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調布市のKAZのブログ一覧

2023年02月08日 イイね!

[東京オートサロン2023] その1/3・スバル編

[東京オートサロン2023] その1/3・スバル編2023年01月15日(日)、娘と二人で TOKYO AUTO SALON 2023 に行ってきました。

TAS2023行きを熱心に希望したのは娘(JK2)の方で、私は運転手…という感じでしたが、せっかく行くのなら楽しもう。ということで、いろいろ見てきました。その様子を3回に分けて、ブログに記します。まず初回は「スバル編」です。


■スバルブースにて
今や自動車メーカー本体が積極的に広報活動するようになって久しいTAS。あまり予備知識を得ないで出向きました。以下、目に付いたものを画像で挙げていきます。

<↓SUBARU WRX NBR CHALLENGE 2023>


NBR2023参戦予定のWRX。ノーズコーン上面の処理が気になったので、近づいて撮影してみた画像が以下です。

<↓ノーズコーン上面の処理。これも空力デバイスか…>


車両のX軸(前後)方向に厚みのあるテーピングらしきものが並列に貼り付けられており、高速走行時の整流効果を狙ったものなのだろうか。

<↓リヤビュー>


NBR参戦車両も、スポンサーステッカーのサイズは出資金の大小を反映しているのでしょうか。貼る位置は指定できたりするのかな?

<↓なかなかエグい造形のフロントフェンダー周り>


良く見ると、ヘッドライトの脇がスリット状になって(インナーとは連通しないで)後方に流路を逃がしています。フェンダーアーチの後方が切り落とされていたり、いろいろノウハウが反映されているのでしょうね。

<↓リヤブレーキ周り>


キャリパーはブレンボで、ローターのスリットは摩擦係数μを(多少なりとも)稼ぐ方向にセットされているように見受けられます。ホイールの外径に較べて、ローターの外径は案外大きくないようなイメージです。

<↓こちらは SUBARU WRX RALLY CHALLENGE 2023>


室内が見えないようになっており、搭載されるT/Mが6速MTなのかCVTなのか、分からない模様(後日、ネットニュースでもそのように書かれていました)。

<↓リヤブレーキ周り>


こちらのキャリパーはENDLESS製。ホイール(WORK)の白色はラリーの定番ですね。強度が高そうな(衝撃荷重に耐えそうな)デザインに見えます。

■LEVORG STI Sport♯ PROTOTYPE
レヴォーグに限定車が出るとは知りませんでした。しかもオートサロンで発表とは。まぁ、限定車ならば東京モーターショーよりもTASで発表する方が、話題性が上がるのかも(客層的に)。

<↓多くの来場者に見られていました>


展示車の車体色は「オフショアブルー」。当初は「これがブルー? どう見ても、ねずみ色だろ」…と思っていたのですが、見方によっては確かに青みがかって見えなくもない。実車を目にした第一印象は「思ったほど悪くはない色だな」というものでした(>個人の私見です)。

<↓フロントシートはレカロ>


<↓シートベルトの色はシルバー(前後左右の4席)>


あとからレカロに換えるのでしたら、最初からレカロが付いている方が良い気がします。シルバー色のシートベルトは、いずれ補修品が設定された暁には、巷で置換する人も出てくるのかも。

<↓ここも撮影してみた>


新型レヴォーグって、もう年改区分Cタイプになるのですね。早いなぁ。

<↓後方の斜め上から>


<↓リヤビュー>


ボディ自体はスバルの量産ラインで作るようで、さすがに(22Bのように)ブリスターフェンダーまでは採用できなかったようです。その代わり? STI 製のオプション外装パーツが一通り用意される模様。

このブログを書いている時点(2月8日)での情報ですが、すでに予約開始初日の1月26日のAM8:20頃までには、申し込み数が予定の500台に達していたとか。恐るべし…。


■その他のスバル車
会場では、スバルブース以外でもスバル車の展示がありました。

<↓これは意表を突かれました>


<↓貴重なエンジンルームのショット>


NATS日本自動車大学校で展示されていたアルシオーネVSターボ。EA82型エンジンは1780ccで120ps/5200rpm、18.2kgm/2400rpmのスペックとのこと。オーナー同士では「クサビ」と呼ばれていました。

<↓ボンネットの開口部は私は見たことない形状でしたが、左ハンドル車でした>


<↓クスコで展示されていた22B>


海を渡った22Bの中には、数千万円で取引きされる個体もありました(それとは別に、ヘリテージモデルもありましたねぇ)。

<↓オートプロデュースA3さんにて>


<↓リヤスポはスワンネックタイプ>


フェンダーなど外装のボディワークに迫力が見られます。オートプロデュースA3さんには、箱根の「エクシーガのオフ会」でもお世話になっていますので、軽く挨拶させていただきました。

# あのとき購入させていただいたボディパーツ、
# まだエクシーガに取り付けしていないや…(汗)。
# 今度、なるべく時間があるときに装着しようっと。

■会場で見かけたバイク
TAS2023の会場には、台数は少ないですがバイクの展示もありました。その中から印象に残ったものを挙げてみます。

<↓ホンダ・CBR250RR レースベース車>


<↓リヤビュー>


このレースベース車ではありませんが、娘が購入したいバイクが(最近、新型となって2023年2月20日より発売される)CBR250RR。2気筒で42psで厳しい排ガス規制に対応(燃費に考慮して騒音規制にも対応)ってスゴいな、と思います。

# 昔と違って今はアレもコレも規制を満たす
# 必要(数々の制約)がありますからね。

<↓こちらはDAXベースのDaxster>


Daxster は、見る人が見れば細部にまで手が入っています。こうした遊び心も楽しそうですね。

以上、駆け足ですが、TAS2023・その1「スバル編(バイク含む)」でした。

その2「86&BRZ編」に続く。

 ↓
 ↓
2023-02-10(Fri.) : 更新
[東京オートサロン2023] その2/3・「86&BRZ」編 をアップしました。
Posted at 2023/02/08 02:06:49 | コメント(0) | トラックバック(0) | 【スバル関係】 | クルマ
2019年11月03日 イイね!

[TMS2019] 東京モーターショー2019雑感(前編)

[TMS2019] 東京モーターショー2019雑感(前編)去る10月27日(日)、家族と一緒に東京モーターショーを見に行きました。個人的に興味があるのは、スバルブース(EJ20 Final Editionを展示)と」カワサキブース(Ninja ZX-25Rをワールドプレミア)です。

以下、当方の視点で目に付いたものや雑感などを、前編・後編の2回に分けて自由気ままに記します。あくまで個人の視点に基づく雑感ですので、他意はございません。悪しからず。


■子供が起きない・・・
小さな子供を持つ親御さんならば経験があるかと思いますが、イベント当日の朝に早く出かけようと計画し、前日の夜に早めに子供を寝かせたにも関わらず、翌日に全然目を覚まさないことが多々あります。

我が家は今年もそのパターンでした(苦笑)。朝8時に出発するつもりが、結局家を出たのが午前10時。2時間遅れです・・・。会場の東京ビッグサイト周辺に着いたのが午前11時頃。当然、付近の駐車場は満車で、誘導に従って会場から離れた青海臨時駐車場D-2という場所まで約1時間40分かけて飛ばされます(汗)。

この時点で12:40過ぎ。ここからさらに、青海会場までのシャトルバスの乗車待ちの列に並びます。結局、青海会場に着いたのが13時過ぎ(汗)。駆け足でサッと見るしかあるまい(苦笑)。

公式サイト によると、「一般公開日を11月4日(月・祝)まで延長し、来場者の皆様によりゆっくりご覧頂ける会期と致しました。」とありますが(原文のまま)、私に言わせれば1ヶ月間くらいは開催していて欲しいところ。そうすれば、渋滞せずにもっとゆっくりと見られるのに(今回は学校行事や仕事などが重なったために連れてこられなかった子供たちもおり、家族全員の都合が合わせられなかったこともある)。


■会場の近隣で撮影会
さて臨時駐車場に入るための順番待ちの間、モーターショーの会場の脇で、何やら(クルマではなく)コスプレの撮影会が開催されているようでした。

<↓高価そうなレンズを装填したカメラを持つ集団・・・一体何があるのだ? と観察してみると>


<↓クルマではなくコスプレの撮影会?とおぼしきイベントのようでした(詳細不明)>
 
 

だから混んでいるのか? いやいや、そんなこともあるまい。
以上、モーターショーの駐車場順番待ちの1時間40分間の中で目撃したイベントの紹介でした。


■青海会場から見学
臨時駐車場とモーターショー会場をピストン輸送していると聞くシャトルバス。私たちが乗車した際には、バスが同時に3台連なってやってきました。バス待ちの「あるある」ですな。1台づつバラけて来てくれたら待ち時間も少なかったでしょうけど、無料で運んでいただけるので文句は言いません。

