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調布市のKAZのブログ一覧

2006年03月20日 イイね!

[巨大改造車] エクスカージョン・スーパー・リムジン

[巨大改造車] エクスカージョン・スーパー・リムジン世界で1台しかない?と思われるクルマの話。

前日のブログ ([バランス] ルーフBOX、キャリア、スキー、リヤゲート) でスキーに行ったと述べたが、今回のブログはその帰路で出くわしたクルマについてである。

スキー場を出て、しばらくの間、下道(高速道路ではない、の意味)を走って食事を取ることにした。ただいまの場所は山梨県。この辺は、かつて仕事で何度も来たことがある。ふと見ると、いつもは素通りしているお店が目に飛び込んできた。「ほうとう」 屋さんである。せっかく山梨に来たんだから、ほうとうを食べるのも良いな、ということで、クルマを駐車場に駐めて入店した。が、やはりその店は普通の店ではなかった。

まず店の入口には、ランボルギーニ・カウンタック・アニバーサリーが鎮座している。カウンタックの横には色々なディスプレー(展示小物)が陳列されており、どう見ても絶対にクルマを動かせる状態には見えない。が、カウンタックにはちゃんとナンバープレートが付いたままなのだ。つまり、車検切れや任意保険切れではない限り、いつでも公道を走れる状態にあるということだ(もちろん、クルマが故障していなければ・・・だけど)。

店の中は何やら不思議な感じ。メニューにも、お店のクルマとおぼしき写真が料理といっしょに載っている。
(~中略~)
食事を終えて外に出てみると、私がレガシィを駐めた方とは反対側の駐車場に、巨大?ストレッチリムジン?が駐(と)まっているではないか!思わずシャッターを切ってしまったぞ!それが左上の画像である。

その名を 「エクスカージョン・スーパー・リムジン」 と言うらしい。製作期間は 1年間をかけて仕立てたそうで、米国ロサンゼルスにも無いほどのストレッチバージョンだという。え~と。改めて、サイドウィンドウの数を数えてみると・・・。1、2、3・・・、8。運転席のサイドと最後尾を含めて、サイドウィンドウは8枚もある。ホイールベースに至っては、かなりアバウトな目算だが 4.8 [m] くらいはありそうだ。いや、5.0 [m] くらいは優にあるかもしれない。一体何のために製作したのか?という声が聞こえて来そうだが、お店によると 「お客様に楽しんでもらいたいから」 だそうだ。

ボディのストレッチ度合いにも驚かされるが、私が一番驚いたのは、このクルマもちゃんとナンバープレートが付いていたことだ。もちろん、特種用途自動車登録の 8ナンバー。これだけ長いと、[キャンピングカー登録] も [事務室車登録] も [放送宣伝車登録] も出来るな・・・。室内は見ることが出来なかったが、もしかすると荷室後端に お風呂 を備えていたら、[移動入浴車] で 8ナンバー登録することも可能かもしれない。いや、本当のところはどんな用途(特種用途区分)で登録したのか不明ではあるが。

次に驚いた(というより、少々不安に思った)ことは、このクルマのオーナー殿と制作者殿には大変失礼ながら、果たして 車体強度(剛性) が持つのかどうか?ということだ。私見だが、車両の全長に対してホイールベースが異様に長い。通常、ある程度以下のストレッチリムジンを製作する場合・・・例えばトヨタがセンチュリーやコロナ!にストレッチバージョンを造った場合を例に出すと・・・ボディを中央で前後に切断したあと、モナカ(延長胴体)を継ぎ足して溶接することはある。つまりボディの延長ぶんだけホイールベースも延長されることになる。

だが、ストレッチの度合いが大きくなると、ホイールベースを延長するだけではなくホイールベースの外側(=オーバーハング)部分も延長させて、全体のバランスが保たれるようにすると思うのだ。

ところが今回目撃したスーパーリムジンは、ホイールベースの長さに較べて前後のオーバーハングが極端に短い・・・いや、より正確に言うと、[前輪より前のオーバーハングボディ] や [後輪よりも後ろのオーバーハングボディ] はそのままで、それらオーバーハング長に対するホイールベース長が異様に長い。そのため、ホイールベース間のボディについて、フロアやサイドシルをかなり補強しないと、自重でボディが裂けてしまいかねない と思うのだ。もしも私がこのクルマに乗るとしたら、ホイールベースの真ん中ではなく、タイヤの真上あたりのシートに座りたいものだ。果たしてそこにシートが配置されているかどうかは不明だけど。いや、タイヤが耐荷重を越えてバーストする危険性は無いのか? と言うよりも、このクルマに乗ることなんてまず あり得ない のだが。

いやいや、そんな心配をよそに、日本のナンバープレートがちゃんとついているのだから、ボディの強度計算はしっかりと検討して陸運支局に提出済みなのだろうねぇ。実際にこのようなクルマが存在する場面に出くわすと、何事も 「なせば成る」 と勇気付けられる?かもしれない。まぁ、十人十色なので、見る人によってはそんなことなど微塵も感じないだろう。ただ私としては、何だかよくわからんが、こだわりをしっかりと成果に結びつけた努力には敬服するものがあるねぇ。だから 「なせば成る」 という言葉が浮かんできたのです。

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「CBR250Fourが高スロットル開度にて#4が失火気味。要求電圧が高くなるときに3気筒になってしまう模様。低中回転速度でth開度が低いときは失火は発生しない。原因の切り分けのため、#1と#4の点火プラグを入れ替えて様子見します。」
何シテル?   06/13 18:56
調布市のKAZ [読み:ちょうふし_の_かず] と申します。 スバル・レヴォーグ(VNHC型)、スバル・エクシーガ(YA5E型)、ホンダ・CBR250Four...

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