スバル系のブレンボキャリパー対応の安価な17インチホイールとして、マルカサービスの 「ファイナルスピード・イレーザー改」 を購入した経緯については、過去ブログで述べた通りです。
今回のブログは、入手したホイールを開梱しての 「現品確認の結果」 と、100円ショップで仕入れた素材による 「小細工をするまで」 の備忘録です。
これまでの流れ(↓)。
<関連ブログ:アイスガードiG50 選定編>
◎その1 →
エクシーガtS&レガシィ共用 スタッドレス選び
◎その2 →
選定理由、BS vs ヨコハマ・アイスガードiG50(国内向け)& iG52c(カナダ向け)
◎その3 →
ヨコハマ・アイスガードiG50を入手して(タイヤで遊ぼう・再)
<関連ブログ:ブレンボ対応ホイール 選定編>
◎その1 →
17インチのスタッドレス用(エクシーガtS&レガシィ共用)
◎その2 →
リム幅とインセットの考察(7.5Jインセット55mm→8.0Jインセット46mm)
ホイール選定編(その2)からの続き。
■開梱して落札ホイールを確認
今回落札したスタッドレス用ホイール(マルカサービスのファイナルスピード・イレーザー改)は、メーカー保管庫からの直送扱いでした。受け取り後、開梱して中身を確認する作業を始めます。
<↓ホイールは「1箱に2個入り」×2箱=4個セット、という荷姿。玄関とリビングの通路に置くと案外ジャマだ>
タイヤ組み付け前の 「ホイールだけ」 であっても、ダンボールに入った状態で室内に取り置きすると、結構なスペースを喰うことに・・・。取り急ぎ、ダンボールの表示ラベル(17-8.0J、インセット46)と箱の中身(実際の製品サイズ)が合致しているかどうかを確認しましたが、間違いは無し。
まずは第一関門クリアです。・・・いや、安価な部類の製品ですので、失礼ながら、念のため こういった初歩からの確認作業が必要だと思いましたので・・・。
<↓裏側の刻印(鋳造型による抜き文字表示)を見ると、”MADE IN CHINA” とある。
コレだったのかー!>
安さの理由(↑)を垣間見ることになりました。
<↓他にも、いかにも、という感じのシールが貼付>
しかし、いくら中国製とはいえ(>失礼!)、日本の工業規格をクリアしていなければ国内販売はできないハズ。日本の規格に合致していることを示す表示があるハズだ。ということで確認してみると・・・確かにありました。
<↓軽合金製ディスクホイールの技術基準に適合>
ホイール自体には、新品なのにリムの表面に引っかきキズがあり(1本/4本中)、ちょっとガッカリです。これは、簡易梱包のせいなのか配送業者さんの荷扱い方によるものなのか、あるいはその両方による複合原因なのか不明ですが、機能的には問題無さそうと判断し、気を取り直すことにします。
■ホイールのリム部分をカラード化したい
新規にアルミホイールを購入した際には、ホイールのリム部分にカラーテープを貼りたいと思っていました。ホイール全体の中で、リム部分のみをカラーリングするなど差別化する手法は、今でこそ 「リムテープ」 とか 「ラインテープ」 などと呼ばれる専用のファッションテープが市販化されています。カーボン柄についても、シルバーカーボン調やパステルカーボン調のものまで見受けられます。
以前はそういったアイテム自体が存在しませんでしたので、ホイールを差別化しようとすると、もっぱら塗装による手法に頼ることになりました。初めてレガシィに乗り始めた当時の私も、そんな一人。ホイールの塗装を業者に出すなんてコトはせずに、当時からあくまでDIYでチャレンジしておりました。
そんな当時(@1994年)の画像があったので、一部を紹介します。
<↓初代BC型レガシィRSターボに乗っていた頃。当時から、DIYで各部に手を加えていたことが分かる>
上の画像では、3ピースホイール(鈴鹿産業(株)のロンシャン)の
リム部分にだけ、DIYで赤色のスプレーを吹き付けてある 様子が分かります(画像自体は、ブレーキキャリパを赤色化している作業風景ですが)。
今回購入したスタッドレスタイヤ用のホイール:「ファイナルスピード・イレーザー改」 についても、リム部を何とかしたいと考えていましたが、ホイールの色をブロンズで選択したため、なかなか見合うリム色を決めかねていました。
■100円ショップのリムテープを試す!
