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調布市のKAZのブログ一覧

2020年03月28日 イイね!

[CBR250Four] フロントブレーキスイッチの交換(純正品→ヤフオク品)

[CBR250Four] フロントブレーキスイッチの交換(純正品→ヤフオク品)私の愛車(バイク)は、ホンダのCBR250Four(MC14型)。1986(昭和61)年式ですので、何と今年で経年34年目となります。新車時から乗り続けているワンオーナー車です。

今回のブログは、そんな CBR250Four のフロントブレーキスイッチが いよいよ不調になり、格安なヤフオク品に交換して復調するまで、の話です。


■点いたり点かなかったり(前回まで)
フロントブレーキ(右手)を操作しても、ブレーキランプが点灯したりしなかったりという症状は、実は今回が初めてではありません。初出は2018年。実は当時もその症状と応急処置についてのブログを記しています。

<時系列>
・2018年02月20日 : フロントブレーキにストップランプ連動せず。
             スイッチ部に給油して(一時的に)解消。
・2018年03月09日 : ブログで備忘録としてアップロード。
 → https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/blog/41192328/

その後、半年から1年に1回の頻度でスイッチ部に給油。要するに、外気温が低くなる冬場にスイッチ部の摺動が悪くなって(動きが渋くなって)ブレーキランプが不点灯に至る、という症状でしたので、「給油することで動きを良くする」という対処療法でした。


■点いたり点かなかったり(今回の場合)
ところが今回は、少々様相が異なります。ブレーキランプスイッチ(突起部)はブレーキレバーの操作に連動して動いているのですが、レバーのストローク(ブレーキの効き)に対して
 ・最初の「動き出しの部分」では不点灯
 ・その後、「ストロークの途中」では点灯
 ・ブレーキレバーをしっかりと握り切ると不点灯
という状況でした。

つまり、スイッチ(突起部)自体は作動しているにも関わらず、内部の電気接点(接続端子)の最初と最後がNG、ストロークの途中のポンポイントでのみ通電。という状況です。これは、接点が摩耗して寿命になったため、と考えるべきでしょう。

症状の初出から約2年。対処療法でよく持ちこたえた、と考えて、新品を手配することにします。


■ホンダ純正品の在庫有無と価格
早速、MC14型CBR250Four(型式:250FG-YA)の当該純正部番を調べ、ナップスで在庫有無を調べていただきました。結果は次の通り。

<備忘録(ホンダ純正品)>
・品名 : フロントストップスイッチAssy
・部番 : 35340-MA5-671
・在庫 : メーカー在庫あり
・価格 : 税込み1177円(@2020年3月現在)


<↓これがフロントブレーキスイッチ(ホンダでの部品名称:フロントストップスイッチAssy)>


<↓2020年3月時点で在庫あり、税込み1177円(斜線が引いてあるのは、発注しなかったため)>


■ヤフオクで互換品を調達
前回ブログ でのリサーチ結果から、互換性のある純正相当品の出品があることは把握済み。そこで、改めて現時点での相場を確認してみると、1円から1600円超まで、実にさまざま。

そのどれもが「NISSIN製ブレーキキャリパー対応品(右側ブレーキ)」として出品されていますが、樹脂の形状が微妙に異なっていたり刻印が違ったりしています。これは、サードパーティーが有する樹脂の成形型(金型形状)の差によるものであり、恐らくは内部の接点構造はどれもほぼ同じようなもの・・・だと考えられます。

ただし、いくらなんでも「1円出品」はちょっと気が引けるので入札は避けたい(※即決価格=1円、で出品者設定されているので、入札=落札になります)。出品者にとっては、ヤフオク出品料を支払いつつ1円の売り上げ利益を得ても、恐らくは赤字。そこまでして在庫をさばきたい商品って・・・。

入札を迷ったのは次の2件。

(1)即決価格450円+税0円+送料250円(合計700円)
  商品の説明文中に、明確に「ホンダ純正35340-MA5-671」
  と互換性あり、と謳われている物件。
(2)即決価格280円+税28円+送料280円(合計588円)
  商品説明画像で寸法の記載があり、上記(1)とサイズが同等。

純正品は品質的に安心できるが、単なるON-OFFスイッチに1177円の価格は(私にとっては)高い。結局、「純正と互換性あり」と謳っているもの(上記(1))と同等寸法で、より安価な商品(上記(2))を落札することにしました。
(もしもハズレだったら、また安価な他の品を落札するつもりで。)


