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調布市のKAZのブログ一覧

2009年06月25日 イイね!

ワンタッチON-OFF切替バルブ付きオイルパン・ドレンボルトの紹介(後編)

ワンタッチON-OFF切替バルブ付きオイルパン・ドレンボルトの紹介(後編)自分でエンジンオイルを交換する DIY派 にとって朗報(になるかもしれない)の、ワンタッチ ON-OFF切替バルブ付き オイルパン・ドレンボルトを BP5D レガシィに装着したので、紹介する。今回はその(後編)。

(前編)は → こちら
(中編)は → こちら

入手した ”ミニチェンジャー” に付属する樹脂ガスケットではなく、スバル純正の金属ガスケット(オイルパン用、部番:11126AA000)を ”自己責任で” 使用することに決めた経緯は、(中編) の通り。

ここで ON-OFF の切替バルブを操作したときの、通路内部にあるボールジョイントの開閉具合について再確認しておこう。ボールジョイントは切替バルブと連動しており、ボールを貫通する円錐状の通路がドレン通路と交差するときは 「閉」、ドレン通路に連通するときは 「開」 になる。切替バルブの停止位置は ON か OFF かといった2者択一ではなく、範囲内ならば 任意の位置で止めることが可能 だ。つまり、ドレン通路の 開口面積は連続で可変 となる。

したがって、もしも 「カーショップなどでオイルの量を(FULLレベルよりも)微妙に多く入れられてしまい、少量だけオイルパンから抜き取りたい」 などという場合であっても、開閉コックの位置を加減することによって ドレン流量を適切に調整できる という特徴を持つ。・・・まぁ、ミニチェンジャーを装着するような人々は DIY でオイル交換するような人々であるから、こういった人々は元々カーショップなどでオイル交換作業自体を依頼しないかもしれないが。

<↓ボールジョイントの開閉コックが半開きの状態>  <↓開閉コックの全開状態。ドレン通路が貫通する>
ボールジョイントの開閉コックを半開きにした状態  開閉コックを全開にした状態。ドレン通路が貫通する

さてこの ”ミニチェンジャー”、スバル純正オプションの設定部番を取得しているとは言え、かなり マイナー な部品になるようだ。というのも、今回装着をお願いしたディーラーでは、「このような製品は初めて見ました」 「今まで扱ったこともありません」 とのこと。つまり私のレガシィが初装着車、ということになる。そのためディーラーサイドとしても興味があるようで、今後は耐久性などの情報を、必要に応じて私の方から展開しましょう、ということで合意した。

<↓BP5D レガシィ GT specB (6MT)に適用した>   <↓PROVA製 アルミアンダーガードを装着している>
今回は BP5D レガシィ GT specB (6MT)に装着した  PROVA製 アルミアンダーガードの開口部にドレン部が位置する

<↓アンダーガードの楕円状の開口部がドレン部>   <↓開口部の拡大。ミニチェンジャーを無事に装着>
アンダーガードの楕円状の開口部がドレン部  開口部の拡大。ミニチェンジャーを無事に装着

上の画像に示す通り、ディーラーにて問題なく装着していただいた。
ただ、オイルは elf(レ・プレイアード、10W-50) の新油を入れたばかりであるから、当面は
  ・ボールジョイント部からのシール不良有無、
  ・スバル純正のオイルパン用金属ガスケットと組み合わせた場合のオイルにじみ有無、
  ・エンジン振動や車体振動で、走行中に切替コックのロックが外れたりしないことの確認
をするつもりである。
なおミニチェンジャーがその真価を発揮するであろうオイル交換作業における便利性については、機会を見て、ブログなどで改めてインプレッションを述べることにしたい。

以上、今回の一連のブログ (記事3編:前編中編、後編=本記事) が何らかの参考になれば幸いです。
2009年06月23日 イイね!

