• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

調布市のKAZのブログ一覧

2019年11月30日 イイね!

[エクシーガtS] フロアサポート・フロント(オートプロデュースA3)の装着・前編

[エクシーガtS] フロアサポート・フロント(オートプロデュースA3)の装着・前編今年の8月に箱根ターンパイクで開催された「エクシーガの全国オフミ(※)」に参加した際、オートプロデュースA3さんの出張店舗で「フロアサポート・フロント」を購入させていただきました。
今回、それをいよいよ装着しましたので、作業風景を前編・後編に分けて紹介します。


(※)参考ブログ
10周年記念・箱根オフラインミーティングに参加(本編)

■いざ開梱
8月のオフミ会場で購入していましたが、エクシーガへの装着が延び延びになってしまっていた「フロアサポート・フロント」。純正シートやレカロシートにも対応する補強製品で、シートレールブラケット(前側の足)の左右間をパイプ材で連結してフロアに共締めするものです。

入手時点では、まだ一般市販前の先行販売扱いでしたが、今では公式WEBサイトにも製品として載っています。詳細は、オートプロデュースA3さんのサイトで確認ください。


◎フロアサポート・フロント(下記ページの中ほどに記載あり)
 → http://www.apa3.jp/html/parts_bodysupport.htm

<↓左:専用の内六角ボルト(同梱品)  右:フロアサポート・フロント(左右セット、特注カラーの青色)>
 

箱根では、特注カラーであるブルーを注文していました(通常品のカラーバリエーションは赤色または黒色)。当初は「室内に青色は派手かな?」と思いましたが、装着してしまえば普段は見えないところになること、せっかくなので特注カラーの方が10周年オフミの良い記念になること、愛車のエクシーガtSもWRブルーの限定色であることから、思い切って青色を選択した次第です。

<↓製品は明るいメタリック調の鮮やかな青色。車体色のWRブルーに対しても近似色で良い感じでした>
 

■細部の確認・その1(特徴の把握)
例によって、装着する前に細部を確認していきます。まずは締結部(フランジボス部分:パイプの両端)から見ていきます。

<↓他の「ボディサポート」シリーズと同様、締結部も円環状のフランジボスで形成されています>


<↓フランジボスの上下長が短いにも関わらず、溶接によるゆがみもなく寸法精度は出ているようです>


<↓一方の締結穴は楕円状の長穴。他方は単純な丸穴となっています>
 

この時点で、私は
 ・単純な丸穴は、装着の際の基準穴=位置決め用とする
  (∵穴の内径[φ]とボルトの外径[φ]のスキマがタイト設定のため。)
 ・「車体のフロア~純正シートブラケット~フロアサポート(本品)」
  との公差(組み付け誤差)は、長穴の方でズレを吸収させる
と認識しました。
(※この認識が、後々に装着時の疑問を呼び起こすことになります(後述)。)


■細部の確認・その2(小さな疑問)
さて、次に「寄った視線」から「引いた視線」で製品を観察します。いったん全体像を改めて眺めてみることにします。

<↓フロアサポート・フロントを裏返したところ。両端のボルト穴の形状に差を付けていることは明白>


<↓2本とも、長穴や丸穴に対する中央のロゴステッカー位置が同じであることから、同一仕様である>
 

私が購入したフロアサポート・フロントは、左右セット品。つまり、運転席用と助手席用の2本セットです。ところが、いま目の前にある2本のフロアサポートはロゴステッカーの貼付位置も含めて、同一形状・同一仕様に見えます。

「運転席&助手席とも互換で、左右の区別が無いのかな?」
「あるいはもしかすると、2本とも運転席用(助手席用は欠品)なのか?」
・・・小さな疑問が生じてしまいます。そこで再度、全景を確認します。


<↓2本のフロアサポート・フロントは、同一形状で左右の区別はない(形状コンパチ)と思われます>


<↓上記中央部の拡大。ロゴステッカー位置が上下反転していない(互いに対称形に貼られていない)>


運転席・助手席ともシートレールブラケット(前側の足)の左右間隔が同じであるとした場合、もしも私がフロアサポートの生産者ならば、なるべく左右で造り分けをせずにコストダウンを図ります。きっと「フロアサポート・フロント」は左右の区別なく、型モノとしては1種類(左右コンパチ)なのでしょう。

