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調布市のKAZのブログ一覧

2015年12月27日 イイね!

[CBR250Four] 30年経過して球切れしたヘッドライトH4バルブを交換の巻(前編)

[CBR250Four] 30年経過して球切れしたヘッドライトH4バルブを交換の巻(前編)30年間、愛用中のバイク・ホンダCBR250Fourのヘッドライトがついに球切れ。
昭和61年に新車で購入した際、真っ先に純正H4バルブから社外品のH4イエローバルブに交換していますので、経年30年目にして初めての球切れ、ということになります。

このブログは、備忘録を兼ねた交換記の前編です。


■社外品でも30年間、耐用した
ホンダCBR250Fourは、二輪界のいわゆる 「YH戦争(ヤマハ対ホンダ)」 時代に誕生したバイクです。250ccながら4気筒・16バルブDOHC、45ps、レッドゾーンは1万7000rpmから、という現代ではおよそ考えられないスペックを持つエンジンを搭載しています(※現在でも CBR250R の名前自体は踏襲されていますが、単気筒のオールラウンダーモデルで性格がまるで異なります)。

昭和61年。新聞配達(朝刊)と家庭教師などのアルバイトでためたお金で、CBRの限定車(ボディカラー:青)を新車で購入。通学・攻峠・帰省・ツーリング・買い物などで活躍し、以来、今(平成27年)に至るというわけです。

ヘッドライトは個人的な嗜好により、CBRを買ってすぐに社外品のイエローバルブに交換してあります。現在まで、ただの一度も球切れなどのトラブルはありませんでした。しかし先日、出先で用事を終えて帰宅しようとした際、ついに球切れ。特に兆候もなく、突然の球切れでしたが、都合30年目にして初めての球切れ。バイクにはほぼ毎日乗っていますが、私の使用環境下においては、社外品のバルブでも耐用年数は約30年だったことになります。





■球切れ時の状況を考える
現代のバイクは、法令に適合させるためなのか、イグニッションキーONですぐにヘッドライトON(常時点灯)となりますが、CBRは昭和のバイクなので、エンジンの始動とは無関係に 「ヘッドライトOFF~スモールライト(ポジションランプ)ON~ヘッドライトON」 の切り替えが可能です(スイッチあり)。なお純正回路上、ヘッドライトON時はスモールライト(ウィンカーポジション)も同時にONとなります。

球切れしたときの状況を考えると、次のようだったと思います。
 (1)スモールライト(ポジションランプ)ON状態でエンジン停止
 (2)所用を済ませ、駐輪場に戻る
 (3)スモールライト(ポジションランプ)ONのスイッチ位置でエンジン始動
 (4)エンジン始動後、すぐにヘッドライトスイッチをON
 (5)一瞬だけ光ったと思ったが、ヘッドライトは不点灯状態に
 (6)スモールライト(ポジションランプ)は正常点灯している
 (7)ハイビームは点灯することを追加確認

CBR250F のヘッドライトはH4バルブですので、ひとつの筐体の中で Highビーム・Lowビーム が切り替えされる方式です(フィラメントが2つ内蔵されている)。今回はLowビーム切れで、Highビームは生きていることになります。

いま振り返って考えてみると、エンジン始動直後はアイドリングを安定させるため少々カラブカシさせるのですが(今の時期はそうしないとストールしてしまう)、カラブカシのタイミングとヘッドライトONのタイミングが一致してしまい、ヘッドライトのバルブに突入電流が印加してしまった(ので切れた)かもしれません。





■クルマ用か、バイク用か
新しくH4バルブを購入するのですが、クルマ用(@スーパーオートバックス)とバイク用(@NAPS)で迷いました。なぜか?バイク用のヘッドライトバルブは、耐震性を加味して開発されたものが多く、今回バルブ切れを起こした社外品も、昭和61年当時のバイク用H4バルブを選んでいたからです。

