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2016年01月27日 イイね!

[エクシーガtS] ストラットハウジングサポート取付け&スタッドレスへの交換・後編

[エクシーガtS] ストラットハウジングサポート取付け&スタッドレスへの交換・後編「オートプロデュースA3」 さんのボディ補強パーツ:「ストラットハウジングサポート」 のDIY取り付け作業記の 「後編」 です。

降雪に備えてスタッドレスタイヤへ交換する際に、同時に作業を行いました。「前編」 と同様、自分なりの考えに基づいた判断で処置を施しています。


◎「前編」 は → 2016年01月25日付けブログ(ワッシャの役割)

<ご参考>
◎オートプロデュースA3 → こちら(公式サイト)
◎ストラットハウジングサポート → こちら(製品ページ)

■フロント左側の作業
ハウジングサポートは、スタッドレスタイヤへの交換作業の合間に取り付けしますので、車体左側もサイドシルの前後に KYB の油圧ジャッキを掛けて、車体の転倒防止策を採ってから前輪・後輪とも同時にジャッキアップします。

<↓1:ハウジングサポートの位置合わせ、2~3:左側(LH)は、サポート先端を車両の樹脂カバー内側に挿入>


<↓ボンネット内側から。ハウジングサポートの上側の締結点は、画像の赤丸印のあたりに位置しています>


ストラットハウジング内の既存の穴位置(ハウジングサポート上部の締結点)を確認したあとは、「前編 (右前輪)」 で記した考えに基づき、今回の左前輪でもボディ側の締結点にワッシャを追加挿入します。

<↓ところが右側と同じサイズのワッシャのサイズでは、ボディパネルに対して大きい(一部が浮く)ことを認知>


上記 No.10 の画像(状態説明図)を単独で示すと、次のようになります。

<↓着座させているのに一部が浮くことから、ボディパネル(の表面形状)に対してワッシャの径が大きいと判断>


■適材適所(状況に応じて判断)
どうやらYA5E型エクシーガでは、車両の右側と左側でストラットハウジングのパネル形状(曲面のR形状)が微妙に異なるようでした。・・・いや、もしかすると(APA3 さんのハウジングサポートは、左右でパイプの長さも角度も異なっていたことから)、もともと取り付けに活用するボディの既存の穴位置が左右で異なる→締結点周辺のパネル形状も左右で異なる、というだけかもしれません。

いずれにしても、着座状態でボディから浮いているワッシャを強引にボルトで締め上げていくと、ボディパネルにとっては良いことはありませんので、ワッシャの大きさをダウンサイズするよう変更します。このへんが、(少々大げさではありますが)DIYで作業するプライベーターとしての自己判断になります。


<↓現物(パーツ、車両とも)を自分の目で確かめた上で、「考え方」は変えずに状況に応じて適用方法を変更>


■「工具が入らない」ことへの対応
すぐ上の画像 No.11~14 に示すように、ハウジングサポートに付属の内六角ボルトの外径よりも(可能な限り)大きな外径を保った上で、浮き上がりの発生しないサイズまでワッシャを小径化(選択チューニング)しました。

ところがその一方で、ハウジングサポート上部(のナット)を締結するための工具が、車体側のSTI コイルスプリングの素線と干渉してしまうことが分かりました。


<↓15~16:ハウジングサポート上側の締結点付近、17:ボルトにBOXまで入れたところ。コイルの素線が干渉>


改めて(上記の画像No.17)を見ると、先ほどすでに取り付けが済んでいる車両右側のハウジングサポートは、STIコイルスプリングと工具の干渉なく締め付けできましたので、ラッキーなだけだったのかもしれません。

今回の対処療法としては、単純にスプリングを圧縮して、工具の挿入軌跡からコイルの素線を遠ざけることが有効です。具体的には、サスペンション系(アームやブレーキロータなど)の下側に KYB のシザースジャッキをセットし、上方向に押し上げできるようにします。


<↓コイルスプリングを圧縮するため、今回はKYBのジャッキをブレーキロータ下側にセット>


<↓18~19:こうして、無事に工具スキマを確保、20:左側(LH)もハウジングサポートの取り付けが可能に>


■スタッドレスタイヤへの交換
最後は規定の締め付けトルクでボルトを締結して外観を目視チェック、試走して異音などの異常が無いことを確認して装着作業が終了となります。今回は、もともとの作業がスタッドレスタイヤへの交換でしたから、タイヤ交換にまつわる一連の作業についても(問題ないかどうかを)確認しています。

<↓今シーズンも まだまだ使えるヨコハマのアイスガードiG20 (ホイールはSTI 純正の17インチ)>


なお参考として、今回の作業で使用した工具類の集合写真を以下に載せておきます(ただしトルクレンチは、この時点で片付けてしまったので写っていません)。

<↓スタッドレスタイヤへの交換のほか、ハウジングサポートの取り付けで使用した工具類(トルクレンチ以外)>


こうして、スタッドレスタイヤへの交換に乗じて オートプロデュースA3 さんの 「ストラットハウジングサポート(エクシーガ用)」 を、自分なりの考えに基づいて装着しました。要旨をまとめると、次のようになります。

<まとめ>
DIYのプライベーターは、
 ・アフターパーツメーカーの 「ツルシ」 の状態に縛られることなく、
  さらに 自己判断自分の考えを吟味・反映 させた装着方法を選択できる。

今回の事例では、ワッシャを追加して有効活用することで
 ・取り付け 座面の面圧を低下 させることができる(座屈リスクの回避)。
 ・それによって、締結点のボディパネルのシワ(ヨレ)の懸念も低下。

その際の注意点としては、
 ・ボディパネルの表面形状(特にR)に合わせて、ワッシャの外径を チューニング
  (着座させたときに、浮き上がり(LH)や乗り上げ(RH)が出ないように選択する。)

(※念のため・・・上記手法が絶対的だという意味ではありません。)


いかがでしょうか。
ワッシャ1枚を追加するにも、自分なりの根拠・必然性をもって作業 したつもりです。
ご参考まで。



以下、おまけ。
作業の本来目的 : 「スタッドレスタイヤに交換」 した翌朝の風景を載せておきます。


<↓作業の翌朝(1/18(月)、@東京都内)の様子。何事も備えあれば憂い無しですよね!>

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調布市のKAZ [読み:ちょうふし_の_かず] と申します。 スバル・レヴォーグ(VNHC型)、スバル・エクシーガ(YA5E型)、ホンダ・CBR250Four...

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