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調布市のKAZのブログ一覧

2009年05月12日 イイね!

HKSメタルキャタライザ付きフロントパイプの装着(その4・加工編)

HKSメタルキャタライザ付きフロントパイプの装着(その4・加工編)YA5A型エクシーガGTに「HKSのメタルキャタライザ付きフロントパイプ」を装着したので、製品の品質や装着後の所見などについて簡単に述べるシリーズ・その4。

(その1・梱包編)は → こちら
(その2・品質編)は → こちら
(その3・脱着編)は → こちら

今回は、純正遮熱カバーの加工状況について述べる。
HKSのメタルキャタライザ付きフロントパイプに同梱の取付説明書によると、次のようになっている。

(1)エクシーガに標準装着されている遮熱カバーは上下2枚構成。
  下側は「ロアカバー」、上側は「フロントコンプリートカバー」と呼ばれる。
(2)ロアカバーは一部切除が、フロントコンプリートカバーは大幅な切除が必要。

具体的にどこがどのように干渉するのか?については、ブログ冒頭の画像をクリックしてください。要するに、純正フロントパイプでは独立した形で存在しなかった「ウェストゲートバルブが開いたとき用の排出ガス通路」を追加したことによって、パイプが太ったぶんだけ遮熱カバーと干渉するため、逃げが必要になる、というもの。

切除範囲は以下のように示されている。

<↓取付説明書に記載の遮熱カバー切除範囲>   <↓プライベーターは金ノコでシコシコ削っていく>
取付説明書に記載の遮熱カバー切除範囲  金ノコでシコシコ削っていく

ロアカバーについては「切取る」とあるが、実車と現物をよく見た結果、切除ではなく「一部切れ込みを入れた上で、若干の曲げ加工をするのみ」で対応可能なことが判明。将来、いつか(下取りに出すなどの際に)ノーマル状態に復元する(であろう)ときのことも考慮すると、なるべく加工は必要最小限に留めておきたい。
(※まぁ、加工を入れた時点ですでにノーマル状態ではなくなってしまっているので、必要ならば新品の純正遮熱カバーを買い直せば良いのだが・・・。(^^;))

・・・ということで、今回は「スリット+曲げ」で装着した。曲げ量については、現車合わせで最適なポジションを決めた。現実的には、HKSフロントパイプの第一触媒のふくらみから離しつつ、車輌側ステアリングシャフトからのユニバーサルジョイント部分に干渉しないようにクリアランスを取ればOK。

次に問題の?フロントコンプリートカバー(アッパーカバー)。
こちらは切除範囲が比較的広範囲で示されている。左右方向に拡大し、かつ後方部分を全削除・・・という感じ。もっとも、遮熱カバーで後方に伸びている部分を受け止める固定点がHKSフロントパイプでは省略されている(純正フロントパイプでは、遮熱カバーを固定させる「受け」があった)ので、どのみちブラブラとオーバーハングするだけとなる(振動によるビビリ音発生の原因になる恐れあり)こともあり、カットせざるを得ないのだが。。。

<↓単に切除するのではなく、開いていくことに>   <↓開いた部分を「ひさし」状に覆うように成型する>
単に切除するのではなく、開いていくことに  開いた部分を「ひさし」状に成型する

取付説明書の切除範囲が結構「アバウト」な感じだったので、現物合わせをしながらカットしていく。方針としては、単に干渉部分を切除してしまうのではなく、干渉を避けながら純正カバーを「開いていく」ようにスリットを入れる。次に、パイプを取り囲むような「ひさし状」に曲げ加工する。その後、「ひさし」にアルミテープを巻いて形を整え、パイプの通路方向にも遮熱カバーが若干なりとも延長されたように成型することとした(上の画像参照)。

<↓加工済み遮熱カバーを装着したところ(全景)> <↓カバー後方へ「ひさし」状に延長成型した部分>
加工済み遮熱カバーを装着したところ  遮熱カバーを「延長ひさし」状に成型した部分

DIY作業でフロントパイプを装着するプライベーターにとって、フロントパイプ本体の脱着よりも、この遮熱カバーの加工の方が時間がかかりそう(エアツールがあれば別だが)。私の場合は金ノコによる手作業だったので、余計にそう感じるだけかもしれないが。ちなみに純正フロントパイプの取り外しで約2時間、HKSフロントパイプの装着で約1.5時間、遮熱カバーの加工で約4時間もかけてしまった・・・(いずれも写真撮影と休憩を含む)。

その他、取付説明書に沿ってブレーキマスターバッグへの遮熱シート貼り付けを行う。遮熱シート貼り付け用の型紙(扇形と短冊状の2種類)が用意されている点は 大変親切で好ましい のだが、いかんせん、その型紙の 精度があまり良くなく アテにならない。結局、自分で現物合わせで遮熱シートを貼り付けた。・・・このへんもHKSクオリティか(苦笑)。

<↓排気漏れ有無を点検後、コレクタカバー装着> <↓(おまけ)今回使用した主な工具類>
排気漏れの有無を点検後、コレクタカバー装着  (おまけ)今回使用した主な工具類

次回(その5・最終回予定)は、
HKSメタルキャタライザ付きフロントパイプを装着しての 主観的な 走行フィーリングについてお伝えする予定(ハード的には、APEXi のN1エボリューションマフラーとの組み合わせになります)。

なおその後のブログ(HKSメタルキャタライザ付きフロントパイプシリーズ終了後)は、
 ・TRUSTインフォメータタッチの装着(エクシーガ)
 ・ワンタッチドレンコック(ON-OFF切替バルブ)付きオイルパン・ドレンボルトの紹介(レガシィ)
 ・STIフレキシブルロアアームバー&サポートフロントキットの装着(エクシーガ)
 ・KENWOODサテライトスピーカー+サードシート用汎用LEDランプの装着(エクシーガ)
を予定しています(例によって更新日は未定、悪しからず)。

プロフィール

「CBR250Fourが高スロットル開度にて#4が失火気味。要求電圧が高くなるときに3気筒になってしまう模様。低中回転速度でth開度が低いときは失火は発生しない。原因の切り分けのため、#1と#4の点火プラグを入れ替えて様子見します。」
何シテル?   06/13 18:56
調布市のKAZ [読み:ちょうふし_の_かず] と申します。 スバル・レヴォーグ(VNHC型)、スバル・エクシーガ(YA5E型)、ホンダ・CBR250Four...

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