最初に到着した会場は青海会場。スバルブースがあります。早速、家族とともに入場します。


<↓オリンピック準備の都合により、モーターショーの会場が2つのエリアで分散開催>


<↓最初に目に入ったのがこのトラック>


「お先にどうぞ」って・・・。後続車に向けて、トラックのリヤ(荷台側)に表示されるのなら分かりますが、フロントに正文字(反転した逆文字でもない)で投影されても・・・。まぁモーターショー来客者用の電飾なのでしょうけど。

<↓乗用車に較べて巨大なパワーユニット。ESCOT-VI の GH11型(と表示されています)>


奥へ奥へと進みます。

■スバルブースにて
いよいよスバルブースに到着。レヴォーグのプロトタイプについては、他のみん友さんが詳しく載せているので割愛(>失礼)。まずは Final Edition を見てみます。

<↓正面から。カメラを構えていたら、係員から「通路に立ち止まらないでください」と促された>


<↓フロントサイド。WRX STI 系でフォグランプを装着したいときにはどうするのかな?>


<↓リヤサイド。フェンダーダクトはS208やS209で型を起こしたものと同じ部品を流用かな>


<↓リヤキャリパーは対向2potか。ブレーキローターはスリットではなくドリルドタイプ>


<↓下回り。レクサスなどと較べると、まだまだフラットボトムではないですね>


ここで、Final Edition に張り付いていた技術説明員さんから気さくに話しかけていただきました。「実は、レヴォーグのプロトタイプやブリーズのおねぇさんよりも、ボンネットを開けたときの Final Edition の方が人だかりが凄いのですよ!」と。ほほぅ。そうですか。ちょっとした裏話ですね。

<↓しばらくしたのち、ボンネットが開けられた次の瞬間・・・>


<↓あっという間に、こんな感じで密集地帯と化しました(その後、さらに過密状態に)>


Final Edition の記念プレートは、エンジンルーム内(のパージSOL?)に設定されているのですが、残念なことにシリアルナンバーは打たれていないのですよ。どうせなら、No.000(広報車)、No.001~No.555(ユーザー車)のようにシリアルが入っていれば良かったのになぁ。と勝手に思いました。

■他のブースへ
この時点で、家族はすでに疲れてしまっているため、他のブースへ移動します(そりゃそうだ。出発が2時間遅れ。移動に1時間。駐車場待ちで1時間40分。シャトルバス待ちで20分。会場に入る前で5時間の消費なのですから)。

<↓環境省。君野イマと君野ミライ。失礼ながら認知度は今ひとつでしょうか・・・?>


<↓タジマさんのところのEVピックアップ。なかなか良い感じの仕上がりです>


<↓PERAMEDIC のコーナー。救急車にストレッチを載せ降ろしするデモを繰り返し実施中>


<↓内部をよく見ると、クマさん?のぬいぐるみも。これも最新の医療機器(オプション)なのか?>


こんな感じでササッと青海会場をあとにして、有明会場へと移動することに。無料のシャトルバスは超長蛇の列。電車は(人波をかき分けて)駅まで移動するのが大変。結局、OPEN ROAD と称するエリアを徒歩で突っ切って移動することにしました。

■OPEN ROAD 経由で有明会場へ
OPEN ROAD は単なる移動路ではなく、その途中で様々な展示車も添えられていました。以下はその一例。画像にはありませんが、痛車の展示もありました。

<↓2輪・3輪・4輪、新・旧、それぞれ様々なジャンルや様式の車両が添えられていました>


会場間の移動は、歩くと(混雑しているので)30分くらいかかるのですが、上記のごとくいろいろなジャンルの車両が展示されており、道行く人々を飽きさせないように工夫しているのだろう、と思いました。勝手ながら、イベント運営サイドの苦労が垣間見えたような気がしました(※私見ですので他意はございません)。

有明会場近辺に着くと、そこは「働くクルマ」の展示場となっていました。こちらについては、後編で記すことにします。

有明会場に入って最初に訪れたブースは、スズキ。個人的に応援しているメーカーでもあります。小さなクルマを機能的に安く作ることに長けたメーカーですよね。


<↓テーブルに2モード電動車椅子(KUPO)も載せている点が、いかにもスズキらしいと感じる>


ハスラーのアルミホイールのデザインエッセンスが、レガシィの初代ブリッツェンのホイールに似ていると思いました(中心から伸びたスポークが、末端のリム手前で2方向に分岐する(=漢字の「人」型のような)デザイン)。

