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調布市のKAZのブログ一覧

2018年11月11日 イイね!

[CBR250Four] マフラーのリフレッシュ・サビ落としと耐熱塗装(レストア前編)

[CBR250Four] マフラーのリフレッシュ・サビ落としと耐熱塗装(レストア前編)新車で購入してから32年が経過した愛車・MC14型ホンダCBR250Four。昭和61年(1986年)式のワンオーナー車です。

約30年が経過する頃からトラブルが出始めて、今年は 水パイプからのクーラント漏れをDIYで修理 しました。そこで今回、一大リフレッシュの一環として、マフラーのレストア作業を行ったので概要(前編)を記します。


■いよいよ排気系に手を入れる
これまでもCBRのメンテはなるべくDIYで行ってきました。2012年には ガソリンタンクからの燃料漏れを板金はんだで修理 したり、今年は前述の通り、冷却水系の修理を実施。

大きなところで燃料系、冷却水系・・・と来たら、次は排気系のトラブルが来るかもしれません。排気系のトラブルは安全上からも好ましくないので、朽ち果てる前に、出来ることから始めてしまうことにします。


■マフラーの取り外し
実はマフラーが錆びていることは、以前から認識していたのです。でも排気系は(ノーマルのまま、今まで一度も手を加えていなかったので)ここで取り外しをすると、連鎖反応で何らかのトラブルも生じるような気がして、今まで重い腰がなかなか上がりませんでした。

でもトラブルが生じていない今のタイミングだからこそ、リフレッシュ(レストア)すべきだと思い直し、思い切って作業に取りかかった次第。


<↓経年32年の純正マフラー。幸いにも穴あきは無い>


<↓しかし、外観上のサビはかなり進行した状態・・・>


<↓工具を使ってナットを緩めていくと、さっそくプチトラブルが発生>
 

<↓ナットのみ外れる予定が、固着してスタッドごと外れてしまう・・・まぁ予想の範囲内ですが>
 

「最小費用で最大効果を挙げる」 ようにしたいので、固着して一体化した 「ナット&スタッド」 のみ、「(両者で)ボルト相当」 として再利用することにします。ただし、そのほかのナットはすべてステンレスナットに全交換します。

<↓マフラーはシリンダヘッドで8カ所(4気筒×2カ所)の締結点がある他は、タンデムステップに1カ所>


<↓一人作業でも脱着(載せ降ろし)は十分に可能>


■エンジンの清掃(排気ポート&ヘッド外観)
マフラーが(予想以上にあっさりと)降りたので、この機会にエンジン外観も清掃します。マフラーが付いていたことで、物理的に手が入りにくかった部分を重点的に清掃します。

<↓左:マフラーを取り外しした直後のエンジン外壁  右:丹念に汚れを落として磨いていく>
 

幸いにも、シリンダヘッドの純正塗装はまだまだ塗膜が残った状態で、磨けばまだまだ黒光りする状態でした。紹介する順番が逆になってしまいましたが、マフラーとシリンダヘッドの接続ポートについても、カーボンをキレイに落としておきます。

<↓排気ガスケットを交換するため、排気フランジ(シリンダヘッドポート~エキパイ)もキレイに清掃>
 

■エキパイ側のカーボン落とし
NAなので燃焼室側のシリンダヘッドポートの研磨や鏡面加工・・・なんて欲張りなコトはしないで、必要最小限のメンテにとどめます。次はエキパイ側のカーボン落としです。

※バイクなので、クルマで言うところの 「エキマニ~センターパイプ~リヤマフラー」 が
  すべて一体化した構造ですので、エキパイと書いていますがマフラーの上流側です。

<↓左:降ろしたマフラーの全景(フロント側からの図)  右:エキパイ一つ一つの内壁面を手で研磨>
 

<↓左:カーボン落としする前のエキパイの内壁面  右:カーボンを落として研磨している途中の段階>
 

「なるべく余計なことはしないで、必要最小限で」・・・と思っていましたが、こうして実際にエキパイのカーボン落としを始めると、内壁面をキレイに磨こう・・・と思ってしまうところがDIYプライベーターの性でしょうか。

■マフラー各部のサビ落とし
さて、いよいよ本来目的の 「マフラーのサビ落とし」 に取りかかります。ここで下地処理をしっかりしておかないと、後に耐熱スプレーで塗装しても再びサビが浮いてくることでしょう。

<↓まずは排気ポートフランジ側から。とても頑固なサビのため、時間を要します>


<↓ポートフランジ(上流)側からマフラー(下流の消音器)側へと、徐々にサビを落としていきます>


<↓4気筒のうち、2気筒分のパイプのサビをザッと落としたところ(※仕上げは未実施の状態)>


細かな部分は、(電動ツールではなく)自分の手で直接、作業した方が納得できますね。
(でも、だんだん指紋がすり減っていくような気が・・・(汗)。)

<↓こんな感じで、全体作業をどんどん進めます>


<↓とりあえず表面錆を落として、ラフ研を掛けたところ>


・・・と、ここまで作業が進んだところで雨が降ってきました。
夕方から翌朝にかけて断続的に降り続く予報でしたので、急いでマフラーを車体に仮装着します。


<↓降雨&日没間近により、サビ取り作業はサスペンデッド>



「マフラーのサビ落としと耐熱塗装」(レストア後編) ・・・に続く。
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2018-11-14(Wed.) : 更新
[CBR250Four] マフラーのリフレッシュ・サビ落としと耐熱塗装(レストア後編) をアップロードしました。

プロフィール

「CBR250Fourが高スロットル開度にて#4が失火気味。要求電圧が高くなるときに3気筒になってしまう模様。低中回転速度でth開度が低いときは失火は発生しない。原因の切り分けのため、#1と#4の点火プラグを入れ替えて様子見します。」
何シテル?   06/13 18:56
調布市のKAZ [読み:ちょうふし_の_かず] と申します。 スバル・レヴォーグ(VNHC型)、スバル・エクシーガ(YA5E型)、ホンダ・CBR250Four...

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