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2012年10月16日 イイね!

[CBR250Four] 錆の穴あきは深刻編 (走行中に燃料タンクに穴が空いたの巻・その3)

[CBR250Four] 錆の穴あきは深刻編 (走行中に燃料タンクに穴が空いたの巻・その3)学生の頃に新車で購入以来、26年間ワンオーナーで使い続けているホンダ・CBR250Fourのトラブルを紹介するシリーズ。今回は「走行中に燃料タンクに穴が空いたの巻」その(3)・錆の穴あきは深刻編です。

 ◎ご参考 : ホンダCBR250Four SE とは?
         こちら → メーカー公式サイト
 ◎その(1) : 「26年目のトラブル編」 は → こちら
 ◎その(2) : 「メーカーに在庫なし編」 は → こちら

燃料タンクを調べた結果、漏れ部位は右側に2カ所(表1ヶ所、裏1ヶ所)。にじみ兆候(漏れ寸前)が左側に1ヶ所あることが分かった。

<↓燃料タンク右側は、表と裏のそれぞれに漏れ部位があり、計2ヶ所。(注):液体はガソリンではありません>
  
  

<↓タンクの左側にも、微妙な にじみ兆候(漏れ寸前状態)を抽出。放置すると、いずれ滴下に至る恐れ大>
  

私は オールドタイマー誌(八重洲出版) もたまに読むのだが、「錆は大抵の場合、目に見える部分は氷山の一角。塗装を剥がすと・・・」 なんてレポートを多く目にしてきた。そこで、手持ちの耐水ペーパー(#180)で実際に塗装を剥がし、漏れ穴の大きさを確認してみることにした。

26年間の永きに渡って連れ添った バイクの塗装を、自らの手で剥がし取ってしまうのは 惜しい気がした が、逆に自らの手だからこそ、しっかりと確認してやることができる。ここは前向きにとらえるべき。現実的にも、もしも修理業者に持ち込むことになった場合、あらかじめ錆によるダメージ度合いを自分で把握しておく必要がある(見積もりと修理に要する期間が妥当かどうかを判断する材料を得るためにも)。

<↓タンク右側の表。下地が出るまでペーパー掛けすると、もはやピンホールとは呼べない大きさの穴に・・・>
  

予想していたとはいえ、タンク右側・表の漏れ部位は、やはり 「ポンホール」 では済まない程度の穴になっている状況を確認することができた。その一方、裏の漏れ部位は もっとひどい状態であった。「穴」 ではなく、亀裂が入っていたのだ。それもマイクロクラックレベルの生易しいものではない、長いクラック痕が。恐らく、「錆で浸食されて→残存板厚が薄くなった状態に→車体振動が加わって→クラック同志がつながり→亀裂に至ったのではないか」、と思う。

<↓タンク右側の裏。塗装を剥がしていくと、それはそれは横に長く伸びて成長した亀裂を見つけることに・・・>
  

うぎゃ~。
アカンやん。
こりゃ、レストア業者に出さないとダメだべ。ダメぽ~。_| ̄|○
(Yahoo!オークションでの 中古燃料タンク の流通も無し)

   + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + +

根本治療を行うためには、しっかりとしたレストア業者を探し、綿密な打ち合わせを行って修理依頼する必要がある。ということで、この時点で 「業者への修理依頼」 を決意した。・・・が、CBR250Four は毎日の通勤に使っている ”足バイク” だ。レストアを依頼すれば、次のような不都合が生じてしまう。

 (1).恐らく最短でも数日間、長ければ数週間の修理日数が必要(その間、通勤の足を確保する必要あり)。
 (2).タンクの純正デカール(「HONDA SUPER SPORT」)の在庫が無い場合、ペイントで代替させ
    なければならない(オリジナルの再現が不能)。
 (3).仮にせっかくタンクをフル・レストアしたとしても、他の機能部品が寿命を迎えてしまい、
    バイクそのものを廃車に せざるを得ない状況が訪れる恐れ・・・も否定できない。

そんなとき、先日、ホンダ純正の燃料タンクの在庫を確認するために出向いた 「レッドバロン」 での、店員さんとの会話(雑談)を思い出した。

 私  : 「(タンクの)在庫ゼロですか。困ったな~。」
 店員: 「どうされました?」
 私  : 「実は錆でタンクに穴が空きまして。金属ねんどでパテ埋めでも するしかないかな・・・。
      すみません。大変失礼ですが、どこか修理工場で良いところを、ご存じないでしょうか?」
 店員: 「修理に出すなら、”板金はんだ” の設備が整っている業者でしょうね。埼玉方面にありますよ。」
 (↑回想、ここまで)

・・・板金はんだ?
そうだ、確かに 「板金はんだ」 と言っていたぞ。ということで、ネットで調べてみると。オレにも出来そうじゃないか! 毎日の通勤バイクが長期間、使えなくなるのは痛い。それに、お金をかけて修理しても上記(3)の可能性もあるワケだし。まずは 暫定処置としてDIYでタンク修理を行う。その上で、必要に応じて(あるいは冬休みなどの通勤期間以外の タイミングを見計らって、改めて)専門業者にレストア依頼する。という 2段階作戦 で行くことした。

往々にして 素人 が補修を施すと、かえってフル・レストアの際の 妨げ になってしまう恐れがあることは 理解している つもりだ。が、背に腹は代えられない。自分のバイクだからこそ、自己責任でメンテしたい(万が一、将来燃料漏れが起こった場合でも 自己対処・修理できるスキル を今の内から身につけておきたい)、という気持ちもある。

ということで、一度は 「専門修理業者へ依頼する」 と決心したのだが、最終的には 「DIYで修理する」 ことに方向転換した次第。


「その(4)・板金はんだに挑戦編」 に続く。

プロフィール

「[整備] #エクシーガ [ブレーキランプの球切れ] 純正→小糸への交換(走行約123693km、経年11年7ヶ月) https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/1195387/7766193/note.aspx
何シテル?   04/25 23:10
調布市のKAZ [読み:ちょうふし_の_かず] と申します。 スバル・レヴォーグ(VNHC型)、スバル・エクシーガ(YA5E型)、ホンダ・CBR250Four...

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