お盆休みは、家族そろってエクシーガに乗って 「東京→札幌」 に帰省(お墓参り)しました。
今回のブログは、北海道に上陸したあとの 「函館から札幌まで」 の約300kmについて、下道を通って 「道の駅」 などで休憩した様子をお伝えします。
◎「2017年・夏」 帰省その1 は
こちら →
東京→青森→函館(朝食バイキング@函館国際ホテル)
■ワンちゃん(犬2匹)のペースに合わせて休憩、の巻
今回の帰省では、エクシーガに 「7人フル乗車」+「犬2匹同乗」 です。犬2匹にとって、往復で約2200km超となるクルマでのロングツーリングは初めての経験ですので、約2時間毎(状況に応じて変動あり)を目安に休憩を入れます。心配された気温は、北海道入りしてからは意外と涼しく、暑さに弱いワンちゃんたちにとっては助かりました。
<↓道の駅 「YOU・遊・もり(@森町)」 にて。ともにプードルベースの小型犬(我が家の3代目と4代目)>
ワンちゃんたちは、車内では2列目シートの足元に置いています。
その理由は以下によるものです。
・ホイールベースの中央(前輪と後輪の間)なので、ピッチングによる揺れが少ない。
・前席の床にエアコンの空調ダクトが伸びているため、冷房が(直撃せずに)届く。
・2列目の乗員の足元なので、何かあった場合に即応が可能(例:水分補給etc.)。
その配慮が利いたのか、初めてのロングツーリングにも関わらず、2匹ともに道中はおとなしく落ち着いていました。
■風景は移り変わる、の巻
函館から国道5号線を通り、途中で276号線(倶知安~喜茂別)を経由して230号線に入って札幌に向かいます。
函館を出発してからしばらくの間は海岸沿いを走るのですが(R5号線)、数年前まで賑わっていたおみやげ店が 営業停止 していたり、ツブれて 立ち入り禁止区画 になっていたりして、街道沿いの商売の厳しさ が感じられます。
その一方、去年までは無かったお店が 新規オープン していることもあります。例えば 「はっぴーディアーズ」。これは、青華堂(お菓子屋)さんの工場直売店でした。いったんは通り過ぎたのですが、「工場直売」 ということで、すぐに引き返して試しに入店してみることにしました。
<↓R5号線沿い、札幌から183km手前にある。各種お菓子が試食できるだけでなく、無料コーヒーも>
店内の休憩コーナーでは、ポットに入ったコーヒーが無料で提供されていました。こうした配慮は、ツーリングドライバー(&ライダー)にとって大変ありがたいものです。おかげさまでリフレッシュできました。
なお、この敷地は学校(廃校?)の跡地を利用しているようで、店舗のとなりには 「かつてグラウンド(校庭)があったと思われるところ(鉄棒がそのまま立っている)」 や 「池があったと思われる部分」 が、そのまま残されていました。
<↓工場直営店は、
廃校になった跡地 を再利用している? これも栄枯盛衰のひとつの形か・・・>
毎年、クルマで帰省するときには通っている国道5号線。変わらずにいつも同じ風景の場所もあれば、知らない間に変化している風景もあり、時の流れを感じます。
■長万部駅のまんべくん、の巻
JR長万部(おしゃまんべ)駅には、ゆるキャラの 「まんべくん」 がいます。運が良ければ、見かけることができます。さらに運が良い場合は、(公開日に)まんべくんの部屋を見ることができるようです。
今年も立ち寄ってみます。
<↓駅前のロータリーは無料駐車が可能。左下の画像は長万部のマンホール。右下画像はお知らせ>
<↓長万部温泉の特徴を解説するボード>
さて、その 「まんべくん」 ですが、ちょうど私たちが駅舎に入ったときに現れました。その場に居合わせた人々の間で、急きょ 撮影会となるような人気振り。子供たちも、まんべくんといっしょに記念撮影しました。
<↓この時点では、素直に記念撮影に応じてくれる まんべくん>
私の経験上、まんべくんはお茶目というか、イタズラ好きというか。
何か仕掛けてくるのでは? と思っていたところ・・・。
<↓顔ハメ写真を撮る際に、子供の様子が少し変。顔を全然、前方に向けない。一体どうした?>
<↓パネルの横に回り込んで納得。何と、まんべくんが
全力で子供の頭を穴に
押し込んでいたー!>
結局、子供単独ショットでは、記念撮影を阻止された形となりました。
人によっては、苦情のクレームが来るか来ないか、ギリギリのラインかもしれません。
その後、しばらくして今度はちゃんときょうだい(姉弟)そろっての記念撮影ができました。
<↓きょうだい全員が揃っての貴重なショット>
<↓まんべくん以外の、北海道のゆるキャラたち。こんなにいたとは、驚き>
