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2025年10月07日 イイね!

“レグノ体験”教えてください!

“レグノ体験”教えてください!“レグノ体験”教えてください!

REGNO × みんカラ
あなたの”レグノ体験”投稿キャンペーン 応募ブログ
https://minkara.carview.co.jp/event/2025/bs-regno-cmp/

誰もが知っているであろう、ブリジストンさんのトップブランドの一つである レグノ。少々前になってしまいますが、私もそのレグノを愛用していた時期があります。

そのレグノの使用シーンや印象などについて、当時のクルマとともに、時間を追って(年代順に)以下に書き連ねていこうと思います。


■まえがき
就職して最初に購入したクルマは、スバル・レガシィのセダンRSターボ(1989年~1996年)でした。このクルマには、ライン装着の標準タイヤが摩耗したあと、ブリジストンの ポテンザRE-810 というハイグリップタイヤを履かせていました(後述)。

その後、レガシィのワゴンGT-B(2代目BG5B型ターボ、1996年~2006年)、ワゴンGT spec B(4代目BP5D型ターボ、2006年~2023年)と、ワゴンを乗り継ぎました。レグノを愛用していた時期は、この頃になります。

ちなみに現在はレヴォーグに乗っていますが、タイヤは新品装着タイヤが未だ寿命を迎えておらず、ライン装着品のまま今に至っています。


■2001年~2006年(BG型レガシィ + REGNO GR-7000)
レガシィのセダンからワゴンに乗り換えしたあと、一番改善したかったことは 「静粛性の向上」 でした。これは、セダンが 「独立したトランク」 を持つボディ形状であったのに対し、ワゴンでは 「荷室が車室空間として つながっている」 ことに由来するロードノイズの侵入があったためです。

さらに、この頃は家族構成も変化した(独身→結婚して子供が生まれた)こともあって、タイヤに求める性能として 「静粛性」 の優先度が上がったことも、背景として挙げられます。

結果、ライン装着タイヤが寿命を迎えたあとのリプレースタイヤとして、真っ先に候補に挙げたのは、静音タイヤとして当時の最先端技術が織り込まれた REGNO GR-7000 でした。サイズは、純正踏襲で 215/45R17 です。


<↓2001年06月、ライン装着タイヤに代えて REGNO GR-7000 を装着。クルマはBG5Bレガシィワゴン>


<↓車両全体の静粛性の向上に寄与する割合の高い要因として、タイヤの耐ノイズ性を重視して選択>


この頃のレグノには、いわゆる 「ドーナツ技術」 に加えて 「ノイズ吸収シート」 という構造的な静音化技術が採用された時期にあたります。

<↓ネット記事: 「REGNOの系譜」 より。出典元は以下に記載しています>


出展:
【ブリヂストン REGNO 新製品発表】「GR-7000」以前と以降で変わった静粛性追及技術の系譜
https://response.jp/article/img/2015/01/09/241186/814446.html
4枚目の画像、2015年1月9日(金) 08時24分、《撮影 中尾真二》氏、一般公開済みのページより

当時の私は 「タイヤに静粛性を求めるなら最高のものを…」 と考え、恐らく先行技術開発や、それを量産化するための生産技術など、(あくまで私の中のイメージですが)業界トップを走っているであろうブリジストンさんのレグノを指名買いしました。

結果、確かに静粛性の向上を実感しました。車速域の低い街乗りシーンでも静かではあるのですが、より顕著に向上代を実感できたのは、高速道路をクルージングしているときでした。

恐らく、
 ・従来技術の延長;
   タイヤと路面とがコンタクトする際の衝突音(>あえて衝突
   と書きます)を緩和するようなトレッドパターン(サイプ設計)。
 ・構造的な新技術;
   ノイズ吸収シートの採用
の相乗効果だと考えました。

もちろん、静粛性以外の性能(コーナリング時のグリップ感、雨天時の排水性、耐摩耗性)もうまくバランスされている印象を持ちました。…まぁ、価格が高いだけのことはあるな、と。本音を書くと、こうした性能が維持されつつ、もう少し安価だったら良いのになぁ、とも思いました。ブランドイメージを維持するための価格戦略、という側面もあるのでしょうけど。

