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2013年07月16日 イイね!

[エクシーガtS] その6.LED発光状態の強化策(アクリル丸棒へのテーピング)

[エクシーガtS] その6.LED発光状態の強化策(アクリル丸棒へのテーピング)あらかじめパイピング・バイアステープに 「アクリル棒とLED光源」 を内蔵させて、ドアトリムにハメ込んだ状態で 「ほんのりと光る」 ようにするまでの試行錯誤を紹介する 「実験君シリーズ(その6)」 です。

<関連ブログ>
◎その1 → 「概要編(光るパイピング・バイアステープの施行例)」
◎その2 → 「パイピング・バイアステープ購入編(開始前の準備)」
◎その3 → 「アクリル三角棒の光り方(光らせ方)編」
◎その4 → 「発光チューブ代替品探索&構造のナゾ編」
◎その5 → 「アクリル丸棒+LED発光用の補助テープ編」


アクリル丸棒(φ3mm)に、電気化学工業(株)のハーネステープ(→ 「製品仕様書(PDF版)」)を巻き付けることで、
ラジアル方向の発光が、見かけ上、補助されたように見える件は、前回(その5)のブログで概要をお伝えしました。
今回のブログでは、その効果を探る 「実験君(簡易版)」 の様子をお伝えします。

<↓今回サンプルとして購入したハーネステープ(厚さ0.13mm)は、2色(クリックで各々512×384に拡大)>
  

「実験君」 に供試するハーネステープは、白色と青色を選択しました。

パイピングレス・バイアステープ本体(注:レスの意味は、「その2(開始前の準備)」 を参照)は青色であるため、内蔵するアクリル丸棒自体は白色で発光していても構わないハズ。青色テープと較べると、白色テープの方が発光輝度を(若干程度ですが)高く保てる可能性がある。

その一方で青色テープは、アクリル丸棒に巻き付けることで、LED光が繊維素材であるバイアステープを透過する前に、あらかじめ青色状態に均一性を保ったまま発光を補助する効果があるようにも感じられます。

結局、1個130円という価格(高価でない)であることから、白と青のどちらがアクリル棒としてLED光の拡散発光性(の補助効果)に優れるのか、試してみることにした次第。

<↓まずは長さ1mのアクリル棒端(片側)から青色LED光を照射、所定距離に青色ハーネステープを巻く>


「簡易的な実験君」 の準備は上記の通り。
部屋の電気は点灯したままでトライします。

<↓徐々に近接して撮影します(デジカメのフラッシュは不使用)>






LED光源から至近距離(約30cm)ではありますが、ラジアル方向(軸に垂直方向)への光の拡散は、アクリル棒が裸のままではほとんど無いのに対し、ハーネステープをお試しで巻いた部分は、(室内灯が点灯している状態であるにも関わらず)光っているように見えます。

次に室内灯を消灯させて確認してみます。

<↓上記画像とほぼ同じアングルで、徐々に近接して撮影します>






では次に、ハーネステープを白色に換えて、アクリル棒のラジアル拡散発光を確認してみます。
以下、被写体からほぼ同じ距離とアングル狙いで、向かって左側の画像に 「室内灯点灯状態でのアクリル棒のラジアル発光状態」 を、向かって右側の画像に 「室内灯消灯状態での発光状態」 を載せてみます。

<↓左側:室内灯点灯状態でのラジアル発光  右側:室内灯消灯状態 (クリックで各々512×384に拡大)>
  

  

  

このように見ていくと、実は(ハーネステープを巻き付けていない)ハダカのアクリル棒自体にも、素材の不均一性に起因すると見られる発光の不均一性があることが分かります。LED光源(ここでは画像の右上方向から左下方向への照射)から遠ざかるにしたがって、透過光も徐々に弱くなるのは理解できますが、ところどころに 「まだら(斑)」 が確認できるからです。ハーネステープは、このような 「素材としてのアクリル棒の、発光の不均一性」 も、均等化してくれそうな感じです。

次に、いよいよLED光源から離れた部位に、ハーネステープを巻き付けてみます。
LED光源から約90cm離れた位置に、青色と白色の各ハーネステープを巻きつけてみます。
(※エーモンのライン発光チューブ(ITEM No.2920)によると、発光チューブを長さ50cm以上で使用する場合、
   ライン光を均一にするために(片側のみではなく)両側からLEDを照射する、と記載されています。)
今回は、アクリル丸棒にて、あえてその目安の50cmを超える距離でのラジアル発光性をトライ(&テープ色による発光輝度の差の有無を確認)してみます。

<↓白色と青色で、どちらのハーネステープが私のDIYの目的に見合っているか?を判断します>


<↓左側:室内灯点灯状態でのラジアル発光  右側:室内灯消灯状態 (クリックで適度に拡大)>
  

  

<↓念押し確認のため、別アングルで撮影した画像を示します>




結論として、ハーネステープは 「青色」 を用いることにしました。


<今回の 「簡易的な実験君」 で得られた私的な成果は、次の通り>
◎厚み0.13mmのハーネステープをアクリル丸棒に巻き付けることで、当初の予想通り、
  ラジアル方向へのLED拡散を(見かけ上)補助 することができそう(※あくまで補助)。
◎LED光源から至近距離の場合は、ハーネステープは白色でも青色でも同等の発光状態だが、
  より遠ざかる場合には、青色ハーネステープの方がラジアル発光性に(若干だが)優れそう。
◎アクリル丸棒は、なにもしないハダカの状態であっても、内部の素材の分布状態
  (樹脂の配向、ミクロ的な空孔有無、粗密、密度)に微妙な偏りがありそうだと推定。

以上、ごく簡易的(&あくまで私的な手法)ではありますが、アクリル丸棒を より均一に光らせる ための 「考え方」、それを実現させるための 「手段検討」、そしてその 「効果の検証」 について、紹介してみました。このような過程を経て、熱間曲げ加工されたアクリル丸棒に、ハーネステープが実装されていくのです(→ その1 「概要編(光るパイピング・バイアステープの施行例)」 参照)。


次回に(つづく)・・・予定。
ここまでやっておきながら、実はどんでん返しが待っている?

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「CBR250Fourが高スロットル開度にて#4が失火気味。要求電圧が高くなるときに3気筒になってしまう模様。低中回転速度でth開度が低いときは失火は発生しない。原因の切り分けのため、#1と#4の点火プラグを入れ替えて様子見します。」
何シテル?   06/13 18:56
調布市のKAZ [読み:ちょうふし_の_かず] と申します。 スバル・レヴォーグ(VNHC型)、スバル・エクシーガ(YA5E型)、ホンダ・CBR250Four...

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