ワンタッチON-OFF切替バルブ付きオイルパン・ドレンボルトの紹介(中編)

ワンタッチON-OFF切替バルブ付きオイルパン・ドレンボルトの紹介(中編)自分でエンジンオイルを交換する DIY派 にとって朗報(になるかもしれない)の、ワンタッチ ON-OFF切替バルブ付き オイルパン・ドレンボルトを BP5D レガシィに装着したので、紹介する。今回はその(中編)。

(前編)は → こちら

入手したこの ”ミニチェンジャー” は、ディーラーで BP5D型レガシィ(GT specB)に装着してもらった。今回 家族用のYA5A型エクシーガではなく、レガシィに装着したのは、(前編) の文末で述べた以外にも理由があった。

実は、早いもので今夏にレガシィは初回の車検を迎える。今まで自分用のクルマはずっと ユーザー車検で通してきた のだが、BPレガシィは(保証延長プランに加入したいので)ディーラーで車検を通そうと思っている。保証延長プランに加入する条件が、ディーラーで車検を受けることになっているので。・・・何だか私らしくないんだけどね。で、車検3ヶ月前の無料診断を受けた場合、エンジンオイルが交換工賃を含めて半額 になるという特典があったのだ。

<↓車検3ヶ月前の点検入庫を喚起するハガキ>    <↓elfオイル(10W-50)も半額の5,600円に!>
車検3ヶ月前の点検入庫を喚起するハガキ  elfオイル(10W-50)も半額の5,600円に!

elfオイル(10W-50)が半額になるってことは、めったにない。一瞬、車検3ヶ月前の無料診断を受けたあと 「持ち帰り」 でオイルのみ購入しようかと思ったが、ディーラーで作業依頼しても同額(半額からさらに安くなることはない)とのこと。それならば、ってことで、レガシィのオイル交換を依頼することに。

で、オイル交換するなら当然、純正のドレンプラグも取り外すことになるので、今回の ”ミニチェンジャー” への置換も同時依頼した次第。ところが使用すべき ガスケット について、私とサービスフロントとで 意見が分かれた

私 : 「ミニチェンジャーに付属のガスケットはメタルタイプではないので、耐久性が心配
    そのため、通常のオイル交換の際に使用するガスケットを使ってください。」
D : 「いえいえ、製品にわざわざガスケットが付属しているなら、その 付属品を使うべき
    ではないでしょうか?」

確かにディーラーのサービスフロントの言うことにも一理ある。しかしこのミニチェンジャー、一度装着したなら、廃車になるか下取りに出すか不具合が生じた場合以外は、ずっと装着しっぱなしになる可能性が高い。とすると、本体の耐久性のみならず、オイルパンとミニチェンジャーとの間のガスケットにも 長期耐久性 が求められることになる。

付属のガスケットは、どこからどう見てもメタルタイプではなく樹脂ガスケット(パッキン)のようだ。とすると、長期間にわたって冷熱サイクルを繰り返すうちに膨潤したりヘタったりする恐れもあるかもしれない。オイルパンから見た場合、相手部品=純正のドレンボルトは金属で、今回のミニチェンジャーも金属。シール性に影響を及ぼすであろう、ガスケットと接する面の [表面粗さ] も、後者は機械加工のためあまり変わらないだろう。ネジの規格も同一。さらに純正ガスケットは市場実績もあるだろうけど、ミニチェンジャーの付属ガスケットの寿命は現時点で不明。

以上の点を順に説明し、「あくまで 自己責任で」 という名目のもと、今回は私の主張通り通常の純正メタルガスケットを使って装着してもらうことにした。

<↓DIY用にまとめて入手しておいたメタルガスケット>  <↓今回は付属のガスケットは使用しないことに>
DIY用にまとめて入手しておいたメタルガスケット  今回は付属のガスケットは使用しないことに


・・・すみません、今回のブログは (前編) の続きなので、単純に (後編) として
完結させようと思っていたのですが、思いのほか長くなってしまったので、
次回ブログを改めて (後編) とし、今回は (中編) ってことにさせていただきます。

今度こそ (後編) に続く。
2009年06月21日 イイね!