<↓ベビー用品のコンビ社とのコラボ。ショーのためのモデルのような感じ(>私見)>


さて、上記画像の「エブリィどこでもベビールーム with コンビ」。この手のコラボを提案する姿勢は、私は大変良いと思っています。ただし、スズキに限らずこの手のコンセプトはショーモデルだけで終わってしまい、実際の販売に至ることがまず無いような気もしています。要するに単なるアイディア倒れ。「ショーのために仕立ててみました」的な。

車両本体はともかく、少なくとも部品用品くらいは、実際の市販化を見据えた開発としてほしいところ(・・・なので、辛口になっています)。


<↓次はホンダ。NESSって何だ?と思ったら。FITのNESSでフィットネス?なのか?>


・・・というところまで、(私の割りには)勝手に書きたい放題書いて前編は終了です。

後編に続く。
(後編は働くクルマやカワサキなど。)
 ↓
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2019-11-04(Mon.) : 更新
[TMS2019] 東京モーターショー2019雑感(後編) をアップロードしました。
Posted at 2019/11/03 01:44:51 | コメント(1) | トラックバック(0) | 【スバル関係】 | クルマ
2018年05月10日 イイね!

【お詫びと訂正】急告・SUBARUふれあい感謝祭は中止とのこと

大変申し訳ございません。

5/13(日)に開催予定だった群馬大泉工場の『SUBARUふれあい感謝祭』は中止になったとのことです。

昨日 5/9 21:48 の[何シテル?]で上記ふれあい感謝祭の開催情報を発信しましたが、当該記事は削除いたしました。

現時点での最新情報として『中止』が正しい情報です。急な展開で当方もびっくりしましたが、ここにお詫びして訂正させていただきます。お間違えの無いよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。

今後は、当方もしっかりと情報確認の上で発信する所存です。重ねて、よろしくお願い申し上げます。
Posted at 2018/05/10 12:01:14 | コメント(0) | トラックバック(0) | 【スバル関係】 | クルマ
2016年03月25日 イイね!

To whom it may concern

Thank you for sending me your message. I'm surprized that you live overseas, and are (maybe) fond of Subaru brand.

As for me, I'm simply a domestic user of Subaru cars, and do not have any tools such as re-writing or re-programming ECU constant.

Though I do not know what you need for Exiga in your country, it will be some help for you to understand parts or software, to be able to adapt on Exiga, through watching pages in this "minkara-web-site ".

The word "minkara" means "everybody's life with it's favorite car(s)".

min = everyone
kara = car life (English-like Japanese)

That's all for this time.
Thanks!

KAZ in Chofu city, Tokyo Pref.

Posted at 2016/03/25 00:19:51 | コメント(1) | トラックバック(0) | 【スバル関係】 | クルマ
2015年11月08日 イイね!

[雑感] 2015年・東京モーターショーに行ってきました(後編)

[雑感] 2015年・東京モーターショーに行ってきました(後編)東京モーターショーに行った際の雑感を記すシリーズの後編です。

子供を連れての見学でしたので、各ブースとも長居せずにチラ見が多いです。以下、目に付いたブース(立ち寄ったブース)についての備忘録になります。


◎前編は → こちら


■スバルブースにて(その2)
S207の後部座席に乗り込み、質感が価格に見合っているかどうかを確認したあと、GT300参戦車両(BRZベース)を流し見します。

<↓まずはリヤセクションから。ブレーキロータのスリットがJフック状になっていることを確認する>
 

リヤディスクのブレーキパッド当たり面には、内周側と外周側の中央付近にグルーブらしき円周状のミゾ?が見えます。単に不均一な当たりをしたときに見受けられるレコード状のミゾとは違うように見えました。スリットも 「Jの字状」 になっている点が興味深いです。

<↓次にフロントセクションを確認。フロントブレーキロータのスリットは放射状で外周側に非貫通>
 

フロントロータのスリットは放射状で、回転したときにブレーキダストがディスク外周側へと吐き出される方向にミゾが切られています。・・・とすれば、車両右側のディスクは左側のディスクに対して対象形状(車両左側のディスクとは別部品)になっているハズですが、今回はそこまで確認できませんでした。なお細かく見ると、スリットの先端はディスク外周と貫通していません。

