとはまるで対照的だ。要するに、それだけ国内販売の冷え込みと二極化が深刻になったと見るべきだろう。スバルは基本的に新車の販売チャンネルはひとつしかないから、スバル車を購入するときに、そのクルマがどの販売系列に属しているのかを気にする必要は無かった。が、逆の言い方をすれば、他メーカーが販売網に関して頭を悩ませるような、そんな土俵(レベル)にさえ達していなかった だけ とも とらえることができるかもしれない。

ということで、スバルは国内にどれほどの販社と拠点数を持っているのか、調べてみた。以下は2006年1月7日付けの日刊自動車新聞からの抜粋である。

<乗用車メーカーの国内販売網>
           販社数  新車拠点数
◎トヨタ
  ・トヨタ店     50      987
  ・トヨペット店   52     1015
  ・カローラ店    74     1296
  ・ネッツ店    118     1613
  ・レクサス店    -      151
◎日産        151     3013
◎ホンダ      1018      2410
◎マツダ       314     1166
◎三菱        164      861
◎スズキ      696     1991
◎スバル       53      545(日本経済新聞によると546ヶ所)
◎ダイハツ      63      684

な、な、何と、スバルの販社は53社。新車拠点数は545ヶ所であるから、三菱はもちろん、ダイハツの63社684拠点にも遠く及ばなかったとは・・・(国内乗用車メーカーでは最低数ではないのか?)。そんなプアな(>失礼)販売体制で、過去にはレガシィが東京都内の銘柄別月間売上台数のトップを取ったことがあったり、昨年は銘柄別年間販売台数で第20位(59,370台)を記録するなどしていたのか(→ http://www.jada.or.jp/contents/data/ranking/index.php )。こりゃ、大変な善戦よのぅ。

他社を見ると、少々意外なのマツダとスズキ(注:あくまで私見です)。スズキは696販社1991拠点となっているが、販社が696社もあるというのは業販店や地場業者などを含めてのことだろうが、それにしても少々乱立気味に思える。スズキ本体としてコントロールできる数なのか?マツダも新車拠点数の割には販社の数が多いように見える。日産は拠点数が3013ヶ所と充実している割には、あまり販売台数がパッとしていないような・・・。三菱はひと悶着(もんちゃく)あったが、まぁ再建途上なのでコメントは差し控えることにしよう。

まぁ、結局は販社の営業所も 「数」 より 「質」 がより強く求められる時代になったので、一概に数が多いとか少ないとかが 「お客様満足度(CS)」 の良し悪しには直結しにくくなったけど、販売の空白地帯を無くしたり都市部では充実させるなど、最低限のレベルを確保させたうえで 「均質なサービス」 が提供されなければならない。

さてそんな販売網のスバルだが、プレスリリース(→ http://www.fhi.co.jp/news/06_01_03/06_01_13_1.pdf ) や 1月13日付け日本経済新聞(→ http://car.nikkei.co.jp/news/main/index.cfm?i=2006011212314c0 ) によると、富士重工業(株)は国内販社を33社に削減するという。
   ◎北海道や四国、九州など、販売実績や従業員数が少ない
     販社を近隣の販社に統合し、今秋までに33社に減らす。
   ◎間接部門で浮いた人員は販売の現場に振り向け、営業力の強化を図る。

また1月15日付け日本経済新聞によると、富士重工業(株)は今後3年間で店舗網に最大600億円を投資するという(→ http://car.nikkei.co.jp/news/main/index.cfm?i=2006011407185c0 )。
   ◎従来の店舗投資規模の2倍に当たり、2007年以降の
     主力車種の一斉改良に合わせて大型化などを進める。
   ◎古い店舗の外装を統一仕様にするほか、新車を屋内に
     2、3台しか置けない小型店の展示スペースを拡大する。

失礼ながら、600億円とはすごいなぁ(>企業規模を考えると)。ショウルームのCI化が より強固に進められるようだが、ムダな投資とならずに実りのある改良・改装につながって欲しいものだ(2005年7月19日付け ブログ : 新潟スバル、業界初の有機工法によるショウルーム の例もあるから、その点はまぁ大丈夫か)。そしてその頃までには、生まれ変わった(であろう)新店舗に似つかわしい、より魅力的な車種がラインナップに加わっていて欲しいものである。
2006年01月12日 イイね!