ワンタッチON-OFF切替バルブ付きオイルパン・ドレンボルトの紹介(前編)

ワンタッチON-OFF切替バルブ付きオイルパン・ドレンボルトの紹介(前編)自分でエンジンオイルを交換する DIY派 にとって朗報(になるかもしれない)の、ワンタッチ ON-OFF切替バルブ付き オイルパン・ドレンボルトを BP5D レガシィに装着したので、紹介する。今回はその(前編)。

古くからクルマ好きな DIY派 の間で議論されている話題の一つに、「オイル交換は上抜きと下抜きのどちらが良いか?」 がある。

上抜き方式と下抜き方式には、それぞれでメリット・デメリットが存在するから、どちらの方式が より良い(better:比較級) のか・・・については、状況によって異なってくる。

しかし技術的な見地からすると、スバル車の場合は圧倒的に下抜き方式の方が良いと私は思っている。その根拠は簡単だ。下抜き方式の方が、オイルパンの構造上、より多量のオイルをドレンさせることが可能である(ことがほとんどである)からだ。

具体的な話をすると、オイルパンの中には走行中の油面の偏りを抑制する ”バッフルプレート” なる板が水平方向に内蔵設置されているのだが、上抜き方式の場合、差し込んだドレンホースの先端が このバッフルプレートにぶつかってしまい、オイルパンの底まで到達しない(ことがほとんどである)。したがって、オイルパン内の油量全体を吸い出すことが物理的に不可能である(ことが多い)からだ。
 ※(注):車種によっては可能な場合があるので、断定ではない。念のため。

もちろん下抜き方式でも、オイルパンのネジ穴部分に上下方向の厚みがあるぶん、オイルパン内には多少のオイルが残留してしまうことが避けられない。しかしその量は数十cc程度(←実際に計測したことがある)であり、上抜き方式ではヘタをすると数百ccの残留オイルとなってしまいかねないことと比較すると、当方は断然 下抜き派 なのである。

さて、そんな下抜き派の私であるが、以前より少々気になっていたアイテムがあった。
その名もズバリ、麓技研(株)の 「ミニチェンジャー」 である。

<↓麓技研(株)の カタログより> <↓プラグを外さず、手も汚さずにドレン可能という>
麓技研(株)の カタログより  プラグを外さず、手も汚さずにドレン可能

<↓各自動車メーカーに対応した仕様の設定がある>  <↓内部の構造。中空のボールジョイント式である>
  

当初私は、「ふぅ~ん、こんなアイテムがあるのか。確かに便利そうではあるな。・・・でも耐久性はどうなんだろうか?」 と少々 懐疑的 であった。特にボールジョイントのシール部分が。材質や耐熱温度、耐摩耗性などの具体的なスペックや数値データが何も例示されていないからである。

ところがこのアイテム、スバルの純正オプションに部品指定されている ようなのだ! 下の画像は、スバル純正指定のケミカル&油脂類のカタログから抜粋したものである。確かにコンセプトの似たような類似製品・・・というより、どこからどう見ても、そのものズバリの同一製品のようにしか思えない。

<↓スバル純正のケミカル&油脂類のカタログより>  <↓同名の”ミニチェンジャー”なる記載がある>
スバル純正指定のケミカル&油脂類のカタログより  同名の”ミニチェンジャー”なる記載がある

記載によると、部品番号は 「005400620」、価格は \3,450、スバル用品扱いである ことが読み取れる。富士重工業の純正部番を取得しているということは、少なくとも、初期品質だけでなく長期的な耐久性も有していると考えて良いだろう。・・・ということで、今回入手してみた。さっそく見てみよう。

<↓切替コックがOFF(閉)の状態。ロック機構あり>  <↓スプリングに抗して切替コックがON(開)の状態>
切替コックがOFF(閉)の状態。ロック機構あり  スプリングに抗して切替コックがON(開)の状態