以下は余談になりますが、この頃は 普段履きのタイヤはレグノでしたが、ミニサーキットに走りに行くときはポテンザでした。


<↓スポーツランドやまなしにて。タイヤは往年の RE-810 を(セダンのレガシィから)継続使用>


「RE-810」 って何じゃい? …という方々も多々いらっしゃると思いますので、初代レガシィのセダンに乗っていた当時の私のメモから、少しだけ そのトレッドパターンが分かる小さな画像が残っていましたので、参考として掲載します。

<↓ポテンザ RE-810 についてのメモ。トレッドパターン(下段に記載)は IN と OUT で非対象でした>


互いに方向性は異なるものの、こうしたサーキット用のタイヤ(ポテンザ)があったからこそ、普段用の静音タイヤ(レグノ)の凄さが実感できた…と思っています。同一車両で比較できますからね。

<↓(参考)左: 筑波1000にて。 右:那須サーキットにて>


話しをレグノに戻します。
レグノの恩恵は、特に高速道路を長距離、移動する際に実感しています。私の場合、自宅のある東京から実家の札幌まで、片道1100kmほどを自走で帰省するからです(>5月連休や、お墓参りのお盆などの機会に)。


<↓津軽海峡フェリーの青森ターミナルにて。BGレガシィ+レグノ で往復 約2200kmの帰省ツーリング>



高速道路は決して平坦路ばかりではなく、舗装のつなぎ目があったりわだちがあったり、片道2車線だったり1車線だったりします。そして速度域が一般道に較べて高い分、静粛性を確保できるか否かが、疲労が軽減されるか蓄積されるか…の差になります。それは運転手だけでなく、同乗者(特に乳幼児)にも当てはまります。

大げさに言うと、「疲れないタイヤ」 は 「安全性の確保」 にもつながります。
レグノは確実に疲れないタイヤだと言えるでしょう。高価ですけどね。


■2007年(BP型レガシィ + 再びREGNO GR-7000)
2006年に 2代目レガシィワゴン(BG型)から 4代目レガシィワゴン(BP型)に乗り換えしました。その際に、まだ溝の残っていたレグノはホイールと一緒にしばらくの間、取り置き保管していました。

乗り換えした新しいレガシィ(BP型)の純正装着タイヤは18インチでしたが、個人的には(我が家の使用環境では)レガシィに18インチはオーバースペックだと考えており、1年後の2007年に、それまで取り置き保管していたレグノを再利用することにしたのがトピックです。


<↓4代目BP型レガシィ標準の18インチ(ポテンザRE050A)から、あえて17インチ(REGNO GR-7000)に変更>



これは、決して ポテンザRE050A に不満があったからではなく、「REGNO GR-7000 を最後の最後まで使い切ってやろう!」 という思いがあったためです。また、個人的な意図としては 「摩耗が進んだレグノでも、果たして静粛性は確保されるのか?」 を実際に試してみるという狙いもあったためです。

<↓2007年時点では、すでに後継の GR-9000 が市場投入されている状況です(※出典は以下に記載)>


出展:
【ブリヂストン REGNO 新製品発表】「GR-7000」以前と以降で変わった静粛性追及技術の系譜
https://response.jp/article/img/2015/01/09/241186/814450.html
6枚目の画像、2015年1月9日(金) 08時24分、《撮影 中尾真二》氏、一般公開済みのページより

<↓2007年08月、津軽海峡フェリーの函館ターミナルにて。BPレガシィ+レグノ で往復 約2200kmの帰省途中>



REGNO GR-7000 のトレッドパターンは確かに摩耗気味でしたが、「ノイズ吸収シート」 はタイヤの構造的な部分での改善技術であるためか、(寿命に近づいた摩耗があっても)「ロードノイズの極端な増大」 は感じられませんでした(>私見です)。

■ペットに優しいレグノ(コンセプト案・その1)
さて 上記画像に示したように、我が家ではペットのワンちゃんたちが増えました。「疲れないタイヤ」 は、同乗するペット(犬)にも効くはずです。そこで実際のユーザーとして、私からブリジストンさんに提案するコンセプトがあるとすれば、ズバリ
  「ペットに優しいレグノ
という概念はいかがでしょうか。

