• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

調布市のKAZのブログ一覧

2005年11月24日 イイね!

AT変速せず!インプレッサWRX危機一髪(その2)

AT変速せず!インプレッサWRX危機一髪(その2)家の GDA-Cインプレッサ に発生したトラブルの話の続編。
 ◎「その1 (トラブル発覚編)」 は → こちら

まぁ、こんな状況下でエンジンを高回転まで回すような無謀なことはしたくないので、一応 2000[rpm]、やむない場合は 3000[rpm] までを目安に、街道を そろ~り と走ることにした。とりあえず 自走はできる こと、そしてまた、ヨーカドーを出てから 先ほどのディーラーまでの距離が直線で約 3~4km の 近さ であったことは、不幸中の幸いだった。

直線区間ではセレクトレバーをDレンジに戻してみたり、3,2レンジ に操作してみたり、あるいはアクセルの踏み込み方を変えるなど運転方法を 可能な範囲で試して みたが、結局オートアップにはならず 1速固定のまま。その間、車速はせいぜい 20~30[km/h] ほどか。後続車が近づくたびに、ウィンカーを出して左に寄り、先に行って(追い越して)もらう。

こういう場合、経験上、いったんエンジンを切ってから再始動を試みる・・・という対処法も考えられる。だが仮にそれで 「POWER」 ランプの点滅が消えたとしても一時的なものに過ぎず、またいつ再発するとも分からない。それに、ヘタをするとコントロールユニット内の エラーログまで消えてしまう (故障履歴が残らない) 恐れ もあるかもしれない。

だから、なるべく 不具合症状が生じたままの状態を維持 させながら、ディーラーに車輌を持ち込みたいのだ。その方が、メカニックにとっても症状の 原因追求を素早く実行できる 可能性がある。ヨーカドーからディーラーまでの距離は、そのような対処が可能な近さだと私は判断したワケである。

低速走行を強いられている間、実際の経過時間は大した長さではないのだが、体感時間としては長く感じられるものだ。いくらディーラーまでは短距離だとは言え、他の交通に迷惑をかけるワケにもいかないので、適当なタイミングでバス通りを避けて裏道を選んだ。ところがそんな時に限って、後続車が続いて来るものである(いわゆるマーフィーの法則)。裏道でも後ろから 2輪&4輪 に突かれてしまった。しかしながら幅員が狭い 1本道なので、追い越しできるポイントは限られる。そこまでは落ち着いてじっとガマン。やっとすこし広いところに出たところで左にめいっぱい寄って後続車をやり過ごす。後続車は恐らく怪訝(けげん)な顔をしながら、リヤのカーボンウィングが目立つ このインプレッサWRX を追い越して行ったことだろう。

もしも、この [1速固定で変速できない] + [アクセル操作に対するダイレクトな加速が得られない] 状態が、高速道路のサービスエリアで発生していたなら・・・。あるいは高速走行中に変速不良に陥ったなら・・・。それはもう、キャリアカーの要請を免(まぬが)れなかったかもしれない。いやいや、事故までもが併発してしまったかもしれない。ガクブル(※1)。
(※1)余談 : ((((;゜д゜)))ガクガクブルブル、の意。本来は半角カナでの表記が一般的であるが、再生機 (WEBサイトの表示が可能なPHSなど) によっては文字化けの原因となるので、私はなるべく半角カナを使わない主義である。

こうした例からも、クルマを運転する者は、
  ◎「いついかなる状況下で自分のクルマが不調に陥(おちい)る恐れが
     ある かもしれない ことの自覚」 と、
  ◎「不幸にしてそのような症状が発生してしまった場合でも、いろいろな選択肢
     の中から最善な対処法を判断し、それを安全に実行する責任を負う」 ことを、
改めて認識した次第である。

クルマは消耗型の工業製品である以上、たとえ新車(例えば STI バージョン)であっても、不幸にして走行中に突然走らなくなることもあり得る、と、頭の引き出しの片隅にでも KYT・・・危険予知トレーニング・・・の一環としてインプットしておいた方が良いかもしれない。まぁ本音は、自動車メーカーに対しては 「決してそんなことがあってはならない」 のが基本だ、とも思っているんだけどね。でも現実には何が起こるか分からない世の中。ある有名な著者の言葉を借りると、The Age of Uncertainty だ。

こうして何とか無事にディーラーに到着できたのは、夜6時半ころだったと思う。サービス フロントの正面(※2)に乗り付け、「ATの変速制御異常が出ましたので、確認をお願いします」 と伝えた。ディーラーの営業時間内に到着できたのはラッキーだった。
(※2)余談 : もともと 「フロント」 という言葉は 「~の正面」 という意味であるから、「フロントの正面」 という表現は意味が2重(→ 「頭が頭痛だ」 と同等)になって変だ、という説もあるが、ここでは置いておく。

するとショウルームの おねぇさんが 近づいてきて、気を利かせて?こう言ってきた。「メカニックが来るまでの間、エンジンを切っておきましょうか? あとで私がおクルマを移動させておきますから」 と。だぁぁぁ~~!!それをされると、今までの苦労がまったく水の泡 になってしまう!「ダメダメ~、エンジンは 絶対に切らないで 下さい~~。」 私はセレクトモニタが来るまでの間、車輌の現状維持を強く依頼 した。

その3・(原因追求編)」 へ続く)

プロフィール

「[整備] #CBR250FOURフォア [CBR250Four] 失火発生で3気筒(←4気筒)になる(その4・プラグ清掃でデポジ ... https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/28623/8320686/note.aspx
何シテル?   08/04 00:01
調布市のKAZ [読み:ちょうふし_の_かず] と申します。 スバル・レヴォーグ(VNHC型)、スバル・エクシーガ(YA5E型)、ホンダ・CBR250Four...

ハイタッチ!drive

みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

ブログカテゴリー

リンク・クリップ

[自作] タイヤ空洞共鳴音の低減・ハンコックV12evo2を静音タイヤにする 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2018/10/02 20:28:55
 
[近況報告・その1] 長女の初レガシィの巻  
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2015/11/09 22:23:24
 
「”個体差” について考える」 の巻 
カテゴリ:なぐり書き
2010/08/13 19:26:31
 

愛車一覧

スバル レヴォーグ VNHCレヴォーグ STI Sport# (スバル レヴォーグ)
・注文日: 2023年01月26日 ・納車日: 2023年07月16日 <↓以下、雪道走 ...
ホンダ CBR250 FOUR (フォア) CBR250Four SE (ホンダ CBR250 FOUR (フォア))
学生の頃に新車で購入して以来、ずっとワンオーナーで乗り続けているバイク、CBR250FG ...
スバル エクシーガ エクシーガtS (年改区分:Eタイプ) (スバル エクシーガ)
YA5A型エクシーガGT(年改区分:Aタイプのターボ車)からの乗り換えです。2012年8 ...
ホンダ モンキーR モンキーR改(2種登録) (ホンダ モンキーR)
レッドバロンで中古のモンキーRを購入後、エンジン全バラシ。 ◎武川88ccボアアッ ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation