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調布市のKAZのブログ一覧

2020年10月10日 イイね!

[エクシーガtS] 後編・carrozzeria TS-J160A への交換(フロントスピーカー)

[エクシーガtS] 後編・carrozzeria TS-J160A への交換(フロントスピーカー)スバル・エクシーガの純正オプションスピーカー(パナソニックHDDナビ・CN-HW1000D装着車用)を、手持ちのカロッツェリア・16cmコアキシャル2Wayスピーカー(TS-J160A)に交換しました。
その際の備忘録ブログ(後編:フロントスピーカー交換)です。


◎パーツレビュー
carrozzeria TS-J160A(16cmコアキシャル2Wayスピーカー)

■各部の状態を事前確認
前編・KENWOOD KFC-U1692への交換(リヤスピーカー) からの続きです。

前車(BG5B型レガシィ)から取り外しして約14年が経過していますが、目視上、コーンエッジなどの破損は見当たりません。ホームスピーカーでSONYのPPコーンエッジ+フラットスピーカは耐久性が低く、経年でボロボロになった経験があることから、このへんは要注意項目です。


<↓元箱に入れて室内保管。ウーファーにデュポン社の登録商標のケブラー(R)繊維型コーンを採用>
 

<↓コアキシャル型のツイーターは、筐体そのものが回転してバッフル(指向性)が調整可能な構造>


<↓このへんは、目視では状態が分からない部分。まぁ、実際に音を鳴らしてみて不調有無を判断です>
 

この当時、市販品の多くはアルミ製のフレームを採用しています。大口径のマグネットを強固に支持しつつ、本体の共振を避けるような形状解析を行っているのでしょう。同時に、肉抜きできる部分は厚みを減らして軽量化。

…こうして見ていくと、スピーカーフレームのために専用の鋳型を起こす必要があることから、その設備投資額に見合うだけの販売台数を稼がなければならないでしょう。とすると、勢い宣伝費用を充てて…。

今から思うと、「中の人々」は大変な思いで「市場動向/流通開発/マーケティング戦略」「素材/強度剛性/軽量化/特性/マッチングetc.の開発」などをされていたと思われます。他社との競争も激しい時代でしたから。


<↓こうしてスピーカー各部を「ザッと見る」だけでも、当時の開発者さんのご苦労が忍ばれます>
 

■純正品との比較
次は純正スピーカーとの比較です。ただし「純正」とは言っても、実際にはパナソニックナビ(CN-HW1000D)のアップグレードスピーカーになります。

<↓マグネットの口径(φ)もさることながら、手に取った際の重量も全然異なります>


# まぁ、カーメーカー向けOEM品(ここではパナソニック)
# には「重量○○g以下」という開発目標が課せられている
# かもしれませんが。

<↓そもそもコスト(の縛り)が異なるため、本来は直接的な比較は困難ですが、ユーザーには関係なし>
 

■エクシーガへのインストール
「インストール」と書くと、何だかオーディオにこだわりがあるマニアみたいな表現になりますが、要はエクシーガへの「装着手順の紹介」になります。

BG型レガシィへの装着は、スピーカーに付属のハーネスにより「ポン付け」で済みました。しかしエクシーガでは端子の形状が異なるため、リヤにケンウッドのスピーカーを装着したときと同様、変換ハーネスを自作します。


<↓(再掲)結線表>


<↓手持ちのギボシなどを使って、その場で準備完了>


<↓エクシーガのドア開口部と径(φ)が合わない点は、スライドコマを導入することで解決(前編で既述)>
 

<↓雨水による被水防止のため、コネクタをあえて前面に引き回す措置を施すことは、リヤと同様>
 

以上に示す通り、少々古いスピーカーだからといって、装着が困難ということはありません。足りない部品は十分にDIYで対応可能です(※マウント方法にもっとこだわれば、それなりの知恵も必要になってきますが)。

■セッティング
今回の方針は「寝かせていた過去資産を有効活用しよう」ですので、デッドニングなど細部に渡っての施工やチューニング(時間を要するもの)は割愛します。

とは言え、今回のフロントスピーカーの置換により、すでに置換済みのリヤスピーカーとのハード環境は整いましたので、最低限の音場確認をしておきます。


<↓まずはツイーターのバッフルの向きを調整。フロント乗員経由でセカンドシートに向けて調整>


# 物理的に可能な範囲での調整です。
# (あまり欲を出さない。)

次に、いろいろなジャンルの音楽を再生して(イコライザーやフェーダーの)バランス点を探っていきます。

<↓左:この曲でギターの左右chのエフェクトを確認  右:中音の響きと「切れ」を確認>
 

<↓左:作詞は松本隆さん/作曲はYMOの細野晴臣さん、 右:作・編曲とも渡辺宙明さん>
 

<↓左:オリビア・ニュートン・ジョン以外にも多数がカバー  右:歌唱力はバツグン>
 

<↓多くのジャンルから、アレンジや楽器の使い方が特徴的な曲を聴いて、音場の確認を行う>
 

■エージング
フロント:カロッツェリア TS-J160A、リヤ:ケンウッド KFC-U1692 の組み合わせ(アンプはパナソニックHDDナビ・CN-HW1000Dに依存)で聞き初めて、現在までに約1ヶ月が経過しました。稼働時間に換算すると、おおよそ50~60Hです。

これらのスピーカーは かつてBG型レガシィで使用していたものであり、バージン品ではないのですが、稼働時間50~60Hを経過したころからは、あくまで感覚的なものではありますが「より音が前に出てくるようなイメージ」が得られるようになりました。

経年14年の保管期間明けですので、やはり通電&駆動時間を重ねることで、挙動が熟(こな)れた感じになってきたのでしょうか。「音の硬さ」が取れてきたように思えます。主目的は「家族のために」ですが、私一人で乗っているときにも、好きな音楽をより楽しんでリラックスしています。

またしばらくしたら、スピーカーの向きをもう少々上向きに変えるなどしながら、デッドニングに励むかもしれません。こうして「走り」以外の部分でもアップデートを加えながら、エクシーガとともに過ごす家族の時間を大切にしていきたいと思っています。
Posted at 2020/10/10 18:24:52 | コメント(0) | トラックバック(0) | 【エクシーガtS】 | クルマ

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「CBR250Fourが高スロットル開度にて#4が失火気味。要求電圧が高くなるときに3気筒になってしまう模様。低中回転速度でth開度が低いときは失火は発生しない。原因の切り分けのため、#1と#4の点火プラグを入れ替えて様子見します。」
何シテル?   06/13 18:56
調布市のKAZ [読み:ちょうふし_の_かず] と申します。 スバル・レヴォーグ(VNHC型)、スバル・エクシーガ(YA5E型)、ホンダ・CBR250Four...

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