東京スバル限定 レガシィ・グレンツェン・タイプユーロ

東京スバル限定 レガシィ・グレンツェン・タイプユーロ販社が独自に設定した特別限定車の話。

ブログでは、これまでにも (メーカー設定によるものとは異なる) ディーラー独自の特別仕様車や、アフターパーツメーカーによる限定車について紹介したきた。例えば次のようなものがあった。
◎2005年10月6日付けブログ
  → 東京スバル限定・レガシィユーロモデル(コラゾン)
◎2005年10月28日付けブログ
  → ワイドボディ・レガシィ新発売!オートバックスから

今回紹介するのは、またまた東京スバルによる特別限定車・・・その名もズバリ、「レガシィ・グレンツェン・タイプ・ユーロ」 だ。レガシィの グレンツェン というと、まだ記憶に残っている人もいるかと思うが、昨年、南関東地区限定で発売された特別仕様車だ。今回はその第二弾ということになる。もちろん、レカロ製の専用シート(マニフィカ)を装着するのも変わらない。以下、2006年1月10日付け 日刊自動車新聞からの要約である。

<東京スバル限定 レガシィ・グレンツェン・タイプ・ユーロ>
◎東京スバルは、1月13日(金)から同社限定の特別仕様車
  「レガシィ・グレンツェン・タイプ・ユーロ」 を発売する。
◎これは、昨年限定販売した グレンツェン をベースに、同社で限定販売
  している カルマ社製の 「コラゾン・ユーロバンパー」 を装着したモデル。
◎「最高級セレブスポーツ」 をコンセプトに、レカロ製マニフィカを装備。
  ユーロバンパー装着分を 20万5275円 の特別価格で提供するもの。
◎13日から幕張メッセで開催される東京オートサロンにも同車を出品する。
  (ただし、こちらはさらにコラゾンのデュアルカールマフラーを装着。)

え~と。コンセプトが何だって?「最高級セレブスポーツ」 とな?
こうきゅう せれぶ すぽーつ。・・・「高級」 とか 「スポーツ」、あるいは両者を組み合わせた 「高級スポーツ」 という概念(開発アプローチ)は良いとして、「セレブ」 とは一体何なのだろうか。何がセレブなのか? 何をもって 「セレブ」 と判断できるのか? そもそも、クルマにおけるセレブとは何ぞや? 時代が過ぎても普遍的に確立された概念なのか?

去年の夏に初めてグレンツェンを限定発売したときには、「セレブ」 という宣伝文句は使われていなかったはずだ。とすると、カルマ製パンパーを装着すれば 「セレブ」 になるのか? んなバカな(>失礼)。新聞媒体には決して書かれていないけど、こりゃ 「売れ残ったグレンツェンの在庫処分策」 ではないのか?関係者には大変失礼な言葉ではあるけれども。

ところで、昨年限定発売されていたこのグレンツェン、スバルのショウルームで実際に実車に触れてみたことがある。もちろん、シート(マニフィカ)の座り心地や感触を確かめるためである。・・・展示車はナンバー付き車輌ではなかったため試乗はできなかったのだが、(止まっている車輌に座った限りでは) なかなか良いシートだったという印象が今でも残っている。惜しむらくは、その価格。シート自体が高額になるのは仕方がないが、それがそのまま車輌の販価に反映(上乗せ)されてしまったかのような設定になっており、「レガシィなのに、この値段?」 とビックリしてしまった方々が多いのではないか、と当時思ったものである(356万円(2.0R)~471万円(3.0R))。

そして今回のグレンツェンでは、恐らく話題性やプレミアム性を付加させるためにユーロバンパーを装着 (コラゾンブランドの部品を拡販させるという意図もあるだろうけど)。記事を伝える日刊自動車新聞には車輌価格が記載されていなかったが、つまりは以前の(ユーロバンパーが無い)グレンツェンよりも、販売価格は確実に上になるだろう。「バンパー装着分を特別価格で提供する」 とはいえ、(私見だが)決してお買い得感・お値打ち感は感じられない。果たして売れるのだろうか?

販社にとっては、主力のレガシィがモデルチェンジの端境期に当たるので苦しい・・・という事情があるだろう。個人的には、メーカーによる特別仕様車であっても販社による特別仕様車であっても、こうした派生バリエーションのリリースは歓迎したい。だが、価格に見合った・・・いや、価格以上の価値を車輌そのものに見出せなければ、二匹目のドジョウを狙うどころか、二の舞になってオシマイになってしまうように思う。果たしてレガシィ・グレンツェン・タイプ・ユーロを街中で見かけることがあるのか?じっくり見守っていこうと思う。
2005年12月20日 イイね!

スバル世界サービス技術コンクール(富士重主催)

スバル世界サービス技術コンクール(富士重主催)世界各国のメカニック代表によって争われる、
富士重工業(株)主催のサービスコンクールの話。

近年、自動車メーカー各社は販社(ディーラー)と協力してCS向上活動に力を注いでいる。このブログでも、これまでに何度かそのような話をお伝えしてきたが、今回は富士重工業(株)主催によるサービスコンクール・・・しかも世界大会・・・が実施されたというニュースを紹介する。

まず 「スバル世界サービス技術コンクール」 とは、スバル車が販売されている世界各国の国内コンクールで優勝したメカニックを一同に集め、車輌の点検整備に関する知識と技術を競い合うというコンクールだそうだ。文字通り 「世界一の」 メカニックを決定する大会と言えるだろう。

実は私自身、新聞記事を読むまでそのような世界大会があるとは思わなかった。他の みんカラ メンバーのブログやコメントなどから、日本国内で実施されるブロック大会(地区予選)や全国大会(本戦)があることは知っていたが、各国代表が競い合う世界大会については、その存在を知らなかったのだ。が、それもそのハズで、記事をよく読むと、今年が初めて開催された第一回大会とのことである。とすると、まだまだ世間一般には知られていなくてもムリの無いことかもしれない。

以下、2005年11月25日付け日刊自動車新聞からの要約である。

◎第一回世界大会の参加国は、アメリカ・カナダ・チリ・イギリス・ドイツ・
  スイス・オーストラリア・シンガポール・オマーン、日本、の計10カ国。
◎開催場所は、東京・八王子にある 「スバル総合研修センター」 内
  で実施。各国チームは 「メカニック1人とアドバイザー1人のペア」
  を組み、点検整備に関する知識と技術の正確さ(実技試験)を競う。
◎厳選なる審査の結果、栄えある初代世界チャンピオンは、日本
  代表の福島スバルチームの頭上に輝いた。
 
同紙によると、普段は見られないような問題が出題されるとともに、世界大会ということで会場は独特の雰囲気に包まれたという。果たしてどのような車輌を用いてどのような問題が出たのかについては、残念ながら新聞記事では触れられていない。恐らく、トラブルシューティングを基本に則って進めていく手法の正確さ・素早さが競われたのだろうと思う。

審査の結果、初の世界大会チャンピオンは日本代表の福島スバルチームと決まった。この二人は、今年2月に行われた 「第24回全国スバルサービス技術コンクール」 を勝ち抜いた優勝メンバーだそうである。ちなみに福島スバルではサービス部門の教育にも力を入れており、11月に開催されたユース大会(第1回全国スバル技術コンクールユース大会)でもフロント部門で優勝者を出すなど強さを発揮している販社だという。・・・失礼ながらユース大会あるとは知らなかったのだが、サービスの質を向上させる取り組みには拍手を送りたい。

個人的には、この大会を主催した側にも多大な苦労があったことだろうと思う。と言うのも、スバル車は販売される各国(仕向地)によってハードもソフトも仕様が異なるだろうから、ある国に標準装備のシステムが、他の国ではまったく存在すらしない・・・といったことも考えられるからだ。つまり、万国に共通し、かつ公正な問題を作成することは至難の業であるように思えたのだ。

いずれにせよ、クルマも工業製品である以上、何らかのトラブルが起こることもあり得る。いや、トラブルは避けられないと思っていた方が無難だ。そして万が一、何かトラブルが生じたとき、単にディーラーにクレームをつけて当り散らすのではなく、「自分自身のトラブル事例を展開することによって、次期モデルの品質向上へと生かしていただく」 というような気持ちで、お世話になっているディーラーと接していきたいものである。もちろん、「その場を繕うイエスマン」 でも 「あきらめの無気力マン」 でもなく、「非難すべきことはちゃんと非難する姿勢」 を見せた上で、である。

今まで何かと酷評されてきたスバルディーラーではあるが、(レクサスの例ほどではないにせよ)ユーザー自身にも、販社のCS向上活動に 相応した 態度が求められているように思う。
2005年10月13日 イイね!