フロントは制動力重視、リヤは安定性重視なのでしょうか。

■タイヤメーカのブース
BSでは、有名人を招いたトークショーを展開。集客力はさすがです。ただ、トークショーに聴き入る人は多かったけれど、BSのタイヤ開発技術の展示を見る人は多かったかどうか。

<↓ブリジストンブースでは、マリオ・アンドレッティ氏と佐藤琢磨氏を招いてのトークショーを開催>
 

<↓ダンロップグッドイヤータイヤのブース。右の画像で、右から2番目のタイヤのミゾがエグい!>
 

ちなみに、住友ゴム工業は、2016年1月1日付けで連結子会社のダンロップグッドイヤータイヤ(DGT)を吸収合併すると発表しています(現DGTは、住友ゴムが75%、グッドイヤーウィングフットが25%出資しています)。生き残りをかけては、なかなか厳しい世界のようです。

■トヨタ紡織&豊田合成
次はトヨタ紡織のブースに立ち寄りました。記憶によると、富士重工業にも何か部品を納めていたはず。でもブースでは、シート関係の展示に注力しているように感じました。

<↓シャア専用オーリスなどの少量生産機種では、シートの開発コストは通常モデル以上にかかるはず>
 

<↓シャア専用オーリスII のフロントシートはトヨタ紡織製。個人的にはセンターの黄色いラインがGood>
 

<↓こちらは豊田合成。レクサスの車体をワイヤーフレームで表現し、採用部品を分かりやすく可視化>
 

■試供品にコストをかける
東京モーターショーでの企業の戦いは、自動車メーカや関連部品メーカだけで繰り広げられるとは限らないようです。今回、驚いたのは、アサヒビール(株)が試供品扱いで DRY ZERO(ノンアルコールビール)を無料配布していたことです。しかも、缶のラベルが東京モーターショー限定柄!

<↓ひとりに1本を配ったとしても数万本が必要。中には、2回3回と列に並んで受け取る人もいるのでは?>


いったいどれだけコストをかけているのでしょう。
製品の知名度向上とペイする、と見込んでの企業判断なのでしょう。

■ホンダブースにて(その2)
次は、先に訪れたホンダEV展示ブースではない方の、ホンダ4輪&2輪ブースです。ブースにたどり着いて真っ先に思うことは、ブースの面積が広いこと。「展示スペースの確保にお金かけてるな~!」 です。

<↓左を見ても正面を見ても右を見ても、ホンダブース。とにかく展示面積の確保にコストをかけたホンダ>


ところが、カタログ資料の配布には人を付けておらず、「ご自由にお持ちください」 となっていた。

<↓どうやら人件費はコストカットされた模様。まぁ私としては、この方が気軽にカタログを手に入れられる>


ここでGROM125を。
私はかつて、モンキーRを80ccにボアアップして乗っていました。
このGROMでは、小柄な車体に125ccクラスの余裕あるエンジン。楽しいですよね。

<↓リヤディスクはドリルドタイプ、マフラーはメガホンタイプにカーボン柄。コストが見える品質アップに直結>


PCX125は、大型二輪免許を保持している家族が欲しいと言っているスクーターです。
昔と違って、今はモリワキが純正オプション指定される時代なんですねぇ・・・。

<↓高速も走れる150ccクラスもラインナップされるPCX。任意保険的には、特約でイケる125ccクラスが魅力>
 

■その他の二輪&三輪
個人的には125ccクラスが面白いと思っているのですが、カワサキブースでも国内リリースして欲しいモデルが展示されていました。

<↓フレームやスイングアームはブラックアウト。前後ブレーキディスクの外形が花びら形状(not円周形)>
 

<↓ヤマハのR1、スズキのGSX-RR、そしてトライクと言うよりも3輪のクルマという感じのSPYDER>


■Sonic Design & NSK
独自のアプローチでファンを増やしつつあるソニックデザイン。モーターショーの出展料は高いはずなのに、スピーカーを多く展示していました。

<↓ケーブルはOFCか? ネットワークもそれなりのコストがかかっているように見えます(205系ベンツ用)>
 

<↓こちらはスバル車にも純正オプション設定されたタイプ。「鳴らし切るサイズ」+「エンクロージャ」が特徴>
 

<↓ベアリングメーカとして知られるNSK。今年はブース構成に力が入っていた。お姉さんもキレイですね>
 

<↓技術展示だけでなく、子供向けにベアリング組み立て体験コーナーを設けるなどの工夫もありました>
 

■独自のいすゞワールド
実は今回のモーターショーの穴場(意外な?見どころ)は、いすゞではないかと思いました。展示内容とブース構成について、いろいろと知恵を絞っているような印象を受けたからです(注:あくまで個人的な私見です)。以下、その特徴を挙げてみます。

<↓まずは道行く人々の足を止める役割も担ったトラック。鮮やかな青色と見事なレストア具合に目を引かれる>


<↓左:荷台下のフレームが木製であることが分かるショット  右:かつてのいすゞのエンブレムですね>
 

<↓パネルを見ると、社名をいすゞと名乗るより以前のモデルと分かる。当時の技術で5トン積みはすごい>
 

<↓子供向けに、タッチパネルに触れると「はたらくクルマ」のことを学ぶことができるコーナーもありました>
 

<↓画面で架空の「いすゞ建設」なる文字が出現。ここなら杭(くい)打ちのデータ改ざんはやらなさそう>


<↓実はいすゞオリジナルの、鉄拳さんの書き下ろしパラパラ漫画も見ることができる。お金かけています>
 

<↓実車の展示もちゃんとあります。こちらはAdBlue®(尿素水)搭載車。企業の環境対策もアピール>
 

<↓こちらはいすゞ・エルガ。展示車はバスボディなので、子供や家族連れでも自由に乗り降りできます>
 

<↓ふだんはなかなかお目にかかれない、いすゞD-MAXも展示するという力の入れ方が一貫しています>


どうでしょう?
他のカーメーカーと較べると、決して広いとは言えないブースに、来客を飽きさせない展示がちりばめられていると感じました。年配から子供まで、足を止めて楽しむことができるブース構成ではないかと思います。極短時間でしたが、私は「いすゞワールド」を堪能させていただきました。

■その他の展示例
UDでは、トラックのシャシの上をガラス張りにして歩けるようにして、来場者が自分の足元のメカをシースルーで見られるようにした展示車が置いてありました。これも、なかなか貴重な体験です。

<↓ふだんはなかなか近づくことすらできない大型車の、フレーム間に収まる装備を見ることができました>
 

最後に、YACHIYO 架装による軽自動車の救急車です。

<↓日本の救命現場では、小回りの利く軽自動車サイズの救急車も必要性が高いと思われます>
 

<↓その名もズバリ、「こまわり救急」とのこと。ただし、ある年齢以上の人は「こまわり君」を想像するかも>
 

(※「こまわり君」 をご存じない方々は、
   「山上たつひこ」先生、「がきデカ」 などのキーワードでググって下さい。)

■余談
「東京モーターショー限定トミカ」 を購入するための順番待ちの列が、「3時間待ち」 とアナウンスされて購入を諦めた件については、[雑感]・前編 にてお伝えした通りでした。

実はその後、子供がスタンプラリー(会場内を回ってスタンプをいくつか集めると、トミカが当たる抽選に参加することができる)にチャンレンジしました。正直言って、スタンプを集めた時点では、単に ”抽選” に参加できるのであって、ハズレを予想していました。が、いざ抽選してみると・・・。何と! スタンプラリー限定のトミカを引き当てることが出来たではありませんか!

<↓東京モーターショー2015開催記念の「No.0 スタンプラリー イベントカー」を入手することができました>


これは非売品で号車が 「No.0」 となっており、5000台限定とのこと。
(※詳細は公式ページにて。こちら → http://www.tokyo-motorshow.com/event/collaboration.html

購入を諦めた東京モーターショー限定トミカでしたが、さらに希少な 「No.0 トミカ」 を思わぬ形で手に入れる結果となり、子供も大喜び、その笑顔を見た親(私たち)も嬉しい気持ちになりました。

<↓左:会場で はためく参加各国のフラッグ  右:この日(10/31(土)のハイドラ・走行ログより)>
 



以上、「前編」「後編」 に渡っての長文でしたが、お読みいただいた方々、ありがとうございます。
これにて 2015年・東京モーターショーに関する私的な雑感(備忘録)を終わります。
Posted at 2015/11/08 02:08:01 | コメント(4) | トラックバック(0) | 【スバル関係】 | クルマ

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「[整備] #モンキーR [モンキーR改] 路上復帰への道60_整備ショップさんから「専門の外注さん」に出されるの巻 https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/28696/8416376/note.aspx
何シテル?   10/31 00:00
調布市のKAZ [読み:ちょうふし_の_かず] と申します。 スバル・レヴォーグ(VNHC型)、スバル・エクシーガ(YA5E型)、ホンダ・CBR250Four...

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