純正ではない社外品でも、バイク用のバルブを選んでいたおかげか、30年間球切れが起こらなかった事実を考慮すると、今回も耐震性能を謳ったバイク用のH4バルブを選んだ方が無難との結論に達し、SABではなくNAPSに行くことにします。


<↓久しぶりに訪れたNAPS(二輪のオートバックスのような店舗)。見たことないバルブ形式も売っていた>
 

<↓左:フィラメントの振動を抑えた耐震構造の説明(PIAA)  右:イエローバルブはこの一品しか無かった>
 

今回もイエローバルブにこだわったのですが、残念ながらNAPSの店舗にはH4形式のイエローバルブは1種類しか在庫がありません(選択の余地なし)でした。ヤフオク!などを見ると、格安なHIDやLEDバルブも出品されていますが、ほぼ毎日使うバイクですので、今すぐに在庫が欲しい。というわけで、色味については少々妥協(真っ黄色が欲しいが今回は淡黄色)しつつも、「バイク用」 の条件は外しませんでした。




■購入後、パッケージを確認
保安基準の改正により、平成18年以降のモデルはヘッドライトがJIS規格上の白色範囲内であることが求められるため、購入品は 「イエローバルブ」 とは言っても白色に分類される淡黄色です(>IPFのディープイエロー(クルマ用)などとは異なる部分)。そのへんが、パッケージ上の 「全年式車検対応」 と謳っていることの中身になります。

<↓パッケージの表側と裏側の様子。60/55Wで100/90Wクラス相当とあるが、果たして使用感やいかに・・・>


<↓メーカはM&Hマツシマ製。すまん、私はそのメーカを知らなんだ。でも「超耐震HD仕様」と明記されている>


クルマ用の補助灯のメーカは数多く知っていますが(例:PIAA、IPF、FET、Bellof、Hella、マーシャルetc.)、バイク用の補助灯のメーカはあまり知っておらず(PIAAとPOSHくらい)、予備知識としてM&Hマツシマは存知上げなかったのですが、二輪用ライトの専門メーカとして信頼性を勝ち取っているらしいことが、後に分かりました。


# でも 「超耐震HD仕様」 の”HD”って何のことだべな?
# どこにも書かれていないぞ。

<↓パッケージの中身を開くと、高効率ハロゲンの欠点が明記されている。が、表面に書いて欲しかったな>


<↓バイク用として耐震性に優れているが、過電圧には弱い旨の説明書きも明記されている点は親切ですね>


上記の注意書きを読むと、「バッテリが劣化した状態でカラブカシすると、過電圧を生じる場合がある」 旨が書かれており、これはブログの前半で述べた 「球切れ時の状況を考える」 で述べた内容に合致することが分かります。よって今後は、バルブ切れの再発防止を狙うため、あたりまえのようですが ”過電圧(あるいは突入電流)をなるべく避けた状態で、ライトONの操作を行う” ように、意識を強めたいと思います。

結果として、メーカのことを知らずに購入したM&Hマツシマ製H4バルブでしたが、製品はしっかりしたもののようで一安心。あとは淡黄色が私の好みに合わない(であろう)点について、私の心の中でどのように折り合いを付けていくか・・・といったところでしょう。


# 後日、M&HマツシマのWEBサイトで確認したところ、
# 「超耐震HD仕様」 の”HD”とはヘビーデューティーのことだそうです。
# 「ヘビーデューティー」 と聞くと、個人的には日産ブルーバードが思い起こされます。




後編(実際の交換作業編)に続く。
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2015-12-28(Mon.) : 更新
[CBR250Four] 30年経過して球切れしたヘッドライトH4バルブを交換の巻(後編) をアップロードしました。

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「[整備] #CBR250FOURフォア [CBR250Four] ステップホルダー&バーのリフレッシュ(3)塗装の重ね塗り→クリ ... https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/28623/8324435/note.aspx
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調布市のKAZ [読み:ちょうふし_の_かず] と申します。 スバル・レヴォーグ(VNHC型)、スバル・エクシーガ(YA5E型)、ホンダ・CBR250Four...

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