実際に装着して確かめてみることにします。


■装着準備
フロアサポート・フロントを装着する前に、まずはフロアカーペットの清掃から始めます(汗)。小さな子供がいるうちは、親が知らず知らずのうちにホコリなどが溜まってしまいがちです。

<↓左:オプションマットを外に出して清掃 右:フロアカーペットもハンディ掃除機でホコリを吸い取り>
 

<↓清掃に時間をかけるとそれだけで1日が終わってしまうので、適当なところで切り上げします(^^;)>


次に、純正シートをフロアに固定しているボルトを緩めます。
まずは運転席から。


<↓左:Y外(=ドア側)のボルト 右:Y内(=コンソール側)のボルト>
 

取り外した純正のボルトを、フロアサポート・フロントに同梱されている内六角ボルトと並べてみます。

<↓純正のシートブラケット固定ボルトは、強度区分が7Tボルト。内六角ボルトの強度区分は?>


純正ボルトは頭部に強度区分表示が7Tとありますが、内六角ボルトは「NSN 10.9」と浮き出し文字があります。強度区分10.9相当と読み取れますので、ボルト本体としては代用可能でしょう。それでは接触面圧は?

<↓純正ボルトはスプリング&ワッシャ付きですが、添付の内六角ボルトは首下接触面積が極端に低下する>
 

純正ボルトはスプリング&ワッシャ付きのため、ワッシャが相手部材(今回はシートブラケット)と広い範囲で接触しながら締結するので、接触面圧を抑えることができます。その一方、添付の内六角ボルトをワッシャ無しでそのままフロアサポート・フロントに適用(シートブラケットと共締め)すると、相手部材(この場合はフロアサポート・フロントのフランジボス部分)との接触面積が限られているため座屈の懸念が生じます。

この時点で、現物観察した結果により生じた(私的な)小さな疑問をまとめると、
(1)フロアサポート・フロントは、運転席用/助手席用の区別は無い?
(2)左右の区別が無い(形状同一)なら、締結ボルト穴の長穴/丸穴の位置を
  車体に合わせた場合、ロゴステッカーの貼付を反転させるべきではないか?
(3)同梱の内六角ボルトは、強度区分に問題はないが、締結接触面積が
  限られることで相手部材(フロアサポート・フロントのフランジボス部)
  の面圧上昇による座屈が懸念されるのではないか?



「後編」に続く。
 ↓
 ↓
 ↓
2019-12-02(Mon.) : 更新
[エクシーガtS] フロアサポート・フロント(オートプロデュースA3)の装着・後編 をアップロードしました。

プロフィール

「CBR250Fourが高スロットル開度にて#4が失火気味。要求電圧が高くなるときに3気筒になってしまう模様。低中回転速度でth開度が低いときは失火は発生しない。原因の切り分けのため、#1と#4の点火プラグを入れ替えて様子見します。」
何シテル?   06/13 18:56
調布市のKAZ [読み:ちょうふし_の_かず] と申します。 スバル・レヴォーグ(VNHC型)、スバル・エクシーガ(YA5E型)、ホンダ・CBR250Four...

ハイタッチ!drive

みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2019/11 >>

     12
3 45 6 789
101112 13 14 1516
1718 19 2021 22 23
242526272829 30

ブログカテゴリー

リンク・クリップ

[自作] タイヤ空洞共鳴音の低減・ハンコックV12evo2を静音タイヤにする 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2018/10/02 20:28:55
 
[近況報告・その1] 長女の初レガシィの巻  
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2015/11/09 22:23:24
 
「”個体差” について考える」 の巻 
カテゴリ:なぐり書き
2010/08/13 19:26:31
 

愛車一覧

スバル レヴォーグ VNHCレヴォーグ STI Sport# (スバル レヴォーグ)
・注文日: 2023年01月26日 ・納車日: 2023年07月16日 <↓以下、雪道走 ...
ホンダ CBR250 FOUR (フォア) CBR250Four SE (ホンダ CBR250 FOUR (フォア))
学生の頃に新車で購入して以来、ずっとワンオーナーで乗り続けているバイク、CBR250FG ...
スバル エクシーガ エクシーガtS (年改区分:Eタイプ) (スバル エクシーガ)
YA5A型エクシーガGT(年改区分:Aタイプのターボ車)からの乗り換えです。2012年8 ...
ホンダ モンキーR モンキーR改(2種登録) (ホンダ モンキーR)
レッドバロンで中古のモンキーRを購入後、エンジン全バラシ。 ◎武川88ccボアアッ ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation