素材はイタリア製(トスカーナ・スエード、カーボン・レザー、ラバー・ソール)、製造は日本製というドライビングシューズを購入しました。ネグローニ。そのネグローニブランドの中から、今回は「CABRIO」を選択。
通販で購入してから実用に供するまで、予期せぬトラブル対応を含めた顛末について、備忘録として記します。
■スバル&STI のドライビングシューズの巻
SUBARU ONLINE では、STI ブランド(2種)とSUBARUブランド(1種)の合計3種類のドライビングシューズが販売されています。いずれもオンラインショップ限定品で、スバルディーラーでは取り寄せできない扱いとなっています。
<↓STI 扱いのドライビングシューズ。ネグローニブランドとのコラボ製品>
価格は、何と税抜きで4万2千円!
今まで私は、高々 2千円前後 のクツしか買ってきませんでした。「クツは消耗品。」 大切に使いつつ、寿命を迎えたらまた安価なクツに買い換える・・・というサイクルを繰り返してきた私にとって、4万円を超えるようなクツはまるで未体験ゾーンです。
<↓こちらも STI 扱いのドライビングシューズ、同じくネグローニブランドとのコラボ>
上記は、前述のカーボンを全面に打ち出したモデルほどではないものの、価格は税抜きで31500円。それでもまだ、私にとっては十分に高価です。
以前のブログにて、「STI のドライビングシューズえぇなぁ~」 と思いつつも、結局は同じ色使いの 「ワークマンの安全靴でいいや!」 という考えに落ち着いたことは既報です。こちら → [妄想レポート] STIドライビングシューズの先にあるもの(→安全配慮も忘れずに)。
<↓こちらは SUBARU 扱いのドライビングシューズ。濃いめのネイビーが落ち着いた感じ>
当初は 「STI のカーボンえぇな~」→「(4万5千円とは)高過ぎ!」、その後は 「STI の黒色えぇな~」→「ワークマンでもえぇやんけ」、そして 「SUBARUの濃いネイビーも えぇな~」→「でも結局は高くて買えないやん。」 ということで、踏みどどまっていました。
※個人的には、機能製品であるのに 「
ファッション小物」、
3万円を超えるのに 「ファッション
小物」 という分類に違和感があります。
その後、スパルコやアルパインスター、ARDやピロティのドライビングシューズ(価格帯:1万円~2万円弱)を検討する日々が続きましたが、購入するまでには至りませんでした。ネグローニはソールの打ち替え(補修)が可能ですが、これらはソールが消耗したらそれで寿命になるような感じでした。
■転機の巻
少々前になりますが、みん友の moohkun さんが2017年07月25日付けのブログにて、「STIのドライビンググローブと同じメーカーのグローブ」 を購入したことを報告されていました(→ ワタシ自身に・・・箱根に剥けてみた!。 )
これを見て、「そうか! (STI や SUBARU の)コラボモデルに こだわらなくてもいいんだ。本家ネグローニのサイトを見に行って、そこでより好みのドライビングシューズがラインナップされていないか、確認してみよう」。
さっそくネグローニのWEBサイトで、製品ラインナップを確認します。
「カーボン+革製」 ではなく、「カーボン+スエード」 が希望です。
<↓すると早速、希望に添ったモデルを発見。でも、相変わらず4万2120円と高価!>
その他にも、やはり高価ながらロイヤルブルー(濃紺)やコニャック(茶色)などの配色で形状の異なる各種ドライビングシューズもラインナップされており、素材と色味の組み合わせでは、SUBARU ONLINE よりも選択の自由度が高いです(まぁ、コラボモデルは意図してテーマカラーを絞った結果でしょうけど)。
そんな中、ある特定モデルがイベントセールで 半額に近い特別価格 となっていました。
<↓これらのモデルは、スタイルアップデートに伴い特別価格で販売(~9/15まで、以後は生産終了)>
■ネット購入→商品到着の巻
急ぎ、上記3モデルの在庫を確認します。まずはサイズ、次に色。ところが、ほとんどのモデルがこの時点で在庫無し(売り切れ)。唯一、サイズと色の希望が合致した在庫モデルが、「CABRIO|COGNA」 だったのでした。
<↓人気カラー&サイズほど、早く在庫切れとなる。辛うじて購入可能なモデルが CABRIO の茶色>
CABRIO という単語は、クルマで言うとオープンカーに相当します(カブリオレ、カブリオ)。VWゴルフにも、そのようなグレードがかつて存在していました。広めの開口部を有し、靴ひもでタイトに結ばない形状から、CABRIO というネーミングは 「名は体を表している」 と思いました。
私のドライビングシューズの用途としては、スポーツ走行だけでなく、実は 「東京~札幌」 間の片道1100km超を走り抜くようなロングツーリングの機会もあるため、足にフィットしていながらゆったりとした(>相反する機能ですが)タイプ の必要性も感じていました。
CABRIO のセール価格18500円は、私にとってまだ十分に高価ですが(>いつもは2千円前後のクツ男のため)、元値が31320円(→ Δ40.9%引き)ですから、お買い得感 はあります。熟考した末に、スポーツ走行以外のドライビング用途として、思い切って買うことにしました。
数日後には、もう製品が届きました。
早速、開梱してみます。
<↓実際に手に取ってみないと、WEBサイトの画像や説明文だけでは分からないことが多い>
<↓ドライビングシューズではあるものの、リラックスした装着感を想定したラグジュアリーモデル>
<↓ヒール部はソールがラウンドしながら直上まで伸びており、カーボンの補強材も入っている>
<↓特徴的な部分を1枚の画像にまとめてみた図>
■マイナートラブルの巻
手に取って細部を観察すると、たとえ特売価格で手に入れたものであっても、造りは高品質であることが理解されます。インソールも抜き取って、クツの中の様子も順次、見てみることにします。
<↓内側にもカーボンシートが使われている(これはWEBサイトに記載の画像からは分からなかった)>
<↓インソールは低反発材と高反発材が組み合わされている(量産仕様で厚みを2mm調整済とのこと)>
・・・んん?
ちょっとまてよ?!
<↓クツとインソールを並べてみる、の図。・・・むむむ、左足用と右足用で
中身の構成が違っている!>
<↓左右で明らかに構成が異なる。これは「
仕様」なのか?あるいは単純な
製造ミスなのか?>
とりあえず、使用前(受領直後)に左右の相違について気がついて良かった。
すぐにメーカーに対し、メールで次のように問い合わせしました。
<問い合わせメールの要旨>
・WEBサイトでの注文から商品到着まで、迅速な対応に感謝いたします。
・到着後にさっそく商品を開梱し、造りの良さに感動しています。
・インソールを取り外して靴の中を確認したところ、右足には、かかと部分
に黒いインシュレーター(クッション材?)が貼り付けられているのに対し、
左足には貼り付けられておらず、構造材がそのまま露出しています。
・「靴の中身の構造」は、もともと左右で異なるもの(仕様)なのでしょうか?
あるいは製造上のイレギュラーなのか、教えていただけないでしょうか。
・状態が分かる画像をサーバにアップロードしましたので、ご確認願います。
ネグローニ CABRIO が到着したものの、また元箱に収納し、返信が来るまでの間はそのままの状態で取り置きすることにしました。果たして、先方からどのようなリアクションが来るのでしょうか。
(後編)に続く。
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2017-09-26(Tue.) : 更新
[ネグローニ] ドライビングシューズ「CABRIO」の購入(後編・トラブル解決&使用感) をアップロードしました。
Posted at 2017/09/24 02:07:26 | |
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