2019年のお盆休みに、エクシーガの自走で東京から札幌まで帰省した際の出来事を、備忘録としてつづるシリーズです。今回は、その6・復路編です。
(※復路編を一気に書いたので、長文になっています。)
◎その1 →
往路前半(東京→寒河江→蔵王→青森)
◎その2 →
往路後半(函館→ニセコ→倶知安→札幌)
◎その3 →
おたる水族館にて
◎その4 →
小樽市内散策編(かま栄やセイコーマートなど)
◎その5 →
札幌「さとらんど」編(農作物の収穫体験など)
■復路(札幌→東京)の準備
実家の姉が取り置きしてくれていた、地元のガソリンスタンドで使えるクーポン券を利用して満タン給油。その際、タイヤの空気圧もチェック(@エクストラロード仕様)。
実家に戻って、あらかじめ持参してきた全自動充電器で車載バッテリーをフル充電(>燃費にも利くため)。その間に、ルーフボックスをスリム仕様からMAX仕様へと容量アップ。TERZOのローライダーFLEXは、ルーフボックスの天井を低高の2段階に切り替えできるのです。
<↓走行1000km超の帰路に備えて、あらかじめ車両の諸点検と装備の仕様替えを実施>
■道の駅・望羊中山にて
準備が整い、仏前での子供たちの出発挨拶も済むと、いよいよ札幌から東京に向けての移動開始です。姉にお礼と再会の約束をして、まずは中山峠へ。往路は時間の関係で立ち寄りできなかったため、家族のリクエストに応えて「あげいも」を買うためです。
<↓たまたま「神戸モンキーズ劇場」さんが猿芸を披露中でした。あげいもも無事購入>
私が中学生か高校生くらいまでは、「中山峠」と言えば、実は登り車線側のお店が栄えていました(「中山峠」の石碑もこちら側にありました)。今は下り車線側に道の駅・望羊中山が設営されているので、こちら側が栄えています。
道路も道路沿いの店舗も、栄枯盛衰。時代の流れに従って流転(「パンタ・レイ」 by ヘラクレイトス)していると強く感じます。
■道の駅・ニセコビュープラザにて
復路のルートに中山峠を選んだ時点で、ニセコビュープラザへの立ち寄りも計画に含まれています。と言うよりも、ニセコに立ち寄るために中山峠を選んだ、という方が正解かもしれません。
<↓画像は載せませんが、ここで子供たちにアイスクリームを食べさせてリフレッシュ>
前後して、私は各地の休憩先で「何シテル」に近況を投稿していました。みん友さんたちに、無事であることをお知らせする意味もあったのですが、そういった何気ない報告に対し、ありがたいことにちゃんと反応(イイね!のクリック)をいただきました。
<↓札幌を出発してからここまでの間に、何と81件もの「イイね!」をいただきました>
さて、そのニセコビュープラザですが、道路を挟んで反対側に、いつの間にかパン&ピザ屋さんがオープンしていました。ここでも広義の「パンタ・レイ(万物は流転する)」ですね。
<↓テラスには木製の多人数乗りブランコもあるので、子供たちの遊び場にもなります>
■道の駅・くろまつないにて
次の休憩所は、道の駅・くろまつない。黒松内町は、札幌と函館のほぼ中間点に位置しています。函館まで、まだ半分もあるのか~。でもフェリーの出航時間までには余裕があるため、のんびりペースで移動・休憩しています。
<↓くろまつない周辺の道の駅マップ。距離だけでなく所要時間の目安も書かれている>
<↓実はくろまつないも、犬用のフックが常設されていたり店舗に特色があったりする>
道の駅・くろまつないの看板をよく見てみると、「toit ver II(トワ・ヴェール・ドゥー)」と併記されていることに気がつきました。これはフランス語で、toitは屋根、verは緑の、IIは2、でしょうか。
確認してみると、「トワ・ヴェール」は「黒松内町特産物手づくり加工センターの愛称」とのことで、チーズやハム、ソーセージやアイスクリームを提供しているそうです。そして II の方が道の駅・くろまつない内にあります。
「toit ver II」のWEBサイト(→ こちら )を読み進んでいくと、焼きたてピザのメニューが載っているのですが、施設名はフランス語なのにメニューはドイツ語(例:ダンケシェーンなど)となっており、「カプリチョス」風な感じ?
