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調布市のKAZのブログ一覧

2005年11月25日 イイね!

AT変速せず!インプレッサWRX危機一髪(その3)

AT変速せず!インプレッサWRX危機一髪(その3)家の GDA-Cインプレッサ に発生したトラブルの話の続編。
 ◎「その1 (トラブル発覚編)」 は → こちら
 ◎「その2 (緊急走行編)」 は → こちら

今ここでエンジンを切られてしまうと、せっかく苦労してディーラーまで自走してきた意味が無くなってしまう。セレクトモニタでエラーログを読み出す までは、何としてでもその妨(さまた)げとなるような外力は阻止しなければならない(>んな大げさな・・・ (^^;) )。

私以外の他のお客様は、ショウルームにもサービスフロントにも いないようだったので、少々図々しいが、引き続きインプレッサをサービスフロントに横付けしたままとさせていただいた。その後、すぐに手の空いた(というよりも、手を空けていただいた)メカニック数名に来ていただいた。私はその場で、手短に次の説明をした。

  ◎主な症状や周辺の状況。
  ◎トラブル直前までの走行状況。
  ◎自分なりに確認できたこと。
  ◎症状を確認してエラーログを吸い上げていただくため、トラブル発生後は
    エンジンを切らず、そのままディーラーに自走で車輌を持ち込んだこと。

メカニックたちは、それらの一つ一つに うなずいた。そしてすぐに工場内へ GDA-Cインプレッサ を移動させ、セレクトモニタで通信を始めた。その後、試走のためか、所外へと消えていった。しばらく後にメカニックが帰ってきたので話を伺うと、次のようであった。

  ◎「Sol, sft」、シフトソレノイド にまつわる異常(エラーログ)が確認できた。
  ◎ただしセレクトモニタ上からは、ソレノイド本体の異常なのか周辺の配線などに
    関する異常なのか、判別がつかない(あくまで [系] としての表示となるため)。
  ◎暫定処置として、リセットをかけた。
  ◎リセット後に、Dレンジホールドで試走したが、症状の再発は無し。
  ◎数日後に車検で入庫する予定なので、それまでの間はDレンジでの走行
    とし、マニュアルモード(スポーツモード)は使用しないことを提案する。

コントロールユニットの電気的なリセットで復帰したということは、とりあえずハード面での異常は無さそうだ。実際、シフトソレノイド にまつわる制御以外のエラーは記録されていなかったようだ。少しだけ安心する。もしも重大なハード異常だったなら、丸ごと T/M の交換も覚悟しなければならないと思ったからだ。そこでメカニックに尋ねてみた。

  私 : 「ソレノイド本体に異常があった場合、単品での交換になりますか?」
  メカ : 「いいえ、ディーラーではコントロールバルブAssyでの交換となります。」  
  私 : 「車検の数日前に症状が出たのですが、保証は利きますね?」
  メカ : 「特別保証の対象となっていますから、車検とは関係なく5年間の保証です。」
  私 : 「それでは車検の際に、いっしょに変速不良の原因追求をお願いいたします。」
  メカ : 「了解しました。作業メニューに加えておきます。」
  私 : 「よろしくお願いいたします。それまで私もマニュアルモードは控えておきます。」
  メカ : 「仮に何か異常が出た場合、すぐにご連絡ください。」
  
いずれにせよ、時刻は もうディーラーの一般営業時間を過ぎている。原因(らしきもの)の追求ができ、暫定とはいえ通常の走行には支障が無い状態へと仮復帰できたのだから、今日のところはこれで十分である。私は 受付のおねぇちゃん、営業担当、メカニックたちにお礼の言葉を述べながらお辞儀(おじぎ)をして、帰路についた。アクセルのツキは戻っていた。

その4・(まとめ編) へ続く)
2005年11月24日 イイね!

AT変速せず!インプレッサWRX危機一髪(その2)

AT変速せず!インプレッサWRX危機一髪(その2)家の GDA-Cインプレッサ に発生したトラブルの話の続編。
 ◎「その1 (トラブル発覚編)」 は → こちら

まぁ、こんな状況下でエンジンを高回転まで回すような無謀なことはしたくないので、一応 2000[rpm]、やむない場合は 3000[rpm] までを目安に、街道を そろ~り と走ることにした。とりあえず 自走はできる こと、そしてまた、ヨーカドーを出てから 先ほどのディーラーまでの距離が直線で約 3~4km の 近さ であったことは、不幸中の幸いだった。

直線区間ではセレクトレバーをDレンジに戻してみたり、3,2レンジ に操作してみたり、あるいはアクセルの踏み込み方を変えるなど運転方法を 可能な範囲で試して みたが、結局オートアップにはならず 1速固定のまま。その間、車速はせいぜい 20~30[km/h] ほどか。後続車が近づくたびに、ウィンカーを出して左に寄り、先に行って(追い越して)もらう。

こういう場合、経験上、いったんエンジンを切ってから再始動を試みる・・・という対処法も考えられる。だが仮にそれで 「POWER」 ランプの点滅が消えたとしても一時的なものに過ぎず、またいつ再発するとも分からない。それに、ヘタをするとコントロールユニット内の エラーログまで消えてしまう (故障履歴が残らない) 恐れ もあるかもしれない。

だから、なるべく 不具合症状が生じたままの状態を維持 させながら、ディーラーに車輌を持ち込みたいのだ。その方が、メカニックにとっても症状の 原因追求を素早く実行できる 可能性がある。ヨーカドーからディーラーまでの距離は、そのような対処が可能な近さだと私は判断したワケである。

低速走行を強いられている間、実際の経過時間は大した長さではないのだが、体感時間としては長く感じられるものだ。いくらディーラーまでは短距離だとは言え、他の交通に迷惑をかけるワケにもいかないので、適当なタイミングでバス通りを避けて裏道を選んだ。ところがそんな時に限って、後続車が続いて来るものである(いわゆるマーフィーの法則)。裏道でも後ろから 2輪&4輪 に突かれてしまった。しかしながら幅員が狭い 1本道なので、追い越しできるポイントは限られる。そこまでは落ち着いてじっとガマン。やっとすこし広いところに出たところで左にめいっぱい寄って後続車をやり過ごす。後続車は恐らく怪訝(けげん)な顔をしながら、リヤのカーボンウィングが目立つ このインプレッサWRX を追い越して行ったことだろう。

もしも、この [1速固定で変速できない] + [アクセル操作に対するダイレクトな加速が得られない] 状態が、高速道路のサービスエリアで発生していたなら・・・。あるいは高速走行中に変速不良に陥ったなら・・・。それはもう、キャリアカーの要請を免(まぬが)れなかったかもしれない。いやいや、事故までもが併発してしまったかもしれない。ガクブル(※1)。
(※1)余談 : ((((;゜д゜)))ガクガクブルブル、の意。本来は半角カナでの表記が一般的であるが、再生機 (WEBサイトの表示が可能なPHSなど) によっては文字化けの原因となるので、私はなるべく半角カナを使わない主義である。

こうした例からも、クルマを運転する者は、
  ◎「いついかなる状況下で自分のクルマが不調に陥(おちい)る恐れが
     ある かもしれない ことの自覚」 と、
  ◎「不幸にしてそのような症状が発生してしまった場合でも、いろいろな選択肢
     の中から最善な対処法を判断し、それを安全に実行する責任を負う」 ことを、
改めて認識した次第である。

クルマは消耗型の工業製品である以上、たとえ新車(例えば STI バージョン)であっても、不幸にして走行中に突然走らなくなることもあり得る、と、頭の引き出しの片隅にでも KYT・・・危険予知トレーニング・・・の一環としてインプットしておいた方が良いかもしれない。まぁ本音は、自動車メーカーに対しては 「決してそんなことがあってはならない」 のが基本だ、とも思っているんだけどね。でも現実には何が起こるか分からない世の中。ある有名な著者の言葉を借りると、The Age of Uncertainty だ。

こうして何とか無事にディーラーに到着できたのは、夜6時半ころだったと思う。サービス フロントの正面(※2)に乗り付け、「ATの変速制御異常が出ましたので、確認をお願いします」 と伝えた。ディーラーの営業時間内に到着できたのはラッキーだった。
(※2)余談 : もともと 「フロント」 という言葉は 「~の正面」 という意味であるから、「フロントの正面」 という表現は意味が2重(→ 「頭が頭痛だ」 と同等)になって変だ、という説もあるが、ここでは置いておく。

するとショウルームの おねぇさんが 近づいてきて、気を利かせて?こう言ってきた。「メカニックが来るまでの間、エンジンを切っておきましょうか? あとで私がおクルマを移動させておきますから」 と。だぁぁぁ~~!!それをされると、今までの苦労がまったく水の泡 になってしまう!「ダメダメ~、エンジンは 絶対に切らないで 下さい~~。」 私はセレクトモニタが来るまでの間、車輌の現状維持を強く依頼 した。

その3・(原因追求編)」 へ続く)
2005年11月23日 イイね!

AT変速せず!インプレッサWRX危機一髪(その1)

AT変速せず!インプレッサWRX危機一髪(その1)家の GDA-Cインプレッサ に発生したトラブルの話。

家の GDA-CインプレッサWRX (ターボAT) が今月車検を迎え、いつもお世話になっているディーラーに車検整備に出した話は、つい数日前のブログ(※)で述べた。ここからは、その車検と前後して発生した予期せぬトラブル群について簡単に述べてみたい。

(※)今回の車検に関連したブログ
   → [車検] 代車・SGフォレスターの良さを見直した、の巻
   → [車検] 特典・イリジウムプラグのつかみ取り(後編)

その日、私はインプレッサに乗って、いつもお世話になっているディーラーに来店していた。数日後にひかえた車検に関し、作業内容の確認を兼ねた簡単な打ち合わせをするためであった。打ち合わせは時間を要せず終了し、ディーラーを出てそのまま近所のイトーヨーカドーへと買い物に出かけた。7階建てのヨーカドーは5階以上が駐車場になっている。先行他車に続いて1階の入口ゲートをくぐり、螺旋(らせん)状の スロープを上がって 館内の立体駐車場にインプレッサを駐めた。

1~2時間ほどが経過しただろうか。買い物を終え、駐車場に戻り、荷物を載せる。運転席に座り、ベルトを締めてエンジン始動。まだ辺りは暗くなかったが、ヘッドライトを点灯させて自車の存在を周囲に知らせつつ、左右を確認してゆっくりと前に進み出た。「出口→」 の表示に従って通路を進む。この先の角を曲がると、下り坂のスロープになる。私はDレンジから マニュアルモード(スポーツモード) にレバーを倒した。

んん?
何だかアクセルのツキが変だ。スロットルを開けても、何だか 空走感 がある。

インパネのシフト表示を見てみると、1速から2速へのマニュアル変速可能速度に達しても、インパネに シフトアップ可能表示 : 「↑」 が 出ない。レバーを手動操作してシフトアップさせようとしても、表示は1速のまま実際のギヤ段も1速のまま。そして 「POWER」 ランプが点滅 を始めた。すぐに脇にクルマを駐め、後続車がいないことを確認しつつ、念のため取扱説明書を取り出す。「POWER」 ランプは 点灯ではなく点滅 を繰り返している。

取説によると、「POWER」 ランプの点滅は 「AT制御に異常 があります。すぐに販売店にご相談ください」 とある。な、な、なんと、ATの変速制御に異常とな?!つい先ほどまで異常どころか 兆候らしきもの も無かったぞ? ATF油温が高温になるような運転(例:ストール発進)も与えていない。それに通常、ATに何らかのトラブルが発生した場合は、フェールセーフの観点から3速固定になるはずだ。にもかかわらず、1速固定とは、やはり制御系の異常なのだろうか。

AT以外・・・電装系やパワステ、その他には異常は無さそうだ。いつまでもこうしてイトーヨーカドー・・・これからは [セブン&アイ HLDGS.] か? ・・・の立体駐車場内に留(とど)まっているワケにもいかない。意を決してスロープを下り始める。エンブレは効く ので、1速状態ではAT内部の 多板クラッチは締結 している・・・つまり 油圧(オイルポンプ)には異常は無さそう だ。駐車場出口で係員にレシートを見せ、誘導に従ってバス通りに出る。

ギヤ段が1速固定だとすれば、エンジン回転速度で稼げば(高回転をキープすれば)、理論的には 50[km/h] 過ぎまでは出るハズだ。ところがスロットル開度(アクセルペダルの踏み込み量)に対して、パワーが全然付いてこないような感じがする。つまり エンジン回転速度と車速が比例しないような感じ なのだ。一部の人々にしか分からない比喩で恐縮だが、あたかも原付バイクでフルスロットルを与えているのに 電気リミッター が働いて車速が伸びないような感じに似ている、と言えば状況を理解していただけるだろうか。

その2・(緊急走行編)」 へ続く)
2005年11月22日 イイね!

プジョー307SW (BGレガシィの買替え候補・その3)

プジョー307SW (BGレガシィの買替え候補・その3)BGレガシィの買い替え候補の話。「その2」 からの続編です。
(※「その1」 → ランエボ・ワゴン
   「その2」 → プジョー407SW。)

プジョー307SW の印象については、2005年10月30日付けのブログ:スパナ君を探せ!東京モーターショウ編(と雑感) でも大雑把に述べたが、今回は送付依頼していたカタログが手元に届いたので、それを見ながら改めて述べてみることにする。

プジョー307SW の最大の特徴は、「コンパクトなボディで変化自在の7シーターである」 点に尽きると思う。もちろん、パノラミックな ガラスルーフ を持つことも大きなセールスポイントだが、様々なシートアレンジが利く点は、それ以上に強力な特長であると言える。

国産車で 「シートアレンジが多彩」 と言うと、あたかもワンボックスカーで2列目と3列目が回転対座シートになるとか、あるいは助手席までもが後ろを向く対面シートになるとか、あるいは背もたれが前方に90度倒れてテーブルに早変わりするとか、そんな日本的アレンジ(芸の細かさ)を競うようなイメージがつきまとう感がある。

だが 307SW では、2列め以降の 各シートが容易に着脱可能 なので、シートの 「基本配置」 そのものを自由に可変できる・・・というアレンジが利く点が、国産車とは決定的に異なる。トヨタのスパシオなど一部の国産車でも、センターシートが脱着式というグレードが確かにある。が、 307SW では、例えば2列目のセンターシートを単に取り外すだけでなく、あとに残った左右のシート位置を、中央が空いたぶんだけ さらに中央側に寄せる・・・などという微調整も可能だという。

もともと2列目は左右シートとセンターシートでシート幅が違うのだが(左右シートの幅>センターシートの幅)、モーターショウでの説明員によると、例えば幅の広い左右シートの1つをセンター位置に設置することもできるし、また幅の狭いセンターシートを左右に設置することもできるというのだ。

単にシートが着脱できるだけでなく、お互いにその位置を交換したり、あるいは取り外して空いたスペースに応じて残りのシート位置を微調整できたり、要するに乗員と荷物に応じて 「基本配置」 のアレンジが可能な点が気に入ったのである。我が家に照らし合わせてみると、307SWならば、実家に帰省 (お墓参りなどを想定) したときに、家族(親・兄弟など)あるいは知人をクルマ2台に分乗させることなく この1台でこと足りてしまう。「お墓参り渋滞」 の中、お互いに携帯電話で自車の場所を確認し合う必要もなくなるだろう。

また、ペットを乗せての長距離移動 (東京←→札幌) についても、犬たち(> プードル、複数形 ) をリヤのカーゴルームに隔てて乗せるよりも、実はご主人様 (犬にとっての第一権力者) に近い場所・・・2列目や3列目の脇・・・に乗せておく方が、かえって静かに落ち着いてくれる、という効果も得られそうだ。サンルーフやガラスルーフ大好き人間の私にとって、307SW の広大なガラスルーフも魅力的である。猫科の動物(フェリーヌ)をモチーフにしたという、一連のプジョー顔も個性的で良い(>私は悪く思っていない)。

ただ、惜しむらくはハイパワーモデルが無いことと、プジョーの中にあって307シリーズというリヤオーバーハングを切り詰めたボディ構造による積載性への制約を容認しなければならないこと・・・。この2点だけがどうも引っかかる。もしも 407SW に7シーターモデルがあったら、購入するに至ったかもしれない。

私は車検ごとに乗り換えなどしない。一度買ったら、致命的な故障が現れない限り、少なくとも3車検~4車検(約10年間)くらいは乗り続けるだろう。もちろん衝動買いなど絶対にしない(そんな資金も無いが)。だから十分に納得できる、あるいは自分に対して購入の理由付けができるモデルが出るまでは、BGレガシィとともにクルマ選びに悩んで(≒楽しんで)いこうと思う。

(※)パーソナル色を強め、BG型やBH型からは荷室が狭くなったと感じられるBP型レガシィについては、現時点では食指は動かないです。
Posted at 2005/11/24 18:47:35 | コメント(1) | トラックバック(0) | 【BG5Bレガシィ】 | クルマ
2005年11月21日 イイね!

プジョー407SW (BGレガシィの買替え候補・その2)

プジョー407SW (BGレガシィの買替え候補・その2)BGレガシィの買い替え候補の話。
(※タイトルに 「その2」 とあるのは、
  「その1」が ランエボ・ワゴン だったため。)

今年の東京モーターショウでは プジョーブースに何度も足を運んだ・・・という話は、2005年10月30日付けのブログ:スパナ君を探せ!東京モーターショウ編(と雑感) でも述べたが、今回と次回のブログは そのプジョーに関する話。

実はモーターショウ当日、私はプジョーブースで資料(カタログ)の送付依頼をしていました。資料請求した車種は、当初の 407SW に加えて、現場でなかなか好印象だった 307SW としました。それらの資料がようやく 2~3日前に届いたのです。

モーターショウのブースでは、大変キレイな おねぇさんたち(>複数形) の非常に 積極的な 製品説明を受けたのですが、ショウでの積極性に較べると、資料送付までには 3~4週間も要しており、果たして見込み客(潜在ユーザー)への タイミングの良いフォロー活動 が重視されているのか否か、少々疑問 に思ってしまいました。

「もっと素早く資料が送付されたら、全体の成約率も伸びたかもしれなかっただろうに。全国からの資料請求数はそんなに多かった (なかなか さばき切れなかった) のかな?」 などと、要らん心配 をしてしまった私です。

さて、送付された 407SW のカタログは全42ページ(表紙を除く)。紙質も良く、なかなか豪華な造りです。どのページも写真(カット)が大きく、407SW の魅力が十分に伝わってくるような気がします。ただし、写真が大きく配されているのに対し、文字のポイント(フォント)が少々小さ過ぎるように感じました。407SW シリーズのメインターゲットは、恐らく40歳代以上の(子育てが一息ついた)ファミリー層でしょうから、「そういった人々が目を通すには、文字が小さすぎて見づらいのでは?」 などと、ここでも 要らん心配 をしてしまった私です。

カタログの批評を書いても仕方が無いので、肝心のクルマの私的な感想を以下に続けます。と言っても、実際に試乗したワケではないので、あくまでカタログから受けた印象(とモーターショウで実際に触れたときの印象)を元にしたものに過ぎませんが・・・。

エンジンは2.2リッター(直4)と3.0リッター(V6)がラインナップされていますが、車格に見合ったトルクという点から、後者でほぼ決まりでしょう。ミッションも前者だと 4AT になるのに対し、後者では 6AT になります。ATで6速 ですよ、6速。レガシィでは BP/BL型 でようやく GT系 が 5AT化 されましたが、世の中ではトヨタが 7AT を開発し、欧州車でも軒並み 6AT化 が進んでいる現状を考えると、単に段数が多ければ良いというワケでは決してありませんが、ユーザーへのアピール度が全然違ってきます。

407SW は意外にも(>失礼)電子デバイスが多く搭載されています。エレクトロニック・スタビリティ・プログラム(ESP)と呼ばれる、ABS+EBD(電子制御制動力配分システム)+EBA(エマージェンシーブレーキアシスト)が備わっています。サスペンションにも電子制御可変式ショックアブソーバーが採用されています。

その他、ある一定値以上の急制動が行われると、自動でハザードランプが点滅するオートハザードとか、雨滴感知式オートワイパー&オートヘッドライト、リバース連動バックソナーなど、小技(中技?)も効いています。リヤも、リヤゲートが開けられないような狭い場所では、リヤウィンドウのみ開閉できるガラスハッチを備えている点も美点です。

全体として、価格設定も品質に見合った(乖離していない)ものだと私は考えます。今回、カタログを見て、改めて大変魅力的なモデルであることを再認識しました。頭上に大きく広がるガラスルーフの開放感も捨てがたい。

・・・でも、結論としてBGレガシィを下取りに出して買い換えることは 見送りました。車体の割には、リヤのカーゴスペースが 狭かった です(特に幅方向)。私のように長距離(片道1000km以上)をペット(犬)乗せて走り続けるような機会があるような者には、積載性が不足気味 だと判断しました。407SW は、きっと、家族が4人以下の知的な大人のファミリーに適していることでしょう。

(次のブログは、「プジョー307SW」 になる予定です。)
Posted at 2005/11/23 22:02:17 | コメント(1) | トラックバック(0) | 【BG5Bレガシィ】 | クルマ

プロフィール

「CBR250Fourが高スロットル開度にて#4が失火気味。要求電圧が高くなるときに3気筒になってしまう模様。低中回転速度でth開度が低いときは失火は発生しない。原因の切り分けのため、#1と#4の点火プラグを入れ替えて様子見します。」
何シテル?   06/13 18:56
調布市のKAZ [読み:ちょうふし_の_かず] と申します。 スバル・レヴォーグ(VNHC型)、スバル・エクシーガ(YA5E型)、ホンダ・CBR250Four...

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