<↓上からみたところ。ボールジョイントが見える>  <↓正面からみたところ。プラグとサークリップが見える>
上からみたところ。ボールジョイントが見える  

さて、入手したこの ”ミニチェンジャー”、実はディーラーで装着してもらった。装着車種は、家族用のYA5A型エクシーガではなく、BP5D型レガシィ(GT specB)である。エクシーガは家族が運転する(私が乗らない)ことがあるので、万が一、オイル漏れが起こった場合は家族だけでは対処できない恐れがある一方、レガシィは私しか運転しないので、何か起こっても私自身がDIYで最低限の対処をすれば良いと考えるからだ。また、より車輌条件の厳しいレガシィで問題がなければ、その後は安心してエクシーガにも転用(拡大採用)できるというものだ。

装着時のサービスフロントでのやりとり、および装着後の様子については、(後編) (中編) 以降に述べることにする。


(後編) (中編) に続く。
2009年06月19日 イイね!

純正HDDナビ不調の巻・その5(CN-HW1000DFA復活…そして別のバグ?)

純正HDDナビ不調の巻・その5(CN-HW1000DFA復活…そして別のバグ?)YA5A型エクシーガGTに装着した、スバル純正オプション設定のHDDナビ(パナソニックFクラス・CN-HW1000DFA)が不調だ、という件について述べるシリーズの最終話。

(その1・ナビ不調の経緯と症状)は     → こちら
(その2・驚きのメーカー回答編)は      → こちら
(その3・20年物カロッツェリア仮置 前編)は  → こちら
(その4・20年物カロッツェリア仮置 後編)は   → こちら

20年落ちのカロッツェリア・エクストラ・カーコンポーネントを中核として、DOCOMO の ケータイF905i、KENWOOD のサテライトスピーカ+純正SP、の マルチコンビネーションによるカーオーディオ環境でしばらく過ごしていたところ、6月上旬にスバルディーラーから連絡が入った。曰く、「ナビの修理が完了しました」。

我が家のエクシーガは、ちょうど購入から半年が経過したところだったため、今回の修理済みHDDナビの復元作業と同時に 「新車無料6ヶ月点検も実施可能かどうか?」 を確認したところ、対応可との返答をいただいた。

その際、本来ならばDIYで暫定装着した代替機:カロッツェリア・エクストラ・カーコンポーネントをあらかじめ取り外し、コンソールスペースを空(から)にしてからディーラーに向かうべきである。が、取り外すだけなら10分少々で可能だ。そこでさらに打診してみた。「ピットにて新車6ヶ月点検を実施していただく間、車内で暫定コンポを私自身が(同時進行で)取り外しさせていただいても、よろしいでしょうか?」と。

結果は了承OK。
ということで、早速そのままディーラに出向くことにした。

さて 「同型新品への交換(リンク対応)」 ではなく 「現品修理」 となったパナソニックHDDナビ・Fクラス(CN-HW1000DFA)であるが、ディーラーに返送された本体には、不調が認められた旧・HDD は同梱されていなかった。
・・・かつてBGレガシィで使用していた同社製HDDナビ・CN-HD9000WD(Yahoo!オークションで入手したオンダッシュ型)が不調になった際、私が修理センターに直接持ち込んで修理依頼したときには、修理済み本体とともに交換されたHDDが同梱されていたものだが・・・。時代は変わったのか? まぁ気を取り直し、カロッツェリアを取り外す。

<↓新車6ヶ月点検の間、カロッツェリアを取り外す>  <↓取り外したエクストラカーコンポを荷室に仮置き>
新車6ヶ月点検の間、カロッツェリアを取り外す  取り外したエクストラカーコンポは荷室に仮置き

