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調布市のKAZのブログ一覧

2013年11月23日 イイね!

[新型オデッセイ] スバルユーザーの試乗インプレッション・後編(シリーズその9)

[新型オデッセイ] スバルユーザーの試乗インプレッション・後編(シリーズその9)フルモデルチェンジしたホンダの新型オデッセイに試乗してきました。

ホンダディーラーでのやりとりや、オデッセイに対する雑感を順次、スバルユーザーの目線で書いています。今回のブログは、一連のシリーズの 「その9 (試乗インプレッション・後編)」 です。

<関連ブログ(ディーラー訪問・1回目)>
 ◎「その1」 は → 「ホンダディーラーの対応状況」 編
 ◎「その2」 は → 「想定ライバル車はエスティマ」 編
 ◎「その3」 は → 「新型オデッセイの外観の印象」 編


<関連ブログ(ディーラー訪問・2回目)>
 ◎「その4」 は → 「CS向上策とその後のフォロー」 編
 ◎「その5」 は → 「査定依頼と試乗車のウラ話」 編
 ◎「その6」 は → 「試乗前の室内チェック・前編」
 ◎「その7」 は → 「試乗前の室内チェック・後編」
 ◎「その8」 は → 「スバルユーザーの試乗インプレッション・前編」


(↓前回ブログ:その8 からの続き)

■アイドリングストップ機能について
新型オデッセイの試乗車には、アイドリングストップ機能が付いていました。「車両停止状態+ブレーキペダルON+ステアリング舵角なし」 でエンジンが自動停止します。試乗コースは、市街地を数kmの距離で、時間でも約20分間程度の短いものでしたが、その間にも頻繁にアイドリングストップが作動します。

ダイハツ車では、減速中(車両停止前、速度で約11km/h)からエンジンを停止させて燃費を稼ぐという、いわば究極の制御となっていますが(→ ミラ イース の公式ニュースリリース(2/4ページ目) )、新型オデッセイでは車両がしっかりと止まってからエンジンが停止する印象でした(制御の詳細は不明ですが、実際の印象としてそのように感じました)。

そこで、アイドリングストップ(エンジン停止)状態で、次の2つの操作(アイドリングストップ・キャンセル条件)を、それぞれ順に加えてみます。
  (1)ステアリングを操舵すると    → すぐにエンジンが再始動
  (2)ブレーキペダルから足を離すと → すぐにエンジンが再始動

結果、どちらの場合であっても 「不快な振動がないこと」、「再始動までのタイムラグも感じられないこと」 が確認できました。

通常、交差点の真ん中で右折待ちをする(対向車が途切れるのを待つ)ときは、ステアリングに多少の舵角がついているのでアイドリングストップ機能は働きません。しかし道幅が狭かったり、自車が右折レーンの先頭車両ではない場合は、ステアリング直進状態のままで右折待ちとなることもあるため、エンジンが自動停止することもあり得ます。

そのようなシーン(アイドリングストップ作動中に、右折可能となってすぐに発進しなければならないとき)を想定 して、上記(1)・(2)を試してみたのですが、応答性も振動もまったく問題ないと思った次第です。

■アイドリングストップしない条件について
アイドリングストップ機能を何度か試しているうちに、同じように運転していても、作動するときと作動しないときがあることに気がつきました。具体的には、次のような場面です。

  (3)アイドリングストップ作動中に、ブレーキペダルから足を離してエンジンが始動し、
    微速発進した直後にブレーキを踏むと、再アイドリングストップしない(ことがある)

ブレーキペダルの踏み込み量が浅かったり、踏み込む速さが遅いなど、運転そのものには操作バラツキは無いつもりです。この点について、助手席に同乗している営業チーフ(担当セールスマン)に尋ねてみました。

私      : 「同じようにブレーキを踏んでも、アイドルストップするときと しないときがありますね。」
営業チーフ : 「そうですね、条件によっては作動しないこともございます。」
私      : 「どんなときに、ストップ機能がキャンセルされるのでしょうか?」
営業チーフ : 「う~ん。いろいろな条件があって複雑に制御しているかと・・・。」

私      : 「そうか!」
         「渋滞時のノロノロ運転 で GO-STOP が繰り返されるようなときに、
          頻繁にアイドルストップするのを避ける制御 なのでしょうか?」
営業チーフ : 「!」
         「そうですね、速度が ある値以下ですと、ストップしないようですね・・・。」

どうやら再アイドリングストップ条件として車速に閾値があるようで、発進後、ある車速以上に超えないとエンジンが再停止しない 模様。

私      : 「エンジン水温が低いとき(暖機中)も、アイドリングストップはしないのですよね?」
営業チーフ : 「はい、ストップしません!」

最初の私の問いかけに対しては、答えを探るようにコメントされていた営業チーフでしたが、最後の質問に対しては即答されましたので、この部分に関しては、恐らくディーラー社内でも技術資料が回っていたのかもしれません(短時間の試乗中に、アイドルストップ・キャンセル条件について尋ねる者は、私くらいしかいないかもしれませんが)。

もっとも、あとで改めてカタログを読み返してみると 「※条件によってはエンジンを停止させない場合があります。」 と だけしか 記述されていません。新型オデッセイを実際に購入すれば、取扱説明書に 「アイドリングストップしない場合」 の記述があるのかもしれません。しかし少なくとも、クルマを売る現場のセールスマンは 「どんな運転条件のときにアイドルストップして、どんな条件のときに作動しないのか」 を正しく理解しておき、購入されたお客様に対しては、きちんと説明しなければならないのでは? と思いました。

<↓カタログより。「アイドリングストップしないことがある」 という程度の情報記述>


もちろん、カーメーカー本体(ホンダ技研工業)でなければ、制御ロジックだの判定フラグだの定数設定だのといった詳細は分かりませんが、少なくとも、ユーザーが日常で体験する運転範囲内での 「代表的な 作動例/非作動例」 については、販売する側で説明義務を負う ように思えます。これもあくまで私見ですけどね。


(その10)・最終話 に続く。
        ↓
最終話では、CVTのパドルシフト、BPレガシィ(登録から7年が経過した6速MTターボ、サンルーフ付き)の査定状況、そして新型オデッセイに対する私的なまとめをお伝えする予定(今度こそ最終話、になる見込み)。
        ↓
        ↓
        ↓
2013-11-24(Sun.) : 追記
新型オデッセイの総括(シリーズその10・最終話) をアップロードしました。
Posted at 2013/11/23 07:59:22 | コメント(3) | トラックバック(0) | 【新型オデッセイ試乗記】 | クルマ

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何シテル?   06/13 18:56
調布市のKAZ [読み:ちょうふし_の_かず] と申します。 スバル・レヴォーグ(VNHC型)、スバル・エクシーガ(YA5E型)、ホンダ・CBR250Four...

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