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調布市のKAZのブログ一覧

2013年12月03日 イイね!

【タイヤコーティング+R モニターレポート】 その5(最終話)・改善要望や懸念点を含めて総括する

【タイヤコーティング+R モニターレポート】 その5(最終話)・改善要望や懸念点を含めて総括するシュアラスター タイヤコーティング+R・モニター募集』 に当選しました。「パッケージング」、「実際の使用感」、「謳い文句に対する効果の有無」 などについて、複数回に分けてレポートしています。今回は 「その5(最終話)・改善要望や懸念点を含めて総括する」 です。

<関連ブログ&レポート>
◎応募ブログは → こちら(2013年11月11日付けブログ)
◎レポート・その1 は → 「製品のパッケージングについて」
◎レポート・その2 は → 「経年劣化27年の樹脂に試す!前編」
◎レポート・その3 は → 「経年劣化27年の樹脂に試す!後編」
◎レポート・その4 は → 「熱源に近いゴムホースに試す!」

その4・ゴムホース編 からの続き
(※以下、画像はクリックすると適度に拡大します。)

一連のブログでは、経年劣化27年の樹脂部品(ホンダCBR250Four) や、ターボチャージャーという熱源に近い場所にあるゴムホース(BP型レガシィ、6速MT) に適用した場合について、雑感を交えてレポートしてきました。
今回は 「良い点」 だけでなく、それまでに述べていなかった 「要望」 や 「懸念点」 を含めて 「シュアラスター タイヤコーティング+R」 についての 総括 を述べたいと思います。
(※注 : 当選者は ~12月3日(火)までのモニター期間内に、レポートブログを掲載しなければならない。)

■改善要望
◎液剤の抽出口を、もう少しキャップ端部に寄せてほしい。
 (開口部はキャップ中心に対してオフセットしているが、もう少し端部に位置している方が、
   液剤をスポンジに移し取る際に、周辺に こぼれにくい=ムダな消費を防げる。)



◎余剰な液剤を拭き取る専用クロスが付属していれば、さらに良い。
  (現状は、ユーザーが自前で拭き取りクロスを用意する必要がある。)

■良い点
◎パッケージに、「使えない箇所(適用不可の部位)」が明示してある。
◎付属のスポンジは握りやすいだけでなく、エッジの効いたカットと
  なっているため、施工対象に段差があっても塗り込みやすい。

◎液剤は、多少の粘性を有するため、スポンジに移し取る際に垂れにくい。
◎施工面の最表層がレジン被膜(コーティング)となるため、ベトつきにくい。

◎樹脂・ゴム系部品に、材質・経年劣化状態を問わず、広く適用可能。
◎わずか100mLでタイヤ24本分をカバーする経済性。













■判断できなかった点
◎耐久性(色やツヤの回復効果が、本当に謳い文句通りの6ヶ月間、持続するのか?)
◎耐候性(雨、風、雪、紫外線、オゾン劣化に対する耐力)

■懸念点
◎ゴムに施工した場合、硬度や弾力性(圧縮復元特性)に影響は無いか?
◎ゴムホース類に施工した場合、ホースクランプやバンドクランプの締付トルク&緩みに注意

 (理由)ゴム表層がコーティングされるため、実感として 摩擦係数μが低下する印象 あり。
      とすると、例えばラジエーターホースなどのようにホースを 「ねじクランプ」 で締め付けて
      クーラントをシールする構造体の場合、施工前と同じ締付トルクで締めても、表面摩擦係数μ
      の低下により、ホースの抜け力・緊迫力・相手ニップルとのシール性に関し、施工前後で
      差が生じる恐れがある。

 (補足)「ゴム~クランプ」 間の摩擦係数μが大きいと→クランプの締付トルクは
      両者がすべり摩擦に抗して相対的に動くためのエネルギーに喰われる。
      コーティング施工により両者のすべりが良くなった場合、クランプを同じ締付
      トルクで締めると(摩擦が減った分だけ) オーバーロードとなる恐れ はないか?

■総括(個人的な私感)
使用に際して難しい注意点はなく、お手軽・気軽に施工できること、樹脂・ゴムを問わず幅広い対象に施工可能であること、経年劣化が著しい樹脂に対しても 予想を上回る色・ツヤの回復効果がえられたことは、特筆すべきだと思います。

キャップの開口部の位置や、拭き取りクロスが付属しないことなど、細かな点に更なる改善を求めたいところですが、現時点で製品の魅力そのものを阻害するような欠点は見あたりません。

今回は短期間でのモニターレポートですから、謳い文句にある 「耐久性6ヶ月」 を確認するまでには至りませんでしたが、期待はできそうです。

ただし、ねじクランプを有するゴムホースに施工する際は、「施工後の表面摩擦係数μが変化すること」 により、ねじクランプの締め付けトルクと有効緊迫力の関係が崩れる(オーバーロードになる)恐れが考えられますので、その点は注意が必要かと思います(クランプ締結部を避けて施工した方が無難かも)。


以上です。

モニターチャンスを与えていただいたシュアラスター社(メーカー)や、製品の購入を検討されている方々に対し、多少なりとも参考になれば幸いです。また、一連のブログレポートを最後までご覧いただいた方々や、Carview 関係者にも この場を借りて お礼申し上げます。


■追記(2013-12-04(Wed.))
施工当日の天候と外気温は、次の通りです(湿度は約60%)。ご参考まで。



 ↓
 ↓
 ↓
2014-04-17(Thu.) : 更新
施工から4ヶ月間が経ったあとの状況についてまとめた、
【タイヤコーティング+R】 その後の効果について・前編(施工から4ヶ月経過)
をアップロードしました。
Posted at 2013/12/03 23:59:14 | コメント(1) | トラックバック(0) | carview タイアップ企画 | クルマ

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「[整備] #CBR250FOURフォア [CBR250Four] 3回目・リヤブレーキスプリングの折損(前編・わずか1年4ヵ月で ... https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/28623/8321486/note.aspx
何シテル?   08/05 00:00
調布市のKAZ [読み:ちょうふし_の_かず] と申します。 スバル・レヴォーグ(VNHC型)、スバル・エクシーガ(YA5E型)、ホンダ・CBR250Four...

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