~謹賀新年~
今年もよろしくお願いいたします。
2022年の最初のブログは、東京→札幌の帰省記です。思い切って数年振りに子供たちを連れて実家に帰省し、仏壇に手を合わせてきました。
まずは「その1」として往路編(東京→青森→函館→札幌)を備忘録代わりに記します。
■予期せぬ油圧アラート
エクシーガは事前の冬支度(その1、その2、その3)を終えており、出発当日もほぼ時間通りに自宅を出ました。走行ルートは、自宅を出て外環自動車道から東北道を北上し、まずは青森を目指します(津軽海峡フェリーで北海道入りします)。
ところが自宅を出てしばらくしたのち、気になることが…。Defi の後付けメーター(油圧計)の表示が低いのです。暖機途上は問題無かったのですが、完暖後の油圧が100kPaを切ってアラート(自己設定した警告灯)が点灯し始めたのです。
<↓アイドリング時、エンジン油温94℃ほどで油圧表示が約50kPaという低さに驚く…ホントか?>
このまま高速道に乗り入れするには、あまりにも不安。ちょうど高速道の入口(大泉IC)に入る前にコンビニがあるので、そこで買い物がてら点検することにします。それまでの間、油圧の挙動を確認すると、常用域(市街地走行)では200~340kPa出ているので問題は無さそう。信号待ちのアイドリング時のみ、油圧表示が低いようです。
<↓コンビニの駐車場で油量を確認すると、レベルゲージ(Full~Low)中央付近は確保されている>
とりあえず実際の油量に問題は無いことが確認できました。とすると、低油圧表示の原因として考えられることは、大まかに次のパターン。
(1)センサーの油圧分岐回路にエア溜まりが発生
(2)オイルの劣化によるエアレーション発生
(3)油圧センサー自体が経年で不調になった
(4)Defiのメーターの故障
上記(1)については、表示油圧のハンチングが無く一定速走行では一定油圧を示すことから、可能性は低いと判断(センサーはメインギャラリから直接、採っていることと合わせて)。
(2)については、油量が少なくともFull~Lowの中間は確保されていること、また高回転高負荷走行は行っていないことから、これも可能性は低いと判断。
(3)(4)については、可能性はあります。以前、別メーカーですがApexiの後付メーターを装着していた頃、故障によりセンサーを入れ替えした経験があります。
これらの事実と確認結果から、総合的に考えて「継続走行は可能」と判断しました。なお、オイルについてはガソリン臭はしませんでした(ダイリューションは無いと考えます)。
■サービスエリアにて
今回の帰省では、犬2匹も帯同していますので、適当なタイミングで休憩(散歩)を入れます。また、エクシーガの同乗者たちも、適当なタイミングでクジ引きにより座席の入れ替えを行います(同じ席に同じ人が乗り続けないように)。
<↓東北道の上河内SAにて(衣装は、中学生の娘が型紙を起こしてミシンで縫って仕上げたもの)>
<↓こちらは東北道・国見SAにて。北海道のおみやげ販売がありましたが、これから向かうので買わず>
<↓国見SAでは330冊超!の雑記帳が置いてあり、誰でも自由に書き込みできるようになっていました>
国見SAの約2km手前にて、エクシーガtSの総走行距離(オドメーター)がちょうど10万kmに到達。家族にデジカメを身構えてもらい、キリ番の撮影をしてもらったのですが、走行中だったためブレブレ。ところが娘がiPhoneで撮影したところ、バッチリ写すことができました。
<↓我が家のエクシーガもいよいよ10万kmに到達。家族にキリ番を撮影してもらうことができました>
■津軽海峡フェリーにて
冬場の北海道行きの手段として津軽海峡フェリーを選択した理由は、費用と時間によるものです。当初はシルバーフェリー(八戸~苫小牧)などを検討していましたが、「乗用車+人員7名+犬2匹」では、総費用がべらぼうに掛かるため断念。その一方、津軽海峡フェリーでは海割という定額料金制度(車両1台に1人で乗っても7~8人で乗っても同額)があるため、かなり割安です。
<↓東京から青森までの往路(ここまでで700km超)でエンジンには異常なく、無事にフェリーに乗船>
<↓ドッグルームを事前予約。私たち以外に2匹のワンちゃんたちが先に入っていました>
冬場の津軽海峡フェリーは相対的に利用者が少ないので、2等客室も広々と利用することができました(夏場はほぼ満員ですが)。
<↓2等客室は、だだっ広いワンルームではなく、容量20名程度の部屋が複数の区画で分けられています>
<↓結果として、私たち家族だけでこの区画を占有可能な状況でした(気兼ねなく使えてラッキー)>