人間と犬たち(猫たちも)では、耳に聞こえる音の周波数帯(可聴域)は異なると言われています。一般に、人間の可聴域は20Hz~20000Hzとされていますが、犬は~50000Hz、猫に至っては~65000Hzと言われています(>諸説あり)。

ところで文献: 「自動車技術 Vol.60、No.4、2006」 を読むと、タイヤは従来、おおよそ500Hz以下の周波数帯でのノイズ低減に注力されてきたような印象があります(ご参考: 当方の過去ブログ→ https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/blog/1694775/ )。

振動・騒音の周波数がかなり高い領域では、変位はかなり微小となるため、変位を抑制する技術は難しいかもしれません。あるいはそういったことは当方の誤認で、実はすでにタイヤの発する高周波数帯のノイズは抑制できていて、低周波数帯だけが残ってしまった結果が これまでのタイヤの制振静音技術の歴史なのかもしれません。

そのへんの詳細は素人の当方には分かりかねるのですが、「人に優しいだけでなく、同乗のペットにも優しい静音タイヤ」…という発想や概念に技術的な間違いが無ければ、宣伝文句にも転用できると思うのです。とすると、ペット好きでアウトドア派の多いスバル車とのマッチングも良さそうです。


■これからのレグノ
さて、車両の乗り換えを挟んで一時保管していた REGNO GR-7000 ですが、再利用(摩耗状態での静音効果の検証を含む)したあと、いよいよ使用限界による寿命を迎えました。

<↓帰省先の札幌にて。これまで何度も 「東京←→札幌」 の帰省ツーリングに貢献してくれました>


<↓最後まで有効活用して、ついに使用限界(寿命)を迎えた GR-7000。今までどうもありがとう!>


<↓(参考)画像は2007年08月時点での、カー用品店での店頭価格の例。レグノは立派なブランド品>


レグノというプレミアムブランドを、ブリジストンさんの技術発展の中で体験できたことは良かったです。いま現在(2025年10月時点)でも、同社の技術開発は終わることなく、未来に向かって歩を進めていることでしょう。サステナブルとかカーボンニュートラルとか、従来には無かった環境要素も開発にのしかかってきていると思います。

そうした流れの中で、「ENLITEN®」 「究極のカスタマイズ(商品ごとにエッジを効かせた性能を付加する)」 というビジョンを企業として創出していることに、同社の底力を感じます。


<↓ブリジストンの公式WEBサイトより>


タイヤとしての要求性能を全方位で底上げできたあとは、やはり 「個性」 とか 「独自性」、部分的ではあっても 「ユーザーの使われ方に特化した、突き抜けた性能」 をアドオンさせることの実現が重要になってくると思います。これは工業製品であればタイヤに限らず、ですね。

換言すると、
 ・変えない性能(底上げされた普遍的な要求性能)
 ・変える性能(時代やユーザーニーズに即した性能)
の両立でしょうか。「カスタマイズ」 は後者に属すると思います。

今後のレグノは、当方の勝手な想像になりますが、シミュレーションやAIによるリアルワールドの環境模擬精度が飛躍的に高まって、「試作レスで」 開発速度がどんどん進んでいくことでしょう。しかし最後は、目利きの人による検証作業(官能評価を含む)が必要で、それが上記 「カスタマイズ」 の成否を握っているように思います。


■雪道も走れるレグノ(コンセプト案・その2)
「これからのレグノを、どのように育てて伸ばしていくのか」 については、ブリジストンさんの社内で常に議論されていることでしょうけど、エンドユーザーの立場からは、たとえば前述の 「ペットにも優しい」 は 「カスタマイズ」 の一つの方向性のヒントになったりしないかな…? と思ったりします。今までタイヤがそのような効能を謳ったことは無かったと思いますので。

そのほか、もっと現実的なところでは 「オールシーズンタイヤのレグノ(雪道も走れるレグノ)」 があれば、市場での引き合いも強く出ると思います。雪国出身者の私としても、興味があります。従来のレグノの概念をぶち壊すような発言を、あえてしています。常識からは革新は生まれにくいと思うからです。

いずれにせよ、私たちエンドユーザーがビックリするような機能・性能を 引っ提げて登場するであろう将来のレグノを、今から楽しみにしています。
Posted at 2025/10/07 19:33:13 | コメント(0) | トラックバック(0) | carview タイアップ企画 | タイアップ企画用

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