スバル、板金塗装工場併設型の営業所を倍増へ

スバル、板金塗装工場併設型の営業所を倍増へスバルの販社で自前の板金塗装工場を持つ拠点が増える、
という話。

世の中、交通事故が数多い。昨日も仕事で他県に出張だったのだが、4台のクルマがからむ多重衝突事故現場に出くわした。これから年末にかけて、何かと事件・事故が多発する時期になるので、「明日は我が身」と気を引き締めたい。

ところで事故などに遭い、ディーラーに板金塗装を依頼しても、規模が小さなディーラーの場合はその板金塗装が外注に出されることは多々あると思う。これはスバルに限らず、他のメーカーでも同様だと思う。この件に関し、2005年10月7日付けの日刊自動車新聞に次のような記事が載っていたので紹介する(以下はすべて記事の要約)。

◎富士重工業は、板金塗装工場を併設したサービス拠点を増設する。
  板金塗装を内製化することで、収益拡大と品質重視を実現させる。
◎スバル(販社)のサービス拠点数は、全国で551拠点。このうち、
  自前の板金塗装工場を持つ拠点は 2004年で37拠点 である。
◎これを今年度(2005年)には 41拠点 に、2年後の 2007年度には67拠点
  に拡大する。さらに2010年には100拠点(全体の2割弱)を目指すが、この比率
  は自動車メーカー系のサービス網の中では 高水準の割合 になるという。

この記事を読んでまず驚いたのが、2004年では、自前の板金塗装(以下、BPと略す)工場を持っているのは、「全国551拠点のうち たった 37拠点しかない」 ということであった。37拠点以外は関連契約会社あるいは外注に出していた、ということになる。次に驚いたのは、2010年に100拠点を目指したときの 「全体の2割弱」 という数字が、自動車メーカー系のサービス網の中では 「高水準の割合になる」 ということだった。素人の私が見ると、正直なところ 「たった2割か・・・」 と感じてしまったのだが、「たった2割」 ではなく 「2割 」 ととらえなければならない業界だったのですね。初めて知りました。

さて日刊自動車新聞を詳しく読み進んでみると、次のようなことも書いてある。

◎BP作業は車検整備や一般整備とは異なる技術が必要だが、富士重工業は
  ディーラー向けの研修施設でメカニックを対象にしたBP技術研修を実施して、
  BP技術者の育成を強化していく。
◎またサービス拠点では一般整備とBP作業との担当を分け、専任体制とする
  ことにより、本格的な品質重視のBP事業を展開する。

昨日(2005年10月12日)のブログ:「スバル、ネクステップとメンテパックの名称を変更」 では、富士重工業の 「顧客の視点に立った 販売・サービス品質の向上」 への取り組みを紹介したが、ここで紹介した内容についても、その方針に沿ったものであると言えるだろう。BP作業はしなくても良いことに越したことはないが、万が一お世話になることが避けられない状況になってしまった場合は、やはり仕上がりに安心感が持てる方が良い。その意味でも、自前のBP工場併設型のディーラーが増えることを期待したい。
(※注:左上の画像はイメージであって、本ブログの内容とは直接の関係はありません。)

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「[整備] #CBR250FOURフォア [CBR250Four] 経年劣化で白濁化したリヤフェンダーをリフレッシュ(その10・完 ... https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/28623/8311643/note.aspx
何シテル?   07/27 00:00
調布市のKAZ [読み:ちょうふし_の_かず] と申します。 スバル・レヴォーグ(VNHC型)、スバル・エクシーガ(YA5E型)、ホンダ・CBR250Four...

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