乗船時間は約3時間40分。ちょうど仮眠して目を覚ます頃に函館港に入港となります。ドッグルームに預けていた犬たちを持参のケージに入れ、(ドッグルームにアクセスするための)カギをフロントに返却します。
<↓車両甲板から搭乗口に降りるところ(同行者は全員、車両に同乗した状態で下船となります)>
<↓無事に北海道に着いたー!! 函館フェリーターミナルの駐車場にて(ここで買い物と犬たちの散歩)>
■函館フェリーターミナルにて
フェリーターミナルでは売店で若干の買い物をしましたが、「いかにも」な商品も並べられていました。以下はその例です。
<↓ガラナ系>
<↓とうきび茶(※とうきび=とうもろこし、コーンのこと)>
<↓いかめし、永谷園の北海道限定版、バタじゃがなど>
<↓各種のカレー。ほたてカレーとかイカスミカレーとかたらばかにカレーとか…>
<↓そして、ひぐまの彫り物も…(※北海道ではツキノワグマではなくヒグマ)>
■函館市内にて
函館に着いたら、あとは目的地の札幌までは陸続きです。青森を出るまでは、もしも「シケでフェリーが欠航」となってしまったら「海を越えることができない」…なんて事態もありえますが、北海道に上陸してしまえば、あとは何とかなります。
ということで、子供たちのリクエストにより温泉に立ち寄りします。「函館健康センター 湯都里(ゆとり)」改め「函館高温源泉 湯の箱 こみち」です。24時間営業のスーパー銭湯です。
<↓温泉(24時間営業のスーパー銭湯)で、子供たちもリフレッシュ>
その後、金森赤レンガ倉庫に立ち寄って「プティメルヴィーユ」というお店でスイーツを購入(実家の姉へのおみやげとして)。買い物が済んだあとは、「函館」と言えば「ラッキーピエロ」ということで、家族揃っての昼食を取ります。有名なハンバーガーだけでなく、各種オムライスもおいしいです。
<↓我が家では、函館に訪れた際の定番となりつつあるラッキーピエロに立ち寄って食事を取ります>
<↓家族にも好評で、店内メニューもおいしくいただきました>
■八雲SAにて
かつては冬でも国道5号線(下道)を走って札幌入りしていましたが、夕刻以降になると路面も厳しくなるので、今回は高速道に乗って楽をすることにしました。
無料バイパス区間を経由して高速道に入り、いったん八雲SAで休憩。以前(夏場でしたが)こちらに立ち寄った際に好印象だったSAです。…ところが冬期は売店は閉鎖?されているらしく?(あるいは早めに店じまい?)、私たちが到着した16時頃はトイレしか空いていませんでした。残念。
<↓八雲SAにて。売店は営業しておらず残念。犬たちは雪の上をはしゃいで回る>
<↓夕方16時過ぎの外気温度はマイナス5℃と緩め。EG油圧は油温なりに発生している>
往路で適時チェックしていたエンジン油圧は、アイドリング時に油温70℃台で約140kPa。油温に応じた油圧が発生していると考えられるので(アイドリングでも油温が低いと油圧が高くなる)、エンジンそのもののハード的(メカニカル)なトラブルではなく、油圧センサーや油圧計にまつわる不調が発現していたように思います。
その切り分け(念押し確認)をするために、帰省終了後にはいったんエンジンオイルを新油に交換して、油温やエンジン回転速度に対する油圧の挙動を改めて確認してみたいところ。ただ、現状ではトラブルの発生が無いため、引き続き油温・油圧を注視しながら札幌に向かいます。
■札幌にて
苫小牧・千歳 回りの高速道を走り、札幌入りしたのは20時頃。ほぼ読み通りの時刻です。札幌市内で先に(飲食店が閉店となる前に)夕食を済ませてから、実家に向かうことにしました。
<↓手っ取り早く、実家の近くで営業中だった「味の時計台」で身体と胃袋を温めることにしました>
<↓家族それぞれがお好みのラーメンを食べました。私は時計台ラーメン醤油味(バター&コーン)を選択>
そしていよいよ実家のある場所へ…となったのですが、ちょうど実家前を除雪車が作業中だったためしばらく待機していました。毎度毎度、除雪作業員さんには感謝です。
<↓夜や早朝では、フツーに見られる光景。除雪車が入らないと生活にも響いて支障が出ますね…>
<↓そんなこんなで、家族&犬たちも揃って
無事に実家に到着。姉のスバル・デックスと並べて駐車>
「2022年始・札幌帰省記」その2 …に続く。
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2022-01-13(Thu.) : 更新
[エクシーガtS] 2022年 帰省記その2・「大晦日」と「元旦スキー」編 をアップロードしました。
Posted at 2022/01/10 21:27:13 | |
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