今年の夏は、家族全員のスケジュールがそろったため、エクシーガにルーフボックスを載せて 「家族7人+犬2匹」 で札幌に帰省しました(猫2匹は、知人にお世話を依頼)。
以下、「東京~札幌」 を往復する約2200kmの帰省旅(お墓参り)の出来事について、備忘録として数回に分けてブログアップします。
■計画と事前準備の巻
子供が小さい(未就学児の)うちは、家族そろって外出する際にスケジュールの融通が利きやすかったのですが、就学してクラブ活動に入るようになると、長期連休中も合宿や試合などで予定が埋まるため、家族全員の都合がそろうことが難しくなります。
しかし今年の夏は、帰省のタイミングに合わせて家族全員の都合が運良くそろうこととなり、レガシィ(5人乗り)ではなくエクシーガ(7人乗り)で 「東京~札幌」 間を自走で往復することにしました。
<↓大まかな日程をラフ検討(>帰省時には毎回、このように計画を 「見える化」 させています)>
実は我が家には犬2匹と猫2匹もいるため、1泊以上の外出の際には、誰かが家に残ってペットの世話をしていました。しかし今回は、家族全員がそろって北海道に行くことのできる数少ないチャンス。犬を連れて帰省すること自体は、過去に何度も経験しているのですが、さすがに猫までは連れて行けません。そこで、次のように調整しました。
・犬2匹 → 今回は連れて行く
・猫2匹 → 知人に世話を依頼
<↓取り急ぎ、ルーフボックス(TERZOのローライダーFLEX)をレガシィからエクシーガに移植する>
ルーフボックスは2002年に購入したので、かれこれ15年間は使っていることになります。外観の保護フィルムは剥がれてきていますが、「モノを載せて運搬する」 という機能には何ら問題はないので、今後も使い続けるつもりです(荷物の量に応じて、容積を2段階に調整できる点も気に入っています)。
※ご参考 : 2010年05月09日付けブログ
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【TERZO】 ルーフBOXも経年劣化する(ローライダーFLEX)
猫用のケージ(高層タイプ)を新たに買い換え、保管していた犬用のキャリー2箱(2匹分)もメンテします。「青森~函館」 間の津軽海峡フェリーの乗船時間は約3時間40分間ですが、犬は車両甲板(つまり車内)に残留させずに、船内ドッグルームに預けます。その際、他のお客様に迷惑がかからないよう、犬を船内で運搬するためのキャリーが頭数分だけ必要になるのです。
■往路 : 「東京→青森」 の巻
往路は、東京都内から外環道を経由して東北道を一気に北上し、そのまま青森入りするルートを採ります。途中、高速道路の追い越し車線を走行中に、ターボの過給圧漏れとおぼしき異音を認知したこと、走りながら異音再現条件を確認したこと、安全に配慮しつつ北海道入りしたこと、その後に工具を使わないトラブルシューティングをしたこと、結局はダクトに原因がありそうなこと、などについては、別ブログで既報ですので割愛します。
※ご参考 : 2017年08月18日付けブログ
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トラブル速報&工具を使わないトラブルシューティングの実例
<↓大泉IC~青森IC の高速料金は13800円。ブルードルフィン号にペットとともに無事に乗船する>
前回の帰省時は、「夜間に青森に到着し、そのまま温泉に入ってから函館行きフェリーに乗船」 しましたが、今回は 「青森到着後はすぐに乗船し、函館に着いてから温泉に入って仮眠」 することにしました。理由は、翌朝の朝食バイキング(後述)に備えるためです。
<↓往路の大まかな予定>
<↓函館には夜に到着。フェリーターミナル近くの24時間営業の温泉(@湯都里)でそのまま仮眠>
家族7人で宿を予約すると、宿泊費も結構かさんでしまうのですが、温泉(健康ランドの類)を利用すれば、汗も流せて仮眠もできるので安上がりです。フェリーターミナルから約15分の距離にある、湯都里という施設を利用しましたが、平日の深夜だったため他のお客様も少なく、浴槽はほぼ貸し切り状態でした。
■函館国際ホテルで朝食バイキング、の巻