■ラッキーピエロにて
函館近くの森町まで来た際に、「テイクアウトのハンバーガーではなく、イートイン」したかった「ラッキーピエロ」で夕食を取ることにしました。結論から書くと、値段も安く美味しくて大満足。この店舗(>トップ画像、国道5号線沿い)は深夜AM0:30まで営業しており、店内ではWi-Fiも利用可能で、次回以降のリピート決定です。
<↓私は「エビエビ・オムライス」を注文(630円)>
<↓家族は「エッグステーキ」を注文(540円)>
<↓「ハンバーグステーキ470円」「テリヤキステーキ540円」「カレーオムライス660円」>
<↓最後に奮発して(>あぁ小市民)、デザートも注文>
店内では、一風変わったおみやげも販売しています。
シャレの分かる方々へのおみやげに適している感じです。
<↓我が家用に、お肌に優しい「がごめ石鹸」を購入>
■湯都里(温泉)からフェリーターミナルへ
夕食を取って一息ついたあと、フェリーの乗船時刻(8/20(火)AM3:10発)までには時間があるため、函館市内の温泉に入ることにします。その名も「函館健康センター湯都里(ゆとり)」。バイクで道内をツーリングしているライダーたちも多く訪れていました(入口前に様々なジャンルのバイクが駐輪)。
深夜料金のかからない24:00前までに退館します。
そして函館フェリーターミナル(津軽海峡フェリー乗り場)へ。
<↓この時点で、札幌を出発してから付けていただいた「イイね!」の累積数が111件に>
<↓お盆期間を過ぎてからの乗船で客数は少、2等客室は私たち家族だけで貸し切り状態>
かつての「小樽~舞鶴」間の長距離フェリーなどとは異なり、津軽海峡フェリーの2等客室は複数の中部屋に分かれています(1箇所の大部屋形式ではありません)。復路は利用客数が少なめだったこともあり、2等客室でありながら私たち家族だけの貸し切り状態で利用できたため、始終リラックスできました。
<↓札幌から函館までは、おおよそ300km強。とりあえず人もエクシーガも無事に乗船>
■道の駅・しちのへにて
青森港には、定刻通りに接岸。青森フェリーターミナルを出て国道4号線ルート(東回り)を選択。次なる休憩地として、道の駅・しちのへを目指します。
<↓西回りではなく東回りを選択>
<↓道の駅・しちのへに到着。ライブカメラで周辺の道路状況の把握が可能>
<↓開店と同時に入店(8/20(火)AM9:00)。盛夏でも主力商品にりんごがあるのです>
販売されているりんごの中には、選抜過程の個体番号(4-23、よんのにじゅうさん)がそのまま品種名として流通しているものもありました。また「手作りのりんごずかん」なるミニガイドも売り場に備え付けられており、りんごに賭ける思いが伝わってくるようです。
# いくつかの種類のりんごを購入しました。
# 個人的には「
印度りんご」が欲しいなぁ。
<↓ここでは見たことが無いような野菜(すぐに「夕顔」と判明)も売られていました>
<↓道の駅・しちのへに到着した時点で、いただいた「イイね!」の累計は124件に増大>
■道の駅・とわだにて
次なる休憩地は、道の駅・とわだ。ここでもりんごが数多く売られていましたが、その中にあって「長芋」に関連した商品が目に付きました。
<↓ここでは、車内で(小腹が空いたとき用に)軽く食べるための食材を購入しました>
■道の駅・さんのへにて
ひたすら国道4号線を南下します。次の休憩地は、道の駅・さんのへです。東北地方の道の駅は、それぞれに特徴があって良い感じです(しかも少しずつ改良リニューアルされています)。
<↓道の駅・さんのへの売店の入口を飾る看板(11ぴきのねこ by 馬場のぼる(c)先生)>
<↓店内には「11ぴきのねこ」関連のグッズコーナーもあります>
<↓こちらは併設の「SUN・SUN 産直ひろば」。「せんべいおこわ」なる商品もあります>
■道の駅・石神の丘にて
道の駅での休憩を謳歌しながら東京方面に移動します。この日の天候は、曇り時々雨なのですが、雨天時には豪雨にはならずに小雨までで持ちこたえてくれています。
<↓「石神の丘」の売店。こちらも個性的な商品陳列棚と取扱商品群です>
<↓売店の近くには美術館工房があり、モニュメントも設置されています>
<↓「イイね!」の数に励まされながら、ムリせず(緩急をわきまえて)安全運転で移動>
■いよいよ高速道路へ
時間さえ許せば、このまま下道で各地の「道の駅」を訪れたいところですが、翌日には外せない仕事が控えています。東京の自宅への到着時刻が遅くなり過ぎると、子供たちへの負担も増えてしまうことから、適当なタイミングで東北道(高速)に乗って時間短縮を図ります。
<↓都度、「何シテル」に投稿していたら、いつの間にか累積「イイね!」数が162件に>
■人もクルマも無事に帰還
東北道の上り線は、走行している車両の数自体は多いものの、大きな渋滞もなく流れています。雨は時々激しく降ってきますが、(タイヤのグリップ感などに)違和感はなく安定的に走れています。
そしてとうとう、自宅に到着。「東京←→札幌」の往復(小樽周辺や札幌市内での走行も含む)で、走行距離はちょうど2400kmに達したのでした。
<↓自宅に到着した直後の「未読イイね!」の総数は196件に。ありがとうございました>
こんな感じで、お盆期間中の帰省(おじいちゃんと両親のお墓参り)を無事に終了させることができました。エクシーガに家族とともに多くの荷物を載せていると、「(スバル車の中では)アセントくらいのボディ空間が欲しいなぁ」と思ってしまいます。
# 長距離にもかかわらず、一切の不満も口にせずに
# 帰省のたびごとに乗ってくれている家族にも感謝。
一説によると(噂話の域を出ませんが)、アセントの国内仕様が発売されない理由は、ディーラーの整備ピットに入れるためのスペース(特に横幅)が足りないからだ、というネット記事を見たことがあります。
真偽のほどは不明ですが、エクシーガの後継機種は当分は無さげですので、これからもメンテしながら大切に乗っていき、人生の要所要所で家族の想い出作り(引いては経験値の累積による子供たちの人格形成)に役だってくれたらいいな、と思っています。
本編はこれにて終了。
次回以降は、いよいよ「番外編」の予定です。
(※例によって私独自の視点による、帰省時の“気づき”の紹介です。)
もうちょっとだけ、お付き合いくださいませ。
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2019-09-15(Sun.) : 更新
[2019夏休み帰省記] 番外編Vol.1(恋人から愛人、戸惑う、キャラクター、顔ハメ) をアップロードしました。