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2009年05月08日 イイね!

HKSメタルキャタライザ付きフロントパイプの装着(その3・脱着編)

HKSメタルキャタライザ付きフロントパイプの装着(その3・脱着編)YA5A型エクシーガGTに「HKSのメタルキャタライザ付きフロントパイプ」を装着したので、製品の品質や装着後の所見などについて簡単に述べるシリーズ・その3。

(その1・梱包編)は → こちら
(その2・品質編)は → こちら

気を取り直して、まずは製品に同梱されている取付説明書に目を通す。「純正の遮熱板に加工が必要」とあるが、指示された切断範囲が「いかにも」なアバウトな感じ・・・。
もちろん取付説明書に図示されているのだが、恐らく現物合わせで加工しなければならないだろう。このへん(の苦労)については、後日(その4)で詳しく述べる予定。

作業手順については、
  (1)車輌を自宅前の整備ピット(地下ピット)に入れる。
  (2)コレクタカバーやターボの遮熱板などを取り外す。
  (3)O2センサを取り外す。
  (4)フロントパイプをAssy状態で取り外す。
  (5)HKSメタルキャタライザ付きフロントパイプを装着。
  (6)純正の遮熱板に加工(干渉部の逃げ)を施し、装着。
  (7)O2センサの取り付け。
  (8)排気漏れなどの有無を確認し、試運転。
  (9)再び下にもぐって排気系のチェック。
といった感じになる。

<↓付属の遮熱カバーをバンドクランプで取付>   <↓盲栓には焼付防止剤を塗布して締める>
付属の遮熱カバーをバンドクランプで取付  盲栓には焼付防止剤を塗布して締める

<↓車輌を自宅の地下ピットに入れる>       <↓純正の遮熱カバー脱着はI/Cを外さなくてもOK>
車輌を自宅の地下ピットに入れる  純正の遮熱カバー脱着はI/Cを外さなくてもOK

エクシーガの場合、シングルターボシステムであり、またエンジンルーム内の空間も比較的広い(対象部品に手が届きやすい)ため、ターボの遮熱カバーはあまり労せずに脱着できる。

かつてシーケンシャルツインターボシステムを採るBGレガシィのフロントパイプをsyms製に交換した際は、工具を入れるスペースどころか自分の手を入れるスキマもほとんどなく、遮熱カバーの脱着作業に難儀しそうになったことがある。そのときは、あらかじめ KTC のフリーポジションレンチを入手しておくことで事なきを得た(→ こちら)。
したがって、BGレガシィでフロントパイプを交換した経験のある者ならば、エクシーガのフロントパイプ交換作業は 難易度が低い と感じられることだろう。なお念のために書いておくが、エクシーガの遮熱カバー(上側)は、インタークーラーを外さなくても脱着が可能である。若干、知恵の輪状態にはなるが。

<↓純正のフロントパイプを下から見たところ>   <↓別アングルから見たフロントパイプ(第一触媒)>
純正のフロントパイプを下から見たところ  別アングルから見たフロントパイプ(第一触媒)

<↓HKSのフロントパイプを装着したところ>      <↓ターボ側フランジ接続部分の締結前の様子>
HKSのフロントパイプを装着したところ  ターボ側フランジ接続部分の締結前の様子

HKSのフロントパイプに限らず、排気系部品を装着(純正から社外品に置換)する際は、各部のボルト類は規定トルクで締め付けする前にいったんすべて仮止め状態とするのが好ましい。純正部品は熱履歴が加わることで多少変形している可能性があり、新品の排気系を組む場合、各部を均等締めにしないとボルト類が所定の位置に刺さらなくなる恐れが生じるからだ。
実際、今回のHKSフロントパイプを 「お試し」 でターボ側のボルトのみを先に締結(本締め)してみたところ、センターパイプ側のブラケット固定ボルトが ものの見事に刺さらなくなる!(車輌右側に逃げ過ぎとなる)ことを確認した。・・・もしかするとHKSのフロントパイプ自体の品質が、成型時に微妙に両端部で 位置ズレ を起こしている恐れも無きにしもあらず・・・かもしれないが。

なお最後に重量についても触れておこう。
HKSのフロントパイプAssyは、純正のそれと較べて約1.0kg(当方での実測値)の軽量化となるようだ。個人的には思ったほど軽くはならないのだな、という感想である。

次回(その4)では、今回一番工数のかかった?純正遮熱カバーの加工(干渉部の逃げ)について述べる予定。

プロフィール

「CBR250Fourが高スロットル開度にて#4が失火気味。要求電圧が高くなるときに3気筒になってしまう模様。低中回転速度でth開度が低いときは失火は発生しない。原因の切り分けのため、#1と#4の点火プラグを入れ替えて様子見します。」
何シテル?   06/13 18:56
調布市のKAZ [読み:ちょうふし_の_かず] と申します。 スバル・レヴォーグ(VNHC型)、スバル・エクシーガ(YA5E型)、ホンダ・CBR250Four...

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