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2020年10月14日 イイね!

[トンボ鉛筆MONO砂消しゴム] 前編・ホイールに固着したブレーキダスト除去

[トンボ鉛筆MONO砂消しゴム] 前編・ホイールに固着したブレーキダスト除去アルミホイールに固着したガンコなブレーキダスト。これまで「パープルマジック+ナイロンブラシ」で長時間、洗ってきましたが、なかなか汚れが落ちません。

そこで、トンボ鉛筆の「MONO砂消しゴム」を使うことを発案。実際にブレンボキャリパによるガンコなブレーキダストの除去に成功しました。今回は、その作業風景を紹介するブログの「前編」です。


◎パーツレビュー
トンボ鉛筆 MONO砂消しゴム ES-512A (アルミホイールに固着したブレーキダスト除去用)

■まえがき
「必要は発明の母」とは、よく言ったものです。

ブレンボキャリパーからのブレーキダスト(主にプロジェクトμのパッド:HC+による積層汚れ)は、今までパープルマジック(鉄分に反応して紫色になるスプレー剤)を吹きかけながら、ナイロンブラシでゴシゴシと時間をかけて、根気よく落とそうとしてきました。

が、ガンコなブレーキダストは簡単には落ちてくれません。…というよりも、ホイールに固着してしまっており、全然落ちる気配がありません(苦笑)。時間がかかる割りには、キレイにならずに非常に効率が悪い。

そこで思いついたのが「砂消しゴム」を活用する案です。もともと「砂消しゴム」も、研磨材成分を含むはず。しかも、相手は原稿用紙やノートなどの「紙」ですので、相手を必要以上にアタックするほど攻撃性の高いものではないだろう。

…との考えで、実際に効果を試してみることにしました。今回のブログは、前編を「砂消しゴム導入前の苦労」、後編を「砂消しゴム導入後の効果」として、その様子を紹介します。


■ナイロンブラシによる作業・その1
2020年08月14日。この日は非常に暑い日でしたが、午前中にサイドウィンドウとドアミラーをキイロビン→ガラコで撥水処理したあと、午後から積年のSTIホイールのブレンボダストを、パープルマジックと各種タワシやブラシで地道に落とす作業を行っていました。

<↓水洗いでホイール全体の汚れをザッと落としてから、ブレーキダストにパープルマジックを噴射>


<↓ブレーキダストに反応して、どんどん紫色に反応。頃合いを見計らってナイロンブラシ掛けする>
 

最初はものの見事に紫色に変色するのですが、ブラシ掛けをすると、積層したブレーキダストから新たな表面が析出し、すぐに(泥のような)茶色に変わっていきます。その作業の繰り返し。

<↓ダスト部分は紫色に変わるものの、ナイロンブラシで擦ると、すぐに新たなダスト層が析出する>
 

何度こすっても、ホイールに固着したブレーキダストはなかなか落ちてくれません。結局、日没を迎えてこの日の作業は終了。まだ1本目のホイール(右前のみ)だというのに。

<↓遠巻きに見るとキレイに見えるっぽいですが、近くに寄って見るとスポークの隅にガンコな汚れが残る>
 

■ナイロンブラシによる作業・その2
翌08月15日。この日は朝6時台からホイールの洗浄作業を開始。前日の続きです。

<↓踏ん張った甲斐あって、ここまでキレイに。だがどうしても、固着して落ちないダストが残ってしまう
 

1本のホイール(右前)の洗浄だけに時間を費やすわけにもいかないので、このへんで、いったん別のホイール(右後)の洗浄作業に移行することにします。

<↓見かけ上、前輪より制動荷重の低い後輪はブレーキダストも少なめに見えるが、而(しか)してその実態は…>


<↓朝7時頃から夕方16時頃まで、ひたすらこの作業の繰り返し。なかなか終わりが見えない状況です>
 

<↓ガンバってここまではキレイになったが、ナイロンブラシではこれが限界。隅R部にダストが残る
 

■ナイロンブラシによる作業・その3
一週間後の08月19日。前の週の土日は、結局ホイールの清掃で潰れました。この週の土日は、果たしてどうなるのでしょうか…。

前の週は、「時間区切り」でいったん前輪から後輪に作業ターゲットを変えていました。そこでこの日は、再び右前のホイールのブレーキダスト落としに勤(いそ)しみます。


<↓汚れに不利な前輪も、さらに1日かけてココまではキレイになった。が、やっぱり固着ダストは残る
 

この週は他の用事もあり、続きは翌週以降に持ち越し。
…って、2週間(の土日)に渡って、「ホイール1本半」分しか洗浄できていない。しかもスポークの根元など、隅R部のガンコなダストはへばり付いたまま。何とかせにゃ…。


■ナイロンブラシによる作業・その4
さらに翌週、08月23日。まだまだ気温は高い。熱中症に注意。それと蚊の対策も忘れずに実施。

<↓またまたパープルマジック頼り。ナイロンブラシ自体も、いいかげんにくたばってきました>
 

前輪に限らず…ですが、作業すべきホイールのスポーク部分(洗浄ターゲット)を少しずつ回転させて送る(ローテーションする)必要があることから、なかなか時間がかかります。

<↓足かけ3週間ほどかけて、結局ホイール1本分も満足に洗浄できず、ダスト残りが除去できない状態


これではラチがあかん。
時間ばっかりかかって、全然キレイにならんやんけ。

(…って、最初から分かっていたことですが。)

そこでウルトラC(注:1985年度版以前の、C難度に含みきれない大技から転じた比喩。現代的な表現ですと、F難度くらいの意味合いになるかな。平行棒の屈身べーレや鉄棒のコールマンあたりをイメージしてください)として、「砂消しゴム」の転用を発案した次第。

■砂消しゴムの到着
砂消しゴムについて、各メーカーの情報を仕入れて検討。「構成成分は明示されているか/入手性は容易か/価格は妥当か」などを考慮し、結論としてトンボ鉛筆のMONO砂消しをセレクト。型番で言うと、ES-512A になります。

これをお試しで、10個セット品を購入。
(※「お試し」とは言いつつも、本命のつもりで調達しています。)


<↓Amazonで購入。10個セットで税込み1338円(送料無料)。これを試すゼイ!果たして読み通りにいくか?>



「後編」に続く。
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2020-10-17(Sat.) : 更新
[トンボ鉛筆MONO砂消しゴム] 後編・ホイールに固着したブレーキダスト除去 をアップロードしました。
Posted at 2020/10/14 23:29:27 | コメント(2) | トラックバック(0) | 【エクシーガtS】 | クルマ

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何シテル?   06/13 18:56
調布市のKAZ [読み:ちょうふし_の_かず] と申します。 スバル・レヴォーグ(VNHC型)、スバル・エクシーガ(YA5E型)、ホンダ・CBR250Four...

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