家族そろって帰省できることが分かったとき、私には、ぜひとも家族を連れていきたい場所がありました。それは、函館国際ホテルの朝食バイキング。「朝食のおいしいホテルランキング」 にて2014年・2015年は連続5位、2016年は全国4位にランクインとされているのです。この朝食を自由に食べてもらい、日々の労をねぎらってあげたい(子供たちにはおいしいものを存分に楽しませてあげたい)、と思っていました。
<↓函館国際ホテルの外観。利用時はリニューアル工事中でしたが、レストランは通常通り営業>
函館国際ホテルの朝食レストランの良い点は、「宿泊客でなくても利用できる」 点にあります。予約無しの飛び込みでも利用できるのです(他の有名どころでは、ホテルの宿泊客のみしか利用できない場合もあります)。
ホテルのレストランの開店時間(AM6:30)に間に合うように、湯都里(仮眠した温泉)をAM6:00過ぎには出発します。湯都里から国際ホテルまでは、クルマで約15分。我々が到着したときには、特に入店待ちの列もなく、予約無しでしたが すんなりと入ることができました。利用人数が7人だったこともあり、別室に通されました。
<↓この見晴らしの良い空間を、まるでプライベートルームのごとく使う幸運に恵まれました>
キーワード:「函館国際ホテル」「朝食」 などでググると分かるのですが、ここの朝食は、海鮮丼を自由に作りたい放題、盛り放題、食べ放題なのです。「いくら(丼)」 も、お代わり し放題です。
<↓許可を得てから撮影しています。これは海鮮の素材の一例>
<↓係員に「撮影したい」とお願いしたところ、「では盛りますね」と、いくらの器が満杯状態に・・・>
<↓総菜、フルーツ、飲み物、パンなどの例>
<↓和食はもちろん、洋食などのアレンジもOK>
■旅の途中の団らんの巻
家族の人数が増えたり、子供の年齢が上がってきたりすると、それぞれに食べたいメニューがバラバラになってしまう傾向が強まります。我が家の場合もその例に漏れず、普段、外食する際には 「どの店に食べに行くか」 で意見が互いに異なってしまい、結局は二手に分かれてしまうことがあります。
しかしバイキングでしたら、食べたい量や好みが異なっていても、家族みんなが一堂に会して楽しく会話しながらの食事が可能です。しかもここでは、お好きな海鮮丼を食べ放題。子供たちも喜んでくれました。
<↓これは私のオーダーで和洋ミックス。他に麺類などもありました>
<↓自分で盛り付けできるって素敵。「もう要らん」というほど食べる>
意気込んで食べ始めたのですが、海鮮丼って、意外に(思ったほど)多くは食べられませんでした。・・・普段は倹約しているので、胃袋がそんなに慣れていなかったから? かもしれません。
<↓その場で(=テーブルの前で)ステーキや各種オムレツを焼き上げて提供するサービスあり>
<↓東京→青森の700km超を走行。次は函館→札幌の300km強に向けて、家族でリフレッシュ>
従来の帰省時には、函館朝市でワンコイン海鮮丼(500円メニュー)を子供たちに食べさせたりしてきましたが、たまにはリッチな気分を・・・ということで決めた今回のプラン。帰省の主目的は 「ご先祖様へのお墓参り」 なのですが、私個人としては
・家族に対して → 函館で(冬場ではないけれど)おいしい海のものを食べさせたい
・自分に対して → 家族が満足する顔を見ることで、自分の満足としたい
の両方を叶えることができた今年の帰省プランは、「朝食バイキング」 というアレンジが成功した例だと思っています。
「帰省記・その2」 に続く。
(※次は、函館→札幌 編・・・長万部やニセコ、中山峠などでの備忘録となる見込み。)
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2017-09-03(Sun.) : 更新
[2017年・夏] 帰省その2_函館→長万部→ニセコ→中山峠(まんべくん&道の駅) をアップロードしました。
Posted at 2017/09/01 04:07:28 | |
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【自走・片道1000kmの旅】 東京~札幌 帰省記 | クルマ