HDDナビの車輌への取付作業は、例によってディーラーのメカニックにお願いする。スバル純正指定部品を保証により修理したのだから、こうした作業はユーザーが手を出すべき範疇ではない、と考えるからだ。なお担当メカニックによると、「メーカーによる調査 の過程で、当方が指摘した症状 以外 にも いくつかの不具合現象が確認された」 件については、(その2・驚きのメーカー回答編) でも述べた通り、やはり何ら情報を引き出すことが出来なかったとのこと。ユーザーに直接触れられると困るであろう(?)情報の管理 はしっかりしているようだ。・・・まぁ仕方がないと言えばそれまでだが。。。

<↓HDDナビの取付作業はメカニックにお任せする>  <↓無事に復元されたCN-HW1000DFA>
HDDナビの取付作業はメカニックにお任せする  無事に復元されたCN-HW1000DFA

<↓現在地(CAR DO SUBARU 三鷹)は正確に表示>  <↓地デジを表示させるには、初期設定が必要>
現在地(CAR DO SUBARU 三鷹)は正確に表示  地デジを表示させるには、初期設定が必要

「単に同じ部品に交換しただけなら、使用中にまた 症状が再発する恐れ があるのでは? あるいは ”対策部品” が存在するのか?」 という件については、ディーラーのメカニックにとっても確認不能。よって(末端ユーザーである私に対しては)歯切れの悪いコメントしかできず、申し訳なさそうにしていた。まぁそれはディーラーのせいではありませんから。えぇ。

ということで、様子見を兼ねて車輌を自宅に引き上げた。
当面は、故障前と同じ車輌環境で使用してみることになる。
HDD交換後の情報は次の通り。
  ・地図データ        V 08.00.35
  ・Gracenoteデータベース   Ver.00000991
  ・Gracenoteデータベース更新 Ver.00000000

まだHDDナビ復元から日が浅く、当方の車輌環境下における様々なシチュエーションでの動作確認をするには至っていないが、今のところは特に暴走することもなく現在に至っている。今後も引き続き、注視していく。

       + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + +

ところで、ナビ以外の点で気になることがあるので、この場を借りて確認していきたいと思う。それは市販の音楽CD(セルCD)を再生、またはリッピング(HDDに録音)するときの表示画面についてで、ズバリ 「実際のCDとは異なる情報が表示される」 という現象だ。

例えば今月6月17日(2日前)にリリースされた SCANDAL (スキャンダル;日本のガールズバンド名)の NEWシングル「少女S」(初回生産限定盤/B-type:ESCL3215)。1曲目がタイトル曲の 「少女S」 なのだが、HDDナビの表示画面には 全く異なる歌手名と曲名が表示されてしまう。以下にその現象を例示する。

<↓「少女S」(初回限定盤)のアルバムジャケット> <↓このCDを再生すべくCN-HW1000DFAに挿入すると…>
「少女S」(初回生産限定盤)のアルバムジャケット  このCDを再生すべくCN-HW1000DFAに挿入すると…

<↓4曲入りの1曲目は 「少女S」 のハズだが・・・>  <↓実際のCDとはまったく異なる情報が表示されてしまう>
  

以上の現象は、例えばCDが 新譜 の場合、HDDナビに内蔵されている CDDB のデータベースが追いつかないことによって生じる症状の可能性があるかもしれない。仮にそうだとすると、どうして参照されない(かもしれない) TOC(Table Of Contents) が 「-」(←空欄、ブランク表示)とはならずに、まったく無関係な情報として表示されてしまうのだろうか?

同様な現象はリリース年月の異なる他の複数のCDでも確認されており、例えば少々前に発売された 辻 詩音 の 「Sky chord~大人になる君へ~(DFCL-1536/シングル)」 を挿入すると 「スキマスイッチ」 などと表示され、昨年末(=今回のHDDナビの修理よりも半年以上前のタイミング)にリリースされた ポルノグラフィティ の 「今宵、月が見えずとも(SECL-743/シングル)」 を挿入すると、やはり全く異なるCD情報が表示されてしまうのだ。

単にCDの新/旧で(CDDBの対応具合により)表示の適/不適が決まってしまうものなのだろうか?
皆さんのパナソニック製HDDナビでは、同様な症状は発生するでしょうか?