ところで、長万部と言えば、「かにめし」 で有名でもあります。老舗の 「かにめし本舗・かなや」 さんで、札幌の姉へのおみやげの一つとして、かに弁当を調達します。
<↓こちらは、昔から変わらずに営業中(道路を挟んで駅と反対側にあります)>
犬たちの散歩もしっかりと済ませ、全員(全犬)乗車。一路、ニセコ(次の「道の駅」)に向かいます。
■ニセコ ビュープラザの巻
長万部駅を過ぎると、次はニセコ(倶知安のすぐ手前)です。ニセコビュープラザは、地元で取れたての野菜が安価で提供されており、「道の駅」 の中でも お気に入りの場所です(じゃがバターやソフトクリームなども おいしいです)。
<↓毎年必ず立ち寄っている 「ニセコ ビュープラザ」。多くのライダーやキャンピングカーも休憩します>
<↓充実した野菜群。じゃがいも100円、かぼちゃ200円くらいから、メロン400~500円から、と安価>
札幌の実家に着いたとき用としては、次の画像に写っているものを買いました。なお、これらの野菜は、東京の知人に配るための おみやげ としても別途購入しています(全国への配送も可能)。
<↓あじうり、ミニトマト(アイコ)、じゃがいも(とうや)、とうきび(恵味)、メロン(ルピアレッド:赤肉)を購入>
ミニトマトはアイコ。アイコって言っても16歳ではない(>みんな知らんやろ。歳がバレそう)。トヨタの欧州向けエントリーカーならアイゴ(>これも知らんやろ。ググってね)。愛光は愛媛県の中高一貫の進学校だ(・・・以下 略)。
じゃがいもはとうや、とうきび(>とうもろこしのことね。函館地方では、きみ、の呼称)は恵味。メロンはルピアレッド。アイコともども、北海道的な品種ですね。
あじうりは、上の画像の左上に写っているもので、一般的には 「甘露(カンロ)」 と呼ばれているものです。あまり流通しておらず、(私の中では)貴重品です。冷やしてカットして食べますが、これもメロンのような食感です(下の画像の右下を参照)。父の好物でしたので、お墓参りのお供え物として外せません。
<↓左:ここでソフトクリームを食べることが我が家の定番、右上:ゆでても白いとうきび、右下:あじうり>
ニセコを出発する際に、ドライバーチェンジしました。長女がエクシーガを運転します。ここから先も一本道で比較的直線が多く、風景を楽しみながらのんびりと運転できます。これで長女も、「北海道で運転してきた!」 と友人たちに報告できることでしょう。今後も、いろいろなクルマでいろいろなシーンで、運転の経験値を広げていってほしいと思います。
<↓ついに長女も 「北の大地」 での運転デビュー>
■中山峠(道の駅・望羊中山)の巻
ニセコを出たあと、倶知安(くっちゃん)に寄って本家(おじいちゃん)のお墓参りを家族全員で済ませ、中山峠を目指します。ターボチャージャの過給圧漏れとおぼしき 「シュー音」 は発生したままでしたが、チェックエンジンランプが点灯することもなく、無事に峠頂に到達。ここが道の駅・望羊中山です。
<↓いつの間にか、あげいもの立体看板(キャラクター?)ができていました。昔と違って、今は大量生産>
現在の 「あげいも」 は、1串3個付きで350円。これが、年間で40万本も売れているという。単純計算で、1日あたり平均で約1096本も売れているのですか! 1日の営業時間を仮に10時間とすると、1時間あたり約110本近くが売れていることになります。やっぱり大量生産ですね。今後、味が低下したり価格が上昇しなければ良いのですが。
涼しいというよりも寒い感じの中山峠で、犬たちも十分な休憩を取り、札幌に向けて出発。市内に入り、交通量の多さを実感。ススキノの大通りを走るコベルコの重機もありました。
<↓お盆期間もお仕事の方、お疲れさまです>
大通公園のテレビ塔に達した段階で、17:59→18:00ちょうどの時報となりました。東京出発前に立てたラフ計画(札幌到着予想時刻)に対し、1分と違わずにピタリ同じ時刻に到着したのは、私自身も驚きでした。
<↓札幌市内の予想到着時刻に対し、ピタリと
同じ時刻に精度良く到着したのは、我ながら少々驚き>
その後、市内の実家に到着。
仏壇に 「無事到着」 の報告をしつつ、姉におみやげを手渡しし、翌日の父と母のお墓参り(母は初盆)に備えます。
「2017年・夏/帰省記 その3」 に続く。
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2017-09-06(Wed.) : 更新
[2017年・夏] 帰省その3_ジンギスカン食べ放題、パフェ、寿司(@札幌市内) をアップロードしました。
Posted at 2017/09/03 13:20:47 | |
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