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調布市のKAZのブログ一覧

2013年01月24日 イイね!

[エクシーガtS] (2.比較検討 編)新型フォレスターのアンダーミラー流用

[エクシーガtS] (2.比較検討 編)新型フォレスターのアンダーミラー流用新型フォレスター(SJ型)に標準装備の「サイド・アンダーミラー」=助手席側ドアミラーの凸面鏡を、YA5E型エクシーガtS に流用しました。

純正サイド・アンダーミラーの異車種間スワップに関する様々な情報(流用可否検討の様子、コスト、移植作業、効果など)をシリーズでお伝えします。今回は 「その2」・比較検討 編、です。

◎「その1」 は こちら → 概要編 (移植の成功報告です)



いつの頃からだったか、法規改正により、ワンボックス系やSUV系の一部車両は、キノコミラー(通称)の類を備えなければならなくなった。

ある車種は、「通常の助手席側ドアミラーに加えて法規用のフェンダーミラーを備える」ことで対応した。別の車種では、「ドアミラー本体にカメラを組み込み、目視の際に死角となるエリアをナビ画面に映し出すデバイスを付加した」。他の車種では、「ドアミラーやピラーに反射鏡や凸面鏡を内蔵させて、車体左側の死角を減らして」法規対応した。

法規対応は必須事項とはいえ、フェンダーミラー方式はデザイン的な見栄えと空力(燃費)の面で、画像デバイス方式はコストと重量の面で不利になる。その点、反射鏡や凸面鏡を既存の部品に内蔵させる方式は両者の中庸で、メーカー側は設計的な制約こそ多いものの、ユーザー側のデメリットは少ないのではないか? と思う。

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つい先日、所用があってスバルディーラーに行ったとき、ショールームに展示されていた新型フォレスターを見ながら、そんなことを考えていた。今度のSJ型フォレスターはフェンダーのキノコミラー(通称)は廃されており、代わりに凸面鏡が2つ、助手席側ドアミラーの下部に内蔵されていた。

<↓ディーラーで見た展示車のフォレスター。助手席ドアミラーには、法規対応として凸面鏡を内蔵している>
  

フォレスターのドアミラーをしげしげと見ていて、ふと気がついた。
凸面鏡(サイド・アンダーミラー)の部分を除くと、ドアミラー本体(筐体)そのものは、E型になって大型化したエクシーガtSのドアミラーと形状がウリ二つであることを。

ところで我が家のエクシーガtSは、ワンボックスカーと較べると運転席の着座姿勢は低いものの、レガシィや一般的なセダンなどと較べると、やっぱりシート高が高めだ。家族が運転する際には、ベルトライン(窓枠の下端)が高い分、縦列駐車時の左側寄せ や、左折時の巻き込み (というと大げさだが)には、十分に注意してもらう必要がある。

安全性向上のため、エクシーガにも凸面鏡が欲しい。しかし、単にフォレスターの ドアミラーそのものの移植 は、物理的には可能だろうが コスト的には全然見合わない(後日、部品代だけで2万8千円程度を要すると判明)。

う~ん・・・。何とか、サイド・アンダーミラーだけの移植はできないものか・・・。
ちょうどこの日は、万が一の際(>何の?)に備えて たまたまデジカメを持参していたので、撮影許可をいただいて展示車のフォレスターとエクシーガを 比較撮影 することにした(メガディーラーなので、同じフロアにエクシーガも展示されていたのだ)。移植について 適切な可否判断 を下すためには、まずは 正確な現状把握 が必要。そう思ったからには、即、行動だ。

<↓左:SJ型フォレスターのドアミラー  右:YA5E型エクシーガのドアミラー(クリックで各々640×480に拡大)>
  

<↓左:フォレスター、右:エクシーガ。後方から前方の向きで比較撮影(クリックで各々512×384に拡大)>
  

<↓左:フォレスター、右:エクシーガ。室内側からドアミラー全体を撮影(クリックで各々512×384に拡大)>
  

ここまで見た限りでは、やはり 「ドアミラー本体のデザイン(形状)」 は、SJ型フォレスターもYA5E型エクシーガも同じように見える。一般的にメーカーは コスト削減 を目的として、異車種間でも部品単位では量産型を共用 する傾向を持つ。だから、この時点での感触として 「本体形状は同じに違いない」 と 予想 した。

とすると、次に確認すべきは、やはりドアミラー本体下部の 「樹脂カバーの形状」 である。
凸面鏡(サイド・アンダーミラー)の有無で、黒色樹脂カバーの接合形状は異なるのだろうか・・・?
(もしも相手側=本体が同じで形状不変なら、樹脂カバーを本体へ固定するための位置や方法も同じになるはず → 裏を返せば、カバー同士も形状的な 互換性があって然(しか)るべき)。

<↓左:フォレスター、右:エクシーガ。下から覗き上げるアングルで撮影(クリックで各々512×384に拡大)>
  

<↓左:フォレスター、右:エクシーガ。アンダーミラー部がよく分かる角度(クリックで各々512×384に拡大)>
  

樹脂カバーの(ドアミラー本体への)合わせ面の形状(見切り線、樹脂の分割ライン)も、フォレスターとエクシーガで同じように見える。というか、わざわざ樹脂型の分割ラインの形状を両者で差別化する理由は見あたらない。メーカーにとってみれば、設計変更は管理部品点数増となるためコスト高に直結してしまうハズ。

ただし・・・フォレスターのドアミラーは、ドアから生えた縦方向の支柱 に固定されているのに対し、エクシーガは Aピラーの脇から生えた横方向の台座に固定 されている・・・という明確な違いがある。

