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調布市のKAZのブログ一覧

2020年07月05日 イイね!

[CBR250Four] メンテ状況の続報(#2気筒失火とエンジン異音の件)

[CBR250Four] メンテ状況の続報(#2気筒失火とエンジン異音の件)ホンダMC14型 CBR250Four(1986年式) のメンテの続報です。
5~6月に下記リンク先の(1)~(3)作業をDIYで実施。続いて下記(4)作業を「2りんかん」に依頼していました。今回のブログは「その後の状況」についてです。


◎「(1)聴診・ブローバイ・thケーブル・添加剤・清掃編」→ こちら
◎「(2)異音調査・左クランクケースカバー脱着編」→ こちら
◎「(3)オイル交換(10W-50)と#2気筒の失火認知 編」→ こちら
◎「(4)キャブレター同調の作業依頼 編」→ こちら

■再度の電話連絡
前回のブログ(その(4)) にて、
 ・#2気筒の失火現象は、点火プラグに原因がありそうなこと
 ・放置後の再始動にて、問題ないことを確認予定であること

の電話連絡があったことをお伝えしました。それから約1週間が過ぎた頃に、作業進捗を知らせる再度の電話連絡をいただきました。作業の節目節目で、こうして連絡をいただけるのは大変ありがたいことです。

<今回の電話連絡の概要(「2りんかん」さん→当方)>
 ・1週間ほど放置した後の再始動にて、失火現象は再発しない。
 ・アイドリングも安定している(気筒間のバラツキも問題なし)。
 ・#2の点火プラグ交換で完治したと判断。
  → よってキャブの同調作業までには至らず。

まずは当方からお礼の言葉を述べ、「今後のメンテをどうするか?」について話し合いさせていただきました。

<当方→「2りんかん」さんへの意思表示>
 ・引き続き、可能であれば異音についても調査をお願いしたい。
 ・CBRはしばらくお預けいたします。
  (自己都合で車両を引き上げることはありません。)
 ・通常の定形作業ではなく、トラブルシューティングによる
  原因究明作業となるため、「2りんかん」さん店内(他車)
  の整備スケジュールを考慮した作業進捗で構いません。

つまり、当方としては「標準作業時間○H×作業単価○円=工賃○円」という計算が可能な定形メニューではなく、車両の状況を逐一判断しながら進めなければならない作業となるため、「じっくり腰を据えて作業に取りかかっていただけるよう、納期を限定しない」「ピット内では他車整備との兼ね合いもあるでしょうから、そのへんの段取りはお店の都合優先で構わない」ことをお伝えしました。


■ツールの貸し出し
個人経営のショップではなく、「2りんかん」さん(「ナップス」さんも、ですが)などになると、トラブルシューティングからの修理やレストアといったワンオフ系の作業は、なかなか受け付けていただけないことがあります。

しかし今回、担当いただいたメカニックさん(恐らくは個人的なご配慮かと…)により、当方の異音調査希望を引き受けていただけることになりました。が、あいにく「異音調査系のツールはピットには無い」とのこと。

そこで、当方の サウンドスコープ を貸し出しさせていただくことで、話が決まりました。その際に、「異音」についても現車(CBR)を前にして認識合わせさせていただくこととしました。電話越し(だけの会話)では、お互いに「認識し尽くす」には限界がありますからね。


<↓今回、当方の手持ちのツールをプロのメカニックさんに活用いただくことで調整が付いた>


調整の結果、担当メカニックさんは(シフトローテーション上)翌日は不在になるとのことで、翌々日以降、あらかじめこちらから電話連絡を入れた上で「2りんかん」さんに来店し、サウンドスコープを手渡しさせていただくことにしました。

■事前準備
サウンドスコープの貸し出しに備えて、あらかじめ直近のDIY点検履歴を理解いただくための資料をそろえます。具体的には、関連ブログを PrtSc(プリントスクリーン)した画像から、余分な広告や情報を削除した状態をエクセルシートにつなげて貼り付けしたものを印刷しました。

<↓ユーザーである私がDIYで確認した点検項目や整備事項などを、紙に印刷して関連資料としました>


<↓「ここまでは診た」/「ここから先は診ていない」ことの区切りが分かるよう、口頭でも説明する>


これらの印刷済み資料は、メカニックさんにお渡しする予定(不要と判断されなければ)。また、もしもトラブルシューティングの一環としてクランクケースカバーを脱着いただく状況になった場合、すでにホンダ純正のガスケットは欠品しているため、当方がネットで購入した新品ガスケットも、合わせて手渡しします。

<↓恐らく使わないとは思いつつも、万全を期すため、手持ちの新品ガスケットも手渡しできるよう準備>


<↓話の流れから、エンジン内部の構造的なことに言及された場合に備えてパーツリストも持参します>


これで一通りの事前準備が整いました。
あとは、現場でCBRの異音を実際に共有認識いただくことになります。
(言葉で「カタカタ音」とか「ガラガラ音」と表現しても、
 実際に聞いていただかないと伝わらない場合がほとんどですので。)


■いざ「2りんかん」さんへ
当方の来店時間(サウンドスコープを手渡しするタイミング)は、メカニックさんが一息つくであろう「20時頃で」、と指示されました。換言すると、他のお客様が掃ける閉店時刻…ということですね。残業対応させてしまうことを心配しましたが、それは問題ないとのこと。

<↓指定時刻通りに「2りんかん」さんに到着。今回は妻のホンダPCX(124ccスクーター)を借りて訪問>


<↓ホンダPCXは収納性に優れますね。フルフェイスのヘルメット2個は入りませんが雨具はすっぽり収納>


事前に指示されていた通り、店内の受付カウンターではなく、整備ピットに直接顔出しして、取り次ぎの方に用件を告げます。するとしばらくして担当メカニックさんが現れました。

<↓店内の受付は通らずに、直接、整備ピットに向かって担当メカニックさんと申し送りをします>


まずはメカニックさんから「プラグ交換で失火が解消」した旨の丁寧な説明をいただきました。わざわざ整備室(>普通はお客様を立ち入りさせない)に私を呼び入れて、「プラグ点火状態確認装置(※)」で実演いただきました。

(※)点火プラグコードや印加電圧システムが一体になった
   「火花状態を目視確認」するための簡易的な装置。
   車両自体を用いなくてもスパークの善し悪しが分かる。

次にピットの外に出て、現車の確認をします。

<↓閉店後のピット前にて、始動後のアイドリング状態や排気管温度などを確認させていただいた>


この時点で、くだんのエンジン異音は発生頻度が低く、アイドリングでたまにしか聞こえない状況だったため、いったんエンジンを停止させます。その間、持参したサウンドスコープ(新品ガスケットも)をお渡ししつつ、これまでのセルフ点検状況を印刷資料を元にして説明いたしました。

# スタータークラッチは工具が無くて取り外し
# していないことなども含めて、一通りご説明。

その後、再びエンジンを始動させたところ、異音が明らかに認知可能な頻度で発現。「この音です!」と特定し、メカニックさんに聴音いただきました。

異音のトラブルシューティングは「やってみないと分からない」状況ではありますが、何かあった場合は情報を共有させていただきながら、都度、協議して原因究明と修理(工賃の見積もりも含む)を進めていただくことで、合意させていただきました。← いまココ


<↓メカニックさんとの申し送りが済んで、私が一番最後の来客となりました。親身に接していただき感謝>


ユーザー寄りのメカニックさんに担当していただき、大変ありがたく感じています。あとはプロの目線を私も学習できるように、自分自身のスキルアップにつなげたいですね。

以上、CBR250Four の近況報告でした。
また何か進展がありましたら、ブログアップします。

プロフィール

「CBR250Fourが高スロットル開度にて#4が失火気味。要求電圧が高くなるときに3気筒になってしまう模様。低中回転速度でth開度が低いときは失火は発生しない。原因の切り分けのため、#1と#4の点火プラグを入れ替えて様子見します。」
何シテル?   06/13 18:56
調布市のKAZ [読み:ちょうふし_の_かず] と申します。 スバル・レヴォーグ(VNHC型)、スバル・エクシーガ(YA5E型)、ホンダ・CBR250Four...

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