<↓無事に安価なフロントブレーキSWをヤフオクで調達できました>


■部品交換作業に着手
モノが揃ったら、早速交換作業に取りかかります(その週末は、他の作業としてインパネ灯の交換とスピードメーターケーブルの交換も予定)。

<↓(他にも予定している諸々の)交換部品が揃ったら作業開始>


<↓フロントブレーキSWは、右手側のブレーキレバーの根元に位置しています>
 

<↓何のことはない、このままプラスドライバーでフロントブレーキSWを外すだけだったが・・・>


■「経年34年」がもたらす意外な壁
フロントブレーキSWはネジ1本止めですので、サクッと外してサクッと交換する予定でした。ところがそのネジが固く締まっており、なかなか緩まない。ネジのサイズに見合ったドライバーを垂直に押し当てつつ、曲げの力を加えるのですが、必要緩みトルクが大きいという、予期しなかった現実。「ショックドライバーが要るか?」と思うほど。

そのうち、「いやーな感触」の予感が。そう、このまま力を加えるとネジの頭をなめてしまいそう。というか、なめかけた。長年、DIYをやっていてネジの頭がなめたのは初めてのような気がする。

急がば回れ。
素直にハンドルからブレーキマスターを分離することにします。


<↓ブレーキSWをマスターシリンダーごと取り外せば、作業姿勢も楽になるという福次効果も得られる>
 

<↓とりあえずマスターシリンダーごと、ハンドルから取り外し>


ここで、フロントブレーキレバーの状態を改めて見てみます。レバーはホンダ純正ではなく社外品。実は学生の頃、後輩に新車のCBRを貸してあげたらコカされて返されたことがあって、そのときにレバーも折れてしまったことがあった。後輩なので、ケガのないことを確認して不問とした(修理費は私の自腹。私が先輩なので)。その社外品のブレーキレバーの約34年後の姿が以下。

<↓塗装(カチオンかな?)がレバー本体からぷくぷく浮き上がるのですね、約34年の経年で>
 

そんな過去の出来事を思い起こしながら、現実の「ナメかかったネジ」を確認。

<↓フロントブレーキSWの固定ネジと「ごた~い~め~ん(ご対面)」>
 

■リカバーは容易
どうせこのネジは再利用しない(できない)のだから、ネジの頭をグリップできれば良い。そのため特殊工具は不要で、手持ちのプライヤー(のギザギザ部分)でつまんでみましょう!

<↓ナメかかったネジの頭を、手持ちのプライヤー(のギザギザ部分)でつまんで回してみる>
 

結果は良好。うまく緩めることができました。
ネジ類を手回しする際には、「同軸の延長線上」で回すよりも「中心軸から腕の長さ分だけ回転半径を大きく取って」回す方が有利。T=F*r(T:トルク[Nm]、F:力[N]、r:半径[m] )の関係より。


<↓再利用しないネジなので、プライヤーで必要緩みトルク以上のトルクを掛けるとあっさり回せた>


■新旧のブレーキSWの比較
経年34年の間に固着したネジを外す際に、少々の時間を要したというマイナートラブルがあったものの、無事に(経年劣化した)純正フロントブレーキSWを取り外すことができました。

<↓新旧の比較。形状はほぼ同等。ちなみにホンダ純正のフロントブレーキSWは ALPS製です>
 

ヤフオク新品に交換するにあたって、手持ちのストックネジの中から合致するものを選びます。

<↓手持ちのネジ類の中から、ちょうど長さを含めて同サイズのネジが見つかってホッと一安心>
 

<↓ワッシャとスプリングワッシャは手持ちの暫定品。いずれ、より適切なものに交換する予定>
 

<↓ブレーキマスターシリンダーに仮装着して配線を接続。ストップランプが正常点灯するか作動確認>
 

<↓ブレーキレバーの動きに呼応してブレーキランプが正しく作動することを確認してから、本格的に復元>
 

ブレーキレバーの動きに応じて、ブレーキランプが小気味よく点灯/消灯するさまを見るのは気持ち良いものです(※ブレーキランプはすでにLEDに置換済み)。これで、灯火類で不調だった部分は解消。安全性(被視認性)をしっかり確保することができて一安心です。

◎パーツレビュー
こちら → https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/28623/10407979/parts.aspx

以上、作業自体は単純なものでしたが、備忘録としてアップ(記録残し)する次第です。

プロフィール

「CBR250Fourが高スロットル開度にて#4が失火気味。要求電圧が高くなるときに3気筒になってしまう模様。低中回転速度でth開度が低いときは失火は発生しない。原因の切り分けのため、#1と#4の点火プラグを入れ替えて様子見します。」
何シテル?   06/13 18:56
調布市のKAZ [読み:ちょうふし_の_かず] と申します。 スバル・レヴォーグ(VNHC型)、スバル・エクシーガ(YA5E型)、ホンダ・CBR250Four...

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