<↓左:フォレスター、右:エクシーガ。ミラー付け根の形状を拡大撮影(クリックで各々512×384に拡大)>
  

フォレスターとエクシーガでは、ドアミラーのマウント方式(台座の形状)が異なるため、上の画像で赤丸で囲んだ部分の形状が共通か否か・・・によって、サイド・アンダーミラー(凸面鏡)の移植が可能かどうか左右されるはず。

・・・ということで、ディーラーのショールームの中で、それを早急に確認できる方法を探すことにした。
(2台の展示車の間には、別の展示車が4台ほど並んで入っており、両者の距離は案外、離れているのだった。)
果たして、現場でそんなに都合良くサクッと確認できる方法(しかも自己完結する必要あり)なんて、あるのだろうか。


「その3」・推定の検証編(スワップは可能か?の見通しを確かめる) に続く。
2013年01月23日 イイね!

[エクシーガtS] 新型フォレスターの助手席アンダーミラーを流用(1.概要編)

[エクシーガtS] 新型フォレスターの助手席アンダーミラーを流用(1.概要編)昨年(2012年)末にフルモデルチェンジした、新型フォレスター(SJ型)の 「サイド・アンダーミラー」、すなわち 助手席側ドアミラーの凸面鏡を YA5E型エクシーガtS に流用 しました。

今回からのブログは、サイド・アンダーミラーの移植に関する様々な情報(流用可否検討の様子、コスト、移植作業、効果など)をシリーズでお伝えする予定です。初回(今回)は 「その1」・概要編 です。





   <関連ブログ : エクシーガtSに 他車用スバル純正部品を流用した事例>
   ◎GD型インプレッサ用 [SWRTステッカー] の流用 は → こちら
   ◎BC型レガシィ用 [4CAM16V TURBO INTERCOOLER 4WD ステッカー] の流用 は → こちら

今回のブログに限っては、難しいことは書きません。結論から先に書きます。
まずは 「新型フォレスターのドアミラー本体」 ではなく、「新型フォレスターのサイド・アンダーミラーの部分」 のみを単品で 取り寄せ、E型エクシーガに(ドアミラー本体を生かしたまま) ポン付け移植が可能 である ことを 実車で確認できましたので、その事実を画像で紹介します。

<↓E型エクシーガtSの助手席ドアミラー本体から、下側のカバーパネルのみを取り外した状態>


<↓上側がE型エクシーガのカバーパネル、下側が新型フォレスターの凸面鏡付きカバーパネル>


<↓E型エクシーガの助手席側ドアミラー本体に、新・SJ型フォレスターのカバーパネルをスワップ>


ドアミラー本体はそのまま生かし、凸面鏡を備えたサイド・アンダーミラーのみを移植(流用スワップ)しますので、ミラー本体を交換する場合とは異なり、「塗装色を合わせる」 必要はありません。カバーパネルはエクシーガ、フォレスター(恐らくスバルXVも・・・)のどちらも、黒色樹脂のままです。

<↓当方は工具も使わずポン付け可能でした(奥:フォレスター用を移植、手前:元のエクシーガ用)>


<↓室内からサイド・アンダーミラーを見た様子。凸面鏡は2面あり、フロント側とサイド側が確認可能>




<↓サイド・アンダーミラーを後方から見た図。もちろん、ドアミラー電動格納時も妨げにはなりません>


<↓新型SJ型フォレスターのサイド・アンダーミラーだけの移植のため、車体色への塗装も不要です>


上記画像は、クリックでさらに各々800×600に拡大します(ご参考まで)。
詳細については、次回以降の説明ブログ(複数回のシリーズを予定)で書きますが、サイド・アンダーミラー(凸面鏡付きの樹脂カバー)の費用は、何と!600円もかかっていません。ドアミラー本体を移植する場合は、部品代だけで数万円は覚悟しなければなりません。ましてや(WRブルーに)塗装することを考えれば、今回の費用は600円以下で済むのですから、破格の安さだと思います。もちろん、スバル純正部品ですから、ディーラーで取り寄せして購入することができます。


以上、まずは もくろみ通り 「移植が成功」 したことの報告です(注:ミラー本体の形状が、エクシーガの場合は年改区分E型以降である必要があります)。これで、駐車の際に左側の壁寄せなどが楽になりますし、運転の際に目視確認できない死角を減らすことが可能 となります。

カー用品店などで、市販の凸面鏡を買うだけでも数百円はするかと思います。
それから較べると、上記の新型フォレスター用サイド・アンダーミラーの流用は、ディーラーで買えるうえに純正部品なのでフィッティングもバッチリ(後付け感なし)です。下取りなどの際にも、いつでも元通りに戻すことが可能です。

(※注:エクシーガでも年改区分E型以前の場合は、ドアミラー形状が異なりますので、互換性はありません・・・念のため。)

(その2)に続く
   ↓
「その2」・(フォレスターとエクシーガのドアミラー)比較検討 編 に続く。

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「CBR250Fourが高スロットル開度にて#4が失火気味。要求電圧が高くなるときに3気筒になってしまう模様。低中回転速度でth開度が低いときは失火は発生しない。原因の切り分けのため、#1と#4の点火プラグを入れ替えて様子見します。」
何シテル?   06/13 18:56
調布市のKAZ [読み:ちょうふし_の_かず] と申します。 スバル・レヴォーグ(VNHC型)、スバル・エクシーガ(YA5E型)、ホンダ・CBR250Four...

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