家族に確認したところ、実は上記症状は 「HDDナビを修理する以前にも発生していた」 とのこと。う~ん・・・とすると、今回のHDD修理交換では、HDD自体の Ver.-UP は (もしも存在したとしても) 適用されていない可能性がありそう。というよりも、あえて新車購入時点までHDDバージョンを意図的にさかのぼってHDD交換されている可能性さえもあるのかな?という気がしてきました(保証修理=仕様上の初期状態に戻す、と考えた場合)。

上記症状は CN-HW1000DFA (注:部番の末尾の ~FA はカーメーカー向け仕様と思われる) の個体仕様というよりも、HDDナビ である限りは (≒自分でネットに接続してCDDBのアップデート作業を行わない限りは) 避けることのできない仕様上の特性(弱点)なのかな? ・・・とすると、当初の 「他にもいくつかの不具合現象が確認された」 というメーカーからのコメントは、AV関係とはまったく別の、当方が気がついていないだけの潜在的バグ(が まだまだナビ側にある?)のことなのだろうか。

       + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + +

以上をもちまして、本シリーズ(HDDナビ故障関連ブログ)をいったん締めさせていただきますが、本件、何か情報をお持ちの方がいらっしゃいましたら、コメントをお願い申し上げます。
2009年06月10日 イイね!

純正HDDナビ不調の巻・その4(20年物カロッツェリアを仮置き・後編)

純正HDDナビ不調の巻・その4(20年物カロッツェリアを仮置き・後編)YA5A型エクシーガGTに装着した、スバル純正オプション設定のHDDナビ(パナソニックFクラス・CN-HW1000DFA)が不調だ、という件について述べるシリーズ。

(その1・ナビ不調の経緯と症状)は     → こちら
(その2・驚きのメーカー回答編)は      → こちら
(その3・20年物カロッツェリア仮置 前編)は  → こちら

「ナビ修理中、せめてオーディオだけでも何とかしよう」ってことで、暫定で載せることにした 「20年落ちのカロッツェリア・エクストラ・カーコンポーネント(>死語?)」 にまつわるエピソードについて紹介する。

ナビ無し・ETC連動無し・地デジチューナー無し・リヤモニタ無し・リバース連動CCDカメラ無しのカーコンポ(つまりはオーディオ機能のみ)は、車輌側ハーネスとの配線接続がとてもシンプルだ。前後左右のスピーカー出力信号以外は、常時電源(DC12V)、アクセサリ電源(ACC)、イルミ電源、アースを取ればOK。エクシーガのサービスマニュアル(電気配線図集)があれば難なく作業完了する。

このカロッツェリアは20年物だが、レガシィセダンRSに装着していた当時、(H8年までの)約7年間使用していたので、システムを いま復活させると 約14年ぶりの現役復活 となる計算だ。

<↓ナビ修理中、配線露出したままだった寂しい状態> <↓ナビ用の純正ブラケットはそのまま使用可能だ>
純正パナソニックナビが取り外された寂しい状態  ナビ用の純正ブラケットはそのまま使用可能だ

<↓外部ミニアンプ2機を余裕で飲み込む空間がある> <↓20年落ちカロッツェリア、いよいよ復活間近!>
外部ミニアンプ2機を余裕で飲み込む空間がある  20年落ちカロッツェリア、いよいよ復活間近!