そんなとき、ふと立ち寄った100円ショップで 「とあるモノ」 を発見しました。その名もズバリ、「反射リムステッカー」。商品説明に目を通すと、自転車やバイクを想定して作られたもののようで、適合サイズは18~28inch とあります。
<↓税込み108円で2枚(ホイール2個分)入り。カラーバリエーションは、白/青/ピンクがあった>
<↓商品の特徴説明欄。個人的には 「反射」 しない方が良いが、なにせ2枚108円の格安テープなので>
一般的には、例えば ハセ・プロ の 「マジカルカーボン リムガード」 なる製品がありますが、標準価格は17インチ用で7500円、18インチ用ですと8000円もする高価なものです(いずれも税別、ハセ・プロ公式サイトより)。その一方、こちらは2枚入りで税別100円(!)。
ホイール1本あたり、わずか50円(!)で済みます。
たとえ貼り付けに失敗したと仮定しても、くどいようですがホイール1本あたり50円(税別)。貼ったあとで、やっぱり気に入らなかったとしても、その場で剥がすだけ。ただし、カラーバリエーションは3色そろっているものの、ちょっと好みの色ではない。ましてや、反射素材。
ちょっと考えましたが、結局
買って試す ことに。失敗しても 「ホイール1本あたり50円(税別)」 ですから。ハセ・プロのリムガードと比較すると、非~常~に気楽に試せるってものです。
■100円リムテープの出来映えについて
リムテープの類は、ホイールにタイヤを組み付けた後に貼ると(作業的に)面倒になりますので、ホイール単体の状態のうちに貼り付けることにします。リムテープを先に貼ったとしても、あとからタイヤの組み付けの妨げになるようなコトは(よほどの張り方をしない限り)無いと思います。
<↓マイクロクロスの類(画像は神奈川スバルの景品)を用意。リムテープは1枚あたり8カット構成でした>
まずは貼り付け前に、ホイールのリム部の表面をキレイにします。中国の工場で鋳造されたあと、塗装や表面処理も(恐らく)中国国内で実施されたと思われますが、
完成出荷検査後の表面状態(微妙な油成分の付着有無)とか保管状況(温度や湿度など)が不明 ですので、
脱脂を兼ねて表面を軽く清掃しておく のです。もしも油分が乗っていたとすると、リムテープの密着性が極端に低下してしまいます。
<↓リムテープ端部の処理。 左:重ね合わせると厚みが増してしまう 右:そのためストレートカットで接合>
リムテープは1枚あたり8カット(8片、8ピース)構成ですが、今回の17インチホイールの場合、7カット(7片、7ピース)使用してちょうど1周します。したがって、ホイール1本あたり1カットが余りますので、これを何かの際の予備として取り置きします。なお、リムテープ端面の処理は、重ね合わせすると厚み分だけ表面から盛り上がってしまうので、テープに垂直方向(斜め方向ではない)に切る 「
ストレートカットによる合い口処理」 としました。
<↓こんな感じで、ホイール表面の脱脂とホコリに気を付けながら、コンスタントに貼って押しつけていく>
<↓一応の完成状態。色が色だけに、ブロンズとマッチするかは微妙なところ。反射素材でもあるし・・・>
・・・と、まぁ、こんな感じでリムテープまでも格安品で試用してみた次第です。
タイヤ組み付け後、エクシーガにホイールを履かせてみて、あまりにも 「?」 なようでしたら、税込みトータル216円ではありますが、思い切って剥がすことも検討する予定。
「その4」 に続く。
(「その4」 では、実際にエクシーガtSにホイールを履かせたときの、ブレンボキャリパとの 「逃げ」 についての確認結果をお伝えする予定。)
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2014-11-28(Fri.) : 更新
その4・キャリパとのクリアランス をアップロードしました。
Posted at 2014/11/18 01:21:58 | |
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