このカロッツェリア・・・取り付け作業はここまでトラブルなく、無事に終了。だが実は 不安要素 が一つだけあった。

それは・・・今を去ること14年前・・・当時愛用していたレガシィセダンRSを個人売買で売却することが決まったときのこと。あまりに改造し倒していたので 車輌をノーマル化する復元作業に時間がかかってしまい、このカロッツェリア・エクストラ・カーコンポーネントは 車輌売却当日(平日)に 取り外さなければならない状況となってしまっていた。しかも仕事が終わって帰宅した直後の短い時間内に。
当時急いで作業したものだから、デッキ内部にカセットテープが入ったまま配線を取り外してしまい、以来14年間、テープが内部でローディングされたままの状態となっていたはずなのだ。あぁ恐ろしや!オレとしたことが。。。_| ̄|○

<↓カーコンポ設置作業はトラブル無く進んだが…> <↓フロントパネルを開けると、そこには放置テープが>
カーコンポ設置作業はトラブル無く進んだが…  フロントパネルを開けると、そこには放置テープが

結局、カセットデッキの機能は死んでいた。う~ん非常に残念!というより当たり前か。反省。
(※バスラインによるチューナコントロール機能などは無事である。)

ちなみに 14年ぶりに救済された カセットテープに録音されていた曲名は何だったか?というと、
  ・華原朋美の 「I BELIEVE」(2ndシングル)など当時の大ヒット曲や、
  ・MAX としてはちょっと異端な 「恋するヴェルファーレダンス ~Saturday Night~」
   (安室奈美恵が脱退した後のスーパーモンキーズのデビューシングル)
などのほか、
  ・KOJI 1200 の 「ナウ・ロマンティック」(テイ・トウワ プロデュース作品)
  ・まりちゃんズ の 「尾崎家の祖母 PART II & III」(おざきんちのばばあ)
といったマニアック系の作品が収められていた。

なお KOJI 1200 は、よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属のお笑いタレント・今田耕司のスマッシュヒット(なのか?)、「まりちゃんズ」 は、昨年2008年にアニメ映画 『崖の上のポニョ』 (宮崎駿監督)の同名主題歌を歌って NHK 紅白歌合戦に出場した 「藤岡藤巻」 が主要メンバーを務めるコミック系バンド (その筋では有名) である。調布市のKAZさんの音楽的嗜好の一端が垣間見られよう。(^^;)

  「尾崎家の祖母 PART II & III」
   ・試聴は → こちら(Amazon内のページ、中ほど)
   ・歌詞は → こちら

さて TV/FM/AM の音声は聞けるのだが、密かに期待していたカセットテープが聴けない。ということで、音楽を聴くためにカロッツェリアと手持ちの DOCOMO の ケータイ電話を連携 させることにした。F905i の出番である。F905i は、ダウンロード済みの音楽を FM 送信する機能が備わっているので、ケータイに保存してある音楽をワイヤレスで飛ばしてカロッツェリアで拾い、エクシーガのスピーカ (KENWOOD のサテライトスピーカ増設済み ← いずれブログで紹介予定) で再生させれば良いのだ。

<↓ケータイのミュージックプレーヤーを起動中>


<↓知る人の少ない古典的アイドルソングの一例>  <↓'80年代~'00年代の洋楽HITも再生リストに登録>
古典的なマニア系アイドルソングの例  

こうして、DOCOMO の ケータイF905i、カロッツェリアのエクストラ・カーコンポーネント、KENWOOD のサテライトスピーカ+純正SP、の マルチコンビネーション・コラボ が完成した(>何じゃ、そりゃ!)。20年落ちのカーコンポでも、立派に現代でも使用可能であることが立証された。・・・ってか?!

       + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + +

このようなカーオーディオ環境でしばらく過ごしていたところ、6月上旬にスバルディーラーから連絡が入った。曰く、「ナビの修理が完了しました」。


その5・最終話)に続く。

プロフィール

「今日は器械体操の練習後のスキマ時間で、(以前から仕込んでいた)モンキーRのマフラーのサビ取り確認と、耐熱黒スプレー塗装を行いました。CBRもモンキーRも、出来ることを少しずつ、でも確実にメンテを続けています。」
何シテル?   06/08 18:06
調布市のKAZ [読み:ちょうふし_の_かず] と申します。 スバル・レヴォーグ(VNHC型)、スバル・エクシーガ(YA5E型)、ホンダ・CBR250Four...

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